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スピッツ Discography

 

DISCOGRAPHY(Album) ※写真をクリックするとエピソードが見られるよ

  • スピッツ  1st Album。大学卒業と同時にメジャーとなった草野氏に周りの人の視線は冷たかったらしい。デビュー曲「ヒバリのこころ」後にオーケストラバージョンで披露された「うめぼし」などを収録。
  • 名前をつけてやる  「とにかくいい曲を」というコンセプトの中作られたアルバム。私もこれが一番のお気に入り。後のスピッツを形づける"アコースティックギタースタイル"を初めてとった曲「恋のうた」・草野マサムネ氏一番のお気に入り曲「ウサギのバイク」など収録。
  • オーロラになれなかった人のために  このアルバムだけ趣が相当違う。スピッツ、というよりは草野マサムネ個人の感情が色濃くでた作品。メンバー談「今となってはこれがあるから"惑星のかけら"があり、今のスピッツがある」「田舎の生活」他4曲収録。
  • 惑星のかけら  一番ロック色の強いアルバム。メンバー自身も今でもお気に入りの作品。名曲「アパート」は必聴。草野マサムネ自身お気に入りのシングル「日なたの窓に憧れて」収録。本人談「この曲は生まれるのが早すぎたね。かわいそうな曲」
  • クリスピー  プロデューサー・笹路氏を迎えた最初のアルバム。「とにかく売れるものを」というコンセプトのもとに作成されたアルバム。(但し、本人たちはあまり本位ではなかった様子)。 後にシングルカットされる「夢じゃない」再販されたシングル「君が思い出になるまえに」などを収録。
  • 空の飛び方  思えばこのアルバムの頃からずいぶんと大々的な前宣が展開されていたような。。新宿の地下道に大きなポスターが一面に貼られていたと記憶している。文句なしの名盤!本人たちも「今聴いても直すところが一つもないような完璧な作品」と鼻が高いご様子。もはやここですべてをだしつくしてしまったのだろうか・・・? 空前の名曲「空も飛べるはず」「スパイダー」「青い車」収録。個人的には「サンシャイン」も聴いてほしい!
  • ハチミツ  大ヒット曲「ロビンソン」「涙がキラリ☆」を含む大ヒットアルバム。発売当日は都内の各レコード店で売り切れが続出したほど。「ロビンソン」は仮タイトルがそのままいかされたらしい。由来はロビンソンデパートだとか・・・。仮タイトルから連想して ♪誰もさわれない二人だけの国 のくだりが生まれたらしい。
  • インディゴ地平線  前作があまりにもポップでキュート且つきれいなイメージのものが多かったことから「濁点を二つつければちょっと濁った感じがしていいと思って」ということからつけられたタイトル。「惑星のかけら」ぐらい重い音を、という流れで作られた。カラオケで大人気!の曲「チェリー」「渚」収録。
  • フェイクファー  まさにこれまでのスピッツの集大成と言える作品。笹路氏という偉大なプロデューサーから卒業したスピッツが苦悩のうちに作ったこのアルバムは、曲によってころころと顔が変わる。今まで通り抜けた事柄すべてを今にして素直に受け止められるようになったから? 2nd"名前をつけてやる"の匂いをもつ「ただ春を待つ」、3rd"惑星のかけら"の匂いのする「センチメンタル」、納得がいかないとされキーを半音下げてretakeされたシングル「運命の人」はさらに力強さを持ち、全身で身震いするほどの名曲「フェイクファー」で幕を閉じる。シングルはカップリングを含めて6曲収録という点から見ても、今までのどのアルバムの匂も感じるという点からも、スピッツのベストアルバムと言って過言ではないと思う。スピッツはどこにもいかない。いつもここにいるんだねと安心させてくれる。
  • 花鳥風月  シングルのカップリング曲と提供曲、更にはインディーズ盤からのボーナストラックまでが入った超ベスト。スピッツの根源にまでたちかえることができてしまうすごい1枚! ライブでもおめみえしなかった「スピカ」、「コスモス」や、今や廃盤の@130,000-もする名盤からのpick up「おっぱい」、「トゲトゲの木」は聴きたくても聴きたかったファンには涙もの! 声の若さとシュールなあまのじゃく・マサムネの独特の詞の世界。どこまでも純粋なメロディーで改めてスピッツの良さに気付いてしまうようなアルバム。ただのベストじゃないぞ!!
  • RECYCLE〜Greatest Hits of SPITZ〜  初のスマッシュヒットと巷では言われている「君が思い出になる前に」から最新シングル「」までを収録のベストアルバム。アルバムバージョンとは違う、シングルバージョンを網羅。
  • ハヤブサ  本当に本当は、「ホタル」はあまり私には響いてこなかった。特にカップリングを聴いた時は、すでにGO!スカで多少片鱗を伺っていた気になって相当期待していたこともあって、実はかなり肩を落としていた。「メモリーズ」がそんな私の気持ちを察しているかのように(実際にはそんなことはあり得ませんが)「ホタル」を追いかけてリリースされたことで少し復活。でもでも、そんなもんじゃないぞ、このアルバム!「RECYCLE」リリース決定時、その心への衝撃を心配した裏で、このことが起爆剤になってくれることを祈った。そして、それはその通りになったのだという。全14曲という収録数からして、スピッツの攻撃性をうかがえる。その上その14曲全部が名曲!飛ばし曲なし!知らないと、絶対損する。

DISCOGRAPHY(Single)

  • ヒバリのこころ c/w ビー玉  記念すべきデビューシングル。「ヒバリのこころ」はインディーズ時代とサビ部分のアレンジがちょっと違っている。こちらのアレンジに変えたことにより、いっそう躍動感が深まり、かっこよくなっている。こんなすごい曲を作れる人がプロになれないわけがない、と頭を叩かれるような衝撃にあった。
  • 夏の魔物 c/w ニノウデの世界  当時は「魔物」など人が忌み嫌う言葉が好きでよく使っていたという草野氏。当時の彼等の生活感漂う作品。
  • 魔女旅に出る c/w 鳥になって  名作「魔女旅」ライブの時にこの曲のコーラスをテッちゃんが担当しているので注目! カップリングの「鳥になって」はアルバム未収録。インディーズ時代には同タイトルのソノシート盤のレコードを発売している。またこのタイトルをもじって、「鳥になっちゃう紙」というフリーペイパーも発行していたらしいぞ。
  • 惑星のかけら c/w マーメイド  同タイトルのアルバムは上記に紹介した通り。重い音で攻めてくる感じで非常に男性に人気が高い。この頃ライブに男性ファンを増やそうという運動がなされ、こういう音の曲を出したのだが、彼等が望んだほどの結果はかえってこなかったという。カップリングの「マーメイド」の歌い方は演歌チック(?) もしかして海の歌ということで、加山雄三を意識しているのかなぁ? 知ってる人連絡ください。
  • 日なたの窓に憧れて c/w コスモス  上記でも紹介したが、この曲は今出したら売れたよな、と本人がコメントしていたほどの名曲。カップリングの「コスモス」はちょっとせつなげな、ミニアルバム「オーロラ〜」の匂いを感じさせる曲。
  • 裸のままで c/w 心の底から  この曲のPVはひと味違う。当時はCGとかが進出したてだったとかで、駆使して作られたものだそう。コミカルな感じの仕上がりだが、「これは曲事態がコミカルな感じだから、遊べたよね」と草野氏。(本当は清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちでやったらしい)草野氏がとてもキュート! カップリングの「心の底から」はアルバム「クリスピー」の雰囲気そのままの曲。どうしてアルバムに入らなかったんだろう? 不思議だ。
  • 君が思い出になる前に c/w 夏が終わる  最近になって再販されたので、あまりコメントしなくても有名だとは思うが、この曲のPVは倍速でとったもの。倍速でとったものを普通の速さに合わせて流したため、飛び散る白い羽根があのようにゆるやかなのだ。草野氏、羽が口の中に入りそうになったり倍速の速さについていけず、途中歌詞間違えているそうだ。
  • 空も飛べるはず c/w ベビーフェイス  後に「白線流し」のタイアップがついたのでご存知の人も多いはず。この曲を作った時に自分の作りたい曲が作れた、と満足だったよう。涙がでるほどの名曲。たっぷりの愛情が詰め込まれてる。PVは終始爽やかな感じ。草野氏談「両親に見せて一番喜ばれるPV」。
  • 青い車 c/w 猫になりたい  この曲は当時「OH!エルクラブ」のタイアップ曲だった。青い車の車種は他のメンバーはみんな小さな車を想像していたのに対し、草野氏はムスタングぐらいの車を想定して作ったという。(でも本人は小さい車が好きらしい) カップリングの「猫になりたい」はファンの間ではとても評判が高い。実は最初はこちらがシングルになる予定で猫のジャケットをとったのだそう。その後「青い車」がA面に決まってもジャケットが気に入ったのでこのままになったらしい。
  • スパイダー c/w 恋は夕暮れ  元々はシングルになる予定はなかったらしいが、メンバーがあまりにもこの曲が気に入った為にシングルカットされた。この曲も男性に人気が高い。この曲はかなり歌い方に表情があるので聴いていてとても気持ちがよい。このPVはとてもよくあちこちで流れてた記憶がある。とても良いVなので一見の価値あり!
  • ロビンソン c/w 俺のすべて  言わずと知れた大ブレイク曲。「渋谷系うらりんご」のタイアップがその要因か。自分としては最初「また地味な曲作っちっゃたなー」という感想を抱いていたとか。それがまさかの大ブレイク。ジャケットの裏にうつっているのは草野氏だが、あの指輪はインディーズの頃にしていた名残だそうで。カップリングの「俺のすべて」はやはり最初はこちらがA面になるかもしれなかったらしい。だとしたら、今頃はどうなっていたんだろう?と、メンバー自身もコメントしていた。全身がしびれるほどの名曲なので絶対チェック! JOY SOUNDならカラオケにも入ってるぞ!
  • 涙がキラリ☆ c/w ルナルナ  七夕推奨委員長の草野氏。この曲は7/7発売だった。どうしてもどこかに「☆」がつけたくてこの曲の終わりにつけたのだそう。「COUNT DOWN TV」のタイアップ曲でもあった。カップリングの「ルナルナ」は以前からどうしても使いたかったお気に入りの言葉だったらしい。
  • チェリー c/w バニーガール  言わずと知れた大ヒット曲。カラオケでもよく歌われる曲だ。このPVは忙しくなって時間がなかったメンバーをようやく集め、短時間の中でとったものだそう。
  • 渚 c/w 旅人  この曲を作った瞬間、草野氏は猛烈に達成感があったらしい。たしかに。すごい名曲だー!! この曲は草野氏がデモを作った段階でほとんどもうでき上がっていたとか。田村氏談「この曲のデモきいた時にベースが入ってなかったんだよね。だから冒頭はベースを入れないことにした。弾かないのも演奏だ、と思って」グリコのポッキーCFタイアップ曲として今年も引き続き使われている。すごい曲を作ってしまった。。。カップリングの「旅人」はかなりポップ。非常に"今"の音だな、という印象。
  • スカーレット c/w うめぼし  TBS系のドラマ「メロディ」のタイアップ曲。これも非常に地味な曲だが、あとからじわじわと良さがこみあげてくる。まさにスピッツマジック!!(笑) カップリングの「うめぼし」はデビューアルバムに収録されている曲をライブバージョンとして復活させたもの。なぜ新曲をカップリングしてくれなかったのか・・・?! 忙しさにやられてるのかな。→後日談・・・この頃新曲は作らない予定だったそうな。(忙しいので) 昔の曲でも良ければ、と言ったところやり書き下ろしがいいとのことで、じゃあ地味なのを一発・・・という感覚で作られたようだ。だからカップリングも作れなかったのかもしれない
  • 夢じゃない c/w 君だけを  アルバム「クリスピー」からのシングルカット。テレビ朝日系の「ふたり」というドラマのタイアップ。いい曲だけど、なんで今頃?という疑問がファンの間に広がったことは確か。カップリングの「君だけを」も同じく「クリスピー」からの曲。
  • 運命の人 c/w 仲良し  このイントロをなんの情報もなく聴いてスピッツだ! と確信できる人がいったい何人いるでしょう。打ち込みのリズムに乗って歌いだす草野氏。一瞬川本真琴を予感させるようなアコギのカッティング・・・。プロデューサーがかわるとこうなるのか?! この衝撃といったらなかった。アーチストは変わっていくものだけど、その時その時でどこに行ってしまうかわからないスピッツのあぶなっかしい良さが素敵なんだなと思う1曲。渚にびっくりした人はさらにびっくりすることうけあい。でもびっくりだけじゃなく、なんとなく安心感みたいなものも味わえちゃう曲なのだ。カップリングの「仲良し」は「僕の天使マリ」で使われたカントリーの雰囲気に少しだけ近い。エンディングにあまのじゃくさを出した1曲。あっさりしていてグー♪ 草野氏いわく、「こっちの方が自分の今やりたいことに近かったかな」両曲とも草野君のアコギカッティングが初めて入った渾身の作!!
  • 冷たい頬 / 謝々!  スピッツらしいスッキリした曲。Aメロとサビのギャップがすごい。弱々しいイメージのAメロに対し、力強さを感じるサビ、そして最後にはせつなく落とす。スピッツが持つ多面性を存分に表現していると言える。KONICAのタイアップもついたので、耳にしている人も多いはず。両A面の「謝々!」は初めての「です・ます調」とゴスペル調女性コーラスと大胆なホーンセクションを従えたバンドサウンドの枠におさまりきらない作品。そんな中でのスピッツならではのドラムが逆に心地よい。
  • 楓 / スピカ  スピッツは色んな顔をもつ。力強かったり、繊細だったり、ポップでキュートな時もあればどろどろした部分もある。どんな音楽もスピッツであり、一つの固定概念だけでは留まりきらない。けれども、「楓」みたいな曲こそ、スピッツのオリジナリティーであって、他のバンドでは決して作れない曲なのではないかと思う。夏の真っただ中にリリースされた、物悲しい秋の曲。アルバム「フェイクファー」よりシングルカット。CDTVの7月のオープニングテーマとしてのタイアップつき。両A面の「スピカ」はサビこそがポップでキュートな音楽ではあるが、その全体にどっしりとしたギターサウンドをしたがえて成長した骨太なスピッツの遊び心と音を楽しんでいる様を感じとることができる作品。JALリゾッチャ沖縄のタイアップつき。
  • 99ep  「ep」と言えどCD。シングルと言えど3曲入りの業界内ではアルバム扱い、のひとすじなわではいかないスピッツのあまのじゃくをふんだんに出した、文字通り99年幕開けにふさわしい作品。前年の「fake fur tour」中に作成されたライブ感溢れるこの1枚には、スピッツの今と、過去からの名残りと、これからを見事に形にしたものと言えるでしょう。どの曲も大事だからタイトルは1つにきめられなかった。その素直さも今のスピッツには大事なこと。インディー時代の匂いをかもしだす、「fake fur tour」後半で広く知られた「ハイファイローファイ」、スピッツ以外には出せないこの独特な切なく甘美な世界「魚」、そしてきっと、「fake fur tour」を曲にしたらこんな感じ、「青春生き残りゲーム」 まだまだ溢れる彼らの才能にため息な1枚。
  • 流れ星 / エトランゼ(TANAYA MIX) / 愛のしるし(live '98 version)  アルバム「花鳥風月」からのリカットシングル。インディーの頃とはうって変わって"洗練された"音での流れ星は、昔の曲が少年のがむしゃらさを感じさせるとしたら、こちら大人の涙、という印象。とにかく草野君のVoがかなり響いてきます。カップリングはかなり原曲から形を変えた「エトランゼ」と、生の楽しさそのままに、な「愛のしるし」。部屋は明るくして聴いた方がいいでしょう(笑)
  • ホタル  もう、一体今まで何していたの?!という声がちらほら聞こえてきた頃、ようやく届いたスピッツのALL新作にして初のマキシシングル。ジャケからしても、そのサウンドからしても、今までのスピッツとは確実に違う。シングル「運命の人」、アルバム「フェイクファー」でその腹をくくった新しい一面を見せられていたと思っていたのは私の思い上がりにすぎず、正直ここまでスピッツが変わろうとしていたなんてみじんも感じてなかった。ああ、ここでいつもなら泣きメロからメジャーに変わって、そこでマイナーコードに戻って・・・という計算もなんのその、ストレートな号泣メロに突っ走っていく「ホタル」、初めて聴いたファンが驚く顔を想像してメンバーの顔がニヤけるのではないかと思われるスピッツの新しい世界感をめいっぱい打ち出した「ムーンライト」、今までの流れから行くと今一歩踏み込めすぎずにいた音の強さが、多数こなしたイベントで出会った若手のバンドに影響を受けたともとれるメロやリズムや重さを象徴したまさに骨太サウンドの「春夏ロケット」と、万華鏡のように顔を変える3色のスピッツ。変わっていくことも素敵なこと。立ち止まってばかりもいられないんだね。
  • メモリーズ/放浪カモメはどこまでも  のっけからこの音?、とびっくりしたファンも多いでしょう。ここ最近のDiscographyのコメントでは常に「変わった」、とか、「新しい展開」て言った意味のことばかりを書いてきたけど、「メモリーズ」ほどそれに当てはまる曲はないかも。それも今までだったらアルバムに押し込めて終わっていたはずなのに、もってきました両A面。対する「放浪カモメはどこまでも」は流れるようなメロディーに動きまくるリズム隊、ひずみまくりのギター、鬱積していた何かをぶちまくようなスカッとした曲。ライブ前提に作られたというのが一聴して分かる。元気になったスピッツ、おかえりなさい。
  • 遥か  発売前から広く知られていたこの曲。スピッツの王道と誰もが口をそろえて言うだろうというのが容易に想像できる。Aメロ、Bメロ、Cサビ、という曲展開からしても、これがドラマの為の書き下ろしの曲なのだろうという気にさせる。地味ながらも聴き進むうちに心に静かで激しい波を起こす辺りは、続ロビンソンとでも言うべき?前作のブッ飛び(私はそうは思わないんだけど)の曲のリリースからすると、この攻法は妥当なかも。メロとアレンジはいつもの聴き慣れたスピッツ!というのに対して、作り上げている一つ一つの音色がやっぱり違ってる。いつものテッちゃんのアルペジオが、いつもの崎ちゃんのドラミングが、粒の1つ1つで違った印象。ここはやっぱり石田さんの力が大きいに違いないと思う。カップリングの「船乗り」は、99epぐらいからの流れの中の曲という感じ。もう一つ、弾けきれないような感じが狙い?
  • 夢追い虫  実際は「遥か」に先にできあがっていた曲。ライブでお披露目がされていたのでご存知の人も多いはず。アルバム「ハヤブサ」からの反動か、ポップスの王道を行く曲に仕上がっている。ドラマのタイアップ向き、と初めてこの曲を聴いた時の感想で私は言っているのだけど、その通りになって、ドラマ・映画「プラトニックセックス」の主題歌に。スピッツとのイメージのギャップは否めないが、この曲の大衆向けというコンセプトからは外れていないので我慢。カップリングはマサムネさんの贔屓の土地・大宮に捧げるご当地ソングで、'98のツアーに即席で歌った大宮の為の曲。「次回までにちゃんと作ってきます」と公言したその約束が果たされたということでしょうか?マサムネさんの愛がたっぷりつまった曲(なのか?)
  • さわって・変わって  「遥か」、「夢追い」、ときてこの曲。スピッツにしては珍しく短いスパンで出されたものだけど、この3曲は見事なまでに全部毛色が違う。思わず次回のアルバムのトータルバランスを心配してしまったり。ライブで歌うこと前提で作曲されたものなのか、聴いてて気持ちいい曲というよりは、歌ったりノッたりして気持ちいい曲という感じ。ポイントはやはり、後ろで流れる三線の沖縄音階。でもシングル向きではないような? カップリングは3曲。打ち込み素材を使用した「ガーベラ」。マサムネさんのVoが映えるせつない曲。途中から入るイーボがちょっと残念。飛び道具的な効果を出すものなので、できればもっと全然「流れ星」と懸け離れたイメージの曲で使って欲しかった。ライブ版「放浪カモメはどこまでも」の次に「稲穂」。個人的にこういうシンプルで軽快な曲はとても好き。歌詞が今のマサムネさんとはちょっと外れているちょっとした違和感を抱かせること以外は文句なしです。

 

DISCOGRAPHY(video) クリップ集

  • ソラトビデオ  デビュー曲「ヒバリのこころ」からブレイク曲「ロビンソン」までのクリップ集。ブレイクまでのメンバーの変遷やあどけない昔の顔を堪能できるビデオ集
  • ソラトビデオ 2  「涙がキラリ☆」から「チェリー」までをTVのスポットバージョンを含めて集めたクリップビデオ集。酔っぱらっていい気持ちな顔の「ハチミツ」やすっかり貫禄を出してしまったどっとりとした「インディゴ地平線」などがおすすめ
  • ソラトビデオ 3  メンバーが全員死体に扮した「運命の人」、7人の小人や学生服姿にくるくる変わることでファンの間では有名な「愛のしるし」などのPVを集めた作品。個人的にはとてもおもしろかったハヤブサのアルバムスポットCMが入ってなかったのが残念

DISCOGRAPHY(video) ライブビデオ

  • JAMBOREE 1  1996年に行われたツアーと「カゲロウの集い」の模様を収めた初のライブビデオ集。笹路さん率いるオーケストラを従えた企画モノのライブ「カゲロウの集い」は滅多に見られないゴージャスなライブだけに、行った人も行けなかった人も楽しめる作品。「惑星のかけら」で向かい合ってユニゾンするテッちゃんと草野君の姿にドキドキしよう!
  • JAMBOREE 2  1997年に行われた「インディゴ地平線」のツアーを中心にイベントの模様を収めたライブビデオ。雨に打たれてメンバーも観客もものすごい引力で1つになったという「小岩井」の模様や、ギターを持たずに歌いにくそーーに歌う草野君の姿、そしてそして、今や伝説となったスピッツ結成10周年記念LOFT LIVEの模様まで!! 悔しい思いをしたあなた! これは絶対買い! ですね

DISCOGRAPHY(DVD) クリップ集

  • ソラトビデオ 3  Videoに同じ
  • ソラトビデオ・カスタム  デビューシングル「ヒバリのこころ」から「遥か」までのPVと、2つのTV SPOT CMを収録した集大成的なビデオクリップ集。シングルしか入っていないので、DVDから漏れたPVはビデオでね。
  • ジャンボリー・デラックス JAMBOREE 1と2に加え、貴重な初期の頃のライブ映像や”放浪2000”からの映像もボーナス的に収録。まさにデラックス〜♪

DISCOGRAPHY(Book)

  • スピッツ  デビュー直後からひいきにしてくれていたrock'n on Japanに掲載された記事と最新フォト&インタビューを加えた初の単行本!! これを読めばあなたもスピッツ通

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