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SPITZ LIVE REPORT!!

背景と重なって文字が見づらいという人は、ドラッグして反転させると見やすいはず

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3/26 CDTV 3/30 PJ 4/4 TFM 4/23 パワステ 5/10 群馬 5/12 大宮 7/8 NHKホール 7/13 IMPホール 8/29 野音 11/15 BLITZ


11/15 赤坂BLITZ

番号はCDTVの時と同じぐらいだった。でも割と前の方につめた。だってライブハウスでしょ、前に行かなくてどうする?! てなもんです。おー、もし誰かがDIVEやったら、手伝っちゃうぞん。てなくらいです。ライブハウスってなーそうゆうもん。クソミソにもみくちゃなもん。相当の覚悟と、相当の気合いが必要。スピッツをシングル程度しか知らない人は、「えー、スピッツでノリノリー?!」みたいなコメントまで言っちゃったりするが、なにを言うかね! って一笑にふしてしまうね。・・・って、実際に会場に入るまでは、実は実感なかったんだけどね、私も(^^;)

ステージが近い割には、私の位置からはメンバーは見づらい。テッちゃんなんてほんの5〜6回しか見えなかったし、愛しい草野君の姿も人と人の黒い段々の中からもったいつけるようにチョロチョロしか見えない。でも、足つりそうになりながらごっついスニーカーをトーシューズのように使ってつま先立ち。・・・背が低いとつらいんだよね(;_;)

本日のいでたち

崎ちゃんは全然かわんない。たむたむは今回も赤い「FUCK」ティーシャツ。確か他でも着てたよね?テッちゃんは割とシンプルな黒(だったかなー?)のティーシャツ、草野君はシャツ。真ん中胸のあたりに模様が入ってるやつで、これもどこかで見たような気がする。

ものすごい歓声とともにどっと前に詰め掛けるファンたち。割と今の位置が見易いから動きたくないと思って押されないようにがんばる。そしたら、後ろにひとり入った娘がいて、その娘が結構キツイ(^^;) 最後の方までずっとひじで背中押されていたかったなぁ。見たい気持ちは一緒だし、私だって周りの人にいっぱいぶつかっちゃったから何も言わずに我慢してたけど、今だから言えるグチってことで・・・。

♪運命の人

あー、やっぱりメニューはあんまし変わってないんだな、とは思った。でも不思議だったのはそれでも野音の時みたいにがっくりこないということ。ライブハウスの空気に酔っているのかなぁ・・・。周りの娘がみんな口ずさんでいる。でもホールの時みたいに嫌じゃない。それは体全体で曲を楽しんで、そのノリでついつい口から出ちゃった、という感じがみんなから伝わってくるから。今日のライブは、なんだか違う!

♪センチメンタル

テッちゃんのピックでひっかくギューーーーーーン! ていう音が気持ち良さを運ぶ。まだノリきれてない人を尻目に、どんどん跳ねる私。今日はたむたむの顔が良く見えるんだけど、本当に嬉しそう。そんな顔見ちゃうと、こっちもどんどん嬉しいし楽しくなっちゃうんだよね! で、まだ2曲目だっていうのに、草野君が目の前まで来て、しかもひざまでついてフライングVをかき鳴らすじゃない!!! 今日こののどが潰れても!(いや、そんなことになったら歌い手としては実際は非常ーーーに困るんだけども(^^;))というくらいの絶叫!! 気がついたらものすごい勢いで手を振ってる自分がいた。たむたむもまけじと激しくて、のっけから大興奮の会場。

♪ウィリー

そのたむたむ、得意げに顔でこの曲のイントロ。草野君はAメロでギターを弾かないところはあいた手で気持ちを表現。その動きもやっぱりどこかいつもと違う。本当に自然に動いてた。

ちょっと間があって、

草野君「赤坂BLITZ」

と、満足そうな顔で言う。会場:いえーい!

草野君「今日は、日曜日・・・色々楽しいことがある中スピッツに来てくれてどうもありがとう」会場:笑

いやぁ、私にしてみたらスピッツ以上に楽しいことなんてなかなかないけどね!

草野君「今日はよく見えんなぁ、みんな〜」会場:笑

草野君「鼻毛までバッチリ(笑)」会場:笑

草野君「今日はスピッツのメンバーの奥歯の銀歯までよく見て帰ってください」

♪青い車

草野君がさらっと言った後余計なものは何もないといったタイミングでこの曲のイントロへ。ああ・・・・至福(^^)今日はこの曲の「今変わって行くよー」の「行く」を「いく」と「ゆく」をまぜこぜで歌っていた。あんまし関係ないんだね、その時の気分次第か。今日ノリノリのたむたむは、この曲ではいっぱいおかずを入れていて、最後の方でそれをちょっと失敗したのか大笑いしていた。・・・笑わなきゃ気付かなかったのに(笑)

♪ドルフィン・ラブ

ギターとボーカルがユニゾンする間奏ではちゃんとテッちゃが草野君に向かって、しかもちょっと近寄って弾いてた。やっぱ、それがなきゃイヤーー。

♪ルナルナ

ライブハウスだとこういう曲はノリやすくて嬉しい。ギターの音もいいし、何より今日はベースがいい!! 他の人のライブでも思うけど、BLITZは音がいい。特に低音が気持ちいい。BLITZ初期の岡村靖幸のライブの時は逆に低音がでかすぎる! と思ったこともあるけど、ここ最近はBLITZの音であんまりはずれがない。今日のスピッツも音のバランスがめちゃめちゃ良くて、だからますますノリノリな私たち。

♪歩き出せ、クローバー

ここの構成は全部明るいイメージ。Brightnessな感じ。草野君も気持ちよさそうだし、会場からもそんな空気がうまれる。

確かここで水分補給とかしてたと思うんだけど、その間ずっとステージが暗転してたんだよね。ライブハウスなんだし、そこは隠さず生の姿を見せて欲しかったなぁ。最近はホールクラスのライブをあまり見ていない私としてはライブハウスでその空間はちょっと妙だった。もっともっと見せていいんじゃない? ほっとひ息ついてる顔も、汗を拭う姿も。もっと身近に感じたいもの、ファンならば。

草野君「フフフフフ」

なぜか笑ってしまう草野君。意味があるようでないような。聞いている方もちょっとくすぐったくなっちゃうような、そんな小さなかわいらしい笑い。

草野君「今日さー、ここに来る間窓の外見てたら、デートしてる人たちが・・・いてさー」会場:笑

草野君「いいな、なんて・・・」

忙しいスピッツにはデートする暇もないのね(^^;) そんなツアーももうちょっとで終わり。もうちょっとの辛抱ですよ、草野君!

草野君「こんだけ人がいたら、不幸のどん底っていう人もいるかな」

と言うと、会場のあちこちからまばらに手があがる。例えそれが嘘でも、こういうレスポンスは大事大事。だって、じゃないとスピッツすぐしょんほりしちゃうから(苦笑)

草野君「大丈夫、幸せなヤツの幸せは長く続かないから」会場:笑

そんな・・・新婚さんやパパなりたてさんの前で身もふたもない(笑)

で、次のこの曲を「ちょっと不幸よりの歌」と称して。

♪冷たい頬

気のせいかいつもより歌ってたたむたむのベース。いやー、本当に今日のベース、いいんだよ〜!

♪夢じゃない

この曲で後ろからビームの照明が入ったのがかっこ良かった

♪ロビンソン

「ルーララー」はちょっとかすれてたかな?

草野君、最前列の娘に気を配りつつ、

草野君「たまにさー、前の方の人が疲れて目を伏せた時にさー、チャック開いてんじゃないかと思ってさー(笑)」会場:笑

実際に四国でそんなハプニングがあったとか! どんなパンツはいてたんでしょーねー?!(←って、ちかん電話じゃないんだから!!) 会場から「鼻毛でてるよー」

草野君「鼻毛?」

と言って抜いてみせるまねを。会場:笑 ・・・ジョークにしてたけど、一瞬マジっ?! って心の中では動揺していたと推測されるが・・・?

で、パンヤオのゴールのエピソードで、久保田利伸はすごい寒いとこでもちゃんと歌ってたけど、スピッツがやってたら大変だったろうな、という話を。ちょいものまね入ってたのが笑える(笑)

♪ただ春を待つ

実は今回のツアー、何度も行くとここら辺はちょっと中だるみというか、おやすみタイムみたいに感じてたんだけど、今日は全然そんな感じはせず、やっぱり箱の違うというのは大きいなぁ、と実感。

♪フェイクファー

・・・結局このツアー全部通してこの曲はおそいテンポで行ってしまったのね・・・。ということはそれは計算のうち?・・・いやー、だって間延びしちゃってるのにぃ。

♪愛のことば

♪楓

さすがに今日は楓うつすとこがなかったらしい。・・・段々草野君の声が丸くかすれてきた感じ。・・・大丈夫かなぁ?と思うけど、外れたり出てなかったりするわけじゃないんだよね。声質が、さらにマイルドになったというか、甘い。甘くてやさしくてはかない。一層はかないんだよね。ギュッときちゃうよね(T_T)

ここでは「ブリーダー」の話を(笑)それが何かっていうと、ビジュアル化計画に続き、またもやルナシー関連(笑)ルシーがファンのことを「slave」(奴隷 という意味です)と呼んでいるらしいので、スピッツは「犬」だけに、ファンは「ブリーダー」と呼ぼうと。・・・とか言っておいてどうせツアーが終われば「そんなことも言ったねぇ」ってことになりそうだけどさ(笑)

で、次の曲紹介はCDTVで2回歌ったというこの曲。

♪チェリー

今日の「君をまってる〜」の時の指さし攻撃はいつもより多めに(?! 笑)やってました。でもね〜、自分から"ささげ系"の手を誘導するのはやめて、草野君!(自覚なかったかもしれないけど、確実に増えたもの、その瞬間から)

♪ヒバリのこころ

そしてやっぱりなんと言ってもこの曲!! もちろん相当スパークしたとも! 「センチメンタル」の頃は私の周りはほんのちょっとしか跳ねてなかったけど、さすがにこの曲で飛ばない人はいないよね!! もう、うぎゃーーーーーっ!!! って感じで、上を下への大騒ぎだぁぁぁ!!! たむたむはアンプの上に足をかけて、お、マドラスポーズか?! と思ったら、様子を見たところで、乗ったぁぁぁ!!! もちろん私らはみんなそんな田村君にこぶしやGOODサイン(thumb upってやつね)を浴びせ倒したのは言うまでもないでしょう

♪クリスピー

あまりにも激しかったために気付かなかったけど・・・ピョンピョン(なんてかわいいもんじゃなかったんだけどさ(^^;))跳ねてた私の足が妙にふわふわしてて、ふと気付いたら腰にまいてたセーターとGジャンが無惨に踏みつぶされてたのだ・・・私に。慌てて拾うけど、この後何度か落として、結構周囲の人にひんしゅくだったかも。ごめん(^^;)だって・・・セーターはおNEWだったのよぉぉぉぉ

草野君「もっと・・・もらってほしい」会場:いえーい

♪スーパーノヴァ

照明が毒々しい赤に変わって、この曲。もうねー、本当に次がなんの曲か全然分かっちゃうんだよね、構成あんまし変わんないし。でも、それでも楽しめる今日のライブって。なんなんだろう?!

♪トンガリ'95

ここで、私はさらにとんでもなことに気付いた・・・なんと、今度私の足下にふれたものは・・・化粧ポーチ。・・・へ?なんでこんなものが?ガッ、とリュックをあけると・・・ない! なぁ〜んにもない! なんでぇぇぇぇ! ってあご落っことしながら人々の足下を探していくと・・・散らばってるよ、ものの見事に(;_;) 財布まで・・・。さすがに財布は焦って、迷惑とか考えてる暇もなくしゃがみこんで全部かき集めて元の位置へ。あー、もぞもぞ動かないとしえないし、この荷物・・・とちょっとオタオタしていたら、隣にいた娘が(ノリノリだったんだよ)なに?って私の顔を見て、一瞬のうちに視線を落とすと何が起こってるのか理解したようでリュックを持ってくれた!(でもしっかり足は音にのってるんだよ)ありがとう! ってお礼を言ってささっとしまう。う・・・感動だぁ(;_;) ライブ会場で素敵な人に会う確率って残念ながら少ない。かく言う私もきっと素敵じゃない部類の人間だと思う。気をつけなくちゃ。で、曲の方はそんなこんなで激しかったことしか覚えていない・・・すまん・・・。

♪スパイダー

そしてさっそうとアコギにもちかえた草野君はとても嬉しそうに歌う。一緒にお客さんも歌う。お決まりのワイパーがあったのは残念だったけど、いつもよりちょっと少ない気がしたのでよしとしよう。

草野君「今日は最高に気持ちいいっす(^^)」

という顔は、今日は本当に心の底からそう思ってるって感じでドキッとする。

草野君「みんなの頭をくしゃくしゃってしたい・・・(笑)」

いや〜ん、してしてーーーーー!!! 頭なでられるの大好き!!

草野君「そんな気持ちが(^^)・・・ありがとう」

やさしく言ったその言葉が余韻を残す間にこの曲。

♪渚

イントロと同時に回るミラーボール。まだ新しいだけにきれいに回る。曲に合ってるし、意表をつかれた感じでちょっと感動。それから、確かにドラムはタムがたくさん回ってるし、ベースも低音が気持ちいい曲だけど、こんなに力強く感じた時はなかったような気がする。やっぱりスピッツはライブハウスでライブをやるべきだ、絶対!!

〜encore〜

アンコールで着替えてきたのはたむたむとテッちゃんだけ。たむたむはフリューゲルスのユニフォームを。テッちゃんはもう品切れとなってしまった七分袖のティーシャツを着用。

♪愛のしるし

すっかりPUFFYよりもスピッツ版の方が私の中で定番になってしまった。踊れるし、楽しいね(^^) テッちゃんのギターソロの前に草野君が「ギターソロ」と紹介したのも"ライブ"って感じでいい。

メンバー紹介

田村君「ジュビロファンとしてやるべきことはやっとこうかなと思いまして」

ということだそうで。テッちゃんの知り合いが選手の中にいるらしい。北海道では一緒にごはんも食べたらしいよ。

で、ライブハウスでやるのは久しぶりで、なんとなくこういところでやりたいなーと思ってやったので、もう思い残すことはない、と言って会場を小さな笑いで包むと、

草野君「またやろうよ」

このひとことを聞いて、今日の草野君がいかにライブを楽しんでいたかが分かって本当に嬉しかった。いつもならこういう一見ネガティブともとれる発言は草野君の十八番であって、それを自ら「またやろうよ」と言えてしまうというのはよっぽどお気に召したに違いないのだ。あー、もう、今日のライブ来てよかった(;_;)

田村君「AIRのライブ見に行ったらDIVEしてて」

草野君「君が?」会場:笑

すっとぼけた草野君の言い方の方が、私的にはおかしかった(笑)

田村君「10年若かったら俺もやったんだけど(笑) 俺もやろうと思ったんだけど、楽器持ってるんだよね」

もちろん会場はそれでもいいよ、と必死にアピール!! 危険というより、多分シールドが邪魔になってきれいなDIVEにならなんだろうなぁ、と思ってたら、田村君が同じようなとを言っていたので、あーやっぱり、と思ってしまった。

次はクージー。

クージー「DIVEするって言ってたじゃん。マサムネくん」会場:いえーい!!

すると、ちょっとオロオロってなって、

草野君「酒の勢いかな?」

クージー「そう。で、DIVEするとみんな逃げちゃうんじゃんとか言ってたけど、今日の状況見ると、逃げられないよ、みんな」

ってゆうかねー、昂ったみんなの激しい手でメチャメチャになりそう(^^;) 草野君絶対ケガするね(苦笑)

続いて崎ちゃん。前の方の人のことを気にしてた。クージーもだけど、みんなやさしいね。最前って、本当にキツイんだよね。いや、最前じゃなくても前の方はちゃんと慣れてる人が行かないととんでもないことになる。

崎ちゃん「人口密度が高いから(笑)みなさんがんばって見てください。僕もがんばって見ます」

最後のひとこと嬉しいね(^^) そして例の「このマイクは・・・」の説明も。何度も行ってる人からは笑いがうまれてた。

そしてテッちゃん。テッちゃんも前の娘に注意するようにって気を配って、突然サザエさんの話。楽屋で見ていたらしく、

テッちゃん「買い物に行ったサザエさんがお財布忘れてさー、♪ルールルルルッルーってごまかした後に 今日もいい天気ー って(笑)よくよく考えたらすごい歌詞だなってメンバーと笑ってたのよ」会場:笑

草野君「財布忘れて、みんなが笑ってるっていう事実をなんでみんなが知ってるんだろうって」会場:笑

テッちゃん「俺も昔すごいことやったんだよ。昔◯◯(なんて言ったか忘れた・・・)行った時に黄色いかごもって買い物してたわけよ。で、レジ終わった後に袋つめするじゃない。で、その時に違うこと考えてその黄色いかごぶらさげて家まで帰ったことあるよ」会場:爆笑

テッちゃん「おもしろいでしょー? ギターの三輪でしたぁーーーー!!!」

今回はとても自信満々のうちにMCを終えたテッちゃん、いやー、めちゃめちゃ笑ったよ(笑)

で、草野君は風邪ひいて休んでた時の話を。ずっと実家にいると高校生になった気分だったとか。

草野君「でもこうしてみると俺ってスピッツだったんだなぁ、と思って。♪ルーララ が出なくなっても歌います」

と決意表明にも似たコメントで次の曲へ

♪ハイァイローファイ

いいじゃなーーーーー!!! アルバム「フェイクファー」は昔のスピッツに戻りつつあったけど、もっと潔く戻ってしまっても良かったんじゃない?なんて友達と話していたことを思い出す。もう一歩で、あの2ndや3rdの毒々しくて初々しいのに完璧なまでのワールドを築いてた頃に戻れるのにね、なんて言っていたことを。この曲はまさにそんな感じ! 混沌としていた今までの感じをつきぬけていい意味でひらきなおったともとれるあっけらかんとした感じがグー! 草野君の声もさっきより強くなってるし、歌、うまいんだよねぇ・・・・。(ため息)

草野君「風邪ひかんように、帰ってね」

のひとことがやさしくてやさしくて、近くに感じてしまってメロメロだぁ。

♪ベビーフェイス

ちっとも寂しくないんだよ、今日はこれが最後だって思っても。それよりも、今日のライブをこんなにいいものにしてくれてありがとうっていう満足感の方がいっぱいで。長いツアーをやっていると、時々は単なる日常の一端で終わってしまう「こなし」のライブだと感じてしまう時もある。でも今日は絶対にそれじゃないっ言い切る自信がある。だって本当に無邪気に楽しそうなメンバーの顔を見たら、そう思うよ。

ギュウギュウで酸素薄くて、途中ノリノリじゃない曲がある2時間のライブなんてきっと途中でものすごく疲れて、最後までは前で見られないんだろうな、なんて思ったりもしたけど、むしろもっと見ていたい気分だった。寒かった今年の真夏よりも汗をかいた私は、たくさん人にふみつぶされためちゃめちゃお気に入りのサングラスを泣きながら拾いつつも、今日のライブが良かったので夢心地なのだった。ありがとう、スピッツ。

 

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8/29 日比谷野外音楽堂

どうするの?どうなるの?雨?台風?・・・不安な気持ちは1週間前から続いていた。週間天気予報が日毎に
変わり、しまいには「中型で強い勢力の台風」が接近して、週末には上陸か?!とまで言われる始末・・・。
そ・そ・そんなぁ・・・。あんなに楽しみにしていたのに・・・。でも、カッパかぶって、がんばって見るぞ、
という決心はしていたんだけどさ。
私は前日の金曜日に体調を崩して会社を休んでいた。がんばれば行けたくらいのレベルだったけど、そこで
無理して野音に行けなかったら一生後悔するに違いない。去年のLOFTの二の舞は嫌だ!で、野音の為に会社を休んだ。
アリ、でしょう。私の人生だもの。大事なものは私が決める!
朝、雨の音で目覚める。ああ・・・無情(;_;) しかし、でかける頃には雨はあがり、よしよし、このまま!
と天を仰ぎながら一路日比谷公園へ! このまま雨が降らなかったら、スピッツを本当の晴れ男と認めてあげよう。
と、雨女の私が行く。
体中に湿った蒸しタオルをくっつけられたような暑さの中を猛ダッシュした私は朝から何も口にしていなかった
ため、明日のことも考えて(ちなみに翌日は富士急サウンドコニファーの予定が入っていた)途中でサンドイッチを
購入し、ようやく到着。公園内で多少迷ったが無事に入口に着いた時には、すでにサウンドチェックが始まろう
としていたところだった。
バラバラと集まるネットのスピファンの輪。はじめましてもたくさんあった。みんなmeipleプロジェクトさんが
作ったティーシャツを恥ずかしそうに着ている。手作りのスピッツうちわで顔をあおぐ人。色んな顔が、今日の
お祭を楽しんでいる。
サウンドチェックはまずマイクから始まり、ドラム→ベース→ギター→キーボードの順で進行し、去年のつま恋
では一切歌声は聞けなかったが、今日はたくさん聞けた。ほんのちょこっとだけ弾かれるキーボードのメロディー
だけで、「あ、愛のことばだ」「ルナルナだ! こないだやってなかったよねー?!」と、みんなで大はしゃぎ。
今日は曲順も大幅に変わるらしい、という事前の情報を嘘ではないと実感する。ますます期待が高まる。
今日一番のお楽しみは「スピカ」と「愛のしるし」が聴けるかどうかにあった。すると、そこにいた一人が
突然言った。「あ、スピカだ!!」流れてくる演奏に聞き入る。そしてみんなの顔が一層明るくなった。
とうとう、聴けるんだね!! と、言い合っているようだった。
そうこうしているうちにあっという間に開場。どきどきしながら会場に入る。ぐるっと見渡す。段々になっている
客席は揃って頭しか見えない。・・・これじゃあこのティーシャツはメンバーには見えないかな。
今日は立ち見の人もたくさん。文字どおりきっしり入った場内は、暑さと期待と興奮でとても騒然としていた。
 
メンバーの登場。この日を一番楽しみにしていたのは、他ならぬ彼らに違いない。どんなに私たちが楽しみだった
と言っても、彼らの思いにはかなう訳がないのだ。
 
歓声と奇声がぐるぐると渦になって曇った重い空に昇っていく。今日は前半戦とは少し違う衣装の彼ら。
(except 崎ちゃん) たむたむも草野君も髪の毛が短くなってる。そうね、草野君はだいぶ髪がのびていたから
切らないとねー、と言っていたところだったし。あれ? よくよく見たら、たむたむの髪の毛が茶色い。そして、
テッちゃんの頭は、え? グリーン? ブルー? ・・・ビジュアル化計画?!(笑)
 
ピューン! という音とともに、私たちの最後の夏が始まった。
 
♪運命の人
前半戦では最後に演奏されていた曲をトップに持ってくる演出なんて、なかなかニクイ! しかも、この1曲だけで
今日の演奏がいつもと断然違うことを思い知らされる。まず、バスドラとベースの低音がものすごくいい!
スピッツの演奏はいつもちょっと軽めの音で、ノリノリの曲でも激しいイメージが薄くなってしまう傾向があった
だけに、この変化はものすごく大事、かつ嬉しいできごと。しかも、ドラムアレンジもちょっと変わってる?
より太く、男らしくなった曲に、私の心が踊らないわけがない!! そしてさらに、今までCD以外で、つまり
生演奏の時にはなかった一番最後の「ズンズンタッ、ズンズンタッ・・・」というドラムの締めの部分まで
再現! 一回締めた後に入るこのエンディング、多少入りが遅かった気もするるが、やっぱりあるとないとでは
断然印象が違う! 大絶賛の拍手を浴びせていると、スピッツはもう次の曲に移ろうとしていた。
♪センチメンタル
絶妙のタイミングからこの曲。うん、このつなぎ方もいい! さっきの「ズンズンタッ」で観客が興奮しているところを
ググッともう一歩踏み込んで心の中に入り込んできた感じ。好きな曲だし、もう一段階盛り上がるぞーー。
ふと見ると、となりの女の娘たちのノリ方もすごくいい感じ。今までは下のライブレポを見てもらっても分かるように、
ちょっと納得いかないところがたくさんあっただけに、今日は嬉しい。あ、草野君ピック投げたね。これは前半戦
と同じだなぁ。・・・もしかすると、もしかする?
♪ウィリー
ベースの音色がブイブイいってて気持ちいー♪ クージーが曲に合わせて競歩ポーズみたいな形で踊っているのが
とてもかわいい。今日もカウボーイハットがキュート。この曲ではちょっとリクエストがあって、最後の方で
「甘く 苦く」というフレーズの後で低音の「あーあーあーあー」というコーラスがCDでは入るんだけど、
そのコーラスがないとすごく淋しい・・・。キャッチーで割とコケティッシュな曲がここで少し渋みを出している
ので、このコーラスがひきしめ効果を持っていると思うから。やってくれないかなぁ・・・。
 
草野君「こんばんはぁー(^^)」会場:こんばんはー!
草野君「ういっす(^^)」会場:ういーっす!!
草野君「スピッツでございます(芸人風に)会場:拍手
そして会場のあちこちを指さして観客を興奮させる草野君。
草野君「ついに野音ということで、あの・・・」
「おめでとう!」というタイミングをはずしてしまった・・・。会場からはあったかい拍手が沸き上がる。
草野君「あ、ありがとうございます。もうこれで思い残すことはないと・・・いや、嘘です(笑)」
そして、お天気の話。雨が降ったライブは印象に残るので、降って大変なことになるんじゃないかとちょっと
期待していた、というお話。
草野君「今日はビールも飲めるし。楽しい感じでね。アミ、アミーゴ!って感じで」会場:笑
そういえばぴあのインタビューでそう言ってたね。野音のコンセプトは「アミーゴ」
草野君「アミーゴってね、ずっと意味知らなかったんだけど辞書ひいたら、『仲間』とかいう意味らしい
んですけどね、アミーゴ! アミーゴ日比谷!」会場:いえーい
 
♪ルナルナ
夏にふさわしい素敵な曲。前半戦でやってくれると期待してはずれただけにこの選曲は嬉しい。いやー、それに
つけても今日はベースがいいなぁ。いい。いいのだ。
♪ドルフィン・ラヴ
完璧に夏を意識した選曲。もう、夏好きの私にはたまらないねー。やっぱり聴きどころは間奏の草野君のVoと
テッちゃんのギターがユニゾンする「チュルチュルルル チュールルルー」だねっ。ギターが低くてちょっと
さびしい気もしたけど・・・。
♪旅人
なんとなく、ドルフィン・ラヴが終わった瞬間この曲のイントロが頭の中に流れたのでびっくり。この曲は実は
個人的にはあんまりハマらなかった曲なんだけど、こうして生で聴くといいなぁ。テンポが速い方が活きる
曲みたい。今日はそのちょうど気持ちいいぐらいのテンポだった。
♪歩きだせクローバー
 
相変わらず長い間があって、
草野君「どうもありがとう」
の後言葉が続かなかったスキに、男の子が声援を。もちろん、男の声援には毎度きちっと返す草野君。
あまりにMCに困ったのか、日比谷公園に生えているポプラにちなんでコンビニの話を。・・・苦しいです(^^;)
ちなみに、日比谷公園て、いちょう並木の方が有名なんじゃ・・・?東京の都木はいちょうだしねぇ。
それから昔お客で見に来ていたというライブの話。その時も雨が降って、非常に心に残ったとか。
草野君「でも今日は雨こそ降ってないけれども、虫の声が、いい、いい感じの(←これ、コギャル発音だった)
『ロマンティック・ナイト』っていう感じで」会場:しーん
草野君「そんな『ロマンティック・ナイト』を・・・うーん、『ロマンティック・ナイト』をどうしたら
いいんだろうなぁ。どうしてくれよう?」会場:笑
どうしたいんだ、君は!(笑)
 
♪冷たい頬
この曲で。私は初めて草野君が激怒っている顔を見た。多分お客さんの中にも気付いた人は多いはず。たむたむの
ソロのところで、草野君はピンスポからはずれるのだ。その暗い状況を利用して、舞台袖にいたスタッフに何かを
伝えようと見ていたんだけど、気付いてもらえなかったのか手で合図。それでも違ってらしく、顔を大きく横に
ブンブン降って、「ちがう!!」という。さらに足で空を蹴り上げて、めちゃめちゃ怒った顔でまた手で合図。
結局何で怒っていたのかは分からなかったけど、この後私は草野君がやさしいMCをしてても、どうもそれがリアル
なものとは感じられず、ライブ自体は楽しんだんだけど、それは嘘じゃないんだけど、草野君の気持ちが本当に
心から楽しめていなかったんだという印象が残ってしまった。
♪夢じゃない
またもや長い間があって、この曲。せっかくしっとりしているのに、間があくとちょっと興ざめだ。がんばれ、
スピッツ。クージーのキーボードはリハの時はちょっと崩した感じで弾いていたけれど、本番では前半戦と同じ
ソロだった。
♪ロビンソン
この曲で、私は周りを少し見渡した。それは以前よりこの曲でキャー!という歓声が少なくなったような気がしたから。
それは今日だけ特別なのか、そうでないのかはちょっとわからない。でも私はこの事態をとても快く思う。
この曲では草野君の声が高音域で出ずに少し辛そう。でも一生懸命歌っている姿が好印象。
 
またもやなが〜い間があって、MC。
草野君「すごい暑いんですけど、みなさんは・・・?」会場:あつーい
暑いよ! もう、どうしよう?!ってくらい暑いよ!! でもね、さっき 夢じゃない 辺りでものすごく爽やかな風が
吹いたんだよ、それって野外の魅力だよね! 意図していないのに、そういうものすごく素晴しいタイミングで風が
吹いてきたりするのって、感動的な演出だと思うし、そういう自然の力がたずさわるのってスピッツっていうバンド
にすごい合っている気がする。どのバンドよりも自然というものが溢れている歌詞だと思うから。
草野君は左腕のにおいをくんくん、と嗅いで、
草野君「ん〜」会場:笑
草野君「今日朝キムチと卵炒めたのを食ったんで、キムチ臭が出てるかなと思ったんですけどね」会場:笑
それから夏休みの宿題の話。草野君はいつもやってなかったんだって。で、先生が草野君のママに対してお手紙まで
書いてしまうくらいだったとか。あー、こんなとっときの話でも大爆笑をとれないなんて(^^;)
いやね、今日のお客さんのノリが悪いとかじゃないと思うんだよね。草野君、あなたの元気が今いち足りないと私は
思うわけですよ。だって、「アミーゴ!!」って力強くぴあに気合いを感じさせる感じでコメントしていたじゃない。
そんな大事なライブにしては、その気合いが伝わってこないんだよなぁ・・・。緊張してるんかなー?
いや、全然気合いがないと言ってるんじゃないんだけど、この夢にまで見たという野音に対するSpecialな気持ちが
なんか足りない気がして。
 
♪ただ春を待つ
これまたベースがいい。ブーン!ってグリースする感じもうねってて気持ちいい。それと、この曲って前半戦でも
テルミン使ってたっけ・・・?と、新しい発見があったりして。草野君のボーカルもいつもよりちょっと力強くて
のぺーっとした感じのこの曲にピリッとスパイスな感じで今日はgood♪
♪フェイクファー
野音でもちゃんとテッちゃんにオレンジのピンスポ。そのテッちゃん、リハで何回もやっていた割にはやっぱりテンポが
遅い!! もー、前半戦のレポであれだけ書いたのに!! おまけに掟破りなドラムが入ってからテンポを速めるという
事態。ん〜、いいのか、これで?! あれだけアルペジオが得意なテッちゃんなのに、テンポだけじゃなくてなんとなく
そのアルペジオもぎこちないんだよなぁ。ロビンソンの速いアルペジオはあれだけ完璧なのに、不思議だ。当初心配
だった草野君のギターソロの方が全然あぶなげない。自分で考えたというだけあります。あとねあとね、
♪今からー 箱の外へー   の後の ♪ふーたりーはー っていうコーラスがないのはなぜなの? あれがせつなくて
いいのにぃー! みんな手があいてるんだから、誰かやって欲しいよー! 好きな曲だけに、とっても気になる。
あ、でもいいとこもあったよ。一番最後の草野君のボーカルがトーンダウンしてものすごく味があった。
♪愛のことば
ベースから入るんだけど、今日はたむたむ絶好調だから、だんぜんいいのだ。
♪楓
この曲ではステージの屋根の所にオレンジ色の楓の照明が移し出されてすごくきれい。みんなためいきが出た瞬間。
 
草野君「曲が終わるのとクロスフェードするように、虫の声が聞えるのが、いいっスね」
と、いかにも草野君!て感じのMCで会場を納得させたりして。この虫はみどりのマツムシみたいなやつで、たまに
街を歩いていたら死んでるやつがそれだそうです。
草野君「ここでマメ知識を。(虫が鳴いているのは)メスを呼んでるんですよ。かわいい子、いねーかー!
みたいな、そういう叫びがこれなんですけども。俺歌ってんのも、虫が鳴いてんのと一緒かー?とか、たまに
思ったりして。でもモテるためにバンドやってるわけじゃないからねー。・・・メスいっぱい来てるしさー。
でもオスもいっぱい来てるんだよなー。・・・おすっ」←これは勇気を出したギャグだと私は見たぞ(笑)
で、この後が大事だ、みんなよく聞けーーーー!!!
草野君「最近パソコンをいじくったりして、色々スピッツに関する自分で
作ってるHPを見たりしてー」
ギャーーーーー! マジでー?!って、叫びたくなっちゃったよー あーーーーー ここも見てくれてるかなー。
でもでもでも。見てたら・・・こんだけダメ出ししてるようなページは、ちょっと嫌われちゃうかも(^^;)
おまけに情報量が多すぎて、見る気しないわなー、ふつう。まあ、いいや。可能性があるだけでも、なんか嬉しいし。
草野君「それを見ると、俺の顔はー、絶対にアイメイクをしているに違いないって書いてあるの」会場:笑
あ、また『ビジュアル化計画』につなげるか?
草野君「これ・・・スッピン・・・よ」会場:笑
草野君「ただ単にくどい顔なんだよねー」
いいじゃないですか。その顔がみんな好きなんだから!! もう街で似てる人見たら、それだけで好きになっちゃう
ってくらい好きなんですからっ。
草野君「まつげだけ妙にながいからさー」会場:かわいー!
草野君「かわいくないよ(笑)」会場:かわいー!!
草野君「かわいいって言うな(笑)」
あ、ご機嫌なおりましたか? みんなちょっと改まって見ていただけのことなんですよー。やっとここへ来てお客さん
の反応もいい感じになってきて、みんなでライブをつくってるって感じが出てきたね。そうそう。ライブは演じ手と
観客の両方がつくりあげるもの。だから二度と同じライブはできないんだよね。それがいいところだよね。
で、ビジュアル系の人がきれいだったという話をして。
草野君「あたしもきれいに生まれたかった」
という決めゼリフまでとびたしたりして(笑) わはは。そりゃこっちのセリフじゃわい! なんだかんだ言ったって、
男の人だってきれいな人には弱いんだからっ。
草野君「なんか、"コール & レスポンス"っていうのはないのかね」
あれ、ああいうの嫌いかと思ってた。だってきっと自然じゃないものね、スピッツがやったら。いや、やって
欲しいけど、こうなったら(笑) でも言ったはいいけど、困り顔の草野君。すかさずテッちゃんが
テッちゃん「でもその後の曲がそれに続かない曲だったらどうすんの。結構少ないよな、そういう。
"yeah!""yeah!""yeah!""yeah!" ♪うめぼしたべたぁ〜い・・・・」会場:大爆笑!
草野君「実はね、スピッツここに出るのはこれが二度めで、昔インディーの時にカステラとか、
ピーズとか・・・」
ギャーーーー!! 草野君の口から、トモくんとハルくんの名前が出てる〜ん!!!♪♪♪ しかも、モノマネまでー!!!
あー、それに興奮しちゃって、何を言ってんのかわかんないやー てへてへてへ
なんかテッちゃんが寒いことを言ったのか、自分で、
テッちゃん「はいっ!」って、宮尾すすむみたいな言い方で話を途中で切っちゃった(笑) しかも、
テッちゃん「そういえば今日地震あったよなー」(この日東京は朝震度4の地震がありました)
草野君「うん」←と、話を膨らまそうと、かわいくノッてきてるのに、
テッちゃん「はいっ!」と、またまた話を途中で切っちゃう(笑) 会場:爆笑
で、草野君、しょうがないのでここで初めてテッちゃんのその素晴しい髪型について触れてみる。なんでもこの前日に
この頭にして来たんだって。それにしても、ここのMC長いなぁ。
そんでいきなし、
草野君「おーーと、すっとんきょうなおたけび。もう、はっきり言って歌い手とは思えないようなはずしっぷり(笑) 狙ってやった
んだ、と信じたい・・・(^^;)
草野君「ヘーイヘイヘイ ヘーイヘイ♪」(と、「学園天国」のフシで) 会場:ヘーイヘイヘイ ヘーイヘイ♪
テッちゃん「でもそれパクリだろ」会場:笑
それでもまだトークが足りないみたいで、テッちゃんに振る。
テッちゃん「曲行くか」会場:えー
草野君「『えー』って(^^;)」そうだよね、それも確かに、ねぇ・・・。失礼な話よね(^^;)
で、話はたむたむに飛んで、たむたむは最近インターネットに凝っているらしい。ライブの日だってのに、今日も
朝までやってたって・・・大丈夫? それでこのパワー・・・。たむたむ、恐るべしっ!
そんで、流れで崎ちゃんまでMCに借り出されることに(笑) でもMC用意してなかったみたいで、ちょっと内容に
困っていたかな。
 
♪チェリー
この曲で死ぬほどの歓声があがるかと思いきや、そうでもなくてなんだかほっ。もう今や国民の曲、文部省推薦曲
になってしまったんだよね。
♪ヒバリのこころ
いいよ、いいよ、たむたむ、すごい激しいよ〜!
♪クリスピー
みんな「キャー!!」そうだね、ここでこの曲は、結構ツボ!!
 
で、いつものように「もうちょっと熱く・・・」トークの後で
 
♪スーパーノヴァ
♪トンガリ'95
♪スパイダー
やっぱこの曲は血が騒ぐよね。ワイパーは嫌いだからやらないけど、このイントロがかきならされただけで、
ガッと血が逆流して頭に流れていくのが分かるもん。
 
それにしても雨が降ったりやんだり、しかも汗が滝のようで、前髪なんてすっかりワカメになっちゃったよー。
それもこれも、心に刻みこまれていくんだなーって、虫の声に洗われながら。
 
草野君「えー、スピッツこの夏はお休みしていたわけではなくて、色々レコーディングとか・・・。
ゆっくり。ゆっくりやってます。亀のようなバンドなんで・・・これからもね、のろいなーと思ったら、
みんながお尻をツンツンして下さい」
・・・じゃあ、この辛口レポを読んでも、怒らない?(^^;) 好きなバンドだから。良くなって欲しいんだもん。
いいこと言うばかりがファンじゃないよ、と思うから。愛のムチ! ピシーッ
草野君「ツン、ツン」
って、押された亀を演じる草野君がとってもらぶりー♪ たぶん会場の半分くらいは腰くだけだったはず(笑)
そんでもって、その後そんな自分に照れてるところが、草野君なんだよなぁーーーー デレデレ←しまりのないmyu
 
♪渚
うぎゃー! あ、ちょっとなんか一瞬変なところあったけど、この野音で「渚」はヤラレたね! 1998・夏・野音・
アミーゴ  「フェイクファーツアー」としては、なかなか型やぶりな選択なのかもしれない
もう会場は大合唱。それがまた嫌じゃない。いいね、夏。いいね、野外。でも、ちょっとドラムのタム高いの
使ってたのは好きじゃなかったな。せっかく力強かったのに、軽薄になった感じで。しかもやけに耳につくし。
 
〜encore〜
 
そして今回草野君が着替えてきたティーシャツには「高円寺」とでかでかと書いてある。高円寺恒例の阿波踊りに
行ったんですって(^^)
で、いきなり!
♪愛のしるし
もう、イントロの崎ちゃんのドラムだけで絶叫したよ、あたしは! みんなは一瞬わかんなかったみたいだけど、
草野君の歌い出しでやっぱり絶叫の嵐! 踊る? あたりまえじゃなーい!!
最高だよ! やっぱりリハでは内緒にしてたんだねー! なんて、大興奮の私。これで後はスピカだけだ!
♪バニーガール
ノリノリ、もう胃が2〜3回転くらいした感じで、ちょっと気持ち悪いよー、でも、いい!\(^o^)/
 
ここで素敵なメンバー紹介。ただし、途中でたくさんしゃべっちゃったからか、なんか今日は短かった。
今日はテッちゃんから。
テッちゃん「今日朝地震あったよねー?」会場:笑
テッちゃん「ギターの三輪でしたー」会場:えー?!
そりゃー「えー?!」だわ。だってさすがに草野君さえも「え終わり?」ってきょとんとしてたもの。
テッちゃん「今日さー、始まる前に皇居の上のところに虹が出てたの知ってる?」会場:へー
テッちゃん「俺も人から聞いたんだけど」会場:笑
本当にたったこれだけのあいさつで、次は崎ちゃん。
崎ちゃん「今日、雨ふらなくて良かったね」
崎ちゃん「雨もふらなくて、みなさん、暑くなって、僕も暑くなって・・・もうちょっとがんばりましょう」
クージーは野音に出たかったからスピッツのおかげって言って、そんでたこやき食べたい、とかやきそば食べたい、
とか、よっぽどお腹がへってたのか食べものの話ばっかしてたような気がする(笑)
たむたむ「ちょうどそこら辺で(と、指さしながら)サニーディを見て、すごく刺激を受けたので、今日は
一生懸命がんばりました」会場:拍手
草野君「一生懸命がんばったって言って拍手もらってもね(笑)」
で、ちょっとチューニングなぞして、草野君。
野外ライブは草野君もお気に入りみたいで、来年もまたやりたい、と言っていた。それから、読売ランドイーストとか
吉祥寺の井の頭公園とか、石神井とか、葛西臨海公園、とか、色んな場所をあげて、やってみたいと言っていた。
草野君「色々楽しいこと、これからも試みていくので、楽しみに待ってて・・・待ってろよっ」
と、多少男っぽい感じで言って、
 
♪ベビーフェイス
この曲がここに来るとは思わなかった。意外と最後の来るのもいいもんだなと思った。でもそれは、この後にまだ
スピカが控えていると信じて疑わなかったからだった。
 
ところが、そんな私の期待をよそに、メンバーはあっさりとステージから去ってしまった。ピックを投げる感じも
おざなりだ。お約束って感じで心が伝わらない。もしかしたら、それはこっちの勝手な印象だけかもしれないけど、
「スピカシンドローム」なのかもしれないけど。でも・・・なんでやらないの?!
あのね、謝々! ができないのは分かるんだ。ホーンが入らないと、コーラスのゴージャスなのが入らないとあの曲
のもち味が出せないということだと思うから。いや、それすらも、本来であればライブバージョンのアレンジとかで
やって欲しいんだけども。何もCDを完璧に再現する必要ないし、大体この構成でライブを続ける限り、それは
どんな曲でも難しいのだから。
だったらスピカはやるべきだ。確かにちょっと今はやりのギターの感じで、スピッツ!!っていう個性には欠けている
曲かもしれない。でも、だからこそ、ありふれた感じの曲でもスピッツがやるとこうなります!って感じがそこから
とれて、私は逆にスピッツすごい!ってあの曲を聴いた時に感じたんだ。それを、もっと不動のものにして欲しかった。
生で聴きたい!
 
所詮野音は「アミーゴ野音!」と大々的に言った割にはやっぱり「フェイクファーツアー」の後半線の初日という
だけで、去年の「夕焼け兄弟」のようなものではなかったんだ。あれだけメンバーが大事にしていた日だったからと
かなり期待していたので、そういう面ではちょっと肩すかしをくった感じ。
 
じゃあ、そういう期待を除いた部分で考えたしたら、野音はどうか?というと、頭をひねる間もなく、やっぱり
すごく良かったとは思う。足りない部分やつっこみたくなる部分は相変わらずたくさんあるけども、何より今日は
音のバランスがものすごく良かったのと、ファンの人たちのノリがものすごく「コア」だったこと。
キャー!という声援はもしかしたら普段より少なかったかもしれないけど、このめちゃめちゃ倍率高い今日のライブを
こうやってなんとかして見に来てる根性ある人たちの集まりなんだから、コアでないはずがないのだ。
みんなそんな思いまでして見に来ているんだから当然盛り上がるし、力強くリアレンジされた音が、そんな私たちの
興奮をもっとたきつけていたような気がする。
演じ手の意図したところの「フェイファーツアー 後半戦の初日」として見るならば、これはもう間違いなく大成功
だったと思われる。
 
終わってからもずっと興奮が体から抜けてくれないくらい骨の髄までスピッツにつかってしまった私たちは、
まだその余韻を引きずって夜の街にくりだした。悔しかったスピカを全員で合唱して、夢でもう一度メンバーに
会えることを祈りながら、それぞれの家路についたのだった。
 
 
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7/8 NHKホール たった2か月ぶりなのに、久しぶりに会うみたいな気持ち。待ち望んだ彼がそこに!! これまで行った群馬と 大宮はちょっと遠いところからしか見れなかったから、なんだか寂しかった。でも今日はね! 彼の表情が ちゃんと見れるんだもんね! だからだから、楽しみだったのだよ、草野君! NHKホールなんてでかいのに、係員の誘導が上手なのか、入って行くファンのお行儀が良いのか、開演30分 前でも会場の外に並ぶ人の姿は少ない。心なしかダフ屋の数も少ない?! 意外とすんなりと入れた私はC-4列 へ。・・・あんなにちっちゃくしか見えなかったポップジャムと同じ会場とは思えないくらい臨場感のあるその 場所に荷物を置いて、最前列をゲットしたしあわせなお友達ちゃんに会いに行く。セットを改めて見る。 あ・・・あの格子の模様の上には、実は白いフェイクファーが覆われていたんだね・・・。知らなかった〜。 こんな細かいとろこにさり気なく気を遣う感じのスピッツが好きだなぁ。 ひとしきり盛り上がって、どきどきしながら自分の席へ。今日の仕事はちょっと心配。だって。もうすぐ会える 彼のことを想ってぽ〜っとなっていたから・・・。いや、そんなこと本当はこの時全然考えちゃいなかったけど。   ブー、というブザーが鳴って、アナウンスが流れてからずいぶんたって、彼らは現れた。ほんの一瞬戻って 来たスピッツ。ひとまずは、おかえりなさい(^^)   本日のいでたち 草野君---最近はずっとティーシャツ。ジーンズ。あら、髪の毛が伸びましたね? ちょっとボサッていう感じ。 いかにも忙しくてほうっておきました、と髪が言っている。でも私はこういう伸びかけの頭、結構好きなの。 テッちゃん---今日はシックな感じ。あー、でももうあんまり覚えてないわー。ごめんね(^^;) たむたむ---革かしら?あのバミューダは。今日は帽子はなし。草野君と違って髪の毛がちゃんと整っている 感じ。例の派手なチェックのジャケット。もちろん途中で暑くなって脱いでたよ。今日もさわやかな感じ。 崎ちゃん---安心してください。いつものです(笑) こう見ても、やっぱりステージ衣装って変わらないのね。 今回のイメージはこれ! って感じなのかしら。それとも面倒・・・? でもどのアーチストも割とそういう 傾向あるよね。   ♪ウィリー いつもステージ向かって右側ばっかり行く草野君。逆側に位置していた私はちょっとあきらめていたんだ。なのに! 今日はなぜか1曲目からやって来たよー!! 1年前までは冷めて見ていた私が、これほどまで変わるか?ってくらい に手を振った。届かなくてもいいの。見て欲しいから振ってるんじゃない、想いがこぼれるんだよね。 そして、なんと1曲目だっつーのにピックをぽ〜ん。ギャーーーーー!!! ♪センチメンタル 今日はなんだか前半から飛ばし気味の草野君のボーカル。張り切って行くぞ! という決意表明みたい。それに こたえられるくらいのノリが私たちに返せればいいのに・・・。周りをふと見回す。みんな気持ち良さそう。 でもおとなしい感じ。ノッてるんだよね、心では。それ以上に素敵な彼の姿に見入ってしまってるんだよね。 そうなると、どうしてもガーーッとは踊れないけど、そんな私たちのこと、分かってくれるよねぇ、スピッツ? ♪ミーコとギター ここまで来たところで曲順は一緒なんだね、と落ち着く。でもやっぱりこの曲好きだから、いいの。ノッちゃう の! もう、はずれて落ちそうなにカウボーイハットを抑えながらピョンピョンっとね!   草野君「こんばんはぁ」 うん、ご機嫌良さそう(^^) 草野君「あーのー、クーラー病とかに、なって、ないですか」 と、段々しどろもどろになっていく草野君。あはは(笑) なになに、どうしたの(笑)   ♪涙がキラリ☆ そういえば昨日は七夕。今年はなんか七夕が気になって気になって・・・。仕事中に「七夕だね」ってメール で言い合って、発売当日にちゃんとシングルをゲット。おー。優秀じゃないか、私ってば(笑) ♪ドルフィンラブ ずっとがまんしてきたけど・・・あの前いる、いかにも「ナナ」な感じの女の子・・・もうねー、すごい目に つくんだよね(^^;) 楽しいのは分かるのよ。単純に楽しいのも分かるのよ。でもねー、なんかこう、 周りに影響が・・・最初多分見てたもの、スピッツたち。そのうちそこばっかりは見てられないって感じに なったけどね。あーー、目に入るーーー ♪旅人 私の嫌いな手拍子が轟くわ・・・。でも今回は前の方にいたから、一番後ろにいた時ほど感じない。多分、 前の方が比較的好きなノリ方をしてるんでしょうね。まあ、そんなことはいいとして、この曲はベースがいい 感じだった。ブリブリしてて。でもちょっと草野君が無理しすぎかも。大丈夫? ♪歩き出せ、クローバー 「だんだん分かってきたのさー」の大サビの部分、草野君がノリノリでどんどん声を張り出してくる。ちょっと 心配になりながら、でもその草野君の気持ち良さが伝わってこちらも気持ちいい。   草野君「今日はワールドカップを見ようと思って起きよう、起きようとしてたんですけども・・・」 草野君がしゃべっている途中でテッちゃん、その声を全部消してしまう音量でチューニングの具合を確かめる べくチャララララーン♪ 会場:笑 草野君、ちょっとテッちゃんの方を見て、テッちゃんはそんな草野君にワリィワリィ、のポーズ。 草野君「昨日はすごい試合でしたねぇ〜!」 とワザと強い口調で。会場:笑 それからNHKホールのことから、ポップジャムの話になって、なんと、その時一緒に出ていたSPEEDのリハを スピッツは見に行ったそうで・・・(^^;) 草野君「初めてスピッツポップジャム出た時、エンディングになんか踊りがあって、こういう踊りだっけ?」 と言いながら野球拳の時の踊りみたいな、手をひらひらさせた踊り(かなり恥ずかしい感じ)を踊る草野君。 もちろん会場は爆笑! 草野君「みなさんやりますからって言われて、でその時一緒に出てたブランキージェットシティーの 人もやってたんですよ」会場:笑 草野君「お、『ブランキーの人もやってるよ!』」会場:笑 草野君「で、本番終わってうち帰ってビデオ見たら、ブランキーの人、こうやって・・・」 だらっ、とした感じのポーズで、 草野君「で、しかもねー、俺と崎ちゃんがこうやって一生懸命踊ってるのが大映しになってて」会場:爆笑 テッちゃん「俺はでもやらなかったんだよ」 草野君「・・・男らしいねぇ」 テッちゃん「だいたい、あのスピッツは抜かれないと思ってたんだけどね。そしたらマサムネと崎ちゃんが、 えーらい、見たこともないような笑顔で・・・」会場:爆笑 崎ちゃんも爆笑。 草野君「えー、じゃあ涼しげな曲で、『冷たい頬』という曲を」会場:拍手   ♪冷たい頬 ♪夢じゃない ♪ロビンソン   ここではステージから客席の人の名前を呼んで盛り上げたりしていた。 草野君「シゲ子!」会場:笑 そう、有名な、あのフェイクファーのぬいぐるみちゃんのことです。それから商業用にアナログの話をして、次の曲へ。 草野君「もう、夏になるという・・・夏まっ盛りというこの時期に、『ただ春を待つ』という曲を」会場:笑+拍手   ♪ただ春を待つ 良かった。ここの曲紹介が変わってて(笑) MCまで一緒だと、やっぱりちょっとね。 ♪フェイクファー もううっっっ!!!テッちゃん!!!! この曲の速度遅すぎたよ!!!! せっかくのゴリッとしたあの感じが台なし! この曲すごくすごく好きだから、すごいショック! 速度が遅いとこんなにのっぺりした、間延びした感じになっちゃう んだね・・・。最後の「今からー」のところの胸を刺すようなせつなさも、全部飛んでしまったよ(;_;) ♪愛のことば ♪楓   楓が終わったところで昨日発売のシングルの話を。草野君たら・・・ 草野君「アルバムに入ってるから・・・まあいいよね」 だなんて・・・。買った私の立場は?! スピカ両A面なんでしょ?! やってよーーーー!! そして、スピッツ本の話。・・・この間田村君ずっとベースで遊んでる。なんの曲を弾いてたのかなー? 草野君「さっき俺らも見せてもらったんだけど、やっぱりねー、相当恥ずかしいね。デビュー当時の写真とか ・・・本当になんかくたびれた・・・3年くらい浪人したような男の・・・顔だよな(苦笑)」 出会った当時の話とかもその本にはのっていて、その頃は 草野君「中途半端なソバージュだったんだよな(笑)」 田村君「俺は後ろ髪長くて」会場:笑 草野君「崎ちゃんが金髪だったんですけども。崎ちゃんがドラマーとしてスピッツに入って最初のリハーサル だっけ? 色々崎ちゃんに気ぃつかってみんな話しかけたんだけど、あんまりしゃべってくんなかったんだよね」 草野君「すんごいクールな人だったんですよ」 そんな思い出話を嬉しそうにするメンバー。和やかなムード、これぞスピッツ。みんなが憧れる、やわらかい 世界・・・。 本には赤ちゃんの頃の写真も載るそうで。本当はもっとバーン!と載ると思ったら意外とちっちゃかったと言って いた。田村君、まだまだベースで遊ぶ。なんかいいフレーズでも浮かんだ?   そして、教科書に載る、という曲紹介。本人はあんまり嬉しくないみたいね。私もだよ、草野君。血みどろの メッセージ、入れりゃー良かったね! 草野君「でもこれを機に参院選に出ようかと」会場:爆笑 草野君「俺が立候補したらみんな俺に入れてくれる?」会場:入れるー!!! ・・・いいなぁ、そんな日本。平和だなぁ。平和で自立して、そして弱気な強さを持った国。少しだけ「騒がしい 未来」を想像しつつ、歩いて行く日本・・・。でもなぁ。そうしたらライブやってくんなくなっちゃうかもしれない からな。やっぱ入れない(笑) 落選させなきゃ(笑) 草野君「ダメだよ自分で選ばなきゃ、そんなふざけた・・・とか言って(苦笑)」会場:笑 草野君「こういう真面目くさってるところが、教科書に載る、ね(苦笑)」 そうかも(笑) なんか草野君て、お酒の席とか彼女の前とかだと説教くさくなりそうだね(笑)   ♪チェリー ♪ヒバリのココロ なんか今日もちょっとだけ歌詞があやしいところがあったぞ?たのむよ〜。冒頭ちょっとはずしてるし(笑) 間違うならもっと派手に頼むぜ! この曲のベースは今日は音がブリブリしてて気持ち良かった。田村君は自分の前ら辺にいるお客さんのノリが気に入った ご様子で、とてもご機嫌に弾いていた。ベースをひざにガンガンぶつけてみたり、もちろんいつもの猛ダッシュもあり! 草野君も前に出る。今日はなんかたくさん動いているぞ!あ!!!草野君が最前列のお客さんの顔を覗きこんだ!! あれはあれは、私のお友達のPさんとHさん!!!いや〜ん、この幸せものぉ! 浮かれて手がちぎれんばかりに彼に 振り返しているわ! 後でいじめなきゃっ(笑) ♪バニーガール そして盛り上げ定番のこの曲。ベースの音色は同じ。草野君、興奮してだんだんピッチが悪い。でも、ノリ重視だから いいの。彼が、スピッツが、私たちがそれで気持ちよければ、ね(^^) 私も負けじとモンキーダンスぅぅぅぅぅ。   草野君「じゃあ、ちょっと地獄風の曲を」   ♪スーパーノヴァ この曲、結構みんな口ずさんでた。というか、ちょっと叫びに近いんだけども。「ロビンソン」とか「チェリー」の 合唱はちょっと想像できるけど、この曲で合唱するの(と言っても演奏の影からかすかに聞えた程度のものだけどね) 意外でおもしろかった。 ♪トンガリ’95 テッちゃんのリフから始まるこの曲。最初ちょっと速いかしら?と思った頃にクージーのキーボードが安定して入る。 見事に軌道修正されてほっ。この曲は他の曲よりもさらにコーラスがすごい素敵なバランスで良かった。 ♪スパイダー この曲って不思議。最初シングルカットされた時は、「なんでこの曲が?」なんて疑問に思ってたのに、今じゃ草野君が 魂こめてカッティングするあのイントロが聞えてきたところで奇声を発してしまうくらなんだもん。 この曲でも今日は田村君のベースがうねっていて、すごい気持ちいい。私が見た今回のツアーの中でも一番いい ベースが観れたような気がする。途中の所でモニターの返りが悪かったのか、草野君片耳をふさいで音をとる。 そういえば最初の方の曲でもそういう箇所があったなぁ。PAさん、気付いてあげてっ。(いや、誰かが音をはずして 惑わせたのかも?)   なんかごもごもごもごも・・・と結びのMCを言う草野君。真面目な話をするのは照れが入るみたい。最後の曲紹介。 草野君「ちょっと、冬の歌なんですけども(笑) 『スカーレット』という曲を」   ♪スカーレット そしてしずかに今日も幕を閉じる。アンコールの時間まで、しばしの休息・・・。   〜encore〜   再び戻ってきた時は、今回のツアーグッズを身にまとったメンバー。私にとっては今回初めての紫のティーシャツを 着ている草野君。丈は短そうなのに、ちょっとぶかっとして見えるということは・・・私なんてあんなにぴっちり なのに・・・やっぱりとても細いのね、あなたという人は・・・。 袖のしたからかすかにのぞくニノウデと肩までの感じが妙に色っぽくて、ちょっとドキドキ・・・。   ステージにセットされていたフライングV。今回のツアーではここの曲はトンビ〜、と青い車のどちらかをやるという ことになっているらしい。その情報はすでに入ってきていた。私がスピッツの曲の中で一番好きなのがこの「青い車」。 野外で聴いても、小さな箱で聴いても、ホールで聴いても、あのスピッツに初めてどきどきした感じがよみがえって きて嬉しくなる。パワステでやってくれた時、草野君がフライングVを使っていたことが頭の中によぎる。 今日は、青い車ね?青い車ね?! 興奮しながら祈るような形で音が出るのを待つ。だんだんとあがって行くギターの Aのコードの音。・・・ありがとう(;_;) ♪青い車 私の大絶叫の中始まったこの曲。・・・う〜ん、本当に涙が出ちゃいそうに嬉しい・・・。   ここでメンバー紹介。今日もちょろっとテッちゃんの方を見てから田村君の紹介。田村君、自分の名前を言ってから、 田村君「最近さ、いっつもメンバー紹介俺からだよね」 草野君「テツヤからやるとしゃべることないって言うから、こう回っていく間に考えてもらおうという配慮の 上から・・・」 田村君「俺に配慮・・・は?」会場:笑 田村君しばらくしゃべることがないと考える。今日はすごくリラックスしていて、断然余裕の面持ち。 渋谷にまつわることとして、「ほうき星」の仮タイトルは「表参道」だそうで、なんでも表参道をふらふらしている 時に思いついた曲なんだって。 田村君「今日ね、客席がよく見えるんだよ」と言うと、会場は興奮の嵐! 私のこと見える?! とばかりにみんな 手を振ったり踊ったり跳ねたり・・・。お客さんのご機嫌を良くしてしまったところで、次はクージー。   クージー「今日は東京に帰ってきて緊張してるせいか・・・かたいですなぁ」会場:笑 クージー「渋谷といえば、EGG-MANとか」※EGG-MAN---渋谷公会堂の真向かいにあるライブハウス。ライブハウスの 中としてはランクは上の方で、結構出るのは難しい。でもプロの人から見ると、渋谷公会堂が目の前にるだけに、 "しょせんライブハウス"的な扱を受けることもある。 草野君「EGG-MAN・・・出たことないですけどねぇ」 クージー「で、EGG-MANでやってる人たちは、渋公に集まるお客さんとかを へっ! とか見てー、『いつか 俺たちも、渋公に』とか思ってて、で渋公に出てる人たちはNHK見て、『いつか俺たちもNHKに出てやる』とか」 会場:笑 草野君「こんなに近くにあるっていうのも珍しいですよねー」 ちなみにNHKに出てる人はきっと「いつか俺たちも代々木体育館で・・・!」とか思ってるんでしょうね。スピッツ を除いては。4つも混在してる交差点というのも珍しいよね、そういえば。それからダフ屋の話。・・・この話はどこかの 会場でもしていたらしいよね。 続いて崎ちゃん。 崎ちゃん「渋谷といえばねー、LIVE-INNっていうライブハウスがあって、(今はもうないそうです) その時 当時思いついた最高のギャグをねー、」 草野君「ドラムを使ったギャグをやってみんなをアッと言わせようぜってね」 崎ちゃん「そう。でそのギャグっていうのはー、椅子をここに持ってー、(と言いながら椅子をかついで鼓を 持つ形で) で、テツヤが『よーお』って言って、」ここでバスドラがドンッ!と入り、崎ちゃん椅子を叩く仕草。 会場:笑 ちゃんとウケてるっス(笑) 崎ちゃん「でねー、それをやりたかったの。ギャグを。でー、ライブ終わってひっこむ前に。テツヤと仕込んで、 テツヤに『よーお』って言ってもらって思いっきり、ドンッてやったら、したら、テツヤの『よー』だけ ピンスポが当たって、俺真っ暗で、テツヤにちょっと恥ずかしい思いをさせちゃったね(笑)」会場:笑 そしてそのテッちゃん。 テッちゃん「俺はー渋谷よりも新宿という町の方が好きなんですよ」会場、ちょっと反応に困る。その雰囲気を代表 したかのように、 草野君「そそ、そんなぁ」会場:笑 テッちゃん「俺は渋谷より新宿の方が好きよ」と、きっぱり。 テッちゃん「あのー、まだインディーズでやってた頃ですが、新宿のガード下あるじゃない。バイト休みだし ってふらふらしてて、疲れたからってガード下出たとこでー、座ってたんだよ、地べたに。そしたらさー、 こんな大げさなカメラ持った人が近寄ってきて、『すいません、今"新宿"っていうテーマで写真とってるんで すけど、写真とらしてもらっていいですか』って」会場:笑 草野君「新宿を象徴する男だからね」 テッちゃん「これはもう俺は新宿だなって」会場:笑 テッちゃん「ちゃんと断わったけどね。『困ります』って。全然困んないんだけどね」会場:爆笑 そしてしばらくステージから消えてひとり休憩をとっていたズルイ人・田村君が戻ってきて、東京のライブの時は お弁当にしゅうまいが出るから嬉しいと言って、草野君を紹介。 草野君「初めて渋谷に来たのは受験で・・・。なんにも地図もなく渋谷に降りてー、それでセンター街の方 とか原宿の方とか全然知らないからー、どんどん246を三軒茶屋の方に歩いて行ってー、なんにもないなぁとか」 会場:笑 草野君「やっと僕らが渋谷公会堂出れることになって、その頃はねー、まだそこまでお金もあんまりなかったし、 渋谷駅から歩いて渋公行ってたんですよ。で、ある時すごい熱心なファンの人とかに色々質問されたりとかして 遅刻しちゃったりとかあったんで、原宿駅からタクシーで行ったんですよ。そしたら、誰もいなかったですね」 草野君「その時に、『あー、奢るというのは恥ずかしいことなんだな』と思いましたけどね」会場:笑 草野君「そんな・・・しみじみとした話を(笑)」会場:笑   草野君「そんなスピッツを象徴するような言葉・・・のこの曲を聴いて欲しいと思います」 というのが次の曲紹介だったんだけど、その曲紹介もてかがなもんか?というもので(笑)、ふと見たらテッちゃんも 田村君も苦笑いしていた。きっと心の中で「そりゃないぜ、マサムネ」と思っていたことでしょう。   ♪仲良し  この曲が終わって最後の曲紹介をしようとしたが、なかなか会場がしずまらないからか、言うことを忘れてしまった からか、もごもごもご・・・。そこへちょうどいいタイミングで野太い声の「あいしてるぞー!」 草野君「されを待ってた(笑) じゃあ、愛の極太ビーム! 極太っ! 極太っ!」 と、今日は両手でビームを撒き散らす。・・・散らしながらも顔は下を向いてるのよね(笑) 草野君「4B」 なんのこっちゃ?と一瞬思ったじゃないか(笑) さすが美大だよね。   ♪運命の人 ライブも終盤のここまで来て。もう最後の曲だっていうこの時に。草野君冒頭いきなし歌詞飛ばすし!!(笑) 一瞬合唱したファンに愛を感じるよ。そしてすぐ歓声に変わり、テッちゃんが笑いながら大腕を振って演奏を中断。   草野君、一瞬なんか言いながら、苦笑い。 草野君「どうもありがとう。さよならっ(笑)」会場:えーーー?! 草野君「One more time?」   ♪運命の人 かつて歌詞を飛ばして「すいませんでした」と心もとなげな感じで頭を下げた彼とは違う。もう堂々と(笑)歌詞を 飛ばし、飛ばした自分を許し、そのまま突っ走る男気みたいなものを感じた。まあ、私としてはこれがなきゃね、 という感じなので、いっこうにかまわないんだけども(笑)   そして今日もピックを投げ、(今日は絶対ピックゲットできると信じて位置について!のかっこで待ってたのに、 私のところには全く飛んでこなかったぜ、ちっ!)なんと、帰りしな私の友達が高々とあげた手にパンッ!とあいさつ し、彼はステージから去った。続いてピックを投げ終わったメンバーも続々と帰り、一番最後に崎ちゃんが深々と おじぎをしてステージは空に。 今日のライブはどーお?と聞かれたら、感想は2つに分かれる。やっぱり曲順がほとんど同じだったことはどうも 納得がいかないし、あれだけツアー前に今回のライブは違うことをやるよ、的な宣言をしたにも関わらず、新しい 試みはほとんどなかったと言える。それが物足りなかったのは事実だ。ツアーが始まった当初は久しぶりに会えた 興奮から、そんなことは忘れてしまっていたけれど、ながいツアーなのだし、今回のアルバムでスピッツは変革した と自他ともに認めているのであるのだから、ツアーもそれにみあって、「変革」の要素があっても良かったのでは ないだろうか。もちろん、スピッツの方向性が変わって欲しいと言うのではなくて。 私は見たことがないけれど、かつてスピッツはその度ごとに違うライブを敢行していた時期があって、それは ファンの人のみならず、業界関係者や音楽人までをもあっと言わせたはずだ。この変革期にあって新しいことを しないのはもったいない。毎年生産・発表を同じように繰り返すだけのアーチストになる気がないから、今回この 素晴しい「フェイクファー」というアルバムを出したのではないのだろうか? ずっと自分のなかだけでしまっておこうと思ってレポには書かなかったけど、こういう疑問が残るのは確かだ。 だからせめて「スピカ」を演奏して欲しかった。・・・このシングルが出るというのは、単なるレコード会社と 事務所からの意向だけで決まったことなの? スピッツはどうなの?   それに相反する「やっぱり生はいいね!」という感想。これもやはり事実。CDより見劣りのする演奏ではある けれども、生でなければ感じとれない空気というものがあって、それを体験できるのはやっぱり嬉しい。 CDと違って、ライブはお客さんが主役といっても過言ではないから。彼らがいい演奏をするもしないもお客さん 次第というところもあるからだ。つまり、私たちがスピッツになれる瞬間・・・。そこの空気を一緒につくりあげる ことができる喜び。それも本当だ。   <最後に> ぐだぐだと能書きを書いてしまって、「まったく、分かったような口きいて、えらそうなこと言ってるわ!」と お思いの人も多々いらっしゃるとは思います。でも、愛しているからこそ、期待しているからこその感想です。 そう、あくまでも「感想」なのです。これが正しいというわけでも、人に押しつけているわけでもなく。私の 主観です。でも、少しはスピッツの耳に届いたらいいなと思っていることは確かかもしれません。     でもこりずにまたライブいっちゃう!(そしてまたレポも書いちゃう(^^;))

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5/12 大宮ソニックシティ大ホール

またまた甘かった。・・・私の時間に対する考え方が甘いってのはもう本当にひどいもんがあるなー。まじで。
まあ間にあったは間にあったけども。
大宮ソニックシティは群馬とは逆で縦に長い感じ。とても上にのびていて、私たちはその2階から見ていた。
音が群馬の時より反響していて、ちょっとMCが聞き取りづらかったかな。でもおかげで音が薄い感じがあまりなく、
(もしかしたらリバーブがかかりすぎていたのかもしれないけど) 音が渦巻いていた感じがした。
 
本日のいでたち
崎ちゃんはだいたい同じかっこう。下に長袖のティーシャツ(今日は赤)で、上はなにかのユニフォームみたいな感じ。
紺地でバックに白文字の「45」。髪は紺のヘアーバンドでまとめている。
田村君はまたまたカラフル(水色地かな)で大柄なチェックのジャケット。下はバミューダでベージュ色かな。
そしてスニーカー。帽子は・・・なかったような?あいまいな記憶だわ(^^;)
テッちゃんは今日は少しシック。パンツがかっこいー。やはりぴっちりパンツなんだけど、色がぐっとシック。
上も深い青かなんかで決めている。
草野君はシャツ。インナーとして白いティーシャツをお召し。
 
ステージに置いてある壁はやはりセットだった。すごい背の高い壁。ところどころに模様が。さわやかな色合いでもあり、
あったかい色合いでもある。
 
♪ウィリー
今日も同じ演出で始まり、同じ場所でテッちゃんがおたけびを。ちゃんとどこの会場行っても本当に気持ち良く叫んで
いる姿が素敵。
♪センチメンタル
群馬の時より声がよく出てる気がする。やはり1日休むとのども助かるのかな。それにドラムの音が少し強くなっている。
もっと強くてもいいと思うけど、これ以上は強くしないんだろうな。でもリズム隊の音がでかいとやっぱり気持ちいい。
♪ミーコとギター
今日の位置からは照明もよく見える。見えるというか、映えるのか、それとも2回目だから私が落ち着いているのか。
とにかく照明がキラキラするのが曲に合っているのだ。
 
草野君「どうも、こんばんはスピッツです」
と言った後にフライングVをギャッ、ギャッと鳴らして、突然
草野君「おーーーみやっ!」
と叫ぶ。後からこれが歌のフレーズだと知るんだけど、この時は一体彼の身に何が怒ったのかとぽかんとしてしまった。
もちろん会場は興奮の渦。
草野君「さっきNACK5聴いてたらー・・・言ってたよ。今日のことを」会場:いえーい
草野君「今日は最後まではりきってやろうと思うんで。最後まで・・・楽しんでってくださいっ!!」
もう、どうしたの?と思うくらいにノリノリの草野君。なんかいいことでもあったのかな?
文字にしてしまうと群馬の時と違わないように見えるんだけど、明らかにその口調が違う。すごいノリノリ、幸せそう。
 
♪涙がキラリ☆
イントロが流れると会場から歓声が。やっぱりシングルは強いね。この曲の時の照明が青い感じで、まるで水槽の中に
いるみたいで幻想的。途中で入るキーボードのホーンという音といい、心地よい。「心と心を」のフレーズのところは
草野君があいた手で(この曲はあまり草野君はギターを弾かない)自分のことを示していた。
♪ドルフィン・ラヴ
やっぱり今日は演奏自体にもノリがあると思う。メンバーの調子がいいからノリがあるのか、ノリがあるから気持ちよく
なっているのか?しかも「Oh yeah」のところ、今日はちゃんとテッちゃんが言ってくれた。んー、やはり今日は気持ちが
ノッていると見える。いやいや、群馬の時だって、決して悪くはなかったんだけど。
♪旅人
♪歩きだせクローバー
今日はコーラスがいい感じでまとまってる。だれもはずさないからすごく気持ちいい。マイクボュームもバランスいいし。
 
草野君「さっきあの、『おーーみやっ』とか歌ったんですけど、あのー、そういう歌をね、作ろうかなってずっと
思ってたんですよー。おおみや っていう言葉がすごく作詞家心をくすぐる」会場:歓声
そしてギターを弾きつつ「大宮、大宮」と歌いだす草野君。みんなが手拍子で合わせると、4小節くらいでやめてしまった。
そして「できたー」と喜ぶ。
なんの脈絡もないまま、でもいい気持ちで次の曲へ。
 
♪冷たい頬
♪夢じゃない
ちょっと草野君のピッチがあやしい。がんばれ! 久慈さんもちょっとソロあやしかったし(苦笑) でも感情がめちゃめちゃ
入っている感じがして、逆にいい感じ。
♪ロビンソン
やはりこの曲では大歓声。そうかー。そうなのかー。でも、私もようやく冷静にこの曲が聴けるようになった気がする。
 
草野君「目につくところで制服姿の人もいますけど、制服姿の人を見ると自分まで高校生の気分がよみがえってきて、
なんでこんなところにいるんだろう?って」
と、ジェスチャーつきで。両腕を振り回してぶんぶんしている。
草野君「昔チェッカーズのコピーバンドとかやっててね。♪なーみーだーのー リークーエーースト」
と、ちょっとつぶしたような妙な声で歌う草野君。すかさずテッちゃんが
テッちゃん「これはものまねです」
草野君「いやちがう(苦笑) 若い頃を作ってたの」
草野君「ね。『ジュリアに傷心』。『傷心』と書いて『ハートブレイク』」会場:笑
テッちゃん「おー、なんだ、今日は調子いいなー」会場:キャー
本当。なんか今日はポンポンよくしゃべってる。絶対なんかいいことあったでしょー?!
ここの近くのレコード屋さんがあって、そこの店先でも昔やったことがあると言っていた。色々苦労を重ねてきた思い出話
がたくさんあるみたい。
草野君「そんな思い出をかき消すように・・・かき消しちゃいけない(笑)」会場:笑
草野君「アドリブでしゃべると色々余計なコラージュが・・・」
と言い訳しつつ、次の曲へ。
 
♪ただ春を待つ
今回もノリが難しい曲、といって紹介された。草野君の腰の揺れはいつもとそんなに変わりなかったけど(^^)
結構魂こめた歌い方をされていて、本当に今日は調子が良さそう。
♪フェイクファー
オレンジ色のスポットがテッちゃに当たり、歌の入るところで草野君にも当たる。歌い出しがとても大切に歌うような声で、
それだけでこの曲の言いたいことがすべて伝わるような・・・。
♪愛の言葉
♪楓
 
ここのMCは今回も「スピッツビジュアル化計画」についての話。"Z-TIPS"がダサいことに気付いたので、なんか
かっこいい名前があったら教えてください、と言っていた。
テッちゃん「その時ボーカル俺がやるからね」会場:笑
草野君「でもふと考えたんだけどねー、高校生ぐいらの時にやってたバンドでねー、実は派手なメイクしたことがある
んだよねー」会場:えー?!
テッちゃん「いやー、俺らスピッツのメンバーみんなやってたことあるよ」
草野君「高校生ぐらいの時って言ってみればばかだからー、そういうのがかっこいいとか思っちゃってー。田村の
すごいのとか見たことあるし」
田村君「スピッツになってからもさー」
テッちゃん「それ指さしてるけど、俺ー?」
田村君「テツヤと崎ちゃんさー、メイクしたよね、黒いのひゅーって塗って」会場:笑
草野君「でー、俺目の回り真っ黒にして、バンダナまいて。某雑誌で俺の高校生ぐらいの写真が出るらしいってことが
あってー、そん時の写真だったらどうしよう?!って。でもそん時の写真じゃなくて、ほっと胸をなでおろしたという
思いでがあるんですけど、まあ、その写真を見たい人は・・・」会場:見たーい!
そりゃ見たいよー!(笑)
草野君「でもねー。見たら絶対俺のこと嫌いになるよ」会場:笑
テッちゃん「てゆうか俺も見たことないからね」会場:笑
お?ジェラシー?(笑)
草野君「じゃあ、いつか機会があったら。『大宮で聞いたんですけど』って・・・50年後に」会場:笑
 
一通りオチがついたところで、元気になるような曲を。
♪チェリー
♪ヒバリのこころ
そしてこの曲。田村君が弾けてくれる曲。テッちゃんが今日はたくさん上の方を見てくれる。2階席の私としては嬉しい。
草野君が前に出てギターを弾くと、もちろん最前の人は大興奮。今日のステージも結構近いから、そりゃあ興奮するよね。
♪バニーガール
確かこの曲のオープニングで銀色のカーテンみたいなのがステージに降りて、余計に盛り上がりを助ける。
ちょっとテンポが速かったけど、今日のベースソロはなんとか大丈夫だった。ソロになるとスポットがパッと当たって
かっこいい。田村君の一番おいしいところ。
 
草野君「どうもありがとう! いやー、嬉しいです、今日。ほんっとに!」
と、今日は本当に感情をこめて言う。会場からは「かっこいー!」の声が。・・・これ言ったお客さん、このツアー今日が
初めてじゃないですね?(笑)
草野君「いや、お世辞はいいです(笑)」会場:笑
お世辞なんか言う訳はなく。みんな真剣にそう思ってるってこと、本当はそろそろ気付いているんでしょ? ファンの気持ち
が一過性のものなんて、もうそんなこと考えなくてもいいのに。にわかファンなら、もうとっくに次に行ってると私は思う
よ、草野君。まるで学生の恋みたいに、みんな本当にスピッツのこと考えてぼーっとなって、ちょっと目があっただけで
キャーキャー言っちゃって、夢まで見ちゃって、本当に自分で情けなくなるくらい「好き」って気持ちでいっぱいなのに、
それから逃げちゃだめだよ。
草野君「前のインディゴ地平線のツアーの時に、飛行機とかに乗ると、ひょっとしてこれが落ちたりしたら、って
考えた時に、『あー俺もうやることはやったよなー』とかって思って」会場:えー?!
そうだぞ、ひどいぞ!
草野君「いや、いざとなるとじたばたすると思うんですけどー(笑)、そういうのを考えたりしたんですけど、でも
こうしてみんなの前で、わっと作った音をこうやって聴いてくれる人がいっぱいいるっていうのは、本当死ねないなっ
て思いますね」会場:拍手
やはり先日のhideの死が相当ひびいているのか?連日のワイドショーを見て、色々考えてしまったのだろうか?
ファンの方もちょっとそれで不安になったり、色々考えてしまったかもしれないということを感じていたの?
ちなみに私の友達は本当にそれで色々考えてブルーになっていたけれど・・・。
 
♪スーパーノヴァ
田村君、ベースの弾丸リズムがちょっと崩れてしまったように聞えたけど、それは私の気のせいかな。ギターはいい感じだった。
♪トンガリ'95
「君は今誰よりも」はもちろん会場を沸かせ、それまであまりノッていないように見えた前の方も(それはたぶんそう見えた
だけであって、気持ちは十分ノッていたんだと思う)とても楽しそうに跳ねている姿が目立つ。間奏のところではテッちゃんも
ステージの前の方に出て弾く。ん〜! 気持ちいい!
♪スパイダー
素早くギターをチェンジしてこの曲へ。この曲もやっぱりファンが多く、草野君がギターをかき鳴らすとわっと歓声かがあがる。
もちろんこの曲はワイパーが揺れる。確かこの辺りのノリノリの曲では久慈さんが弾きながらピョンピョン跳ねながら弾いて
いて、とてもかわいらしかった。「おーおー」のコーラスが重なるところ、今日は本当にすごく広がりがあって気持ちいい。
草野君のちょっと手のひらをまげて揺らすあの手の表情に見入ってしまう。
 
草野君「どうもありがとう。・・・最高じゃん♪」
本当にご機嫌そうだ。会場から「草野さんこっち向いて」と言われて、
草野君「こっちですね」と言って本当に向いてしまったり、いかに今日ノリノリなのかが分かるような一幕も。
草野君はみんなに幸せになってね、と言っていた。・・・まるでこれでお別れみたいじゃん。
 
♪スカーレット
ちょっと喉が疲れてきたかな?高いところがきつそう。でも、表情はよく見えないけど、歌い方が気持ち良さそう。
 
曲が終わるとステージからゆっくりと去って行くメンバー。テッちゃんは一番遠いところにいるので少し走って退場。
 
〜encore〜
 
まずはテッちゃんが、ツアーでグッズの紫の方のティーシャツを着て、続いて草野君がオレンジの方を着て、そして田村君
はジャケットを脱いで水色のティーシャツで登場。一緒にいたきなこちゃんの話では「あれと色違いの黒いやつテッちゃん
が着てた」と言っていた。・・・おそろ? もー、仲良しなんだから、スピッツ!
 
草野君「今日はみんないい声だね」
と色っぽく言って会場を興奮させてから、この曲へ。
 
♪トンビ飛べなかった
 
ここでメンバー紹介。今日はベースから。
田村君「最近ご当地昔話をしてるんだけど、浦和競馬場」
草野君「浦和競馬場みんなで行きましたねー」
田村君「すごいさびれた感じが・・・俺のギャンブル魂をゆさぶって・・・」
それはファンクラブの会報の取材も兼ねて行ったとかで、全員におこづかい2000円が支給されたもので、なんと田村君はその
2000円を全部使ってしまい自腹で続行したとのこと。
田村君「ここで負けたらちょっとって思って、自腹でみんなより上回ったという・・・そんな思い出深い、って全然
思い出深くないんだけど(笑) とにかくー、また浦和競馬とかにまた来て」
草野君「うん、いいねー」
田村君「また競馬場で会いましょう」会場:笑+拍手
続いて久慈さん。今日は白いカウボーイハットをかぶっていて、なんかよく似合っていた。
久慈さん「昨日タイタニックを観て、昔『○○タイタニック』(ちょっと聞き取れなかった)っていう映画があってー、
沈むところから始まってひきあげるところで終わる映画なんでけどー、寝てないで行って、『あー、タイタニック
か沈んだー』って寝ちゃってー、起きたらガーッてあがるところで、終わっちゃいました」
草野君「昨日は寝なかったの?」
久慈さん「昨日は寝なかった。ディカプリオのおかげで」
草野君「ディカプリオってかっこいいの?」
久慈さんも会場からも「かっこいい」という声があがると、
草野君「俺ねー、ブラピ系の方がかっこいいと・・・どっちかって言うと、男っぽい方が」
草野君「ゴルゴ13とかね」
久慈さん「マサムネくんもちょっとゴルゴ系・・・」
草野君「あ、ゴルゴ入ってるかな」
とちょっと嬉しそうに言ってから、
草野君「俺の後ろにたつな!」
と腕をぶんぶん回して体も回す。・・・なんかこどもがじたばたしてるみたいでかわいい。←全然ゴルゴじゃないじゃん(笑)
続いて崎ちゃん。まずまたマイクの説明をして、
崎ちゃん「高校生の時に東武動物公園にデートで2回くらい行きまして」会場:おー
崎ちゃん「すごくどきどきして。手つなごうとか・・・」
と昔の恋の思い出を。
崎ちゃん「そんなあまずっぱーい・・・」会場:笑
会場から「元気ー?」という声があがったのか、
崎ちゃん「元気です」
と答えて、あいさつをして終わり。でも、草野君の
草野君「今動物園行くと色んなこどもがうまれていい時期じゃないですか?」
の言葉を聞くと、とても嬉しそうな顔。動物の話といえば崎ちゃん。ニカッて笑っていい顔。
草野君はウブな頃に(←本人がこう言った 笑)トラの交尾を見てびっくりしたらしい。
テッちゃん「馬はすごいね」
って言われても・・・。笑うに笑えない。何言ってるのか分からないって感じで会場はぽかん。
そのままテッちゃんの紹介に。また、自分がしゃべったらサーッて引くという話から。
テッちゃん「言ってる俺の内容も内容なんだけどね。女性が多い中でねー。馬はすごいとかね(笑)」
会場:笑+拍手
草野君「拍手されても困るよね、『馬はすごいよなー』パチパチパチパチ(笑)」
テッちゃんが何をしゃべろうかと迷っていると、草野君が埼玉の話は何かないの?と。
テッちゃん「GWに休みもらってさー、遊び行ったんだけど、えっとなんだっけ」
草野君「江の島? 埼玉じゃないっつってんの(笑)」会場:笑
テッちゃん「なんだっけ、山の方」
結局秩父の話。秩父いいとこなんだけど人が多かった、と。
テッちゃん「すごいね、秩父。かなりホットなスポットだね」会場:笑
テッちゃん「ツアー始まる前に秩父に音楽寺っていうとこがあって、一応そこに行ってー、みんなの分までお祈りして
きた」会場:拍手
テッちゃん「行きは街道を攻めたんだよね。友達と一緒にね。俺免許持ってないから。助手席で攻めてた」会場:笑
今日は田村君からの紹介を受けて、草野君。
草野君「今度来る時までに大宮の歌を完成させて来ます」会場:キャー!
そしてさっきまでに完成した部分をちょっと、と言って歌い出す。今度は+2小節で6小節くらい歌う。展開つき(笑)
会場おお喜びの状態を見て、
草野君「よし」
と言ってから、
草野君「全然変わってたりしてね。すごいシリアスな・・・」
そして曲紹介。
 
♪仲良し
一段と大きい手拍子に合わせて始まる。
♪運命の人
始まる前に曲紹介をして、「いーい?テツヤ」とテッちゃんに聞いてから始まる。こんなにあっさりと終わっていいの?
(・・・て、私はこれが最後だって知ってしまってるからね)
 
草野君が「どうもありがとう」
と言って深くおじぎをすると、会場がどよめいた。まさかこの曲で終わりだとはみんな予想していなかったからでしょう。
 
草野君とテッちゃんがピックを投げると、会場の歓声はさらに大きくなり、最後に崎ちゃんがスティックを投げると、
もっと大きくなった。崎ちゃんは丁寧に始めはステージ向かって左側に投げた後、ちょっとスキップまじりでスティックを
回しつつ、反対側に言って大きく投げた。ゲットした人、うらやましい! そうして小走りにステージを去ると、会場から
もう一度拍手が起こって、楽しかったライブは終了。こないだの時よりも10分も違わないっていうのに、なんだか今回は
あっという間に終わってしまった。たっぷり24曲やってもらってるのに、ぜいたくかな?
 
 

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5/10 群馬県民会館大ホール

甘かった・・・。途中でもたもたしてしまったのか、私の計算が甘かったのか、家を14:30に出たというのに開演に
間に合うかあやしいことになっていた。鈍行に揺られて数時間。なんとかギリギリセーフでグッズまでゲット。
・・・それにしても、本当にあせったよ(^^;)
群馬の会場はとても広かった。1F席がとても広いんだけど、後ろの方がとても傾斜がきついので見えないことはない。
ただ、立ち見で入ってた人たちは見えにくかったみたいだったけど。
例によってちょっと押して始まったライブ。今回は天井から大きな和風(?)の電気のかさみたいなものがぶらさがって
いた。他には目立ったものはない。・・・あの壁はホールのもの?それともセット?
 
本日のいでたち
草野君はなんと! 珍しいことに白地のティーシャツにジーパン。テッちゃんは相変わらずマーブルっぽい模様の
てれてれカットソーとぴったりパンツ。田村君はとてもカラフルで大柄のチェック。パンツはバミューダ。
帽子は・・・してたかな?してなかったような気がする。崎ちゃんは頭はヘアーバンドで、下はティーシャツ。
その下は・・・見えなかった。まあ、きなこちゃんにまかせよう。
 
♪ウィリー
田村君にスポットが当たり、ゴリッとした音でなり出すと会場は歓声。草野君は最近とってもお気に入りのフライングV
を使用。コーラスは久慈さんが担当。・・・あれ、なんかみんな手拍子。あー、なんか手拍子は嫌だなぁ。
CDで入ってるテッちゃんのおたけびは、ちゃんとライブでもやってくれた! いい感じ☆
♪センチメンタル
続けて「フェイクファー」から。今日は少しテッちゃんのギターがカリカリしていて飛び出ている他はバランスが良い。
相変わらずボーカルボリュームがすごく高いので、せっかくこういうサウンドになったんだからもう少しドラムとか
リズム隊の音が高くても良かったかな、なんて思いながら聴く。
♪ミーコとギター
きゃーーー!! 嬉しい!! もう、周りの手拍子をものともせずノリノリよ!(しかも一番後ろで(^^;)) 歌い方も
あまり変えてないから嬉しい。はー、昔の曲やってくれるのは嬉しいね。ドラム冴えてる! メンバーもノッてる!
 
草野君「どうも! スピッツです!」
草野君が手をあげてあいさつすると、会場から歓声と拍手。うれしいよね、久しぶりの生スピッツ。
草野君「すごい、イイ感じ(←ちょっとムリしてるっぽい) 首振ったら鼻が出そうになった」会場:笑
草野君「今日はもう、なにも余力を残さないようにがんばっちゃおうと思います。最後まで楽しんでって下さい
途中でトイレ行きたくなったら、こっそりと」会場
草野君「僕らはいけないですけども」
と、何を話そうか考えながらしたためながら話しているかのような草野君。
 
♪涙がキラリ☆
今回のツアーは夏を挟むからこれが選曲されたのかな?・・どうでもいいけど、私の斜め前のこ、うるさいよ(^^;)
演奏の最中に奇声をあげまくるのはやめとくれー 草野君がほとんどギターを弾いてなくて、2番のBメロで入るはずの
ギターのリフがないのがすごく残念。せっかくギターが2本あるのだからやって欲しかった・・・。あのフレーズ
好きなのになぁ。
♪ドルフィン・ラヴ
ひゃっほう! 夏だぜ、夏! ひと足先に夏気分! 照明が ♪ババッババッババッババッバッバ に合わせて変わる
演出は王道だけど気持ちいい。気持ちが昂るのだ。
♪旅人
なんかこの曲は意外だった。
♪歩きだせクローバー
間奏のキーボードの音色がハープシコードみたいな音になっていて、んー・・・ちょっと細いかな。草野君、だんだん
声が枯れてきた。大丈夫かな?
 
草野君「どうもありがとう」
メンバーはチューニングターイム。
草野君「昨日スピッツは宇都宮から車で来た訳なんですけどもね。北関東を走るということで、『BOΦWYベスト』
をかけて」
高崎では納豆汁を食べて、それがとてもおいしかったという話。今度大きな鍋でみんなで食べよう、とか言うと、もちろん
会場は大興奮。
テッちゃん「それはなんの為に? 自分の欲求を満たす為?」
草野君「何の為とか考え始めると、人生がすごくむなしくなる・・・」会場:笑
テッちゃん「もうすぐ31(歳)になるしね」会場:拍手
ここ数年歳の話題が多いけど、そういえば来週はテッちゃんの誕生日。そして今月末には田村君の誕生日なのだ。
テッちゃん「31になるからー、少年の気持ちを・・・って俺声が枯れてるだろー?」
そうなのだ、テッちゃんたら草野君よりも声がガラガラ。大丈夫?!
草野君「昨日お酒飲まなかったのにねー」
と、絶妙なフォロー。ここで草野君がこう言わなかったら、みんな絶対飲んだと思っちゃうよねー(笑)
草野君「平成のもんたよしのり・・・もんたよしのりも知らない?」
会場:知ってるー!!
草野君「ヒッパレに出てるもんねー♪」
この言い方が超らぶりー! あー、こんな口調で語りかけられたいよねぇ・・・。はぁ・・・。
 
♪冷たい頬
すこーーしだけテンポが速いように感じたのは、気のせいか、それともライブで気分が高揚してメンバーが走ったのか?
それにしてもやっぱりいい曲だね。ベース、ちょっとチューニング大丈夫かなー?と不安になった。
♪夢じゃない
このイントロが流れてきた時に私の周りからは大歓声が沸き起こった。・・・やっぱり普通のファンの人はこういう
シングルカットされてここ最近の曲(この曲は元々は古い曲だけどね)の方が嬉しいのだろうか。
ここのキーボードの音色がこれこそハープシコードで欲しかったのにピアノだった。残念だ・・・。
♪ロビンソン
大絶叫の娘がいる・・・。やっぱり人気ですか、この曲は。「今ならできそうな気がする。違う感じで」と言っていた
ほどの違いが私にはわからず、まだまだ未熟。エンディングのところで照明が落ちて暗転。演出こってます。
 
草野君「お元気ですか?」会場:きゃー!
草野君「2階のみなさんも元気でしょうか」会場:わー
草野君「1階後ろの方は?」私たち:ギャー!
草野君「(^^)これをやってなかったんだね」会場:笑
草野君「あのー、新しいアルバム『フェイクファー』っていうのが出たんですけど・・・知ってます?(笑)」
わはは(笑) もぉー、いつまでたってもどうしてそう消極的な言葉を! 草野君だねぇー(笑)
草野君「その中からやりたいと思うんですけども、リズムが変な曲なんで・・・『どうしたらいいの?』って
いう人はいすに座って聴いててもらっても・・・」
草野君が女の娘のまねをして『どうしたらいいの?』っていうのがかわいかった(笑) いかんせん、私はそんなかわいい
女の娘ではないので、草野君のお好みではなさそうですが(苦笑)←変だろうがなんだろうがノるのだ! タイプなので(笑)
 
♪ただ春を待つ
♪フェイクファー
この曲手拍子はやめてーーー!!!お願い(;_;) この曲は私の中ではとても大事な曲。
♪愛の言葉
この曲はすごくまとまっていて、聴いていて気持ちが良かった。CDよりも、良かった。コーラスはテッちゃんが
一生懸命がんばっていた。上手だった。
♪楓
とてもドラマチックなピアノソロから楓のイントロへ。とてもきれいだったのに、草野君ったら歌詞をとばす!
「忘れはしないよー」の後からいきなし(笑) ライブって生ものでしょ。だから私はハプニングが大好き。思わず
ガッツポーズしてしまった(笑) 草野君、ごめんね、私は歌詞飛ばされると喜ぶ変なファンです。
2番のギターのアレンジはアドリブかなー? 単純で、イケてるかどうかわかんないけど、違うことをしてもらって
なんか嬉しかったな。音色がもうちょっと他と溶け合う音だったらなおうれしかったなー。
 
草野君、ギターをかきならして、
草野君「♪わーすーれはー しーないよー とーきーが流れてもー いーたーずーらーなーやりーとりやー ですね」
と、忘れてしまった歌詞を改めてやってくれた。わーい、うれしい。
草野君「人生やり直しがきくっていうのがモットーですからね」
と言い訳しておきながら、
草野君「すいませんでした」
とちょっと照れ臭そうに言って後ろを向く。そんなそんな。楽しめました。
そして、ここで『スピッツビジュアル化計画』の話が。LUNA SEA復活に関連して、LUNA SEAの歴史を振り返ると、
初期の頃はすごくお化粧していて、だんだんスッピンに近くなってきているが、スピッツはその逆をいったらどうか?!
という話。もちろん、みんな大ウケ(笑) でもこの話に乗り気だったのは草野君だけみたいで、昨日の宇都宮からの
移動の最中もずっと言っていたとか。ついにはバンド名まで考えだして、"SPITZ"をひっくりかえして、
"Z-TIPS"というのはどうか? とか(笑)
草野君「よーし、このツアー中にちょっとふくらましていこうかな(笑)」
それは草野君のパラレルワールドの中だけにしといて下さい(笑)
テッちゃん「絶対ポシャるな」
と力強く。
草野君「えー、でも来年は"Z-TIPS"で PATI PATI の表紙」会場:爆笑
草野君「よく考えると"Z-TIPS"ってダサいよね(笑)」
テッちゃん「踊りもできなくちゃだめなような」
草野君「DA-PUMPに近いよね(笑)」会場:笑
草野君「♪ゴキゲン だっぜぇ〜」会場:爆笑
テッちゃん「最近はやってるんですよね、スピッツの中で」
草野君「俺でもm.c.A.Tの頃から・・・」
テッちゃん「ほーらノッてきたノッてきたー」
草野君「(笑) 『ノッてきた』って・・・君がノセてんじゃん(苦笑)」と、テッちゃんを指さして。
そうかしら、私には自発的にノッたように見えるけど(笑) 照れ臭かったのかしらねー?
草野君「じゃあ、そのビジュアル化計画を一瞬忘れさせてしまうような曲を」
 
♪チェリー
確かに忘れるわ(笑) ちゃんと「君を待ってるー」、やってました。
♪ヒバリのこころ
飛んだぜー! ノッたぜー! 田村君が走る! 飛ぶ! 回る! 会場のあちこちに行く! 
と世界に浸っていたら、なんとなんとなんと! またまた歌詞を飛ばす草野君!!
この曲をー?! 「水槽の熱帯魚からー」の後がぽっかり。はっ、としてひたすらギターを弾く草野君。
あー、もっと近かったらどんな顔してたかわかるのになぁ・・・。
田村君がベースをブーン! と一回転!! 最高!!!! と大拍手!(←私ら) 盛り上がってきたー! 
♪バニーガール
ヒバリのこころのベースの音よりもちょっと骨っぽくなって、私はこっちの方が好き。「Only you!」は指をさすのは
なし。
 
草野君「どうもありがとう。・・・また忘れてもうたなぁ。二度あることは三度あるような気もするがっ」
草野君「んー、でも『ヒバリのこころ』の歌詞を忘れるって・・・今まで何100ってやってると思うんだけど、
初めてに近いかもしんない(笑)」会場:いえーい!
草野君「どこを忘れてのかももう忘れてしまいましたけど(笑) いやー、一生忘れないかもしれない」会場:拍手
草野君「いや、そういう意味じゃなくてよっ。みんなのエネルギーを忘れないっいう、意味で。・・・そういえば
あん時歌詞も忘れたなっていう、ちっちゃな思い出(^^;)」
草野君「じゃあ、またガーッていう曲を。歌詞忘れたところはみんなで歌ってください」会場:拍手
 
♪スーパーノヴァ
ここでまたフライングVが再登場。それまで崎ちゃんのコーラスパートはマイクのボリュームが低くて聞えづらかった
が、この曲はよく聞えた。途中、ボーカルマイクにエフェクトがかかるところはちゃんとかけてくれたので良かった
んだけど、PAさんがスイッチの切り替えるタイミングを今いちはずしたので、ジャストタイミングにはならなかった。
もったいない!・・・まあ、でも、それが生のいいところなのかな。最後、テッちゃんがギターのフィードハックを
ひきずってひきずって、締め。かっこいいー。
♪トンガリ'95
イントロ、テッちゃんのギターから始まるんだけど、最初の2小節弾いたところでいきなしテンポが変わる。
ちょっと速すぎたんだね?(笑) ハプニングだらけだよ、今日は\(^o^)/
「君は今だれよりも」のところを指さしただけじゃなくて、「俺は今だれよりも」の時までちゃんと自分の胸に手を
当てる仕草の草野君。そして一番最後にテッちゃんの「イエーイ!」の絶叫! いいですいいです!!
♪スパイダー
この曲もキーボードの音色が違う。んーーーーーーーーーーー。慣れない!
この曲になると、もちろんみんな揃ってワイパー。私はしなかったけど、草野君がにこにこしているように見えた。
もちろん、遠いから定かではないけれど。エンディングは草野君もステージの前に出て、しかも座って弾く! 
前の方の人が草野君のひざにさわるさわる! んー、魂こめてるね〜!
 
テッちゃん、ギターのエフェクタなのかアンプなのかの調子が悪いようで、ひたすらさわる。フットスイッチなのか
アンプの接触部分なのか、とにかくどこかの接触がおかしいみたい。
草野君「スピッツ、いつも変わらないことが、多く、昔ーよく一緒にやっていた THE BOOM とか、フィッシュマンズ
とか、みんなかっこよくなってるのに、俺、なんかかっこよくないなー」会場:かっこいー!!
草野君「でもね、いんですよ」会場:笑
草野君「はは(笑) かっこいーかー?!(笑)」ちょっと洒落っぽく言ってみたりして。
草野君「えー・・・僕は死にません」
先日亡くなったhideの事件を受けての話でしょう。本当だよ、スピッツがなくなったら、目標とか生きがいとかなくしちゃう
人、たくさんいるんだから。責任は重いのだ!
毎回MCで言うけど、ずっと歌い続けて行く、とか、いい歌を作って行く、とか、やっぱりファンが楽しんでいる姿を
見ると、がんばらなくちゃ、と思ってくれるということなんだろうか?
 
♪スカーレット
どうもテッちゃんのギターの調子が良くない。ソロ以外のパートの音が小さくなっちゃってほとんど聞こえない。
でも曲は進むのだ。・・・ちょっとテンポが速いか?
 
本編はこれでおしまい。テッちゃんはスタッフさんと何やら話しこんでいて一人まだステージの上。少したってから
ブワーーっと走って去って行った。
 
〜encore〜
まずはテッちゃんが芸人のように低姿勢で拍手しながら、ブワーーーっと走って登場。続いて崎ちゃんと田村君。
最後の草野君で、最初はゆっくり歩いてきたのだが、途中でちょっと小走りになってマイク前へ。その走り方がまた
らぶりー(^^)
 
草野君「どうもありがとう。それじゃあ、またちょっと歌わせてください」会場:拍手
草野君「それじゃあ、俺が21歳ぐらいの時に作った曲で・・・」
テッちゃん「ということは俺も21だね」会場:笑
草野君「『とんび飛べなかった』という曲を」会場:キャー
 
♪トンビ飛べなかった
ところが、ちょっと始めたところですでにガーガーという音が。テッちゃんのギターのノイズだ。さっきちょっとスタッフ
が見ていたのに、まだちゃんと直ってなかったらしい。草野君が大きく腕を振って演奏をストップ。
 
草野君「たんま!」
今時「たんま」って(笑) やっぱおもしろい。
テッちゃん「みんなごめんなー」
その笑顔はすごく素敵な笑顔で(って、よく見えた訳じゃないんだけど、きっとそうだ!)、ううん、いいのよーって言いたく
なっちゃう。
草野君「呪われている」会場:笑
草野君「ちょっと待ってねー」
ん〜、らぶりー・・・。もう今日はヤラレっぱなしだわ。
テッちゃん「じゃあここで、楽しいトークターイム!」会場:いえーーーい!!!
草野君「んー、最近楽しいことあったかなー?」
草野君「そう、呪われているで思い出した! 今日は、朝起きたらすごくいい天気だったんですよ。だから
前橋を散策しようかなと思っていたら、昨日出がけに買っておいて『本当にあった怖い話』っという本を
読んでたらなんかだるくなっちゃってねー」
結局おでかけはしなかったらしい。あー、前橋のみなさん、がっかり!だよね〜! 
会場から、「こわーい」
ということで、話がたむたむへ。
田村君「これは全然楽しい話じゃないんだけどー、高崎によく行く楽器屋があって」会場:えーー?!
田村君「で、楽器を買いに行ったんですよ」会場:えーーー?!
田村君「そんな『えー』って・・・(苦笑) でー、高崎のホームにこうやっていたんですよ」
と言ったところでどうやらギターがOK。ちょっとためしに弾いてみたテッちゃんの音を聞いて、
田村君「じゃあこの話の続きはまた来年だな」会場:えー?!
そりゃーないでしょ!
田村君「でー、階段のぼってったらー、高崎の駅前にちょっと怖い人たちがいたんですよ。で、『にいちゃーん、
バンドやってんのー?』」会場:笑
その人たちって! もうー、こちとらスピッツのベースだっつーの! ミリオンセラーだっつーの。マジで。
草野君「うそ、田村おやじ狩りにあうところだったね(^^)」会場:爆笑
やなことがあった県は嫌いになりがちだから、と田村君が言ったところで草野君が、田村君が昔大阪で事故って大阪が嫌いに
なったことがあるというエピソードを。
田村君「なんでー、今日も好きの標準値を超えてるんで、もっと好きにさせて欲しいなー、みなさんに」
と会場を盛り上げる。
草野君「やっぱ北関東の女の人っていうのは強いんですか?」
草野君「・・・ちょっとさだまさしのライブみたいになってきた(笑)」
ようやく、ギターがOKに。
テッちゃん「おまちどー」
草野君「じゃあ、いきましょうか」
テッちゃん「21(歳)の頃に作った曲ね」
草野君「よく考えたら22(歳)だった」
テッちゃん「じゃあ俺も22(歳)だ」会場:笑
 
♪トンビ飛べなかった
ようやく演奏ができた。でもでもでも。ちょっとお得な気分になったのは私だけではないはず。
 
そしてここでメンバー紹介。
テッちゃん「シーンとしてるね。俺がしゃべるとシーンとしてるよね。でも俺強くなったんだよ。去年のイベントで
つま恋で20000人くらいの人のところでやったんだけど、なーんか知らんけど、俺がしゃべればしゃべるほど
反応がなくてねー、なんか、サーって引いていくんだよ」と、ジェスチャーつきで。よっぽどこたえたと見える。
草野君「反応がないっていうよりもむしろねー、楽しい雰囲気を減退させてたよね」会場:笑
テッちゃん「しゃべればしゃべるほど、サーーーーーーッ」会場:笑
テッちゃん「それを経験してから強くなりましたね」
草野君「本当はすごいショックだったんじゃないの?」
テッちゃん「すごいショックっていうか、怖かったなー」会場:爆笑
テッちゃん「マサムネとか田村に助けを求めようとするんだけど、田村横で大笑いしてしさー、ああいうの好き
なんだよね、俺が困った顔してんの」会場:笑
でも田村君の笑い声は時として救いになるんだって。
テッちゃん「田村の笑いで俺がノッてくるのがわかる」会場:笑
次は崎ちゃん。まずは崎ちゃんの頭の上のマイクがどうなっているかという話から。
崎ちゃん「これは機械式ではなく、人が手で回してます」
後ろにいる稲川さんという人が回しているのだそう。
崎ちゃん、続いて怖い話ご当地ネタで盛り上げる。昔佐野から桐生の心霊スポットに行ったことがあったという。
次は久慈さん。
久慈さん「こわい話?」
というと、草野君ちょっと困った顔。別に怖い話というテーマを決めたわけではないのだけれど、崎ちゃんがそうきたので、
久慈さんもそれにひっかけて冗談まじりに言ったのだ。
久慈さん「昨日とっときの話しちゃったからね」
と言うと、解除を会場から「聞きたーい」という声。とっときの話というのは、久慈さんがスピッツ犬を飼っていて、
その犬のチェリーという名前なんだという話。そしてそのチェリーがおばあちゃんが遠くの病院で亡くなった時間に遠吠えを
したという話を。
続いて田村君。
田村君「昔前橋のアクトドームっていうところでスピッツがライブをやったんですけども」
と、ご当地ネタで。
草野君「あー、アクトドームって今どうなってるんだろう」
と草野君がつぶやくと、すかさず絶妙のタイミングで会場から「つぶれたー!」会場:笑
草野君「(笑)、つぶれた(笑)」
田村君「そこで来てくれたお客さんが2人とか・・・。で、今日さっき会場歩いてて座席表見たら、2000人って
書いてあって。このまま行ったら10年後・・・」
草野君「また20人だったりしてね」会場:笑
その後も前橋の思いで話になり、やまだかまちの縁りの地に行ったとか、ラタンというライブハウス(なのかな?)
でやったとか、そういう話でひとしきり盛り上がる。
田村君があいさつし終わった時、テッちゃんの方を見て、腕で「どうぞ」のポーズ。それを受けてテッちゃんがしゃべり
だす。草野君を紹介すると、草野君は例によってギターをかき鳴らす。ジャカジャカジャカ・・・。
草野君「あーあと、縄文カルタを買って帰った」
   ※おわび。これは「上毛カルタ」の間違いでした。(情報さんきゅー けいこさん★)
と言うと、場内大歓声!! そんなすごいものなのかー。見てみたいー。
草野君「群馬の形はちょっと・・・にんにくのような形ですけど」
と言うと、みんな一丸となってブーイング。
草野君「なに、違うの?・・・・ん?」
この「ん?」がねー、もうねー、やさしいお兄さんが子供に語りかけてるみたいな感じ。グッときちゃうぜ。
で、お客さんが「鶴ー!!」と叫ぶと、
草野君「つるー? え、どう見たら鶴になるの?」
めちゃめちゃらぶりー。それでも鶴には納得できないらしくて、最後までいちじく浣腸みたいだ、とか言う。
草野君「みんな自分の県のことになるとね。ぷりぶり県みたいですけど(笑)」
の言葉にはまばらに笑いが。私は爆笑したけど、ピンとこない人はスピリッツを読んでくださいね。
 
♪仲良し
 
仲良しが終わったところで曲紹介。「運命の人」と紹介してから、ちょっとギターをジャン、ジャン、と軽くストローク。
で、
草野君「う、う、うー? うんめーいのひーとー♪」
と演歌チックに歌って笑いを誘う。
草野君「ちょっと違うか。じゃあ本当の『運命の人』を」
 
♪運命の人
この曲のベースはとてもゴリゴリしていて気持ち良かった。今回は全体的に音がすかすかしていた気がする。
 
この曲で終わりとはみんな予想していないだけに、「えー?!」の声がでかい。うん、これは寂しいエンディングだ。
終わった後は恒例のピック・スティック投げ。幸運にもゲットした人、うらやましいです。マジで。
 
構成的には新旧とりまぜてという感じでたぶんそんなに文句のある人はいないでしょう。意外な曲の登場で歓声が
あがったあたりはメンバーのみなさんにしてみればしてやったりの効果。
もう一つ良かったのは、去年のライブの時は1曲終わるごとに草野君のギターをかえていたので、その度にライブの盛り上がり
がいちいちシャットアウトされてしまって残念だった部分が解消されたこと。おかげで田村君のチューニングがあやしい
箇所もあったけれど、ライブはノセてなんぼの世界だから、毎回暗転してノッていた気分を崩すのは良くない。そういう意味
ではお客さんの気持ちを大事にした構成だったのではないかと思う。
音的にはちょっと物足りない気もしたけど、(久しぶりのホールライブだったので私の耳が違うものを求めてしまっていたの
だろうか?)ハプニングも手伝って短いはずのライブがものすごくたっぷり味わえた気がする。
メンバーのみなさん、お疲れさまでした。明日はたぶんおやすみでしょう、ゆっくり体とのどを休めてください。
 

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4/23 NISSIN POWER STATION カーネーションライブゲスト出演

カーネーションのライブにスピッツがゲスト出演するというのは、カーネーションファンの間では知ってて当然の
情報だったらしい。ライブ2週間前くらいに知った私たちは300番台後半。雨が落ちそうな空の下、私たちは
あの丸い壁に沿って並ぶ。前で見れるかな?と、どきどき。自分たちの番号になると走って会場内へ。わーっと
入って、サイドの前から2列めをキープ。うん、これならよく見えそう。
セッティングを見て、フライングVがあるのを発見。おや?でも真ん中に置いてある?
ギター側にはレスポール。ドラムはオレンジ色だけど、自信がもてない。どきどきするね!
 
結局スピッツは一番最初に出て来た。たぶん今日のお客さんの半分はスピッツファン。でも私たちの周りはそうでは
なさそう。そんな違うファンの人たちのことなど全く気にもせず、私たちはパワー全開。だって。素直に嬉しい。
 
本日のいでたち
草野君---赤のチャーリーブラウンのティーシャツにGパン。靴は薄めの茶色。
テッちゃん---テロテローんなマーブル模様のティーシャツにぴっちりパンツ。サングラスは黒くてでかいやつ。靴はFILA。
田村くん---今日も帽子。遠いのでよく見れなかった。
崎ちゃん---白いティーシャツ。なんかのロゴ入り。頭には細めのカチューシャ。
 
なんとフライングVは草野君が使用。草野君のひずんだカッティングから
♪青い車
うわー、嬉しい。青い車だよー、のっけからだよー!
ここ最近は冷たい頬と運命の人ばっかりだったし、この曲は一番好きな曲だからすごく嬉しい。スピッツのツアーでは
飛んだりはねたりしている人が少ないなって印象があったけど、箱のせいかこの日はみんなノリノリ。
間奏のキーボードのアレンジが違っている。今回からキーボードがあねごではなくなって、そういう関連もあって
変わったのかな。
♪バニーガール
続けざまにこの曲。この曲もスピッツ好きだなって思いながら聴く。草野君の横顔をじーーーーーっと見つめてると
耳の上あたりにちょっとかたまって白髪があることが判明。スピッツも年をとったってこと? と思ったら、
後で昔からのファンの人が「前からあるよね」と言っていたので、そうでもないらしい。
この間スペイン坂で見た時よりも少し髪の毛が短くなったかな? そして少し茶色く見えるのはまた染めなおしたから?
それともライトの関係?あ、あの口した! もうそれだけで幸せだ(笑)
この曲のコーラスは田村君がやっていて、ちょっと驚く。
 
草野君「カーネーションのキーボードの棚谷さんにプロデュースしてもらったりもして、一緒にプレイしてみたいな
っていうのもあって、登場してもらおうと思います」
ここで棚谷さんが登場。一層たくさんの拍手。
草野君「『棚谷祐一さんです』って、カーネーションのライブだから、みんな知らないわけがないよね(笑)」会場:笑
草野君「あ、草野マサムネです」と自分の胸に手をあてて紹介。会場:笑
そんな草野君に釘づけの私に隣のnamiちゃんが言う。「テッちゃん てくてくエンジェル つけてたよ」
うそ?! 何を隠そう1カ月位前にベルゲン宛にてくてくエンジェルを送った私。私も今日ももちろん装着している!
1コしか送ってないけど、もしかしてテッちゃんに渡ってしまった? それとも・・・?
そうなるとテッちゃんの方も気になって仕方がない。いや、元々テッちゃんの目の前にいたから、超ご機嫌なテッちゃん
の笑顔を見ていたはいたんだけど、近くで見られる草野君の姿が貴重だから、どうしたって草野君の方をたくさん見て
しまう。そんな状態だったのに。
ステージでは棚谷さんと草野君のMCが続く。リハをやってないけど大丈夫かな? そんな内容だったかな。
・・・だって、私ったらテッちゃんになんとか自分のてくてくエンジェルを見せて、気付いて欲しかったもんだから、
そっちに集中できなかったんだもん(笑)
テッちゃん、見てくたれかな?
おっと、もったいないもったいない。ちゃんと見てなくちゃ。と思ったら、
草野君「準備はいいか?!」
と太めの声で。会場:いえーい!!
 
♪スーパーノヴァ
この曲ではテルミンを使用。テルミンというのは周囲の周波数をキャッチして音を発する器材で、その時拾った周波数に
よって音を出すものなので、瞬間的な音でしかなく、二度と同じ音は出せないというとても不思議な機械。
よくcourneliusとかが使っているアレだ。アンテナみたいなのに手をかざして色んな周波数を出してその変化を楽しむ。
そういうやつ。全体的にはやっぱりCDよりも重くて気持ちいい。ライブで早くやりたいと言っていただけあって、
聴いている側も楽しい。
 
ここでテルミンの話が。どうやらこのテルミンは手作りだとか。遠い棚谷さんのしかも横に置いてあるそれを見てみると
なんかでかい。確かに手作りっぽい(笑) 草野君の振りからちょっと音を出してみることに。
キューーン、キュイ〜ン、と宇宙っぽい音を出してみる。会場:おー。
草野君「急に俺はあのー、歯医者に予約を入れないとって・・・・」会場:爆笑
草野君「じゃああのー、再びその武器を使って」
棚谷さん「これしかないんだけど」
草野君「ははは(笑) センチメンタル っていう曲を」会場:キャー
 
♪センチメンタル
フェイクファーの中でもこの曲はめっぽう好きだなぁ。とっても聴きたかったので嬉しい。こういう音が続くと、
フライングVの意味がよくわかる。テッちゃん、とても気持ちよさそうにソロを弾く。向こう側で終始気持ち良さそうな
田村君の田村君ステップ。崎ちゃんは・・・よく見えないよー。
 
ここで棚谷さんが退場。たくさんの拍手によって去っていく棚谷氏。
草野君「棚谷さんおっきいからね。・・・・2Mありますからね」会場:笑
今日はちゃんと全部のMCがウケてるぞー、すごいぞー。
そしてここでメンバー紹介。
まずはテッちゃんから。テッちゃんの頭のことで、草野君が
草野君「最近SUGIZO入っるからね」会場:笑
テッちゃん「入ってっかー、俺ー?! 入ってねーよー!そんなこと言うなー!!」
とちょっと猛々しく言ってみる。それを受けた草野君は困り顔。なんて答えていいのか少し考えて、でもちょっと
不服そうな顔で、
草野君「いいじゃんかっこいいからぁ」
まるで子供(笑) 口ちょっととんがってるし、言い方ちょっとくぐもってるし(笑)
テッちゃん「しゃべると違うでしょ?」会場:笑
なるほど、そういうことか、と思うが、草野君はまだタイミングをはかるような顔で何かを言いそうで言わない。
テッちゃん「おいーっす」
といかりや調で(笑) それ、こないだは田村君がやったネタだよねー。あ、テッちゃん眉間にまでピアス?!
もう、どんどん顔が穴だらけじゃん。
 
崎ちゃんはただぺこってあいさつしただけでしゃべりはなし。田村君は
田村君「今日は楽しいっすー」とひとこと。確かに楽しそう! こっちも楽しいよ!!
キーボードの女性は"クージー"こと久慈さん(久慈洋子)という方だそうで、来月からのツアーにも同行する予定。
草野君はツアーの宣伝をしつつ、
草野君「ちなみに今回はてくてくエンジェルという・・・」
と言いながらちらっとティーシャツをめくると、そこには、そう! 私が送った(?!)てくてくエンジェル!!!! 色も一緒!!
キャーキャーキャーキャー!!!! 見て!見てーー!!とばかりに自分のを高だかとあげてなんとか見てもらおうとする。
全身の血がどぅわーーーーっと熱くなって、我を忘れそう! ・・・嬉しくて倒れそうだよー(;_;)
草野君「ステージあがってくる前はね、腰を振って・・・」
と左右へゆらゆら。
テッちゃん「そのせいかズボンが下がってくるんだよね」
と、さりげな〜く自分もやってることをアピール?!
草野君「いつもより動きが激しいなと思ったら、ノルマあんまりいってないんだなって」
と言いながらちょっと動いてみたりする。
会場から、「なまえはー?」
草野君「あ、『なまえは?』あ、『長いよ』って聞こえた、俺(笑) ちょっとしゃべりが長すぎましたねって・・・」
会場:笑
草野君「名前『きむてく』」会場:笑
ここでnamiちゃんが「テッちゃんはー?!」と聞くと、テッちゃんが唇だけでなんか言っている。え? 
私たち「聞こえなーい!!」
テッちゃんもう一度パクパク。そしてマイクに近づいて言おうとしたとろこで、
草野君「えー、スカーレットっていう曲を聴いてもらいたいと思います」
と言っちゃったので結局わからないまま。あーーん、もうちょっとだったのにー!
 
♪スカーレット
この曲を聴いていて、私はじーーーん、と感動してまい、ちょっと涙がキラリ。一番最後、「ひとつだけー」のところを
「さむ・・・」と歌ってしまった草野君。あ、しまった、という小犬のような表情でうつむくと、会場からキャーー!! 
 
歌い終わって、
草野君「どうもありがとうございました」
と一言にこやかに言ってギターをゆっくりはずす。テッちゃん・草野君が1つずつピックを投げて、ステージから去る。
こんなに幸せにしてくれてありがとう。ツアーでまた会いましょう。今度はもっと遠くからになっちゃうけど、
がんばって見にいくから、また元気づけてください。
 
追記.私たちは途中で退場してしまったばかもので、なんと一番最後に草野君が出てきて美空ひばりの曲をちょろっと
   歌ったとか。ちっ。その時はGジャンを着て、てくてくエンジェルを見えるようにしていたんだって。
   今日は本当に私にとっては「てくてくエンジェル」。この一言につきる!
 

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4/4 TFM 「アルバムTOP10」生出演観覧

それはそれは不安だった今日。本当に出るの?本当に来るの?と、何度も疑問に思っていた。昨日・おとといと
まるで暦が逆戻りしたみたいに寒かった渋谷の街を寒がりな私が行く。ちゃんと考えて着込んだはずだったのに、
風の寒さにはまったくかなわず、私は愛しい彼の姿を見る頃にはすっかり風邪ひきさんになっていたのだった。
今日の出演はすごくて、まず13:00に中山美穂、15:00にシャ乱Q、それからスピッツ、その後にレスリー=チャン。
最初は同じ列だったところが出演アーチスト別にバラケさせられ、ギュウギュウ・・・・。ずっとこのまま?
つらいよーん(;_;) お腹すいたよーん、トイレ行きたいよーん(;_;) 整理券配ってよーん(;_;)
と泣いてばっかしの私。結局半分にわかれてごはんを食べたりする。
隣の列はシャ乱Qのファンの人たち。非常にバラバラな個性あふれるみなさんで面白い。ちょっと柄の悪い人が
ちょうど私たちのすぐ近くにいて、なんかしゃべる声も小さくなってしまった。そういう姿、つんくにも見せられる?
と聞きたくなったけれど、怖いからもちろん言ってない(苦笑)
1陣で戻ってきた私とnamiちゃんは二人で少しまだ陽の当たる場所でしゃがみながら果てしないスピッツ話。
どうしてこんなに話しているというのにしゃべることがあるんだろうね?ってくらい。そしたら、namiちゃんが
涙ながして喜ぶ情報が・・・!! 今日の出演は草野君と崎ちゃん! namiちゃん、ハンズで買ったスケッチブック
を手にしながら、恒例のお腹痛い病(笑) さあ、悩め! この時を逃したら当分ないぞ、崎ちゃんに思いのたけを
ぶつけるのだー! スパークしたnamiちゃんを止めることができるはずもなく、そうとわかればさらに増長させるが勝ち。
今回も相当いじめさせていただきました(笑)
ある一定の時間が過ぎると、意外と早くその瞬間はやってきた。「どきどきするね!」言い合う私たち。
がんばった甲斐があって、第1陣の一番前、それも真ん中をGET!!! 見るぞ、見るぞ、見るぞーーー!!
気合い十分の私たちをジラすかのように、なかなか出てこない。はあー、早く早くー!
パーソナリティーの男性は、こちらの窓にたてかけていたシャ乱QのCDを取り、「フェイクファー」をたてかける。
一度とって、ケースから出し、ケース・CD本体・歌詞カードと3つに分けてたてかける。なにか話しかける。
ジラされてジタバタしている私たちにジェスチャーで説明。どうやら今彼らはサインを書いているとのこと。
いいなぁ。それ、欲しいなあ。
 
そして、小さい扉の向こうからようやくやって来た2人。もちろん、絶叫最高潮! 我をなくすのは当然。
草野君の格好は、黒くて黄色い柄つきのフリースのようなジャケット。あったかそうなやつ。ジッパーつき。
崎ちゃんは・・・ごめんなさい。見る余裕なし。
入って来てすぐ、草野君はまずちょっとびっくりした顔をした。私たちの勢いがすごかったの?
それから、軽く会釈をしてくれた。うれしい。席につく前に、パーソナリティーの人とごあいさつ。
席について、軽く説明を聞いて、またゆっくり顔をあげ、私たちの方をゆっくり見回す。ちょっと表情かたいかな?
私の隣でノートの切れはしに何かのメッセージを書いた紙を書いて窓につけていた人がいて、草野君はしっかり
それを読んで うん と、しっかりうなずいていた。その紙をパーソナリティーの男性がさして、もう一度
読んで、そのことについて何か話していた。
そしてまたゆっくりこちらを見る。あ・・・目を合わせてくれた?! ・・・ちょっと自信ないけど、もしかして?
ドキドキドキ・・・。力ない手を振り続ける。なんか飲み物を飲む。ジャスミンティーだ!(笑)
その後ちょっと我にかえったような面持ちで姿勢を正し、また何やら話す。・・・・そこで、無常にも時間終了の声。
泣きそうな顔で最後のねばり、手を振ると、草野君は一人一人、まるで確かめるようにギュッ!と視線を合わせて
くれた!!! あの強い目で、あの大きい瞳で、ギュッ!と。流すのではなく、一人一人、目線を停止させて見てくれた!
こんな疲れて肌ボロボロで前髪へろへろで、着ぶくれした私でも、あのあったかい目を向けてくれたーー。
寒くて風邪までひいて、めちゃめちゃ疲れたことなんかこの瞬間に全部チャラ。もう。幸せだった。
感動を分かち合うように私たちはズルズルとした足どりで集まって歩く。
namiちゃん「崎ちゃんがね、これ読んでうなずいて、にこって笑ってくれたの」
その目は涙がにじんでいて、それを見たら自分たちが今受け取った草野君からの幸せとダブって、私たちまで
うるうるうるうる・・・・(;_;) 本気で感動してしまったのだった。
これから先、こんな至近距離で顔が見れて、しかも勘違いじゃなくて、確実に目を合わせてもらうことなんて
滅多にないと思う。それを考えると、ニタニタが止まらない私たちなのだった。
 
追記。放送終了後スタジオから店内を移動するメンバーは黒い幕に覆われ、その姿を拝むことはできないように
   思われた。ところが突然一人の女性が駆け寄り、その幕を力任せに引っぱった。ヤワな作りのそれは
   いとも簡単に崩れて、草野君と崎ちゃんの姿があらわになった。崎ちゃんは笑っていたが、草野君は
   とてもオロオロしていた。ハプニングにキレた顔のスタッフのせいではなくて、その草野君のオロオロ
   した表情を見て、なんかものすごい申し訳ない気分になった。
   やったのは私じゃないけど、こんなことする人がいるなんて、とても悲しい。一瞬顔が見れて喜んで
   しまったのは私だから、誰かがやってくれたらいいなと思っていたに違いない。そんな自分のことも
   草野君に対して申し訳ないなと思ってしまった。嫌な思い、していたのかな。
 

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3/30 NHK 「ポップジャム」公開録画 at 渋谷NHKホール

それは突然やってきたうららかな春という感じで、日向は立っているだけで汗ばむくらいの陽気。抽選だから、早く
並んでもいい席とは限らない、とわかっていてもやっぱり並んでしまう私たち。いいの。この時間も楽しいの。
オフも兼ねているの。こんなに天気いいんだもん。いいじゃん。と、結構自己満足。
何度も何度も場所を移動させられて、ひいこら言いながら並び続ける。うららかな。本当にうららかな日で、
待っていることが全く苦にならない。どころか楽しい。やっとホールに入ったと思っても、そこからまた1時間半
待つことに。でも、いいの。楽しいの。・・・がんばるの(^^;)
会場に入って、あー、やっぱり遠いなぁ、と実感。1Fの後ろから4列目。たぶん、あんまり見えないなぁ。
何番めかなぁ? ステージセットが動くたびにどきどきの私たち。
何番めかの時、ステージがいっそう激しく動いた。アンプが運ばれ、バンド系だということがわかる。
namiちゃん「崎ちゃんのドラムが出てくればわかる」
ひどく興奮してそう言う。本当ー? と、多少不安を隠せない私。
namiちゃん「崎ちゃんだ!崎ちゃんのドラム!あれ絶対崎ちゃんのだってば!!」
と大興奮の彼女の言葉は嬉しいが、ちゃんと登場するまではなんとなく納得できないのが心情。ステージに釘づけだ。
司会者の声は激しいリバーブによって反響してよく聞き取れない。うーむ。もどかしい。
そうして呼ばれる。「スピッツ」の名前。
ようやくはじけた私たち。4人はゆっくり歩いて、それぞれのポジションへ。なんか、ちょっとこじんまりして
いる感じ。顔は遠くて、よく見えない。
 
♪運命の人
カッカッカッというカラオケのカウントが入り、この曲へ。ちょっと、緊張してるかな。ピッチが良くない。
CDTV・Mステと続けて ♪こーのまーまー のが1つ足りなかったので、CDTVの時は間違ったと思っていたが、
そういうアレンジになったのねと納得していた。ところが今日は違った。ちゃんと♪こーのまーまー が3回。
??? なんでしょう、よくわからない。
 
そしてMCを。
こんなにたくさん声援がもらえると思ってなかったから嬉しい、とか、干した布団と同じくらい気持ちいい曲を
これからも作っていきたい、といった内容で、この曲へ。
 
♪冷たい頬
今日は歌詞を飛ばすこともなく、そよ風のようにさらっと歌って終わってしまった。
 
最後は「どうもありがとう」と一言草野君が言って、さっくり戻って行くメンバー。草野君はアコギを抱えたまま、
猫背になって去って行った。
あっという間のできごとで、それもメンバーがあんまりノリノリじゃないように見えて、今回はちょっと不完全燃焼。
見れたということに変わりはないんだけど、CDTVが良すぎたせいか、とても欲張りになっている私たちなのだった。
 

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3/26 TBS 「カウントダウンTV」公開録画 at 赤坂BLITZ

BLITZは4回目。最初は岡村ちゃんの時。結構前になる。その時は全く見えなかった。岡村ちゃんの お の字も
見えなかった! だからBLITZは見えない っていう印象があって、今日のもすごく不安だった。
今日のお客さんは800人。私たちは本当に最後の最後の番号だったのもあって、かなりあきらめ顔。
でもでも、来ただけでもいいよね、なんて慰めあって入ってみたら、おー。定員1600名くらいの箱の中に入って
いるのが800名だけあって、結構余裕(^^) どこにいても丸見えだぜい! って感じで、後ろにいたって
ボルテージは最高潮♪ あまり面白くない前説を聞いた後、ようやく登場!! スピッツだーーーー!!
 
あまりの歓声に草野君が苦笑い(というか、冷静ぶっていた?)しながら両手を下に向けて「まあまあまあ」の
ジェスチャー。それでも。止まりませんよ、だって嬉しいんだもんっ。
業をにやした草野君は
草野君「ちょっちょっちょっ・・・」
と鎮める。ようやくお客さんも落ち着いて、草野君の言葉を待つ。
草野君「緊張するなぁ(笑)」会場:キャーーー!!
草野君「こんばんは、お久しぶりです」会場:さらに、キャーーー!!
草野君「さっきなんで『えーっ』って言ってたの?」
※前説のお兄さんがしゃべってる時、拍手を頭上で常に鳴らすように言われた会場から「えー?!」とブーイング
が入ったのでした。
草野君「話が長いから?」
確かに。待ちくたびれた。
草野君「久しぶりに人前に出るから手汗かいてねぇ。たいへんなんですよ」
と言い、慣れるまでちょっとしゃべろうかなって言った途端に会場からは歓喜の声っ。はぁ。嬉しすぎる(^o^)
草野君「あの、今日歌う曲ね、たぶん歌詞間違えると思うんですよ。そしたら何回もやらなきゃいけないんですよ」
会場:キャーーー!! だって、少しでも長く一緒にいたもの。そりゃ「キャー」でしょっ!
そしてお決まりのセリフ、と言って、
草野君「カウントダウンTVをご覧のみなさん、BLITZにお集まりのみなさん、こんばんはスピッツです」
会場:キャー!! ・・・なんか歓声ばっかあげてるね(^^;)
草野君「聴いてくださいー、冷たい頬」
 
♪冷たい頬
クレーンがグングン飛び回る中で揺れながら聴いたこの曲。いっちばんいいところ、サビの入りのところで
予告通り草野君、歌詞をちょっと飛ばす。いえーい! って感じの私たち。もしや、わざとか?(笑)
 
草野君「ちょっとタイム」
そう言って水を補給。聴いている側は当然もう1回だと思っているから、もうキャーキャー騒がしい。
「もう1回!」という声もたくさん聞かれる。
メンバーやスタッフと何やらごにょごにょ・・・。
草野君「ちょっと飛んだな。ふふふ(笑)」
とはにかんだ感じの草野君。
草野君「まあ明日(※Mステのことです)もあるし、練習も・・・えへへへへ(笑)」会場:笑 いえーい!
草野君「そうだよな、チェリーの時も2回やっちゃったんだよな」
と苦笑いしながらスタッフの指示を待つ。結局コメントからやり直し。\(^o^)/
草野君「もういっちょ行く?」会場:いえーい!!
草野君「『もういっちょ行く?』って言ったら『うっす』って言わなきゃダメだよ」
※これは"ペヤング"(←今スピッツではやっている)のCMの真似です。(若い人はわからないかな???)
ソフトなソフトな草野君の同じ質問が投げられ、今度はちゃんと「うーっす!」
とても満足そうに
草野君「よしっ!♪」
と言ってちょっとはにかんで笑う。そしてまたコメントからやり直し。
 
♪冷たい頬
今度はちゃんと歌いました。ちょっとだけ「夢の粒もすぐにじくような」の「は」がちょっとズレたような
気もするけど、なんかかわいいズレ方だったからうっとり★
 
草野君「あー喉が渇いてしまった」
そしてもう一度お水を飲む。そしてまたサービスでメンバー一人一人からコメントが。
まずは田村君に。あいさつしたらすごい歓声。その中には「リーダー!」とか「1/3ー!」とかあって、
田村君「1/3はテツヤだろー」
と言ったらそのまま話がテッちゃんの方に行ってしまった。
テッちゃんの顔が真っ黒なので それに触れる。草野君は日サロに行ってたと冗談で言っていたが、実はレコーディング
の後に休みがあって、その間に南の島に行っていたらしい。現地ではフリークライマーの人と思われていたとか。
テッちゃん「こんなにガリガリなのにね」
ごもっとも(笑)
テッちゃん「でもやっぱ休みがあってこうやってみんなの前に来るとさー、なんか帰るとこがあって幸せですね」
会場:おお喜び
草野君「みんなの前に立つのも久しぶりだけどメンバーにあうのも2週間ぶりだもんね」会場:えー?
テッちゃん「俺はサングラスしてるからいいけど、みんな目線合わせないもんね」
草野君「(笑)ちょっとはにかんじゃったりして」会場:笑
そして崎ちゃん。崎ちゃんは昨日パーマをかけ直して、(草野君いわく)モーグルの愛子ちゃんみたいになってるらしい(笑)
私はあんまりわからなかったけど、一緒に行った崎ちゃんファンのきなこちゃんは気付いていた。さすが。
崎ちゃん「テレビ出るから一応ね(笑) さっぱりしとこうかと思って・・・えーと、がんばります(笑)」
会場:笑
そして、最初に振ったはいいけど発言できなかった田村君に「なんか言うことないの?」と。
この言い方、なんか微妙な感じで好きだった。わかりあってる友達に語りかける口調・・・って、そのまんまだけど。
なんか、こういう風に話しかけてもらいたいよーん、って感じ。
田村君「うぃーっす」会場:笑 いえーい!
田村君「いや、一応TBSだから8時だよ!全員集合風に・・・」
という田村君の頭には帽子が。草野君たら、
草野君「それはスイスで買ってきたの?」
と、ネタにしてしまう。
田村君「帽子の似合う30(歳)に・・・。打倒カジくんということで。負けちゃいられないと思ってね」
会場からの「かわいー!」の応酬にちょっと照れる田村君。早々にコメントを切り上げてしまう。
草野君「でもねー、『かわいー』と言ってもらってますけども・・・」
の後で言葉につまる草野君。さて。どう否定する?
草野君「もうれー・・・」
「もうねー」が「もうれー」になっちゃってる(笑)
草野君「もっと言って」会場:笑
そう来たか(笑)
そして、もう1曲プレゼント。
 
♪運命の人
これはテレビ用というか、短いバージョン。最初の「神様ぁー」のところがもうすでに展開の「神様」になってる。
で、「こーのまーまー」が1回足りない(笑) たぶんボーカルアレンジとかじゃなくて、単純にタイミングを
逸したんだしと思う。←myu予想 ちゃんと立て直したので、曲に支障はなかったけどね(^^;)
 
草野君「どうもありがとうございましたー(^^) "愛のしるし"もよろしくね♪」
とかわいらしく言った後、ギターを置く。えー?!っていう会場の声の中を去って行くメンバーたち。
草野君は帰り際今の今まで使っていた1枚のピックを客席にポーン。いいなあ。の声の嵐。
 
本当にあっという間だったけど、もしやわざと間違えてくれた?って感じが強かったせいもあって、なんかますます
スピッツが好きになった。気をつかってメンバーのコメントまでくれた。CDTVってそうなの? 初めてだったので
よくわからないけど、でも1時間半冷たい強風にさらされた分全部かえしてもらった気分。本当にありがうでした。
 
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