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バロック・チェロ奏法解説


(2019年3月1日更新:V.1.1)

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■How toチェロ(チェロ総合解説サイト)
チェロをこれから始めようとする方からプロをめざす人までのアドバイス、インターネット・チェロ講座等

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*有名音楽大学入学多数。(桐朋学園大学他)
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■コンクールに入賞するために
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■チェロ教則本について(ウエルナーはやめよう)
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水口貴裕チェロ・リサイタル
2012年1月8日(日)東京文化会館小ホール(好評のうちに終了しました。)
 ピアノ:三谷 温(昭和音楽大学准教授)
<チェロ・リサイタル演映像>
◇ブラームス・チェロ・ソナタ第1番第1楽章より
 使用楽器:ダビット・テヒラー(1730-1740年頃、ローマで製作)
◇サンサーンス「白鳥」、カザルス「鳥の歌」
      使用楽器:ガエタノ・キオッキ(1860、イタリア・パドゥバで製作)


★CD:シャコンヌ/水口貴裕〜魅惑のチェロ小品集」(Beltaレコード)

国内外で活躍しているソリスト、水口貴裕の1stアルバム。「万里の長城杯国際音楽コンクール」での最高位入賞など、
着実にキャリアを重ねた水口の実力が存分に発揮された小品集だ。 「CDジャーナル」誌評論

チェロ:水口貴裕
ピアノ:三谷 温(昭和音楽大学准教授)


チェロ音楽の楽しみ方(主なチェロ曲の完全解説) 収録曲:
【1】バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 プレリュード
【2】フォーレ:「ロマンス」作品69
【3】グラズノフ:「吟遊詩人の歌」
【4】エルガー:「愛の挨拶」
【5】ショパン:「序奏と華麗なポロネーズ」作品3  
【6】バッハ:アダージョ(トッカータ BWV.564より)
【7】バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 サラバンド  
【8】モーツァルト:アンダンテ・カンタービレ(オリジナルチェロ曲) 
【9】ベートーヴェン:「魔笛」の主題による7つの変奏曲作品46  
【10】サン・サーンス:「白鳥」            
【11】ラヴェル:「ハバネラ形式の小品」       
【12】メンデルスゾーン「協奏的変奏曲」作品17 
【13】ラフマニノフ:「プレリュード」
【15】ヴィターリ:シャコンヌ(原曲バイオリン)     
【16】カザルス:「鳥の歌」      
 

<試聴する>
チェロ音楽の楽しみ方(主なチェロ曲の完全解説)


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  水 口 貴裕 (みずぐちたかひろ) チェロ音楽の楽しみ方(主なチェロ曲の完全解説)
(略 歴)
東京に生まれる。
勝田聡一氏に師事。 ニューヨークにてバーバラ・マロウ氏(コープランド音楽院教授、ニューヨーク チェロ協会副会長)の下で研鑽を積む。
ニューヨーク・マネス音楽院にてチェロをピーター・プロッサー氏に室内楽をナンシ ー・ガーネー氏に学ぶ。
Bergen Philharmonic Orchestra(米国ニュージャージー州)のチェロ副首席奏者を勤め、ニューヨークを中心にソロ、室内楽活動を行う。
1994年にニューヨーク・デビュー・チェロ・リサイタルを開催、 日本国内における演奏活動としては2005年、2007年、2009年および2012年の
東京文化会館におけるチェロ・リサイタルなど多数のリサイタルを開催するなどソリストとして幅広く活躍。 海外における演奏活動としては、
フランス(パリ)、チェコ(プラハ)、 ポーランド(ワルシャワ)、ドイツ(ミュンヘン)、ベルギー(ブリュセル) などヨーロッパ主要都市、
アジアでは中国などにおける演奏会でソリストとして幅広く活躍。国際音楽祭にもソリストとして出演、国内外のオーケストラと共演。
日本クラシック音楽コンクール弦楽器部門審査員を務める。文化庁派遣事業協力芸術家。
その演奏は「高いレベルの音楽を生み上げる心意気に好感...」(音楽の友誌)など美しい音色と洗練された音楽により高い評価を得ている。
現在、東京を拠点としてソリスト、室内楽奏者として活躍する一方、チェロの普及・ 指導に努めている。
リサイタルでは、日本ではほとんど演奏されない優れたチェロ曲を意欲的にとりあげ紹介している。
◇コンクール入賞歴: 「万里の長城杯」国際音楽コンクール・弦楽器部門最高位入賞(1位なし第2位)
ベストプレイヤーズ・コンクール入賞(審査賞)他
◇CD:チェロ小品集「シャコンヌ」」ベルタレコード ◇ 著作等: 「愛の挨拶」KMP、 「完全チェロマスター」KMP(刊行予定)
使用楽器:ダビッド・テヒラー(Rome、1730-40年頃)★David Tecchlarについて
ガエタノ・キオッキ(Pauva、1860年) ★Gaetano Chiocchiについて
使用弓:F.ペカット、F.リュポ、F.ボアラン









リサイタルでは、日本ではほとんど演奏されないが、優れたチェロ曲を毎回積極的にとりあげ紹介している。
◇プロコフィエフ:チェロソナタ
◇サンサーンス:チェロソナタ1番
◇サンサーンス:チェロソナタ2番
◇メンデルスゾーン:チェロソナタ1番
◇メンデルスゾーン:チェロソナタ2番
◇フォーレ:チェロソナタ1番
◇フォーレ:チェロソナタ2番
◇ショパン:チェロ・ソナタ、「悪魔ロベール」の主題による大二重奏曲
◇バーバー:チェロソナタ
◇ドビュシー:チェロソナタ
◇ルビンシュタイン:チェロソナタ1番
◇ドホナーニ:チェロソナタ
◇シベリウス:マリンコニア
◇ピアソラ:ル・グランタンゴ
◇ビターリ:「シャコンヌ」(ルイジ・シルバ編曲)
◇カサド:無伴奏チェロ組曲
◇イザイ:無伴奏チェロソナタ 作品28


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バロック・チェロ奏法解説

ここではモダン・チェロと比較して、楽器・弓、奏法の違い、音楽の造り方について解説する。
モダン・チェロとバロック・チェロの違いは楽器の構造、弓にある。チェロは16世紀中ごろに今日の形が完成したとされているが、
19世紀初頭にこれまでより弦の張力をあげて大きな音が出せるようにバロック・チェロが改造された。強い張力を支えるための
表板を支えるバスバーの大型化(高さ、幅、長さ)、ネックの角度の拡大、ネック長さの伸張がこの改造のポイントである。これ以降、
楽器はすべてモダン仕様で作られた。調弦も高くなり(415HZ+α)、より大きなホールでの演奏ができるようになった。
弓も圧力をかけられるようにトゥルテ以降は今日のモダン・ボウの形になった。 弓のそりはモダン・ボウの逆で、重心はフロッグ
よりで、軽量である


楽器のかまえ

左足をやや前にして、右足の角度を左足より急にして両足のふくらはぎの部分にのせる。裏板の上部は胸とコンタクトし支える。楽器の角度
がモダン・チェロよりもより垂直に近づき指板が顔の前にあるため、左ひじはおのずから下がる。弓は今日のモダン・チェロのように
オーバー・ハンドが基本であるが、当時は、ビオラ・ダ・ガンバ奏者と兼任であった場合も多く、アンダー・ハンドで弾く奏者もいた。

ボウイング

あまり圧力がかからないため、モダン・ボウでは弓の重心から弓の中央を中心に弾くのに比べて弓の位置は、弓の中央より先となる。
弾き始めから徐々に音が大きくきくなり減衰する形となる。鳴り始めが弱く、次第に真ん中が膨らみ、最後に減衰して消えるのが
バロック時代最も美しい音の形と考えられていた。ダウン・ボウはディミヌエンド、アップ・ボウはクレッシェンドとなるの
が弓の自然な形であり、モダン・ボウのダウン・ボウは、アップ・ボウに関係なく音楽表現をするのとは異なる。


ヴィブラート

モダン奏法では多くの音にヴィブラートをかけるが、バロック奏法ではヴィブラートは装飾として部分的に使われた。基本的には
ヴィブラートかけないと考える。 ヴィブラートはロングトーンの後半から自然にかけて消えるようにする。

スラー

今日のようにスラー多くつけず、表現上必要な個所につけるのが基本である。

フレーズの変化の付け方

音量(縦方向)でつけるのではなく、アーティキュレーションおよび時間の変化(横方向)を重視する。また装飾音による変化も
一般的である。同じ音形や類似するフレーズが繰り返される時には、強弱等で対比させるようにする。

強音、弱音の意識

モダン奏法よりもバロック奏法では二拍子(強・弱)、三拍子(強・弱・弱)、四拍子(強・弱・中強・弱)の強音、弱音を厳格に守る。
音型による自然なクレッシェンド、ディミヌエンド 上行形ではクレッシェンド、下行形ではディミヌエンドが基本である。また、
二度で動く順次進行の時にはレガート、三度以の跳躍進行の時には切って弾くのが基本である。完全五度上は明確に弾き、
二度は緩やかに弾く。

アーティキュレーション

2つの音符にスラーがある場合、最初の音を重く次の音は軽く弾く。音符が増えた場合でも常にスラーの最初の音を重くし、
後を減衰させる。スタッカートは均等に弾かずに、拍の裏と裏で変化をつける。重音をアルペジオで弾く場合は、常に低い音
を重く高い音を軽く弾く。


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日本クラシック音楽コンクール審査員
*本年は東京地区本選、埼玉地区本選、東京地区予選の審査員を務めました。 
埼玉地区本選審査(彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて)
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東京地区予選審査(パルテノン多摩にて
恵谷真紀子氏(ビオラ奏者、武蔵野音楽大学講師)、土肥 敬氏(チェロ奏者)とともに

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