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'99
4/19 リキッド 7/29 BLITZ 8/2 Zepp Osaka 8/7 小岩井
とにかくスピッツがトリだなんて思ってもなかったから、まずはビックリ。どうして?といわれても特に理由はないんだけど、かってにトリは民生かな、なんて思っていたのだ。ちょうどトラのときぐらいに夕暮れがやってきて、スピッツには夕暮れだよねー、なんていっていたのも全くの見当違いだったというわけわけで。失格ですなぁ。
今日の4人は遠くてあんまりよく見えないんだけど、なぜかマサムネさんがロックロックのティーシャツ(それも緑の)着ていたのが印象的だった。それ、ロックロックのときに着れば良かったのに、とかつっこみながら。(ちなみにロックロックのときはバインティーシヤツを着ていたのでした)ここ最近ずっと高い声であいさつしていたマサムネさんだから、その声を期待してみたら。ヤラレた(笑)その逆だった。
マサムネ「スピッツです」
と、お相撲さんのような声(笑) なんでだー(爆)
♪うめぼし
わーーっ、と歓声。やっぱりこの曲は人気が高い(^^)
♪スパイダー
うー。セットリスト一緒だぁ・・・・(;_;) しかもおびただしいワイパーの数。恥ずかしいなぁ・・・。(私はワイパーが嫌いなのです・・・実は)
マサムネ「最後までがんばってくれて嬉しいです」
当たり前じゃーーん!! 愛しいあなたの姿を見ずしてなじょして帰れよう?!p(>_<)q゛
マサムネ「雨も降らずに(^^;) 2年前やらしてもらったけど、雨でね」
と、ファンの間では伝説ともなっている「雨の小岩井」について語る。今回はイベントだったけど、「また来る」て言ってた約束がかなって良かったね(^^)
マサムネさんがギターを置いたので、「え、『俺のすべて』にはまだ早いし、もしや・・・と思ったその時
♪恋のうた
わーいわーい、やっぱし〜♪ この曲は空いた手をどう使っていいかわかんないよぉ、て感じのマサムネさんがキュートで良いのだ。ロックロックでも聴いたけど、野外に似合う曲だから、また違う感じに聴こえて新鮮で良いの。
♪あじさい通り
うわー、これで来たか! もしや今日も雨が降ると思ったりしてた? 小岩井でこの曲ははずせない、のかな。キーボードの「パッパヤパヤ〜ン」がなかったりとちょっとアレンジが変わってた。ベースがかっこいい。マサムネさん、♪WOOのところで耳をふさいで音をとる。ファルセットは音がとり辛いの?
マサムネ「サンキュー」会場:イエーイ!
マサムネ「今日は色々見たかったバンドが見れて良かったなぁ」
と言って、CASCADEの歌をちょろっと口ずさんだりして。大人しかったCASCADEファンもちょっと わーっ! て歓声をあげた。
マサムネ「はーい、はい」
で、次の曲
♪流れ星
と、思ったら途中で一度演奏がSTOP! ギターのエフェクタだったかシールドが抜けたんだかアンプだったかその辺はもう定かではないけど、確か機材のトラブルだったはず。
テッちゃん「ごめんごめーん! みんな虫は大丈夫かー!?」会場:イエーイ
マサムネ「スピッツ、ベテランって最近言われることが多いんですけど、こういうことがあるからベテランじゃないかもな(^^;)」
♪流れ星 #2
この曲で手拍子とワイパーがすごく多くてものすごい萎えました。アイドルなの? アイドルなの、スピッツ!?(;_;)
マサムネ「元気?」会場:元気!
マサムネ「そうなんだ」
そうなんだ、て(笑)
マサムネ「どうですか、今年の夏は。僕ら昨日北上川(?)べりで花火をやって」会場:えー!?
マサムネ「火薬の臭いって、いいよね」
いや、「ね」て言われても(笑)
マサムネ「ちょっとエッチな気分になったりして。・・・フフ」
「フフ」て言いながらも、ちっとも冗談ぽくなかったぞ? 会場から「かわいー」て声があがったらしく、
マサムネ「『かわいい』? 誰に向かって言ってんだ」会場:笑
♪青い車
♪マーメイド
うわー、この曲の並びたまんないなぁ! 夏の曲2連続! マサムネさん、声がかすれてきた。が、がんばって!
♪センチメンタル
♪トンガリ'95
と、ノリノリの曲が続くも、どの曲もやっぱり捧げかワイパー。はう・・・もっと色んなノリ方してもいいと思うのになぁ。よりによって・・・。もちろんたむたむはこの曲で端まで行くし、ドラム台に乗ったりする。さすが、かっこい〜っ、たむたむ!
マサムネ「サンキュー、愛してる」
愛してるのはこっちー! とか、心の中で絶叫してみたり。
マサムネ「これからも仲良くしてください」会場:拍手
♪俺のすべて
この夏の閉めはやっぱりこれだね、て感じで、たむたむはスピーカーのとこまで行くし、おまけにあんまり遠いとこ行くもんだからシールド抜けるし、加えてテッちゃんまでシールド抜けるし、(笑) なんか、「そこまでやっちゃった」ていうノリがなんだかとても嬉しい(^^)
〜encore〜
たむたむ「今日出演した全バンドを代表して」会場:拍手
マサムネ「なんかえらそうだな(^^;)」
♪猫になりたい
すっかり紺碧の世界に包まれた小岩井の空に響き渡るマサムネの澄んだ声。それだけで、他の全部がくだらないことに思える。・・・低俗な私は、それは曲の間でしか味わえない魔法なのだけど・・・。
うっとりとした時間はあっという間に終わり、暑かった夏も一緒に閉じようとしている。
マサムネ「みんな元気でね」
て一言に脳天パンチをくらって、しがみついてた柵から落っこちた(笑)
長かった、不安だった小岩井のイベントもそれで終了。広島にいけない私にとっては、これがこの夏最後のスピッツ。この次はいったいいつ合えるの?と、ちょっとおセンチなき分になりながら、ぐったりしたからだをとりあえず芝生の上のシートに預ける。これからまだまだながーーーい規制退場が待ってるんだもん・・・(;_;)
BLITZのことがあって、大きいライブハウス、ちょっと不安だった。行ってみればZepp Osakaは思ってたほど大きくなかったし、何よりお客さんがあったかかった。スピッツはもちろんトリだったけど、体力の関係で途中退場だった私達も人に迷惑をかけることなく前の方へ行くことができた。
みんなのカッコは覚えてないんだけど、マサムネさんだけはバインティーシャツを着てたっていうのを覚えてる。イベントはそうゆう出演者同士の交流がちらっと垣間見れたりして面白い。本当はそれを見る側同士だって、そんな風に交流が持てたらかっこいいのに。
♪うめぼし
いっぱいバンドを見たりするけれど、やっぱりマサムネさんの声は特別だ。素直に泣けるような。やっぱり魔法。今日は特に大好きなARCHもバインも見て、その度に胸がざわついていたけれど、スピッツは私の還る場所なのかなって思う。中村君(ARCH Vo.)の声も田中君(バイン Vo.)の声も好きなんだけど。ほんと好きなんだけどね。相手がマサムネさんとなったら、もう勝てないの。私の中では。改めて私の生活の中での占める割合の高さを認識してしまった。
♪スパイダー
音がいいなぁ、久しぶりに。テッちゃんギターちょっと間違ったおかげでマサムネさんが歌いづらそうな場面も。
♪愛のしるし
ここまではBLITZと一緒。ちょっと「このまま同じ?」て心配になる。でもあきらかにテッちゃんとマサムネさんのノリがいいの、大阪。
マサムネ「どうもー、スピッツです(^^) アーアッ(←今だにこれがなんのこっちゃわからん 笑)」会場:キャー
ここではMEET THE WORLD BEATの話から大阪話へ。歯に青のりがついてるかどうか気にしたりてね(笑) 崎ちゃんに見てもらったりして。
マサムネ「大阪の人はどこに泳ぎに行くの?」会場:琵琶湖ー!
マサムネ「琵琶湖!?(おっきいおめめをくりんくりんさせつつ) 琵琶湖で泳ぐんかい」
マサムネ「でも、琵琶湖淡水だからあまり浮かないんじゃない?」
と、真面目にとらえちゃうところがキュートなんだから!
♪恋のうた
間奏のところでドラム台に置いたシェーカーを急いで取りに行く姿がめちゃめちゃキュート!小走りにスタタ・・・て行くから、あたふたしてるみたいですんごくくすぐられる★ 最後の ♪WOO--- チャン! のチャン、のとこで合わせてシェーカーを突き出す姿もかわいらしかった(>_<)
♪流れ星
魂こもってるよぉぉ
マサムネ「どうもありがとう」会場:拍手
流れ星の話から、スピッツ結成12周年の話へ。ファンの世代が2世代にまたがるかもしれないね、なんて話をした。それを受けて会場から「ベテラーン!」て声がかかると、
マサムネ「や、そんな・・・別に(^^;)」
て、めちゃめちゃ困った顔で両手を振りながらイヤイヤのポーズ!! 一生忘れない!ってくらいラブリー!!!
マサムネ「じゃあ、そんなベテランのみなさんをちょっと」
と言って、メンバー紹介に。
たむたむ「昨日の夜財布を落として、ちょっとブラック入ったんですが・・・」
マサムネ「ブラック? ブルーだろ?」会場:爆
え、これ仕込みネタ? もう、大ウケ!!
たむたむ「俺の中ではブラックなの」
テッちゃん「てゆうか、流行らそうとしてんなぁ?」
あー、やっぱりテッちゃんのテンションがBLITZとは大違いだぁ。
たむたむ「で結局見つかったんだけど。昨日てんま(←ごめんちゃい、字が分からないですっっ)警察まで行って・・・てんま警察俺ちょっと嫌な思いでたったんだけど(^^;)」
マサムネ「それは君が追突したからだろ?」←なぜかちょっと笑っている
たむたむ「大阪のイメージが、またガラッと変わりました」会場:イエーイ!
クージーはスピッツのおかげで2年連続ロックロックに出れて嬉しい、みたいなことを。
続いて崎ちゃん。
崎ちゃん「もうちょっとみんなでがんばりましょう」会場:イエーイ!
あっさりと終わって、テッちゃん。
テッちゃん「昨日からスラムダンクにハマッてさ」
テッちゃんは紙袋に全巻入れて持ってきてたとか(笑)新幹線の1時間前には着いてずって読んでいたそうです。
テッちゃん「で首痛くなって夜マッサージのおばさん呼んだんだよ。で、ピンポーンて鳴ってドア開けた瞬間おばさんが俺の頭見て2〜3歩後ろに下がってった」会場:笑
テッちゃん「これはフレンドリーに接した方がいいなと思って、メンバーにも見せたことないような笑顔で40分は過ごしました」会場:爆
♪青い車
わーーーー!! 一番好きな曲!!!!
♪センチメンタル
♪トンガリ'95
センチメンタルが終わったや否や、テッちゃんが一発ガーーーン!と弾いて、そしておたけび。一瞬「あら、花泥棒?」なんて思っちゃった。BLITZの時はBLITZの時でスピッツいいノリ〜、て思ったけど、やっぱり断然違う。マサムネさんの声にも力が入ってる!
マサムネ「どうもありがとう」
て、手を振ってステージを去るメンバー。ええーー、それは短すぎ!!! て、そうゆう声の歓声でいっぱいの会場。
〜encore〜
マサムネ「どうもありがとう。もうちょっとだけ、歌ってもよろしいでしょうか」会場:キャーとかワーとか、めちゃちゃ
マサムネ「ロックロック今年で3回目なんですけど、できればこれからも毎年やりたいなと思ってますんで」会場:イエーイ!!
たむたむ「ちなみにあの旗あるやんか?(と、ステージ後ろのガイコツの旗をさして)あの"ver 3.0"てゆうのは縫い付けてあるからね」会場:笑
テッちゃん「あれ回を重ねるごとに厚くなってくんだよ」会場:笑
♪俺のすべて
マサムネさん、気持ちが入りすぎた感じで最初の音がちょっとだけハズレる。でもそれが逆に味になってたりする。最後はたむたむだけじゃなく、全員が盛り上がり、ステージ際まで来たマサムネさんは遠くの方とか近くとか色んなところを見ながら、手を振りつづける私たちひとりひとりに答えるかのように何度もうなずいてタンバリンを荒々しく叩きつづけた。
マサムネ「サンキュー、また会いましょう!★」
ステージを去る時、マサムネさんが真ん中のファンの人たちの手をパンパンと軽く叩きながら行くと、嫉妬の声が大きく響いて、でもすぐに去り行くメンバーに色んな意味のこもった拍手に変わって行った。
本当に本当に楽しそうだったな、メンバー。そんなライブを見れたことが嬉しい。それともう一つ嬉しかったのは、このイベントに出てたほぼ全部のバンドの人が2Fの関係者席からずっとスピッツの演奏を見ていたこと。スピッツのライブが私と同じではないとしても、そういう人たちの心も捉えていたら本当に嬉しい。「スピッツさん」と呼ばれるようになった30代バンドの彼らがどんな世代のどんな人にも愛されたらいいな。とりあえず物の見事に私はノックアウトされたので、この夏があって本当に良かった! 神様ありがとー。
色々あって、ライブの模様は実はよく覚えてない(;_;) 心もとないレポですいませんm(_ _)m (この日はとてもメモを書くようなゆとりもなかったし・・・)
♪うめぼし
うわっ、最初がコレ!? て、かなりビックリして、で、その意表なところが嬉しくて。
♪スパイダー
なんとなんと、ワイパー族が意外に、思ってたよりは少ない。スピッツのファンじゃない人も混じってるからかな
♪愛のしるし
スピッツのファンでない人のほとんどはPUFFYの振り付けをしてた。しかも1曲まるまる(^^;)
MC。どんな内容かは忘れちゃったけど、最初のあいさつは結構高い声で、
マサムネ「どうもー、スピッツですっ。わーあああ(と、会場をかきまぜるような仕種で)」
て言ったのだけは覚えてる。
♪センチメンタル
♪トンガリ'95
もちろんこの辺からたむたむは約束通り壊れ始めて、煽ると必ず反応してくれる! 最前列にいたけど、もう手が届きそうなところまで来てくれる! いいぞ、リーダー!
♪俺のすべて
あー、あともうちょっとなのに、マサムネーー!! イベントでまさかこの曲をやってくれるとは思わなかったから、もうめちゃめちゃ大興奮!! 唇とんがらして一生懸命威嚇(?)なキュートなお顔がすぐそこ・・・。あー、色々あったけど、やっぱ来て良かった!
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4/19 新宿リキッドルーム
ずーーーーーっと。ずーーーーーっと楽しみにしてた。リキッドがとれたって分かった瞬間から、ずーーーっと。長い階段をグルグルしながら、ちょっとずつ上る度にものすごく緊張したりして。うわー、どうしよう! って、一瞬パニック。どうしようったって、当然前に行くつもりだったんだけど。あー、もう、それでも我を忘れそうだよ。
入り口で全員プレゼントのテープを受け取って、まずまっ先にロッカー。邪魔なものは入れないと。気合い気合い。と、あ! 物販!! あ・・・でもお財布入れちゃったし・・・荷物持てないし・・・仕方ない、帰り早めに出て来よう(;_;)
会場に入るとそこそこの人。さすがに真ん中はどっさりと人の山。スピーカー前の思いっきり端なら最前列もとれそう。いつもなら狙いめのヒナ壇やサイドのカウンタも前の方がまだまだあいてる。かなり迷ったけど・・・やっぱり前でノリたい! って、結局たむたむ側の前から2〜3列目をGET! ちょっと草野君には遠いけど、普段に比べたら断然近い!! 見られればいいや(^^)
1時間のながーーい待ち時間。SEはガンバの大冒険!! これってサントラか何か? ガンバ好きだからなんかすごい嬉しいよ。照明が落ちてぐっちゃんの登場。さくっと諸注意を述べて、ようやくメンバーの登場!! もちろんギューッと前につまって苦しい!! でもみんな人が苦しい顔してるの見てそれ以上は押してこないの。なんか、すごい気持ちが嬉しい。そんな思い遣りある雰囲気、最近のライブではなかなかなかったからね。
メンバーは結構気軽ないでたち。崎ちゃんはツアーと変わらないかな。たむたむは髪の毛に気合いを感じた。かっこいいよ。テッちゃんはいつの間にか髪が伸びてて、あざやかな赤い髪。黄色いティーシャツによく映えてた。草野君は黒い半袖シャツに白いパンツ。白いのに、余ってる。・・・うらやましい。でも近くで見ると意外と男らしく太い腕にちょっとクラッとする。ああ・・・やっと会えた・・・。興奮しちゃうよぉ。
あんまり夢心地でMCのタイミングは忘れちゃったので、まずは曲順とその感想から。
♪ハイファイローファイ
のっけからこの曲。今日のスピッツはなんか違うって気がした。近いから、顔の細部までよく見える。ジーーーーッと見る。草野君、ちょっと老けたね。あ、なんかちょっと緊張してる。・・・こうして近くで見ると・・・普通の人だよなぁ。会えない時はちょっと「王子様」的感覚すら持ってしまうけど、間近で見るとフツウよ、フツウ。手が届きそうなほど。・・・それがまた更に愛を深めるんだよ。さりげなくそこに居る感じが。うるっときた。なんだか。
♪ハチミツ
♪愛のしるし
たむたむが嬉しそうに弾くベースから始まったこの曲。「俺始まりだからテンポは遅いよ」なんて言ってたけど、全然かっこ良かったっス。ここまでは「楽しい!」って空気。
♪プール
まさかこの曲が来るとは思わなくて、あまりの感動にどんどん感極まって、最後はもうマジ泣きだった。しゃくりあげるくらい。そんな不細工な顔見られるの恥ずかしいから止めようとするんだけど、無理に止めると苦しくなるから、結局は泣きっぱなしだった。幸せで泣けちゃうなんて。そんな感覚しばらく忘れてたな。ローランダーくらいまでそれは続いてしまった。途中の ♪アーーー のところ。あのせつない草野君のVoがグイグイせまってきたよ。音とりづらかったみたいで本人は右耳ふさいでたけどね(笑)
♪ロビンソン
また今日は草野君ののどの調子が抜群に良い!! ルーララもすごくしなやかでのびやかな声で気持ち良かったよ〜
♪初恋クレイジー
♪飛べ、ローランダー
うわー、この曲はなんかグッときちゃった。こう、構成的に思いつめた風じゃないのがツボ。まだここでも泣く。この曲でも耳ふさいでたね、草野君?
♪楓
♪謝々!
いきなりよ、いきなり! 打ち込み系のリズムが響いて、それでこの曲なんだもん! やってくれたよー!! 心配になって崎ちゃん見たら、すっかり横向きになって腰かがめてタンバリンを両手でシャンシャンシャン・・・かわいらしい(笑)あー、なんかこっちの雰囲気の方が断然いいなぁ。
♪Holiday(新曲)
どう言ったらいいかな。この曲のすばらしさを。どう言ったら伝わる? ちょうどスピッツに初めて出会った時のような。驚きとドキドキとキューーン! っていう胸の痛みと。あの、懐かしい感じの曲。お願い、ほんとお願いだから絶対リリースして! ひっくり返りそうなくらい素敵だったの、私にはこの曲!!!!
♪いろは(新曲)
前日には「ピュンピュン」っていうタイトルで紹介していたそうで。うーむ、嫌じゃないし気持ち良さそうだったけど、今いちメロが掴みにくかった。ギターの音とマイクのエフェクタがけんかしちゃったかな。もっとちゃんと聴きたいな。絶対いい曲のはずなのよーー。前奏は「センチメンタル」そのままって気もしたけども。
♪裸のままで
♪青春生き残りゲーム
♪野生のチューリップ
これこれ! これもすごい聴きたかった! 会場も大盛り上がりさ!
♪海ねこ
で、これでしょー?! いいよー、最高、楽しい!!
♪不死身のビーナス
もう、たむたむがスピーカーの前まで行っちゃって、バシバシ触られて、たむたむもずーーーっと笑ってるし、すごいノリが良かった! 今日は「新宿の町」ってくるかと思ったら「歌舞伎町の町」だった。うっ、ヤラレたー(笑)
♪俺のすべて(リクエスト第3位)
黒い半分のタンバリンを持って、シャカシャカシャカ・・・・あー、とろけそう。もうダメだ。メロメロだぁ・・・。ずーーっとこれが見たくて。言いつづけてて。リクエストももちろんしたよ。強く願えばかなうものだね(^^) ステージの隅々まで行って、遠くまで見て。口とんがらして。腰で叩いて。ちょっとキザちっくなタンバリンプレイ。でも思ったより自然でしたよ、草野君! ブレイクは「花鳥風月バージョン」。ブレイク後の「燃える・・・」の「も」の字にめちゃめちゃフェロモン出してたわ、草野君たら。マイクスタンドにしがみついて・・・だから、ひとたまりもないんだってば! ギャオー
♪スピカ(リクエスト第3位)
この曲もすごい聴きたかったの! どうして「フェイクファーツアー」でやらなかったの?! って怒っていたもの。(※ちょっとした理由はこの後のMC編でどうぞ)
♪猫になりたい(リクエスト第3位)
〜encore〜
アンコールは・・・なぜかみんな「スパイダー」を歌っている・・・。私はこれ苦手。ジャニーズとか、アイドルみたいで。やっている人たちは連体感と達成感に満たされて楽しいのよね、きっと。だから「あれは変!」とか攻撃するのもおかしな話だからそうは言わないけど。でも、苦手。寒い、私の中では。(やっていた人たちを否定しているつもりはないの。気にさわったらごめんなさい。なんというか・・・勝手な美学っつーか、ポリシーっつーか、そうゆうことです)
アンコールは割とすんなりと出てきてくれた。紺のGO! スカ ティーシャツに着替えてきたたむたむと草野君。小走りで、なんかちょっと嬉しそうにも見える。ぺこりと頭を下げてお礼を言った後、
草野君「じゃあ、メンバーはじゃんけんして。俺以外・・・」
最初、メンバーとお客さんでじゃんけん大会でもするのかな? なんて思ったけど、それは違った(^^;) いや、違ってくれて良かったんだけどね(笑)
ジャンケンに勝ったのはたむたむ。
♪花泥棒
そして、「たむたむde花泥棒」の始まり始まり! ものすごい笑顔で歌うたむたむ。楽しそう〜!! なんつーか、草野君が歌うのとはまたかなり違っていて、草野君バージョンは「花を盗むのは悪いことだと分かってるけど、盗まずにはいられなかった。見つかって捕まっても、渡した後なら後悔はしない!」みたいな確信犯的な"花泥棒"という感じだけど、たむたむが歌うと、ともすると自分が"花泥棒"であることにも気付いてないような、本当に「あの娘に似合いそうな花を見つけたから手にとっただけな無垢な"花泥棒"っていう雰囲気で、かわいらしい。(もちろんそれはあくまで私の勝手な印象だけど) 崎ちゃんのも聴いてみたいなぁーっ。
♪旅人
もうこの時は我を忘れてでかい声で一緒に歌ってしまった。本当は私は大合唱は嫌いなんだけど、この日はなんか、みんなが一緒に歌ってる雰囲気がものすごい良かった。ものすごくあったかい気持ちになれた。だから、ついつい・・・。
♪スパイダー
やっぱりワイパーはあったけど。・・・今日は・・・まぁいっか!! 途中でステージ端の私たちの近くまで来た草野君。あー、もうちょっとで正面なのに・・・もっとこっちへ! って叫ぶ。(叫んでるのはもちろん私だけじゃなく。)シールドをちょっと見て、残念そうに、口パクで「届かない」と、草野君。その気持ちだけでもういいよ! うれしいよ(;_;)
この日はもしかしたらダブルアンコールもあり?! て思っちゃうくらいの空気で、多分気のせいじゃなくメンバーのみなさんも相当楽しそうだった。熱い熱いライブは本当にあったか〜い双方の愛に包まれてるという感じで、ずっと私が答えの出せなかった「愛のしるし」とは、まさしくこれだよ、とひざを打たせる勢いがあった。
おっと、締めくくる前に、お楽しみのMCをば!! 順番とか流れは忘れちゃったから、内容だけね(^^;)
会場の熱気に草野君は何度も
草野君「暑いー?」
と聞いた。そりゃあ暑いさ。口々に「暑いー!!」と会場。一生懸命手でバタバタあおいだり、突然
草野君「♪ハー ハーーー(と、裏声の発声練習をしてから) ♪すずしいうた〜 聴かせてあげたい〜」
と歌ったり(^^) この「すずしいうた」、私は相当気に入りました。最高っス。
ピックをとりたがったかなんかで真ん中陥没した時はもう相当ビックリしてて、
草野君「大丈夫? 倒れてる人とか・・・いないのかな?」
て、おっきいおめめがもっとおっきくなってて、もうみんな起き上がってる状態だったんだけど、倒れた娘の一人が「倒れたー」って言ったら、ものすごいオロオロして
草野君「なんか・・・倒れてる人がいるみたいなんですけど」
と、か細い声でスタッフさんに助けを求めたり。あったかいねー、あったかい!
オロオロと言えば。
たむたむがなんかの話をしていた時に、たむたむがなんか言う度に草野君がいちいち拾って同じ言葉を返していると
田村君「それ、俺が言ったこと翻訳してるの?」
と、このつっこみでまずひるむ(笑) あう・・・て、言葉につまる。
田村君「草野って、そうゆうとこあるよね」会場:笑
草野君「かなり、自己中心的な・・・人間なんで(^^;)」
(中略)
田村君「段取りとかも覚えてないもんね」
草野君「(^^;)」
(段取りを覚えてない、てゆうのを証明しちゃうようなできごとがあったっけ。花泥棒を歌う前にジャンケンをした時にたむたむが勝ったのに草野君「田村連敗」と。でもたむたむ勝ったのよね 笑 歌い終わった後に 草野君「勝った人が歌うんだったんだね」・・・と(笑) 他の3人は分かってたのにー(笑) )
田村君「明日から青森だって言ってんのに『えー、聞いてないよ』とか」会場:笑
草野君「明日ならまだいいけど、なんにも用意してなくてそのままキャンペーンで北海道とかね。しょうがないからコンビニでパンツ買いました(笑)」会場:笑
会場からすかさず、「愛はコンビニでも買える!!」と声が。草野君、ものすごーーーくうろたえる(笑) もう、オロオロオロ・・・てなって、なんにも言えない。
草野君「また僕が動揺するツボを知ってるから(^^;)」
この日は結構会場からのよびかけがすごくて。もうたたみかけるかのごとく(笑) あ、でも雰囲気壊さないように上手に言うのね、みんな。
草野君「シーンとした中であいのてを入れるのって、結構勇気がいるよね。やっぱり嬉しくないわけはないので」と、はにかんでみたりとか
草野君「俺も会いたかったよ」とか
田村君「MCしてる時ってさ、すごいちょっとしたすきましかないじゃない? みんな命かけてくれてるんだよね(笑)」とか、
アンコールの最後には
草野君「こちらこそありがとう」
と言って深々と頭を下げたりとか。私がこのライブを「あったかかった」と叫びつづける意味がお分かりいただけるでしょ?
最初は結構サクッと出てきたのね。あれ? あんま楽しそうじゃない? って一瞬思ったの。
草野君「あんまりヒートアップしちゃうとみんな同じところへ落ちちゃうかもしれないから」
なんて、言っちゃうし。そんなの、めちゃめちゃやって欲しいっちゅーの! てゆうか、カモン!!(爆)
草野君「いや(^^;) できれば1人のけが人もなく・・・」
などと、保守的な発言もアリ。でもでもライブが進行して、会場がどんどん気持ち良くなってたら、彼等も自然と顔が緩んでた。
草野君「GO! スカは昨日から始まったんですけど、昨日も言ったんだけど、結構こういう砕けチックな感じでいこうと思んで・・・。よろちく☆」
と、宣言した通り、そこここで素の顔が見れたのが嬉しかった。(「今日はMC長いね」とも言っていたので、きっと本当に砕けてくれたんでしょうね(^^)) で、あんまり砕けすぎて
草野君「よだれが出ちゃった。」
とかね(笑) たむたむなんて草野君のMCそっちのけでクージーとおしゃべりしたり、草野君がMCサクっと終わらせて次いこうとしたらたむたむがえ?!って苦笑して、それを見た草野君が
草野君「田村まだ休みたい?」
で、この顔が自然で。ああ・・・メンバー同士ってこういう顔で話してるんだなぁ。て。
草野君「田村動き激しいから(笑)」
この日ももちろんたむたむは相当ノリノリで、盛り上がる曲のベースがおいしいところで煽ると必ず反応してくれる。これでもか! ってくらい楽しそうな顔で前に出るし踊るし頭振る。それが見てて楽しい。最後はダイブしたそうな感じだったけど、結局ベースを ほうら! って投げるフリだけして、満面の笑みだった。
田村君「でもあんまり動きすぎるとココが(と、首の後ろをおさえる)ズキッ、ズキッて。ああそうか、このリズムで崎ちゃんのバスドラにあわせればいいのかってね(笑)」
草野君「でもズキッとしてるところへ崎ちゃんのバスドラがガンッて当ったら余計痛いんじゃないの?」
田村君「(途中忘れた)スピッツファン総ヘッドバンカー(笑)」
最初の方でしきりに耳をふさぎながら歌っていた草野君。なか音のバランスがよくなかったのかな? 途中でたむたむにベース下げて、って言ってた。そのオーバーなほどの顔の表情がこどもみたいで、めちゃめちゃ"素"なの(笑) いいなぁ。信頼し合ってる友達同士のバンドって。かなり、ジェラシーだよ。
この日はメンバー紹介はなく。そのかわりきれいな連携プレーによってメンバーにスポットを当てていた気がする。
草野君「イタリア語講座って見たことある?」会場:ぽかん
草野君「崎ちゃんてジェローラモさんに似てるよね」会場:笑
崎ちゃんも反応にちょっと困ってたかな。
草野君「いつもこの並びでやってるけど、こないだリハの時に崎ちゃんの方を向いて(おもむろに後ろを向いて腰を振りつつ)やってたんですけど」会場:「なんでー」
草野君「いつも壁見ながらやってると、段々煮詰まってきてさー、下とか見ちゃって。で、崎ちゃんのこういうね、美技を見ながらね」
崎ちゃん「美技・・・(苦笑)」
またもや苦笑、な崎ちゃん。
崎ちゃん「今日ベードラに(と、身を乗り出して一番下のバスドラをさして)シュークリームの絵が書いてあって・・・」
と、テッちゃんの方を見る。なんか、それがまたあったかーい視線というか、目でなんか訴える感じの。
テッちゃん「(笑)崎ちゃんシュークリーム嫌いなんだよね」
草野君「これで差し入れシュークリーム増えたらどうしようって言ってたんだよね、俺らは食べるけどね! シューもクリームも大丈夫なのに、シュークリームがダメなんだよね」会場:笑
崎ちゃん「昔ね、シュークリーム食べてあたったことがあって。それから印象悪いんだよね(^^;)」会場:笑
出て来てすぐのMCでは、テッちゃんの紅い頭について
草野君「テツヤはこの為に髪を紅くしました」
テッちゃん「昨日俺は嘘をつきました」会場:ぽかん?
テッちゃん「昨日マサムネが赤いティーシャツを着ててそれに合わせたって言ったんだけど」
草野君「今日は赤じゃないよ」
テッちゃん「・・・だから俺は嘘ついたって」
草野君「この色と似てるよね」
と、言いながら持ってるEGを持ち上げてテッちゃんの頭と並べる。・・・草野君、だいぶ違うよ(^^;)
すかさず会場から「ビジュアル系ー!」と声がかかると、草野君ビシュアル系な人の歌い方の真似してたっけ。でもあたしはそんな草野君に心の中で「いや、それじゃ西城秀樹だよ・・・とツッコミを入れていた。(別のMCの時はマッスルの真似もしてたっけ。「タモリー」って。ものまね好きなんだから)
そんなテッちゃん、会場がシーンとした間に
テッちゃん「さっき(会場からの)『マサムネー』が『ほそムネー』って聞こえてさー。みんな置き換えたら、俺"ほそヤ"だろ?"ほそヒロ""ほそオ"って思って、自分の中でクスッて思ってた」会場:笑
それから、ものまねと言えばこんな話も。
草野君「前は田村がかつらかぶってイエローモンキーのモノマネしたんだよね」
田村君「そのリハやってる時隣に本人がいたんだよね」会場:笑
田村君「俺の声をスピッツだと勘違いしてるかもしれない(笑)」
前のGO!スカについての話ももう2つ。
草野君「前はプレゼントコーナーとかあって・・・今回はないんですけど(苦笑)」会場:えーっ?!
て、そんな会場の反応に草野君、やっぱりちょっとオロオロしてたかも(笑)
草野君「前は『涙がキラリ☆』が出た後くらいで、1人前に出てきてもらって俺らの演奏をカラオケにして歌ってもらったんだけど、俺のキーって高いけど、女の人には低いでしょ? 『あたしAのキーで歌いたい』とかそうゆうワガママにも対応できるようなね、イベントにしたかったね」
「ね」って付加疑問文で言うけど、問われたたむたむは(^^;)って顔してたかな(笑)
草野君「前に浜田省吾さんがリハやってるスタジオにいらっしゃって、『僕はヒバリのこころを歌いたいんだ』って。『でも君のキーは高いから下げてくれ』って。すごい大変だったですけどもね(^^;) 」
田村君「しかも1音半てちょうど中途半端な(笑)『もうコレ以上フレットないよ!!』って(笑)」
おっと、なぜかやった曲の中にいれ忘れてしまった、この曲
♪流れ星
この曲が終わったところでテッちゃんの秘密へい器について。
草野君「それなんて言うの?」
テッちゃん「ビーボ」
草野君「ビーボ」
テッちゃん「嘘。イーボ」
草野君「イーボ(^^;) ちょっとやってみて」
テッちゃん、なぜかちょっと不満そうな顔をしつつも実演(草野君の「音が途切れない」という解説つき)。しかし、会場から「おーーっ!!」という声が返ると多少顔が緩んだ感じ。と、そこへすかさず
田村君「テツヤがすごいんじゃないからね、キカイがすごいんだからね」会場:爆
さて、最後もたむたむの爆笑トークで締めましょう(笑)
花泥棒が終わったところで。
草野君「昨日も田村が歌ったんだよね。じゃあ、次は俺が歌います」会場:イエーイ!
田村君「ちょっと待ってよ、『イエーイ』って」会場:笑
草野君「そりゃ一応・・・・」
テッちゃん「そりゃ納得いかねーよなぁ!」(と、この日初めてノリノリトーク)
田村君「じゃあ俺ベース弾かないよ?」会場:えーーっ!!
もう、こどものようにスネたフリをする姿がかわいらしいたら(^^)
草野君「いいよ、じゃあまた歌う?」(なんとなーく意地悪っぽく) 会場:イエーイ!!
クージーも大はしゃぎで拍手っ!! 歌わせたがっているらしい(笑)
田村君「(ちょっと焦った? 笑)いや。今の歓声聞いて満足した(笑)」
草野君「うまく逃げたね(笑)」
いくらスピッツが好きでも、心の底から満足するライブにいつも当るわけではなくて。それは残念ながらそうなので。だってその時のメンバーのノリもさることながら、自分の体調とか、周りの人のこととか、会場のノリとか選曲とか、条件はいくつもあって全部をクリアーにしないといけないということだから。だからこのライブはね。商業的ではなかったことが多分一番ツボを押してくれたんだと思うんだけど、本当にわれを忘れて楽しかった。スピッツを愛してるんだよなぁって、じゅうぶんすぎるほど再確認しちゃって、なんかせつなかったな。私の人生に色をつけてくれたスピッツに改めて感謝すると共に、スピッツのみなさんにもやっぱりライブってこういうものですよ、って強く言いたい。媚びずにしかし時にやさしいスピッツの、"コンサート"ではなく"ライブ"を楽しみにしている人がどれだけ多くいるかということを声を大にして言いたい。LOFTでやっていた頃から、スピッツはライブバンドなんですもの。ね?