完全チェロマスター
入門者から指導者まで
チェロ演奏・音楽表現技術
主要チェロ曲の解説本
(530ページ)

私家本限定特別配布価格:52,000円(送料込)


お問い合わせ
ここをクリックし、メールを送信できます。(PCメール)
cellists@aol.com
cellosjptokyo58@gmail.com

電話:03-3717-4693
下記連絡フォーム、または下記携帯メールでも連絡可能です。(携帯電話,スマートホン等)
tmizuguchi@docomo.ne.jp

あなたのお名前:

あなたのメールアドレス:

本文:


(内容)

世界初のチェロのすべてを網羅した本格的詳細解説本です。
チェロの基礎知識はもとより、ボーイング、フィンガリング、ビブラートから高度な技術まで図と写真で解説。
また、音楽表現法、主な楽曲の曲目解説と演奏のポイントを網羅。

こうした方にお勧め:
・チェロをこれから始める方
・既にチェロをやっており、レベルアップしたい方
・音楽大学受験の方
・コンクールを目指す方
・チェロを教える方
など


(ページサンプル)


[イメージ] [イメージ]
[イメージ] [イメージ]


(目次)

目次
第1章 チェロの基礎知識
第2章
第1節 チェロの魅力
第2節 チェロの歴史
第3節 チェロの製作者
  1.チェロの製作者
  2.弓の製作者
第2章 チェロ演奏技術の習得方法第1節 入門者のために
第2節 チェロ演奏・表現技術体系
第3章 チェロと弓の選び方
第1節 チェロの選び方
  1. チェロの選び方
  2. 初心者のための楽器選び−「初心者は入門者用」とは限らない
  3. 個人製作者の新作楽器の選び方
  4. オールド楽器の選び方
  5. チェロの試奏
  6. 楽器の買い換え
第2節 弓の選び方
第3節 楽器と弓の入手方法
第4節 弦の選択と交換
第5節 楽器と弓のメンテナンス
   1. 楽器のメンテナンス
   2. 楽器各部と調整
第6節 付属品
第7節 弱音・防音用の器具と設備
第4章 基礎技術編
第1節 チェロを弾く前に
   1. 楽器の持ち運び
   2. 楽器と弓の置き方
   3. 調弦
   4. 弓を張る
   5. 楽器の構え方
第2節 右手(ボウイング)の基礎-「弓を持たずに弾く」技法
  1. 右手の基本位置と形   
  2.弓の持ち方-「弓を持たずに弾く」
  3.弓を弦に当てる場所
  4.前傾姿勢   
5.ボウイングの基本的なストローク(弓の動かし方)
  6.ロング・ストロークのボウイング
  7.「ボウイングの横運動」と「ボウイングの縦運動」
  8.「ボウイングの横運動」=ショート・ストロークのボウイング
  9.「ボウイングの縦運動」
10.ミディアム・ストロークのボウイング(手首と腕を使ったボウイング)
  11.右手の複合運動
  12.様々な基礎的なボウイング
  13.ボウイングにおける各指の役割
  14.弓の使用場所による指の役割
  15.弦による指の圧力の違い
第3節 「腕の重み」で弾く―力を使わず最大限に楽器を鳴らす技法
  1.「腕の重み」で弾くことの重要性
  2.「腕の重み」で弾く利点
  3. チェロを弾くために力は不要
  4. チェロ自体の持つ音を引き出す
  5. 「弓を持たない」でチェロを弾く− 「腕の重み」の利用
  6. 「腕の重み」を体験する
  7. 「腕の重み」を理解する
  8. 腕の重みで弾く
  9.「腕の重み」を使った弱音の弾き方
  10.「腕の重み」で弾くときの注意
第4節 移弦
  1. 曲を弾くために不可欠な移弦の技術
  2. スムーズな移弦を行うために
  3. 手首と指の柔軟性
  4. 移弦時の弓の重心移動と指の役割
5. 移弦時の肘の動き
  6. 左手の「指の残し」と「指の先取り」
  7 移弦の練習
  8. 2弦にまたがり主旋律を弾く練習
  9. 2弦、3弦を超える移弦の練習
  10. 移弦を伴う2音の練習
第5節 弓の使用場所、使用量(速度)と毛の量
   1. 音を出すための要素と弓のコントロール
   2. 弓の使用場所と使用量(速度)
   3. 弓の速度の原則(使用量)
   4. 最適な弓の速度をマスターするための練習
第6節 スムーズなボウイングのための諸注意とヒント
   1. 右手と弓
   2. 右手の指
   3. 弓の使用方法
第7節 左手の基礎「指で押えずに弾く」技法
   1. 左手の構え
   2. 各指の置き方
   3. 指先の弦に当てる場所
   4. 力を抜いて指を置く
   5. 前腕の支え
   6. ネックを中心とした腕の回転
   7. 手を広げた状態を保つ
   8. ネックに親指を当てるポジション(第4ポジション)の左手の形
   9. 親指を使用するポジション(第8ポジション)の左手の形
  10. 左手の構えとフィンガリング(運指)のポイント
第8節 各ポジションの形と音階練習―指板上に鍵盤を作る
   1. 第1ポジションー開放弦を使用する最も低いポジション
   2. 第4ポジション
   3. 第8ポジションー親指のポジション
   4. 各ポジションをつなぐ4オクターブの音階練習
第9節 音程の確認
    1. 音程の確認
   2.第1、第4、第8ポジションの音階練習における音程の確認
   3. 4オクターブの音階練習における音の確認方法
    4. 確認のできる音の一覧
第10節 広いポジション(拡張ポジション/エクステンション)
第11節 ポジション移動
   1. 前腕によるポジション移動
   2. 肘の移動を伴うポジションの移動
   3. 親指を使うポジションへの移動−移動前に親指を置いてから移動する
   4. ハーモニックスを取るポジションへの移動
   5. その他ポジション移動の技術
   6. ポジション移動時の音程−ポジション移動で正確な音程を取るために
第12節 ビブラート
1. ビブラートとは 
2. ビブラートを習得する−「指の屈伸によるビブラート」の習得
   3. ビブラートの原則
   4. ビブラートの指の動きと圧力を知る
   5. 第4ポジションのビブラート
  6. 親指のポジションのビブラート
7. ビブラートの速度と振幅の原則−ビブラートの速度と振幅は常に一定ではない
  8. ビブラートによる音質の変化と音色創り
   9. ビブラートの使用方法
  10. 悪いビブラートとは
  11. 一般的に広く行われているビブラートの難点
  12. ビブラートの注意事項
第13節 左手の諸注意とヒント
第14節 音の増減に関するボウイング技法
第15節 スタッカート
第16節 アルペジオ
第17節 重音
第18節 ハーモニックス(harmonics、フラジオレット)
第19節 ピチカート(pizzicato)
第20節 疲れない演奏法とは
第21節 べからず集―行なってはならないこと
第22節 よくある問題点と解決方法
第5章 中・上級者(アドバンスド・プレイヤ)のための技法
第1節 中・上級者のための技法(1)
   1. スピッカート
   2. サルタート
   3. フライング・スタッカート
   4. アーム・スタッカート
   5. リコシェ
   6. デタッシェ
   7. マルカート
   8. マルテラート
   9. ポンティチェロ
  10. コル・レーニョ
  11. 重音のオクターブ
   12. ピチカートの技法   
13. 人工のハーモニックス(ストップド・ハーモニックス)
第2節 中・上級者のための技法(2) 217
   1.体重を使ったフルパワーの音の出し方
   2.低いポジションで、音量を出して長い音符を弾く方法
   3. 「とおり」の良い音を出す
   4.鋭くとおる音を出すボウイング
5. 楽器の鳴りを感じる
6. チェロの音色の変化について
  7.ハーモニックスと解放弦を利用したポジション移動  
8.高いポジションの音からの開始
    9.弦をまたがる速い動きに対処する
第3節 音楽表現のためボウイング技術
1. 音楽表現のためのボウイング技術
   2. スラーとボウイングの決定
   3. アウフタクト
   4. 点(スタッカート、スピッカートなど)
   5. テヌート
   6. 点とテヌートの演奏上の音の長さ
   7. 様々な音形のボウイング
   8. 弦をまたがるスラーとスタッカートの混合
   9. アップ・ボウとダウン・ボウの音量の違い
10. 移弦による音の強さの違い
11. D線、G線を弾くときの注意
12. 左手の動きと右手にかかる圧力の維持
第4節 音楽表現のための左手の技術
   1. 「指のたたき」を習慣にしない
   2. 左手の置き方の使い分け(5種類の指の置き方)
   3. グリッサンド(ポルタメント)
   4. ビブラートのコントロール−ビブラートによる音質の変化と音色創り
   5. フィンガリング(指使い)の決定
   6 左手の動きにおける諸注意−スムーズな演奏のために
第6章 イントネーション「純正調と平均率」
1. イントネーション「純正調と平均率」
   2. チェロのイントネーション 
第7章 音楽表現編
第1節 音楽的な演奏を目指して
   1. 楽譜の呪縛からの解放−楽譜どおり正確に弾いても音楽にはならない
   2. 譜面どおりに弾くのをやめる−自然な演奏のために
   3. 音楽様式(スタイル)を尊重する
   4. 曲の構造、和声を理解する
   5. フレーズとアクセントを常に意識して演奏する
   6. ピアノは常に弱く、フォルテは常に強く演奏しない
   7. 「平ら」な演奏を不自然と感じる 249
   8. 休符、終止符と音楽の持続
   9. 個性を出す−音楽の答えは1つではない−答えは自分で出す
  10. 暗譜
  11. 音楽構成的アプローチと音楽の進行の予測
12 演奏の心構え−止めると無になる 
第2節 フレーズの表現 
  1. フレーズとは        
  2. フレーズを見極める    
  3. フレーズにおける音色と音量の変化    
  4. フレーズの形と表現    
   5. フレーズの開始と終りの表現方法
6. フレーズの繰り返しのパターン
   7. フレーズの繰り返しの表現方法−同じ表現を3回繰り返してはならない
   8. 反復されるフレーズの変化のつけ方
   9. 音量の変化によるフレージングの表現方法の実際
   10. フレーズが反復される場合
   11. バーフォーム 
   12. ゼクエンツ
   13. エコー       
   14. ソナタ等の繰り返し    
   15. フレーズの区切りとインターバル
第3節 強弱の表現技法                
   1. 発想記号と強弱の表現
   2. クレッシェンドとディミヌエンドの技法
   3. クレッシェンドとディミヌエンド−音の進行に伴う強弱
   4. フレーズや曲の終わりのディミヌエンドの表現
   5. 効果的なクレッシェンド、ディミヌエンドのために
   6. 音の強弱の表現方法    
第4節 アクセントの表現
   1. アクセントとは       
   2. 拍の強弱とアクセント   
   3. メロディの強弱とアクセントの関係
   4. アクセントとスタッカートとの違い      
   5. アクセントの表現      
第5節 テンポのコントロール−アチェレランドとルバート
   1.テンポの柔軟性と自然なテンポの維持   
   2. 音楽エネルギーのコントロールと演奏   
   3. 音楽エネルギーのコントロール       
   4. 音楽エネルギーの増減のパターン     
   5. アチェレランドとルバート           
   6. テンポの諸注意       
第6節 音楽表現のための対比と落差
第7節 装飾音
第8節 歌うチェロ
第8章 楽曲演奏法
第1節 様式(スタイル)習得と表現―代表的なスタイルとその実際
   1. バロック音楽の演奏
   2. バッハの演奏スタイル
   3. 古典派作品の演奏
   4. モーツァルトの演奏スタイル
   5. ハイドンの演奏スタイル
   6. ボッケリーニの演奏スタイル
   7. ベートーヴェンの演奏スタイル
   8. ブラームスの演奏スタイル
   9. ロマン派の演奏スタイル
10. その他の演奏スタイル
11. 演奏スタイル−テンポとルバート
第2節 楽曲演奏の実際
   1. コンチェルトの演奏方法
   2. ソナタ(二重奏)の演奏方法
   3. 無伴奏曲の演奏
第9章 日々の練習のヒント、音楽コンクール、オーディション、音楽大学受験
第1節 様式(スタイル)習得と表現―代表的なスタイルとその実際   
1. 音程の向上
   2. テンポをつかむ
   3. 技術的に難しい個所の練習
   4. 全体を通した練習
   5. 練習の録音
   6. 練習の時間
   7. 練習の注意
   8 教則本
第2節 音楽コンクール
   1. 予選~本選の審査
   2. 音楽コンクールの主な採点項目とポイント
   3. コンクールで使う楽器
   4. コンクールの演奏
   5. コンクール課題曲
6. その他コンクールの注意事項
   7. 日本で開催されるコンクール
   8. 海外で開催されるコンクール
第3節 オーディション
第4節 音楽大学受験
第10章 演奏会の実際
1. 演奏会の準備
   2. 演奏会
第11章 他の楽器の経験者のために
1. バイオリンの経験者のために
   2. ピアノの経験者のために
第12章 指導者のための指針
1. 基本方針 
2. 初心者の指導方法
   3. 目的別指導方針
   4. レッスンの実際
5. 真直ぐなボーイングの指導
6.ショートストロークのボウイングの指導
7. 腕の重みで弾くことの指導
8. 左手の形と動かし方の指導
9. ポジション移動の指導
   10. 音階練習の指導
   11. 音程の指導
  12. 親指を使ったポジションの指導
   13. ビブラートの指導
   14. 広いポジション(拡張ポジション)の指導
  15. スタッカートの指導
   16. スピッカートの指導
   17. 移弦の指導
   18. ボウイングの指導
    19. 重音の指導
  20. 左手の右手への影響について
   21. ボウイングの返しで弓が止まる場合の指導
  22. 親指のネック上の位置
  23. 自分のテンポを保つ
  24.テンポが速くなる
    25.止まらない練習
    26.音の出が遅れる
27.音楽表現の指導
  28.読譜力の指導
  29.バッハを教える
第13章 主なチェロ曲−解説と演奏のポイント
1.無伴奏チェロ曲
①バッハ 無伴奏チェロ組曲(全6曲)
②コダーイ 無伴奏チェロ・ソナタ 作品8
  ③イザイ無伴奏チェロ・ソナタ 作品28 ハ短調
  ④カサド無伴奏チェロ組曲
2. チェロ・ソナタ
①ヴィヴァルディ チェロ・ソナタ 作品14(全6曲)
②バッハ ビオラ・ダ・ガンバ・ソナタ(チェロ・ソナタ)(全3曲)
③ベートーヴェン チェロ・ソナタ(全5曲)
④シューベルト チェロ ・ソナタ イ短調「アルペジオーネ」
⑤メンデルスゾーン チェロ・ソナタ(全2曲)
⑥ショパン チェロ ・ソナタ ト短調 作品65
⑦ブラームス チェロ ・ソナタ(全3曲)
⑧サン=サーンス チェロ ・ソナタ(全2曲)
⑨フランク チェロ ・ソナタ へ長調
⑩グリーグ チェロ ・ソナタ イ短調 作品318
⑪フォーレ チェロ・ソナタ(全2曲)
⑫ドビュッシー チェロ ・ソナタ ニ短調
⑬リヒャルト・シュトラウス チェロ・ソナタ へ長調 作品6
⑭ラフマニノフ チェロ ・ソナタ ト短調 作品19
⑮ドホナーニ チェロ・ソナタ 変ロ短調 作品8
⑯プロコフィエフ チェロ ・ソナタ ハ長調 作品219
⑰ショスタコビッチ チェロ ・ソナタ ニ短調 作品40
⑱バーバー チェロ・ソナタ ハ短調 作品6
3. チェロ小品
①ベートーヴェン変奏曲(3曲)
②シューマン「幻想小曲集」作品73
③ショパン「序奏と華麗なるポロネーズ」作品3
④ショパン マイヤベーアの歌劇「悪魔ロベール」の主題によるチェロと
ピアノのための協奏的大2重奏曲 ホ長調 KK b−1
⑤サン=サーンス「白鳥」
⑥サン=サーサーンス アレグロ・アパッショナート 作品43
⑦メンデルスゾーン「協奏的変奏曲」作品17
⑧メンデルスゾーン「無言歌 長調」作品109
⑨メンデルスゾーン「アッサイ・トランクイロ」
⑩フォーレ「エレジー」作品24
⑪エルガー「愛の挨拶」
⑫ピアソラ「ル・グラン・タンゴ」
⑬カザルス「鳥の歌」
4.チェロ協奏曲
①ハイドン チェロ協奏曲  第1番 ハ長調
②ハイドン チェロ協奏曲 第2番 ニ長調
③ボッケリー二  チェロ協奏曲 変ロ長調
④ラロ チェロ協奏曲 ニ短調
⑤サン=サーンス チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
⑥シューマン チェロ協奏曲 イ短調 作品129
⑦ドヴォルザーク・チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
⑧エルガー チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
⑨チャイコフスキー 「ロココの主題」による変奏曲 作品33
⑩ブロッホヘブライ狂詩曲「シェロモ(ソロモン)」
⑪プロコフィエフ 交響的協奏曲 ホ短調 作品125
⑫ショスタコビッチ チェロ協奏曲 第1番 変ホ短調 作品107
5 チェロと管弦楽のための小品
①ブルッフ 「コルニドライ」 作品47
②チャイコフスキー 「小奇想曲(べッツォ・カプリチオーソ)」作品62
③ドヴォルザーク 「森の静けさ」作品68の5
④グラズノフ 「吟遊詩人の歌」 作品71

水 口 貴裕 (みずぐちたかひろ) チェロ教室:チェロ奏者水口貴裕

(略 歴)
東京に生まれる。
勝田聡一氏に師事。 ニューヨークにてバーバラ・マロウ氏(コープランド音楽院教授、ニューヨーク チェロ協会副会長)の下で研鑽を積む。
ニューヨーク・マネス音楽院にてチェロをピーター・プロッサー氏に室内楽をナンシ ー・ガーネー氏に学ぶ。
Bergen Philharmonic Orchestra(米国ニュージャージー州)のチェロ副首席奏者を勤め、ニューヨークを中心にソロ、室内楽活動を行う。
1994年にニューヨーク・デビュー・チェロ・リサイタルを開催、 日本国内における演奏活動としては2005年、2007年、2009年および2012年の
東京文化会館におけるチェロ・リサイタルなど多数のリサイタルを開催するなどソリストとして幅広く活躍。 海外における演奏活動としては、
フランス(パリ)、チェコ(プラハ)、 ポーランド(ワルシャワ)、ドイツ(ミュンヘン)、ベルギー(ブリュセル) などヨーロッパ主要都市、
アジアでは中国などにおける演奏会でソリストとして幅広く活躍。国際音楽祭にもソリストとして出演、国内外のオーケストラと共演。 MF放送出演。
万里の長城杯国際音楽コンクール弦楽器部門、日本クラシック音楽コンクール弦楽器部門、 長江杯国際音楽コンクールの審査員を務める。文化庁派遣事業協力芸術家。
◇コンクール入賞歴: 「万里の長城杯」国際音楽コンクール・弦楽器部門最高位入賞(1位なし第2位)
ベストプレイヤーズ・コンクール入賞(審査賞)他
◇CD:チェロ小品集「シャコンヌ」ベルタレコード ◇ 著作等: 「愛の挨拶」KMP他
使用楽器:フランチェスコ・ルジェリ(Cremon1675年頃)
★Franchesco Ruggeriについて
ダビッド・テヒラー(Rome、1730年頃)
★David Tecchlarについて
       ジョルジオ・ガッティ(Trino、1924年) ★Giorgio Gattiについて
使用弓:F.ペカット、F.N.ボアラン


その演奏は「高いレベルの音楽を生み上げる心意気に好感...」(音楽の友誌)など美しい音色と洗練された音楽により高い評価を得ている。
現在、東京を拠点としてソリスト、室内楽奏者として活躍する一方、チェロの普及・ 指導に努めている。
リサイタルでは、日本ではほとんど演奏されない優れたチェロ曲を意欲的にとりあげ紹介している。
◇ショスタコーヴィチ:チェロソナタ ◇プロコフィエフ:チェロソナタ ◇サンサーンス:チェロソナタ1番◇サンサーンス:チェロソナタ2番◇メンデルスゾーン:チェロソナタ1番◇メンデルスゾーン:チェロソナタ2番◇フォーレ:チェロソナタ1番◇フォーレ:チェロソナタ2番◇ショパン:チェロ・ソナタ、「悪魔ロベール」の主題による大二重奏曲◇バーバー:チェロソナタ◇ドビュシー:チェロソナタ◇ルビンシュタイン:チェロソナタ1番◇バッハ:ビオラ・ダ・ガンバソナタ◇ドホナーニ:チェロソナタ◇シベリウス:マリンコニア◇ピアソラ:ル・グランタンゴ◇ビターリ:「シャコンヌ」(ルイジ・シルバ編曲)◇カサド:無伴奏チェロ組曲◇イザイ:無伴奏チェロソナタ 作品28



<新規講座>

◆月例レクチャー・コンサート
「チェロ名曲を銘器で楽しむ」(第1週土曜)~解説と演奏(水口貴裕)~


1.日時:毎月第1土曜日、夜7時
2.会場:JR目黒駅ビル2F(Atre2)東京都品川区上大崎3-1-1
3.内容:楽器、作曲家、チェロ曲の解説と演奏、講師 水口貴裕
4.料金:3回7,452円(税込)、1回のみ3,564円(税込)、当日申込可能
5.お問合せ・申込み:目黒学園カルチャースクール 電話:03-6417-0031 

【演奏曲目(2018年予定)】

1月6日(土) 夜7時 バッハ作曲無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008他
2月3日(土) 夜7時 ベートーヴェン作曲チェロソナタ第5番作品102-2他
3月3日(土) 夜7時 ボッケリーニ作曲チェロ・ソナタ第6番 イ長調 G. 4他
4月7日(土) 夜7時ブラームス作曲チェロ・ソナタ ニ長調「雨の歌」作品78他
5月5日(土) 夜7時サンサーンス作曲チェロソナタ第2番ヘ長調作品123他
6月2日(土) 夜7時ハイドン作曲チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1他
7月7日(土) 夜7時 マルティヌー作曲チェロソナタ第1番H.277他
8月4日(土) 夜7時 ドビュッシー作曲チェロソナタニ短調L.135他
9月1日(土) 夜7時 フォーレ作曲チェロ・ソナタ 第2番ト短調 作品117他
10月6日(土)夜7時 メンデルスゾーン作曲チェロソナタ第2番ニ長調作品58他
11月3日(土)夜7時 ショスタコビッチ作曲チェロソナタ ニ短調作品40他
12月1日(土)夜7時ルビンシュタイン作曲チェロ・ソナタ第1番ニ長調他

●「ピアノの詩人」ショパンのチェロ音楽(2017年12月4日、使用楽器:F.ルジェリ、目黒学園カルチャースクール
チェロの総合解説サイト:チェロ奏者水口貴裕
チェロの総合解説サイト:チェロ奏者水口貴裕



























<2017年演奏>

2017年                  演奏曲目
1月7日(土) バッハ作曲無伴奏チェロ組曲第2番よりプレリュード
バッハ作曲無伴奏チェロ組曲第3番
オルティス作曲無伴奏ガンバのためのレセルカーダ第2番
アーベル作曲無伴奏ガンバ・ソナタ1番 よりプレリュード
ガブリエリ作曲無伴奏チェロのためのレセルカーダ1番
2月4日(土) ベートーヴェン作曲チェロ・ソナタ第3番イ長調 作品69
パレディス作曲「シシリエンヌ」
サンサーンス作曲「白鳥」
ビラ・ロボス作曲「黒鳥の歌」
3月4日(土) ラフマニノフ作曲チェロ ・ソナタ ト短調 作品19
ラフマニノフ作曲「ヴォカリーズ」作品34-14
ラフマニノフ作曲「プレリュード」作品2
ラフマニノフ作曲「ロマンス」ヘ短調
4月1日(土) ブラームス作曲 チェロソナタ第1番 ホ短調 作品38
フォーレ作曲「夢の後に」作品7-1
エルガー作曲「愛の挨拶」
ショパン作曲「ラルゴ」
5月6日(土) サンサーンス作曲チェロソナタ第1番ハ短調 作品32
サンサーンス作曲チェロ組曲作品16より、「プレリュード」、「セレナーデ」
サンサーンス作曲「ロマンス」作品36
サンサーンス作曲「白鳥」
6月3日(土) シューベルト作曲 「アルペジオーネ」ソナタイ短調 D821
シューベルト作曲ソナチネ第1番ニ長調作品137の1D.384 第1楽章
ウエーバー作曲 「アダージオとロンド」J. 115
シューマン作曲「トロイメライ」
7月1日(土) グリーク作曲 チェロソナタ イ短調 作品36
グリーク作曲 間奏曲 イ短調作品115
グリーク作曲 アレグレット作品45
ドヴォルザーク「4つのロマンティックな小品」作品75 から 第1番
8月5日(土) フォーレ作曲 チェロソナタ第1番 ニ短調作品109
フォーレ作曲「ロマンス」作品69
フォーレ作曲「セレナーデ」作品98
フォーレ「エレジー」作品24
フォーレ作曲「シシリエンヌ」作品78
9月2日(土) フランク作曲 チェロソナタ イ長調
ラヴェル作曲「ハバネラ形式の小品」
ラロ作曲チェロ・ソナタ・イ短調第2楽章「アンダンテ」
グラナドス作曲スペイン舞曲2番「オリエンタル」
10月7日(土) メンデルスゾーン作曲 チェロソナタ第1番 変ロ長調作品45
メンデルスゾーン作曲 無言歌ニ長調 Op.109
チェロソナタ第2番 ニ長調 作品58より「アダージオ」
メンデルスゾーン作曲「アッサイトランクゥイロ」 
11月4日(土) リヒャルト・シュトラウス作曲 チェロソナタ ヘ長調作品6
ヨハン・シュトラウス作曲「ロマンス第2番」作品25
ドヴォルザーク作曲ソナチネ ト長調作品100 第2楽章
グルック「メロディ」
12月3日(土) ショパン作曲 チェロソナタ ト短調 作品65
バッハ「アリオーソ」
グラズノフ作曲「吟遊詩人の歌」作品71
カザルス「鳥の歌」

長江杯国際音楽コンクール本選審査
2018日年8月5日(日):代々木オリンピック記念青少年総合センターにて
審査員各氏:左より
原ひとみ(サクソホン、洗足学園大学講師)
水口貴裕
森垣桂一(作曲家・指揮者、国立音楽大学教授)
立川和夫(フルート、元国立音楽大学教授、日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者)
長岡 輝(ピアノ、武蔵野音楽大学教授)

野村真澄(バイオリン、元東京交響楽団)
李子祥(中国音楽理事会 理事長)



万里の長城杯国際音楽コンクール本選審査
2017年3月18日(土):代々木オリンピック記念青少年総合センターにて:
審査員各氏:左より
水口貴裕
菅井春恵(フルート、洗足学園音楽大学講師)
天野佳和(打楽器、元東京交響楽団首席奏者)
司馬節子(ピアノ、元南京音楽学院教授)
遠藤雅夫(作曲家、日本作曲家協会副会長)
野村 眞理(バイオリン、元東京芸術大学講師)
李子祥(中国音楽理事会 理事長)



渋谷クロスFM (88.5Mhz) レギュラー出演
http://shibuyacrossfm.jp/
渋谷クロスFMサテライトスタジオ(東京都渋谷区神南1-12-13)にて
[イメージ]

[イメージ]

<これまでの放送/演奏曲目>
ベートーヴェン・チェロソナタ第一1楽章、パラディス「シシリエンヌ」、ラフマニノフ・チェロソナタ第1楽章、ヨハン・シュトラウス「ロマンス」2番、フォーレ「シシリエンヌ」、サンサーンス「白鳥」、ブルッフ「コルニドライ」、バッハ無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード、第2番プレリュード、アルマンド、サラバンド、第3番サラバンド、エルガー「愛の挨拶」、グラズノフ「吟遊詩人の歌」、ショパン「チェロ・ソナタよりラルゴ」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、フォーレ「夢の後に」、グリーク「インテルメッツォ」、フォーレ「エレジー」、ドヴォルザーク「4つのロマンティックな小品」より、エルガー「チェロ協奏曲」より第1楽章、シューマン「トロイメライ」
ビオラ・ダ・ガンバ独奏:テレマン「忠実な音楽の師-無伴奏ソナタ」、オルティス「装飾変奏法」無伴奏レセルカーダ第2番

日本クラシック音楽コンクール審査員 
埼玉地区本選審査(彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて)
[イメージ]
 
東京地区予選審査(パルテノン多摩にて
恵谷真紀子氏(ビオラ奏者、武蔵野音楽大学講師)、土肥 敬氏(チェロ奏者)とともに

[イメージ]

お問い合わせ
電話:03-3717-4693
<PCメール>
cellosjptokyo58@gmail.com または
cellists@aol.com
<携帯メール>
cellosjp@docomo.ne.jp

ここをクリックし、メールを送信できます。

下記連絡フォームでも連絡可能です。(携帯電話,スマートホン等)

あなたのお名前:

あなたのメールアドレス:

本文:

<関連リンク>

■チェロ・弓をお譲りします
フランス、イタリー、ドイツ、オールドチェロ・弓コレクションお譲りします。
■大人のためのHow toチェロ(チェロの総合解説サイト)
チェロをこれから始めようとする方からプロをめざす人までのアドバイス、インターネット・チェロ講座等
チェロ音楽の楽しみ方(チェロ・ミシュラン

チェロ独奏曲と解説と演奏難易度ランキング
コンクールに入賞するために
コンクールのポイント、採点項目、チェロのコンクール他
■ヴィオラ・ダ・ガンバのすべて
ヴィオラ・ダ・ガンバの歴史、奏法、主な楽曲を解説
水口貴裕チェロ・リサイタル
*高いレベルの音楽を生み上げる心意気に好感...「音楽の友」評論より
2012年1月8日(日) 東京文化会館小ホール
ピアノ:三谷 温(昭和音楽大学准教授)
曲 目 :
◇ショパン チェロソナタ ト短調Op.65
◇ブラームス チェロソナタ 第1番 ホ短調 作品38
◇ショスタコービッチ チェロソナタ 作品40
◇バッハ チェロ「ビオラ・ダ・ガンバ」ソナタ 第3
[イメージ]
<チェロ・リサイタル演映像>
◇ブラームス・チェロ・ソナタ第1番第1楽章より  使用楽器:ダビット・テヒラー(1730-1740年頃、ローマで製作)
◇サンサーンス「白鳥」、カザルス「鳥の歌」
使用楽器:ガエタノ・キオッキ(1860、イタリア・パドゥバで製作)


★CD:シャコンヌ/水口貴裕~魅惑のチェロ小品集」(Beltaレコード)

国内外で活躍しているソリスト、水口貴裕の1stアルバム。「万里の長城杯国際音楽コンクール」での最高位入賞など、
着実にキャリアを重ねた水口の実力が存分に発揮された小品集だ。雄々しく骨太なチェロの音色が魅力的。 「CDジャーナル」誌評論より

チェロ:水口貴裕
ピアノ:三谷 温(昭和音楽大学准教授)

チェロ教室:チェロ奏者水口貴裕
収録曲:
【1】バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 プレリュード【2】フォーレ:「ロマンス」作品69【3】グラズノフ:「吟遊詩人の歌」【4】エルガー:「愛の挨拶」【5】ショパン:「序奏と華麗なポロネーズ」作品3  【6】バッハ:アダージョ(トッカータ BWV.564より)【7】バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 サラバンド  【8】モーツァルト:アンダンテ・カンタービレ(オリジナルチェロ曲) 【9】ベートーヴェン:「魔笛」の主題による7つの変奏曲作品46  【10】サン・サーンス:「白鳥」
【11】ラヴェル:「ハバネラ形式の小品」【12】メンデルスゾーン「協奏的変奏曲」作品17 【13】ラフマニノフ:「プレリュード」【15】ヴィターリ:シャコンヌ(原曲バイオリン)【16】カザルス:「鳥の歌」 

<試聴する>
チェロ教室:チェロ奏者水口貴裕


クリックするとサンプルが聞けます
CDサンプル
直接注文可能です。(税、送料込2500円)
ここをクリックし、メールを送信できます。
cellists@aol.com


■チェロ教室
 チェロレッスンの詳細


 ~初心者~上級者指導、音大等受験、音楽講師養成、コンクール対策他~
料金: \8,000/1レッスン
*楽器レンタル、レッスン時のみの楽器のレンタル可能
回数:月1回~、地方から来られる方もご相談に応じます。
*特に初心者の場合にはレッスン回数に比例して上達が速いと言えます
時間帯:土日(9:00AM-11:00PM)
    平日(10:00AM-11:00PM
1レッスン:1時間弱
*レッスンの時間、回数は、固定ではなくご都合に合わせて自由に設定できます。
場所:東京都目黒区(東急東横線都立大学{渋谷から10分}下車徒歩4分)
対象:初心者~プロをめざす方まで(お子供様も可)
教授方法:個人レッスン
我が国でも唯一、初心者から第8ポジションまでの習得、ビブラート等を行なうなど既存の指導方法にとらわれないユニークな教授方法を行っています。全く初めての方でも、エチュード(練習曲)と曲を併用し、確実な演奏技術と音楽表現を楽しみながらマスターできます。
初心者の場合6-7ヶ月程度で「白鳥」(第8ポジションまで使用)等の小品をビブラートをかけて弾けることを目標に、1年程度からベートーベンのチェロソナタ等のまとまった曲を習得します。
また、チェロに行き詰まった方、演奏の大きな飛躍をしたい方、オーケストラや室内楽をやっている方、オーディション、大学・専門学校・高校受験等の指導(チェロのみ)および音大の補習指導をします。

<音楽大学受験>

音楽大学チェロ受験指導致します。
試験前の課題曲等の指導も可能です。
ご相談ください。
合格実績:
桐朋学園大学、国立音楽大学、武蔵野音楽大学、昭和音楽大学、日本大学(芸術学部)他

レッスンについてのお問い合わせは下記にお願い致します。
お気軽にお問い合わせください

連絡先:cellists@aol.com
ここをクリックし、メールを送信できます。
電話:03-3717-4693

<レッスンの目標(例)>

下記の例の到達時期はレッスン頻度と個人差により異なります。
音楽大学受験及びコンクールを受けるレベルはステップ5以降となります。

  ステップ1(開始~3ヶ月)

目標:①チェロに慣れる①第1ポジションの簡単な曲を弾くことができる 

<技術の習得>

基礎技術の習得(1
 長いストロークのボウイング
 第1ポジション
 第4ポジション
 広いポジション
 ポジション移動
 ビブラートの基礎
  音階(第1ポジション、第4ポジション、第8ポジション)

 <曲のマスター>表現技術とスタイルの習得(1

ファーストポジションで弾ける小品

リュリ、シューベルト、モーツアルト、ベートーヴェン等

◇ステップ24ヶ月~7ヶ月)

目標:第4ポジションまでを使った短い曲を弾くことができる

<技術の習得>

基礎技術の習得(2

 手首を使った短いストロークのボウイング
 手首を使った移弦
 重音
 スタッカート
 アルペジオ
 広いポジション
 音階(4オクターブの音階)

<曲のマスター>表現技術とスタイルの習得(2

1~第4ポジションで弾ける小品

コレルリ、ヴィバルディ、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェン、
  シューベルト、シューマン、チャイコフスキー等 

 ◇ステップ38ヶ月~12ヶ月)

目標:第8ポジションまで使い有名な小品をビブラートをかけて弾くことができる。
    (人前で弾くことができる) 

<技術の取得>

基礎技術の完成と応用技術
 基礎技術の様々な応用(複合)
 様々なボウイングの習得(
1

 ビブラートによる表現

<曲のマスター>第8ポジションまで使った有名なチェロ小品(演奏表現とスタイルの習得)

  サンサーンス「白鳥」、シューマン「トロイメライ」、グノー「アベマリア」、ベートーヴェン「メヌエット」等

  ステップ42年目)

目標:ソナタ等のまとまった曲を弾くことができる

 <技術の取得>左手の技術の基礎完成

 親指を使ったポジションの習熟
 様々なボウイングの習得(2 

<曲のマスター>ソナタ等のまとまった曲の習得

 ヴィバルディ・チェロソナタ*
 ベートーヴェン・チェロソナタ1番、2番、3番、4番、5
 シューマン「幻想小曲集」
 ハイドン・チェロ協奏曲第1番
   

  ステップ53年目~4年目)

目標:メジャーなチェロ協奏曲・ソナタを弾くことができる

<技術の取得>高度な技術の取得 

 高度な技術の取得(スピッカート等)
 楽器を鳴らす技術
 音色の変化
 表現の変化

 <曲のマスター>

 サンサーンス・チェロ協奏曲
 ボッケリーニ・チェロ協奏曲  
 ラロ・チェロ協奏曲 
 バッハ無伴奏チェロ組曲1番、3
 ブラームス・チェロソナタ1
 サンサーンス・チェロソナタ1
  

  ステップ65年目~)

目標:レパートリーを増やす

 <技術の取得>高度な技術の完成

  

<曲のマスター>

シューマン・チェロ協奏曲
 ハイドン・チェロ協奏曲第2番、4番、5
 ドヴォルザーク・チェロ協奏曲  
 エルガー・チェロ協奏曲
 シューマン・チェロ協奏曲
 ショクタコビッチ・チェロ協奏曲第1
 チャイコフスキー「ロココの主題による変奏曲」 
 シューベルト・チェロソナタ「アルペジオーネ」
 ブラームス・チェロソナタ2
 ボッケリーニ・チェロソナタ6
 フォーレ・チェロソナタ1番、2
 ショパン・チェロソナタ
 ラフマニノフ・チェロソナタ
 ショクタコビッチ・チェロソナタ
 プロコフィエフ・チェロソナタ
 バッハ無伴奏チェロ組曲2番、4番、6
 カサド無伴奏チェロ組曲
 コダーイ無伴奏チェロソナタ
 

 
【次のような方はご相談ください】

<チェロをやってみたいが、楽器が初めて、音符が読めない等の方>

生まれて初めてやることには、誰にでも有る種の“不安”がつきものです。チェロはピアノのように鍵盤も無い楽器で、どうやって音を出すのかわからないことだらけであると思います。進度の速い遅いの個人差はありますが、当教室で指導している正しいやり方で行えば誰でもある一定のレベルまで確実に到達することができます。

*チェロの基礎技術とは

 当教室で指導している”基礎技術”、一般に言われている基礎技術とは異なります。マスターすればだれでも一定のレベルの曲(例:コンチェルト等を含むチェロ曲のおよそ7割)を弾くことのできる技術でビブラートを含みます。

<チェロの習得にかかる費用を知りたい方>

【チェロの習得にかかる費用(例)】

初心者から開始し、レンタルで月2回レッスンの場合の例を次にあげます。

◇初期費用:0円 (楽器を購入した場合は楽器代が必要)
毎月費用:23,000
レッスン代:16,000円(8000円x2回、月2回の場合)
レンタル代:7,000円(楽器を購入した場合は不要)
テキスト代(最初の1年間):約20,000
教則本(2冊):約6,000
曲集(4冊) :約14,000

<楽器について気になる方、お悩みの方>

初心者用の楽器であるからといって、安価な楽器、弓を選ぶのはあまり感心しません。

安価な楽器、弓は、弾きにくく音も出にくいため初心者にはかえって扱いにくいのが現状です。予算が許すのであれば、出来るだけ良い楽器、弓を入手することをお勧めします。

プロはオールド楽器を好んで使用することが圧倒的に多いといえます。オールド楽器を音を比べてみると、一般にオールド楽器、弓は、長年弾き込まれ、木が十分乾燥しているため音が十分出る状態になっているため、音の出が良く、音色も良いことが多いといえます。新作楽器の多くは、本当の音が出るまでには、数十年はかかり、音が硬く、非常に良い楽器以外は音が出しにくいことが多く、特に初心者には弾きにくいことが多いです。チェロの場合楽器の持っている本来の音が出るようになるためには最低でも30年以上できれば50年以上必要と言われています。
新作楽器の利点は入手しやすいことである。続々と作られているために弦楽器楽器店で容易に入手できる。また数が多いため多くの楽器から音色等自分の好みのものを選べる点です。
チェロのオールド楽器の難点は、数が少ないため入手が困難で高価でな点です。
演奏する立場からは、もちろん全てが良いものにこしたことはないが、コレクターのように楽器の見栄えや製作者や製作国ばかりにこだわるべきはなく、音や演奏を中心に考えるべきです。

【楽器について】

楽器はレンタル可能です。(7000/月額)
購入の場合には楽器店の紹介できます。
所有楽器をお譲りすることも可能です。詳しくは下記をごらんください。


■チェロ・弓をお譲りします(クリック)

<チェロを始める年齢を気にされる方>

50代、60代の方で時間的、経済的な余裕が出てきてこれまでやりたいと思っていいたチェロを初められる方が増えてきています。チェロは、年齢を気にせずに始められる楽器です。チェロは椅子に座って弾く前提の楽器で、構えもバイオリンのように腕を捻らずに自然な形で、また管楽器のように肺活量を必要とすることもなく一生続けることのできる楽器であると言えます。
当チェロ教室では無理のない自然な奏法の習得を指導しております。

<お子様にチェロを習わせたい方>

何事でも言えることですがものごとは、最初が肝心と言えます。チェロへの興味を続けられるか、もし将来専門的な道へ進む場合には正しい方法で習っているか、音楽的な表現方法も習っているかが大きなポイントとなります。よくあるケースとして、退屈な練習を延々と続けたり、誤った方法で習い後でそれを直すために時間を要するケースが見受けられます。また、一般に子供の場合、技術のみを教えるきらいがあります。音楽的な表現方法は、すぐに身につけられるわけではありませんが、時間をかけても自分で表現できるように指導すべきであると考えます。

<プロをめざす方・音楽学校へ進学を考えている方・音楽大学在学中の方、卒業した方>

音楽学校(大学・専門学校・高校等)はプロにいたるまでの一つの過程に過ぎません。確実な技術を身に付けることは当然のことですが、自分の音、自分の音楽を作り上げることができることが重要と考えています。誰でも一定のレベルまでは到達できますが、そこから先は人と違うものを持っている必要があります。当チェロ教室ではそうした理念に基き単に受験に必要なチェロ演奏技術のみならず、一生役に立つものを身に付けるべく指導しています。
音楽大学、音楽高校への合格実績多数あり。実技試験の直前指導も可能です。
音楽大学在学中の方の実技試験対策および卒業した方のさらなる飛躍のための指導を行っております。
音楽大学入学実績多数あり。
お気軽にご相談ください。

<音楽コンクールを受ける方>

音楽コンクールでは、単に正確に弾けること以上が求められます。特に本選においては、他の演奏者よりも優れた点をアピールできるだけではなく、採点基準を満たす必要があります。
このため、入賞者なしの場合もよくあります。当チェロ教室では、コンクール課題曲の指導をコンクールのスケジュールにあわせて行います。

音楽コンクール入賞指導実績あり。


<音楽教室講師試験の準備をされたい方>


音楽教室講師試験の課題曲(コンチェルト、バッハ無伴奏チェロ組曲、ポッパーエチュード)の指導をします。試験では曲を正確に弾けることは当然ですが、強くアピールできる要素も必要となります。

<自己流でチェロを始め、弾けないと諦めている方>

学生時代にオーケストラに入りチェロを始められた方の中には自己流の奏法で、弾いていたために、弾けるところは弾ける、弾けないところは弾けないと諦めている場合も多いと思います。当チェロ教室ではこうした方でも修正すべきところと方法を明確にし、時間の長短の差は個人によってありますが、これまで弾けなかった箇所が弾けるようになります。

<まわり道を好まない方>

チェロを学習する多くの方は、だれでもまわり道をせずにできるだけ最かい距離で、目的のところまで行きたいと思います。このような方法があるのでしょうか。教則本は万人向けに作られているため、全ての曲を順番に学習する必要があるわけではありません。目的をもって必要な教材を、必要なタイミングで使うことにより、時間をかけずにあるレベルに到達できるように指導します。

<グループレッスンで進歩を感じられない方>

グループレッスンは楽器に初めて触れる機会を持つという意味では良いかもしれませんが、チェロは、ダンスなどと違い、同時に複数の音を聞き分けることができないためグループレッスンにはあまり向いていないと言えます。グループレッスンでは、1人当りに費やせる時間はごくわずかとなります。例えば1時間のレッスンで5人のグループでレッスンを行う場合には1人当りのマンツーマンの時間は最大でもわずか10分ということになります。当チェロ教室ではすべて個人レッスンによりきめ細かい指導を行っています。

<サイレント・チェロでレッスンをしている方>

サイレント・チェロは電子ピアノのようなもので、チェロではなく別の楽器と考えた方が良いと思います。サイレント・チェロのみで練習しても本物のチェロは弾けません。チェロの楽器を鳴らし、自分の音をつくりだすことが大切なことです。チェロを始める方にはサイレント・チェロではなく本物のチェロを使用することをお勧めします。

<耳から聞いたものをそのまま再現する方法(メソッド)でレッスンを受けている方>

チェロを上達するために必要なレッスンは、個人の特性にあわせた方法で、音楽を自分で創り出す習慣を学習によって身に付けることです。耳から聞いたものをそのまま再現する方法や、楽譜から音楽の意図を読み取らずに記号のみに頼る方法では、あるところまで行くと行き詰まることとなりがちです。こうした方法(メソッド)で学習すると無感動な演奏になる恐れもあります。また、長年こうした方法で学習しても、結局は役に立たず、最初から全てを学び直す必要がある場合もあります。
こうした例は数多く見られますが、そのような方でも分かりやすくきちんと演奏ができるように指導します。

<楽譜の読めない方>

「譜読み」という言葉がありますが楽譜は読むものではありません。楽譜は、演奏に必要な情報の一部を提供しており、丁度交通標識のようなもので、チェロ場合には弦と五線譜の関係がわかれば誰にでも理解することができます。全ての音符を指の番号や他の記号に置き換えて弾くことは、意味がありません。数字の場合には、数字を見る→その数字を認識する→音にするという過程には1秒位かかるため、音符が1秒より短かい曲は弾けないことになります。これではほとんどの曲は弾けないか、つっかえながら(止まりながら)弾くことになります。
当教室では全く楽譜を読めない方でも楽譜を理解して演奏できるように指導します。

<いつまでも練習曲(エチュード)のみをやっている方>

「何年たっても練習曲しかやらせてくれない。」、「何年もやっているのに人前で弾ける曲が1曲もない。」等の声をよく耳にします。チェロを始める動機は様々ですが、チェロで何か曲を弾きたいということで始められる方が多いと思います。
 曲を弾くための技術を身につけるために練習曲(エチュード)はあります。練習曲(エチュード)のみを何年やっても曲の弾き方を身につけることはできません。チェロをマスターするに当って、重要なことは、音符を並べることをマスターすることではなく。音楽をマスターすることであると考えています。技術は、そのための手段に過ぎないと考えています。当教室では必要な技術を身につけるための練習曲(エチュード)と音楽をマスターするための曲を並行して指導します。

<低いポジション(ファースト・ポジション+)を何年もやっている方>

一般に、一番低いポジション(ファースト・ポジション)の練習曲のみを何年も延々とやっている(3年位)ケースが多く見られます。これは丁度、テニスを習っている場合に素振りのみを何年もやっていてボールを打ったり、ゲームをやったり全く行わないようなものです。この方法では、いつまでたっても技術的にも、音楽的にも上達は望めないでしょう。実はファースト・ポジションは、右手を最大限に広げる最も難しいポジションなのです。第四ポジションをやってみれば、いかに簡単かその違いがよくわかると思います。また、ハイポジションは何か特別なものと考えている方が多いと思いますが、特別なものでも何でもありません。ハイポジションが特別のものであるとしたら、バイオリン奏者は、いつも特別のことをやっていることになります。やっていないから、特別なものに感じるに過ぎません。正しいやり方を身につければ、むしろファースト・ポジションよりやさしいとも言えます。
 当教室では入門者であっても、ハイポジション(高い音の位置)から始めます。具体的には第1、第4、第8(親指を使用)を同時に練習しどんな曲でも弾けるように指導します。

<「ウエルナーの教則本」で学習している方>

通常日本では、チェロを始める場合には、古典的教則本「ウエルナーの教則本」で始める場合が多いようです。詩人の宮沢賢治が、大正初期にチェロを始めたときに使用したのが、「ウエルナーの教則本」です。チェロは楽器自体は300年間変わっていませんが、技術の進歩は著しいものがあります。「ウエルナーの教則本」は本国のドイツはもとより、他の欧州諸国、米国においても現在は全く使用されておらずもはや過去のものとなっており、使用しているのは日本のみであることが現状です。その理由は無駄が多い、練習曲の羅列で技術の習得を指向していないなどの理由からです。
 当教室では、「ウエルナーの教則本」は使用せずに効率よく学習できるように指導します。

<ビブラートをかけて曲を弾けない方>

チェロはビブラートにより、チェロ本来の音を出すことができます。ビブラートをかけずに曲を弾くことはチェロの音を出さずに弾いていることと同じです。美しいチェロの音、力強いチェロの音はビブラート無しでは表現できません。
当教室では、初心者の段階からビブラートを学び実際の曲で使用できるように指導します。

<速いパッセージや移弦が多くなると弾けなくなる方>

速いパッセージや移弦が多くなると弾けなく場合には、指の動きが悪かったり、腕の動きが悪いわけではありません。弾けない場合には理由があります。指が大きく指板から離れている、間の指が浮いている、腕のみで弾いている等、弾けない方法で弾いているからです。
 当教室で指導している正しい方法を身につければ、楽に弾きこなすことができます。

<チェロの演奏に行き詰まりを感じている方>

チェロの演奏で、特定のうまく弾けない部分があったり、練習をしているのに思ったように演奏できないで、限界を感じていることはありませんか。うまく弾けない場合や思ったように演奏できない場合には必ずその理由があります。
当教室ではその理由を明確にし、正しい方法を学びさらに高いレベルの演奏をめざすよう指導します。

<チェロを10分も弾いていられない方、チェロを弾いた後で手、指や肩が痛くなる方>

チェロを正しい構え、ボウイング(右手)、フィンガリング(左手)で弾いていれば1、2時間位はどなたでも弾き続けることができます。また、弾いた後も特定の部位が痛んだりすることはありません。チェロを弾いた後で手、指や肩が痛くなる方は、右手の場合であれば、親指に力が入っていたり、指が突っ張っていることが考えられます。左手であれば、手首がVの字に曲がっているなどの無理な形で弾いていると考えられます。
当教室では疲労の少ない構え、ボウイング(右手)、フィンガリング(左手)等を指導します。

<次のような問題点のある方>

次にあげることはチェロを弾く上で、決して行なってはならないことです。この中で該当するものがあるか場合にはご相談ください。

◇構え

1)右肩が前に出ている、右肩が上がっている
2)片足の膝の上にチェロを乗せる
3)ネックを担(かつ)いでいる
4) ネックが前に出過ぎている

◇右手

1)弓にマークを付ける
2) 右腕を「振り子」のように動かすー肩を軸としてボウイングする
3) 「ポンプ」を動かすように右肘を主体に動かす
4))弓を摘むように持つ
5)右手が弓に対して左に傾いている
6) 右肘を上げてボウイングする
7) 手首から先を下に曲げてボウイングする
8)右手親指を反らせてボウイングする
9) 常に全弓を使う
10) 常に弓を根元まで戻す
11)弓の返しで不用意に加速させる

左手

1)指板にマークを付ける
2)ネックにしがみつく
3)左手首がV字になっている
4)ネックをかついでいる
5) 左手の甲が指より下がり、指の付け根が落ちている
6) 左肘が下がっている
7)同じポジションで、左腕が上下に動く
8)左手の親指が反り返っているー親指を反らせず力を抜く
9)指が反って指の腹で弦を抑えている
10)左手の親指がネックに対して低音側に傾いている
11)左手の指が伸びているー左手の指を曲げる
12) 左手の指を高く上げる
13) 間の指が指板を離れる

14)常に指板をたたく

<メジャーな曲を習得したい方>

今日演奏会で弾かれたりCD録音されるチェロ曲の多くは、人気が高いこともありますが、音楽的な内容が優れている点が大きいと考えられます。これらの曲をチェロで弾くにはどのようにしたら良いでしょうか。一定水準以上の基礎技術(ここでいう基礎技術とはボウイング、ビブラート等の演奏に必要な基礎技術を指す)があれば誰でも協奏曲を含めて7~8割位は弾くことができます。特定の人しか弾けない曲はこれらのうちのごく一部に過ぎません。また、ベートーベンはベートーベンらしく弾くスタイルの理解と表現技術が必要なことは言うまでもありません。
当教室では演奏技術のみならず、曲を弾くためのスタイルの理解や表現技術について指導します。

<チェロの名曲を習得したい方>

バッハ・無伴奏チェロ組曲第3番、ベートーベン・チェロソナタ第3番、ブラームス・チェロソナタ第1番、シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」、ハイドン・チェロ協奏曲第2番、ドヴォルザーク・チェロ協奏曲など今日演奏会で弾かれたりCD録音されるこれらのチェロの名曲の多くは、人気が高いこともありますが、音楽的な内容が優れている点が大きいと考えられます。これらの曲をチェロで弾くにはどのようにしたら良いでしょうか。一定水準以上の基礎技術(ここでいう基礎技術とはボウイング、ビブラート等の演奏に必要な基礎技術を指す)があれば誰でも協奏曲を含めて7~8割位は弾くことができます。特定の人しか弾けない曲はこれらのうちのごく一部に過ぎません。また、ベートーベンはベートーベンらしく弾くスタイルの理解と表現技術が必要なことは言うまでもありません。ブラームスのチェロソナタ第1番を例にとりますと、冒頭の旋律においては、フレーズのとらえ方、重く憂いを帯びた音色の出し方、それが曲想に従って力強くあるいは柔らかく変化させる音楽のコントロールする必要があります。当教室では演奏技術のみならず、これらの曲を弾くためのスタイルの理解や表現技術についても指導します。

<バッハの無伴奏チェロ組曲を弾きたい方>

チェロを弾く人にとって、いつかはバッハの無伴奏チェロ組曲を弾いてみたいという方は多いと思います。バッハの無伴奏チェロ組曲の演奏においては曲の構造の理解が重要です。6曲のバッハの無伴奏チェロ組曲のうち最もシンプルな曲は第1番で、初心者~中級者にとってアプローチしやすい曲と言えます。第2番は第1番より曲の構造が複雑でその構造を十分に理解する必要があります。第3番は明快なわかりやすい曲です。分かりやすい曲だけに、単調にならないように変化をつけることが大切です。4番はある意味で最もバッハ的で、鍵盤楽器ではないチェロにとって効果的に弾くことの難しい曲の一つです。大きな流れをつかみ、和音の構造を理解することが大切です。第5番は、最も表現技術の必要な曲で、変則調弦の曲を5度調弦で弾くために特に左手は技術的には難しい曲の一つと言えます。(オリジナルの調弦で弾く場合はそれ程難しさはありませんが、チェロの輝きは失われます。)第6番は6曲の中でも曲の性格が特徴的です。この曲は5弦のチェロ用に作曲されているため、4弦のチェロで弾くにはそれなりの技術が必要となります。当教室ではこれらのことをふまえてバッハの無伴奏チェロ組曲の演奏について指導します。

<難曲に挑戦したい方>

すべての方がそこまで到達できるわけではありませんが、難曲といわれる曲(例えばコダーイの無伴奏チェロ組曲)であっても正しい方法でアプローチしていけば弾けないことではありません。弾けない場合の多くはその中のいくつかが欠けていると考えられます。それらは指がよくまわるとかいった問題とは全く別の要素と言えます。

<曲をより音楽的に弾きたい方>

楽譜に書いてあるとおりに弾いても音楽にはなりません。チェロの神様といわれたパブロ・カザルスも「楽譜どおりに弾くな!(Do not play with printed note!)」と言っています。楽譜どおりに弾いて音楽になるならば演奏家は不要になるとも言えます。最近の技術では、スキャナで楽譜を読み取り、音にすることも簡単にできます。楽譜から得られる情報が演奏に必要な重要な情報であることは間違いありませんが、演奏スタイルやそれに伴う表現技術の他、テンポのゆらぎも考慮する必要があります。楽譜をただ音にするだけで弾いていないでしょうか。自分で弾いていて楽しいと感じられなければ“それを聞かされる人”が楽しいと感じるわけがありません。

<ソロを弾ける技術、音楽表現方法を身につけたい方>

ソロ演奏とオーケストラ演奏との違いは何でしょうか。オーケストラ演奏では、複数のチェロ奏者が同じパッセージを弾くことにより、チェロ同志の共振によりオーケストラ独特の音の厚みを出します。また、演奏の表現、テンポ等は指揮者の意図に沿うようにチェロのパートで、合わせます。時にはアーティキュレーションの点で統一性をとるためにチェロの自然な奏法に逆らうような場合もあります。
これに対しソロ演奏では、こうした様々な制約から解放されると同時に、作曲家の意図を具現化するための表現上の個性が求められます。また、技術的には、楽器を十二分に鳴らす技術、ビブラートを含むとおりの良い音を出す技術を身につける必要があります。

【習得すべきチェロの基礎技術】
レッスンではチェロ演奏のために必要な次のような技術を体系的に身につけることができます。
これらの技術をマスターすれば誰でも小品はもとより、標準的なソナタ、チェロ協奏等の演奏が可能となります。

右手の技術

腕と手首の動き(ロングストロークのボウイング)
手首と指を使ったボウイング
 縦の動き(移弦)
 横の動き(ショートストロークのボウイング)
総合的な動き
④腕の重さを使ったボウイング(楽器を鳴らすためのボウイング)
⑤スタカート(通常のスタカート、ワンボウスタカート)
アルペジオ
重音
ピチカート
 等


左手の技術

①主な基本ポジション
 ネックと親指のポジション
広いポジション(拡張ポジション)
ポジション移動
⑤ビブラート

 

<音楽表現のための技術>

弓の変化の技術
 弓の角度の変化弓の位置の変化弓の速度の変化
クレッシェンド
ディミヌエンド
アチェルランドとルバート
音色の変化(重い音、柔らかい音、クリアで軽快な音等)
 弓による変化、ビブラートによる変化、ポルタメントによる変化
フレーズの始めと終わりの表現
アクセントの技法
フレージング
対比の表現
重音
ピチカート
 等

<曲のスタイル(様式)を身に付ける>

バロック音楽の演奏
古典派音楽の演奏
ロマン派音楽の演奏
 等

<チェロ独奏のための技術>


とおりの良い音を出すための技術
②チェロコンチェルトの弾き方

 等

【チェロ指導の基礎方針】

1)腕の重さを使ったボーイング、柔軟な手首と指の動かしかた等の基礎技術を指導。

2)何度も同じものを繰り返し、完璧にできるまで同じレベルに留まっていると進歩はみられない。完璧にするためにかける時間を、他のやるべき課題に振り向ける。

ある程度(6割程度)弾けたら先のレベルに進む。先のレベルに進めば技術の向上により、それ以前のレベルのものは弾けるようになる。

3)課題は、常に現在より高いレベルものを行う。

4)譜面どおりの演奏ではなく、音楽表現方法を身に付ける。

5)自発的な音楽表現方法で良いと考えられるものは極力残す。

6)楽譜を「音楽」にできる読譜力を身につける。


■チェロ演奏クリニック

チェロ演奏でお悩みの方の1回のみのレッスンを致します。

料金:¥10,000

お気軽にご相談ください。
連絡は下記まで:
電子メール:cellists@aol.com
ここをクリックし、メールを送信できます。


■チェロ・レッスンDVD

チェロの演奏技術を確実に身につけるためのチェロ・レッスンDVDです。
実際のチェロ・レッスンと同様に、ボウイング、左手の技術の他、ビブラートについても
わかり易く解説しています。
初心者から中級者の方、あるいは基礎からやり直したい方を対象としています。

各レッスンごとに1枚のDVDで構成されています

(内容)

◇チェロ・スタート・アップI(LSDV1\9000(送料込)

レッスンの進め方と練習方法
楽器の名称

調弦方法
楽器のかまえ方
弓の持ち方
右手の基礎
左手の基礎
音の確認
第1ポジション(ハ長調音階練習)


◇チェロ・スタート・アップⅡ(LSDV2)
\9000(送料込)

ロング・ストロークのボウイング
手首、指を使用したロング・ストロークのボーイングの練習
第4ポジション(ハ長調音階練習)

第8ポジション(ハ長調音階練習)
親指を使用したポジションの練習

◇ビブラートの基礎LSDV3\9000(送料込)

指の伸縮による正しいビブラートを習得するための、
基本的なビブラートのかけ方とビブラートの練習

◇ショートストロークのボウイングと移弦LSDV4\9000(送料込)

手首と指を使ったショートストロークのボウイングにより速いパッセージを楽に、柔らかい弓の
返しが可能となります。
手首と指を使った移弦の動きにより2弦の速い動きや弦を飛び越した移弦が可能となります。

◇広いポジション、ポジション移動LSDV5\9000(送料込)

♯や♭の音符を弾くための広いポジション(拡張ポジション)の習得。
第1ポジションから第4ポジションを使ったポジション移動の習得。
*チェロ・スタートアップⅡを終了していることが前提となります。


◇スタカート、重音、アルペジオ、スタカート、ピチカート(LSDV6\9000(送料込)

曲を弾くために必要なスタカート、重音、アルペジオを習得します。
スタカートショートストロークのボウイングの習得が前提となります。
アルペジオは手首と指を使った移弦のボウイングの習得が前提となります。

白鳥」を弾く-サンサーンス「白鳥」とショパン「ラルゴ」LSDV-M1\9000(送料込)
 <ライブ映像付>

 
サンサーンス「白鳥」、ショパン「ラルゴ」の演奏を通じてロマン派の曲を弾くために必要な演奏表現技術を習得します。
-フレージング、アチェルランドとルバート、音色の技法(ビブラート、ボウイング)、親指のポジションのビブラート等
LSDV1-
LSDV5まで終了していることが前提となります。

*申し込みは下記へメールをお願いします。

お問い合わせ
電話:03-3717-4693
<PCメール>
cellosjptokyo58@gmail.com または
cellists@aol.com
<携帯メール>
cellosjp@docomo.ne.jp

ここをクリックし、メールを送信できます。

下記連絡フォームでも連絡可能です。(携帯電話,スマートホン等)

あなたのお名前:

あなたのメールアドレス:

本文: