SSC note.ホ−ムペ−ジ: 宇宙ボランティア活動
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==ご感想は→Eメイルアドレスは、goro-shirako(小文字半角)に@mui.biglobe.ne.jp = =


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 宇宙開発の普及・啓蒙−−手創りの宇宙開発の実践 
  ■ 原点;私の手作り宇宙開発の実践
  
■ 日本宇宙少年団活動 :わたらせ分団、広報ボランティア
  ■ 宇宙開発の普及・啓蒙の出前活動 :宇宙教育リーダー、Update総合学習、理科支援事業手作り人工衛星
  ■ 手創りの楽しさ、すばらしさ
 :
Updateアイディアロケット工房活動、手作りの楽しさ・すばらしさ

原点;私の手作り宇宙開発の実践(Aug 2001)
 本文は岩波書店・科学編集部のご厚意(5 Sep 2001承諾)で、寄稿「科学;VOL.71 NO.8 AUG.2009」より転載させていただきました。

「宇宙を通して<技術する心>を子どもたちにどう伝えるか」
 宇宙技術者の手創りの宇宙開発の実践活動から

                                                  白子悟朗(しらこ ごろう) 技術士(航空・宇宙部門)
21世紀は宇宙時代
 「21世紀は宇宙との共生を深め、平和と地球環境保全の宇宙時代を目指したい」との思い入れで、わが国宇宙開発を応援している。いまや宇宙開発によって得た宇宙通信、地球観測や宇宙科学など人類にとって不可欠なものばかりだ。そして宇宙開発と宇宙産業は不可分関係にあり、技術開発とその継続的な努力が国力を高めるためにも必要である。さらに私は21世紀の主人公である子どもたちに宇宙時代実現の夢を託すためにも宇宙開発を謙虚に、かつ大胆に進めることを提唱している。国民・社会の声を反映した大胆な宇宙ビジョンをわが国が得意な技術分野で立案・実行することで宇宙文化創造につなげることによって多くの国民の理解が進み、あわせて子どもたちが宇宙への挑戦者に成長させると信じている。

経験と感謝を活かす
 私は日本の宇宙開発の黎明期から現在までの四十余年にわたり、人工衛星やロケット搭載電子機器そしてわが国初の地球観測衛星「もも1号」ほかの多くの人工衛星システムの開発にかかわり、その進歩・発展の現場で、宇宙環境という極限条件下で高度の信頼性・品質で機能動作する複雑な人工衛星開発に挑戦してきた。そしてロケットが打上がるときは一発勝負の緊張を、打上げに成功しみごとな地球画像を目の当たりにしたときは身も震える感動を味わい、ともに苦楽をともにした大勢の関係者への感謝の気持ちが沸騰するような機会に恵まれた。その経験と感謝を活かして、つぎの世代に宇宙開発をバトンタッチ出来るようライフワークの「手創りの宇宙開発の実践(草の根活動)」を心掛けている。具体的には、日本宇宙少年団わたらせ分団リーダーとしての活動などを通じて宇宙開発現場に微力だがお返しをしている。

”技術する心”を遡る
 子どもの頃の手近な木切れに始まったモノづくりや泥んこ遊びに興じた自然との触れ合いが高じて根付いた「挑戦する心」「探求する心」「ワクワク、ドキドキする心」、それらが自分の”技術する心”の形成に大きく影響したと思っている。その”技術する心”とは、(1)常に物事に興味をもち、情熱、執念をもって挑戦する、(2)粘り強く、工夫をし、成果を確認する、(3)使命感をもち、苦労を惜しまず課題を進んで処理する、(4)モノ創りの魅力や難しさを実感することを大切にする、(5)現場に出て判断する、と言ったところであろうか。私が永年とり組んできた「星(人工衛星)」創りのどこにロマンを感じたかといえば、「未知なる宇宙」に高度な技術や経験に基づいたヒラメキ(温故知新)を駆使しながら挑戦してきたことだと思う。先輩が私の星創りの様を詠んでくれた。
   手づくりの衛星(ほし)の囁き、聞くごとき心地するとふ、若き技術者(たくみ)ら −雨日山人−
 その”技術する心”、つまり持続的な実践によって得られる挑戦、探求、感動を子どもたちや若い技術者に伝えたい。

宇宙を通して”技術する心”は子どもたちに伝わっている
 時流の速さに変化があったとしても、子どものころの”キッカケ”が人の形成に大きく影響することには変わりがないと思う。その”キッカケ”つくりを宇宙の魅力を通して実践している草の根活動・日本宇宙少年団わたらせ分団の活動を紹介しよう。(財)日本宇宙少年団(YAC)は1986年につくば万博を機会に結成された。全国各地に100以上の分団があり、これらの活動はリーダーと呼ばれる指導者を中心におこなわれている。私や地元ボランティアがリーダーとして参加している「わたらせ分団」は茨城県古河(こが)市に所在し、宇宙への限りない夢の実現と子どもたちの大きな成長と幸福を願って地域の草の根活動として誕生した(1997年)。毎月の活動を続けることによって、幼稚園児から高校生までの分団員とその家族が積極的に参加するようになり、幅広い年齢層の仲間が一つの家族のようになってきている。当初は挨拶、物事への集中力、そしてハサミなど道具の扱いもおぼつかなかった子どもたちも活動を通じて成長している。
 例えば、手作りロケットや宇宙食作りなどモノ作りに繰り返し挑戦し、その都度正しい道具の使い方を指導することによって今や素晴らしいハサミや包丁捌きをしてくれる。また、満天の星の下で覗いた天体望遠鏡の視野から星たちがすぐに外れてしまうことを体験し、地球が自転していることを実感し感動したこともある。このほか沢山の実体験と素晴らしい出会いと親子の楽しい触れ合いから挑戦・探求・驚き・興奮・喜び・感動・感謝を享受し”技術する心”を体得、そして成長している。そして、宇宙技術者である私は、子どもたちが宇宙や宇宙開発の現場や実物に接する中で子どもたちと同じ目線のわかり易い言葉で語りかけ、”キッカケ”と”技術する心”を与える役割に徹している。こうした活動を通じて、嬉しいことに結団3年目で分団員生え抜きの若いリーダー(大学生)が誕生したのである。
 以上は一つの活動事例で、その他にもさまざまな取組みがあるが、宇宙の多彩な活動を通じて子どもたちや多くの皆さんに、空気のように身近に”科学・技術する心”を滋養して貰いたい。

 日本宇宙少年団(YAC)活動  
 宇宙少年団活動は1984年に米国で始まり、日本では1986年6月つくば万博を機会に日本宇宙少年団が結成されました。活動は全国に分団を広げ、青少年・少女の科学への探求心を育むこと、世界の宇宙少年団との交流で相互理解と協調性を育むこと、そして21世紀の国際社会を担う人材育成を目指すことを目的としています。これらの活動はリ−ダと呼ばれる指導者を中心に行われています。
  
 日本宇宙少年団については → 日本宇宙少年団・目次へリンク 

  わたらせ分団(@茨城県古河市)活動に参加
      連絡先: わたらせ分団分団長 長谷川正幸 FAX:0280-98-2461 E-mail:arcmh@koganet.ne.jp 
            〒306-0231 茨城県猿島郡総和町小堤 2026-10
      分団の設立・運営は、有志のボランティア活動です。末永く未来に向かって子供達の夢を育てる応援を
      リ−ダ(リ−ダ認定:22 Jun 1997)として活動しています。 
現在休団中

  宇宙広報ボランティアの委嘱(1 May 1998)
Update 9 May 1999
     静岡県で最初の「すばる分団」が発足 9 May 1999
         @静岡県駿東郡清水町「ウオ−タビジョン」 を事務局とする地元ボランティアの皆さんの努力が
         実って発足しました。1998年5月から3回の宇宙講演を引き受けた縁で認証式に参加しました。
           
            「すばる分団」の皆さん
New 25 Jul 2001

      ■ 「サイエンスキッズ三鷹:水ロケット製作・打ち上げ活動支援」22 Jul 2001@三鷹大沢総合グランド

 宇宙開発の普及・啓蒙の出前活動:
      宇宙開発に対する理解・関心を広く皆さんに深めていただくためにお手伝いします。 宇宙開発に関
     する講演等、休日でしたら可能な限り対応させていただきます。ご連絡下さい。

  宇宙教育リーダー活動
 社会教育としての活動の輪を広げるために「宇宙教育リーダー(SEL)」の育成セミナー@JAXA相模原キャンバス(27 Jan 2007)に参加し、JAXA宇宙教育センターより「宇宙教育リーダー認定証(3年間有効)」が発行されました(認定書番号L06-316)。

Update 29 Dec 2018
  総合学習(楽習)、理科支援活動
       ■ 目黒区教育委員会・中根小学校ゲストティーチャー(〜現在)および学校評議員(平成16-17年度)
            私の宝物;毎年、授業感想文を頂く 
          29 Nov 2018(木)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作
          14 Nov 2017(火)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作&学校公開(Feb 2018)
          15 Nov 2016(火)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作&学校公開(Feb 2017)
          28 Oct 2015(水)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作&ワクワクワークショップ(Feb 2016)
          28 Oct 2014(火)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作&ワクワクワークショップ(Feb 2015)
          
29 Oct 2013(火)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作&わくわくワークショップ(Feb 2014)
          5 Nov 2012(月)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作&わくわくワークショップ(Feb 2013)
          3 Oct 2011(水)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作&わくわくワークショップ(Feb 2012)
         13 Oct 2010(水)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作&わくわくワークショップ(Feb 2011)
         13 Feb 2010(土)中根小学校わくわくワークショップ参観
          7 Oct 2009(水)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作
         14 Feb 2009(土)中根小学校わくわくワークショップ応援
          5 Nov 2008(水)中根小学校3年;宇宙の話とフイルムケースロケット工作
          6 Feb 2008(水)中根小学校わくわくワークショップ応援/
         10 Oct 2007(水)中根小学校3年:宇宙のふしぎ:「かぐや」他とフイルムケースロケット工作
         17 Feb 2007(土)中根小学校わくわくワークショップ参観
          4 Oct 2006(水)中根小学校3年:宇宙のふしぎ:宇宙から中根の町を見るとフイルムケースロケット工作
                                        手作り火薬ロケットの試射
         23 Mar 2006(木)中根小学校卒業式参列(学校評議員活動)

  
       18 Feb 2006(土)中根小学校わくわくワークショップ参観
          6 Feb 2006(月)中根小学校職員/学校評議員懇談会参加(学校評議員活動)


Update 
   
*  2005年度〜2001年度までのゲストティーチャー活動および学校評議員活動の記録は省略

Update 15 Mar 2010

       技術士会・理科支援員等配置事業・特別講師活動
       *古河市教育委員会・理科特別講師;テーマ「宇宙の不思議に挑戦;最近の話題/地球と宇宙の環境他」他
          2009年度 西牛谷小(21 Jan)、古河五小(25 Feb)実施

          2008年度 下大野小(16 Jan)、古河第七小(29 Jan)実施
           
       *古河市教育委員会・理科特別講師;2007年度 古河第一、第五小学校授業(13 Feb)実施
       *群馬県教育委員会・特別講師;2008年登録、2009年度 伊勢崎市・宮郷小学校授業(15 Oct)実施
       *さいたま市教育委員会・理科特別講師;2009年度 さいたま市立岩槻小学校(7 Nov)、大戸小学校(30 Dec)実施
       *栃木県教育委員会・特別講師登録;2007、2008、2009年登録

Update
      ■ 
区立中学校理科授業
         30 Nov 2007(金)文京区立第九中学校1年理科授業:宇宙のふしぎ&紙飛行機で空気を感じてみよう

Update 19 Jan 2003
      ■ 東京都立航空高等専門学校・Saturday Afternoon School
         21 Dec 2002(土)第7回SAS:宇宙の環境と無重力の世界の不思議、とプラスワン”衛星観測”
          
                           学生諸君といっしょに無重力実験

  講演等
      ■ 近畿ツーリストクラブツーリズム・宇宙旅行クラブ交流会講師:2002~2004「宇宙の不思議4回シリーズ」
Update 16 Feb 2001
      
 「工作教室:フイルムケースロケット」10 Feb 2001(土):@国立オリンピックセンター・子ども放送局
           
         (子ども放送局収録ビデオより:提供 国立オリセン子ども放送局)
      
 「宇宙の講演&アルコールロケット作り」'00/09/10(日):@越谷市立児童館コスモス 
      
 「親子・ミニ宇宙講座第3回・宇宙の生活」'00/07/01(土):@横浜・釜利谷西コミュニティハウス
      
 「宇宙の不思議に挑戦&プチロケット作り」'99/09/15(敬老の日):@越谷市立児童館コスモス
                

       「宇宙の不思議」 '98/09/12(宇宙の日):小学生1-6年約70名参加@越谷市立児童館コスモス
      
 「宇宙開発・利用と私たちの暮らし」 '98/5/9、6/20、7/11 の3回連続
         @静岡県清水町「ウオ−タビジョン21・ポスタルサロン・教養講座」
      
 「宇宙への夢を開く:暮らしの中の宇宙開発」 '97/04/26 @古河市 
          日本宇宙少年団古河分団設立準備会・講演会主催、古河市教育委員会等後援

Update 23 May 2005
  日本科学未来館(みらいかん/Miraikan)・ボランティア活動
                      
  ・地球環境とフロンティア5F/実験工房/ASIMO実演で活動(不定期)
Update:2006年度以降は登録保留
    :2005年4/18、5/16実績

    
:2004年3/3、4/7、6/2、7/7(フロンティア5F)
    :2003年6/4、7/2、11/12、12/3(フロンティア5F)
     :2002年2/20(ロボット)、4/17(超伝導)、8/7、9/4、10/2、11/6、12/4(フロンティア5F/ASIMO)
     :2001年7/27(ロボット)、8/17(超伝導)、9/19(ロボット)、10/26(レーザー)、11/14(レーザー)

  ・ボランティア・活動分野研修・登録
    :7 Aug 2002 ASIMOスタッフ:実演サポーター講習受講、登録済み
    
:29 Jul 2002 活動分野拡大研修・専門講座(地球環境とフロンティ5階展示)受講、登録済み

    :
20&30 Jun 2001 ボランティア共通・専門講座(実験工房)を受講、登録済み

Update 1 Dec 2013
  手作り人工衛星への道の支援活動
Update 1 Dec 2013
       平成25年度(2013年度)宇宙開発利用大賞・文部科学大臣賞受賞;衛星設計コンテスト実行委員会
      
 「第21回衛星設計コンテスト」2013実行委員〜
「第10回衛星設計コンテスト」2002-実行委員
      ■
 「第9回衛星設計コンテスト」2001-審査委員・・・審査に参加しておよびコンテスト検討WGメンバー
       「第8回衛星設計コンテスト」2000-審査委員・・・審査に参加して
       「第7回衛星設計コンテスト」1999-審査委員
        
*事務局 衛星設計コンテストホームページ
Update 2 Aug 2006
      
 「大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)」 → 最新の活動は手作り衛星製作者の心得 に収録
   ・2006・第4回総会関連企画:OB/OG-現役懇談会コメンテーター
   ・CubeSat誕生一周年記念講演(10 Jul 2004)/キューブサット物語出版(23 Mar 2005)
    :東工大/東大Cubesatプロジェクト支援(東工大大学院・宇宙特論-通信技術、審査会、製作等指導)
   ・プロジェクト(衛星)審査委員 2001年、2002年
   ・UNISEC-WS2002:招待講演&コメンテーター
   ・元個人賛助会員/元テクニカルアドバイザー/元周波数WG/預託金サポーター(~2011年度まで)


      ■ アマチュア衛星活動(JG1LDVを開局)
   ・1980年から現在:日本のアマチュア衛星”ふじ1,2,3号”の開発に参加(JARLアマチュア衛星委員)。
               
  JARLホ−ムペ−ジ・JAS-2 メニュ−へリンク
   ・           :国際協力アマチュア衛星P−3Dを応援(募金、SCOPEアドバイス)
   ・           :JARL会員
   ・           ;元JAMSAT会員(~2010年)
   ・1978年:JAMSATのオスカ−8号搭載中継器開発を支援。
   ・1976年:2m同好会/JARLの富士山頂・擬似衛星による、通信実験に参加。

Update 21 May 2010
 手創りの楽しさ・すばらしさ New 16 Feb 2001
     手創りの楽しさ・すばらしさが皆さんを呼んでいます。あなたもどうぞ!
    このページでは、私自身が現在楽しみながら、また皆さんにお勧めしたい手創り・もの作りを紹介します。


Update 22 Oct 2012 最新の活動記録は下記;IRW-HPでご覧ください
  アイディアロケット工房(IR-WORKS) :新サイトで活動状況の発信を再開しました(1 Oct 2006)
   ・手作りロケット教室で学校や地域等の活動支援をします。ご連絡下さい:goro-shirako(小文字半角)に@mui.biglobe.ne.jp

   ・手作りロケットを楽しむグループです。夢のたくさん詰まったロケット遊びを通じて青少年育成を目指しています。
    ・・・安全をモットーに約2762機以上<2012年10月6日現在>の手作りロケット工作教室等に協力
   ・4 Nov 2000@古河市で発足、j自己研鑽の場の定例会やイベントへのボランティア活動中・・・全ての活動記録は上記HPへ移行
             
            盛況の手作りロケット工作会場 家族力を合わせて完成間近   打ち上げ会場でデモ機発射

Update 10 Oct 2006保存版

  手創りの楽しさ・すばらしさのページ
にアイディアロケット工作&実射データー等。

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 SSC note.:Shirako Space Consulting note.の略 
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