古典の翻訳
片山泰男(Yasuo Katayama)
物理の教科書としての読みやすさよりも正確さを優先し、原文のままの忠実さ(ほとんど直訳)を目指した。
翻訳の誤りは訳者が負う。こう訳すべきというご指摘は歓迎します。
相対性の原理
The principle of relativity (Dover) 相対論前後当時の古典的な科学論文集なので内容は難解。
マイケルソンの干渉実験(H.A.ローレンツ 1895) 9kB 4/17 2008 (数式*)6/19 2017
光速未満の速度で運動する系における電磁現象(H.A.ローレンツ 1904) 39kB 5/19 2008 (数式*)6/21 2017
運動物体の電磁力学について(A.アインシュタイン1905) 43kB 5/9 2008 (数式*) 6/21 2017
物体の慣性はそのエネルギー内容に依存するか(A.アインシュタイン1905) 5kB 11/6 2004 (数式*) 6/22 2017
空間と時間(H.ミンコフスキー 1908) 27kB 5/20 2008 (数式*) 6/22 2017
注釈(A.ゾンマーフェルト) 13kB 7/02 2008 (数式*) 6/22 2017
光の伝播への重力の影響について(A.アインシュタイン1911) 19kB 10/17 2004 (数式*) 6/22 2017
一般相対論の基礎(A.アインシュタイン 1916) 82kB 6/14 2008 (数式*) 6/25 2017
ハミルトン原理と一般相対論(A.アインシュタイン 1916) 10kB 6/19 2008 (数式*) 6/25 2017
一般相対論の宇宙論的考察(A.アインシュタイン 1917) 19kB 5/23 2008 (数式*) 6/25 2017
重力は物質の基本粒子の構造に不可欠の役割を果たすか?(A.アインシュタイン1919) 13kB 6/20 2008 (数式*) 6/25 2017
重力と電気(H.ワイル 1918) 29kB 6/26 2008 (数式*) 6/25 2017
相対論への側光
Sidelights on Relativity (Dover) 解説的な2論文
エーテルと相対論(A.アインシュタイン 1920) 21kB 11/25 2002
幾何学と経験(A.アインシュタイン 1921) 29kB 12/15 2002
後年を超えて
Out of my later years (Citadel Press) 後期の執筆集から科学関連のみ翻訳(10-17)。"晩年のうち"、"晩年に思う"、という題訳あり。
相対性の理論(A.アインシュタイン1949) 10kB 9/21 2014 相対論を数頁で説明
E = MC^2(A.アインシュタイン1946) 8kB 2/6 2005 保存則の拡大、富豪の比喩、核兵器
相対論とは何か?(A.アインシュタイン1919) 8kB 9/27 2014 英国タイムズ紙へ招待的な相対論解説
物理と現実(A.アインシュタイン1936) 61kB 10/28 2014 哲学,古典力学,場,相対論,量子力学批評
(数式*)6/4 2017
理論物理の基礎(A.アインシュタイン1940) 22kB 11/28 2014, 7/4, 8/23 2015
科学の共通言語(A.アインシュタイン1941) 5kB 11/21 2014, 7/4 2015, 8/8, 8/16
科学の法則と倫理の法則(A.アインシュタイン1950) 3kB 11/19 2014, 7/8 2015
質量エネルギーの等価性の初等的導出(A.アインシュタイン1946) 4kB 2/5 2005 E=mc^2の導出 1905年"物体の慣性は.."と比較
特殊と一般の相対論
英語題"Relativity"の一冊。アインシュタイン自身の文章で易しく解説。(石原藤夫氏の別訳あり)
特殊と一般の相対論(A.アインシュタイン1916) 180kB 3/11 2008 (数式*) 6/2 2017
相対論の意味
英語題"The meaning of relativity"。相対論の本当の難しさが分かる一冊。(矢野健太郎氏の別訳(1958)あり)
相対論の意味(A. アインシュタイン 1922-1954) 212kB 9/1 2008 (数式*) 7/13 2017
EPRパラドックス
量子力学の不完全性の出処
物理現実の量子力学記述は、完全と考え得るか?(A.アインシュタイン、B.ポドルスキー、N.ローゼン 1935/3/25) 12kB 2/21 2017
(数式*) 6/28 2017 原文1,原文2,
同年7月のN.ボーアの相補性による 同題名の反論24kB 3/5 2017原文
同題名(部分) ネーザン・ローゼン 1979年 (5kB 2/17 2017) 原文1 原文2
"相対的状態" による量子力学の定式化
多世界解釈の出処
量子力学の'相対的状態'定式化(Hugh Everett, III 1957) 41kB 6/18 2016 (数式*) 42kB 6/21 2016
原文
量子力学の'相対的状態'定式化への評価(John A. Weeler 1957/7) 15kB 7/28 2016
その他の翻訳
電子の運動力学について:序章,1章,9章(H.ポアンカレ July 1905) 34kB 12/29 2015
銀河系外星雲の間の距離と動径速度の関係(E.ハッブル 1929) 13kB 6/24 2007
エドウィン・ハッブル 1889-1953(A.サンディジ 1989) 35kB 5/20 2007
膨張の証拠(ルービン&サンディジ2001部分) 12kB 7/1 2007
H0: 信じられないほど縮小する定数(ヴァージニア・トリンブル1996) 41kB 9/4 2010
ハッブル定数: 講演(グスタフ.A.タンマン1996) 23kB 9/20 2010
外銀河の距離スケール(シドニー・バン・デン・バーグ1996) 18kB 9/23 2010
200インチ望遠鏡とそれが解くだろう幾つかの問題(エドウイン・P・ハッブル1947) 25kB 9/28 2010
標準理論の警告と未解決問題(マーティン ロペスーコリドイラ 2008) 65kB 11/10 2011
月の異変の衝撃源への制約(マティーア クック等2009) 23kB 12/30 2011
ハッブル深部領域観測(R.E.Williams等1995 Paris HST meeting) 12kB 2/22 2012
膨張する空間への非難(J. A. Peacock) 12kB 4/23 2012
透明太陽の重力レンズ特性(Bijunath Patla and Robert J. Nemiroff 12 Dec 2011) 12kB 5/13 2016
物理の古典的著作の翻訳で、研究者の参考用です。内容は予告無く改良します。
(数式*)は、mathjaxサイトにリンクし、latex形式の数式の表示が安定するまで、伝送と処理に数10秒かかります。