定年三年

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定年二年の回顧と新たな目標

2003.4

定年二年の目標は『生涯現役・地域社会への参加やお役立ち』でした。前進出来たと思っております。

 
富士通オープンカレッジ(パソコン教室)での講座もかなり多く担当させて頂き、私の目標であった「PCスクールに来られる皆さんにITの魅力(利便性・効率性・楽しさetc)をたっぷり知って頂く。そして、受講して”良かった”と思って頂けるような講座をする。」この目標の実現が出来た!・・・と思っております。

 また、わが街の「よりよい街造り」の企画案に応募し入賞を果たすことが出来ました。そして今、地域の「ふれあい委員」として、企画案実現のために、「ふれあいの増進と情報発信基地」としてのホームページ作成に取りかかっております。

 昨年度目標として掲げた、地域ITリテラシー(使いこなす能力)向上のお役立ちのために、「地域ITリーダー」へのチャレンジの目標があったのですが、総務省が実現を唱ったものの何故か?実現されませんでした。 残念です!

 それではということで、私たちが作っている「SITA町田会」をNPOへとの最初の構想に戻って研究を開始しました。

 また、IT関係のネットづくりやコミュニティ・ビジネスの勉強のために、いろいろなフォーラムやシンポジュームに参加しました。そして本年3月には、経済産業省の主催するコミュニティ・ビジネスのシンポジュームでのパネラーも体験することが出来ました。

 定年三年の目標は、「生涯現役・地域社会への参加やお役立ち」に併せてNPOを立ち上げ、コミュニティ・ビジネスを通して地域社会に貢献することを掲げます。

 『定年三年』は忙しい毎日になりそうですが、喜びを持ちながら、生きがいを感じながら楽しく過ごしていきます

  

 
定年三年の活動状況

2003.4〜2004.3


1.

NPOへの準備

(1)

2003年3月の定例会時の、「NPO設立は『賛』か『否』か?」のアンケート結果は、「現状で良い」が最高票で、NPO設立は3位の16名中7名でした。  
    とは言いながら、ITを通しての社会貢献・仕事をしたい等の希望は多く、ほぼ100%のメンバーが望んでいることが分かりました。  

(2)

その結果を得て、「私たちにNPOは本当に必要なのか!」から始まって、もっとNPOの知識を持とうという事になり、「SITA町田会」の中に「NPO研究会」を作って勉強することになりました。  

(3)

昨秋のSITA交流会で知り合うことが出来、3月には、コミュニティビジネス・シンポジュームでパネラーに推薦いただいた、「シニアSOHO普及サロン三鷹」の代表理事でこの業界の先人である堀池喜一郎氏が、NPO中間支援組織としての「NPO協働リーグ」を設立され ました。勉強の意味を含めて「SITA町田会」も参画しました。

幸いにも、「NPO協働リーグ」の初仕事が、堀池氏がコーディネイトした「マネジメント研究会」ー先人の失敗に学ぶ・NPOの経営ーNPOの設立から経営の実践、実務、全てに亘っての講座(9回)でした。夜6時から9時までの3時間でしたが、終わってからの懇談もあり、翌日帰宅も何回かありました。本当に勉強をさせていただきました。

また、情熱いっぱいの参加の20団体の方たちと知り会うことが出来、刺激も大いにいただきました。

 

(4)

『機が熟す』という言葉がありますが、8月になると、皆がNPO設立の方向へ向かって走り始めました。そして9月例会で、NPO設立申請を決定し、10月13日に設立総会を開催する運びとなったのです。
 
 

(5)

10月13日(月曜日ー体育の日)設立総会を開催いたしました。
2002年6月の「SITA町田会」の発足時のメンバー6名が19名に増加していました。
 



設立総会が終了し、東京都へ「認可申請」となりますが、初めてのことでよく分からずに、予約をしていなかったために、申請のための相談日が12月22日と相当に先になってしまいました。

相談日には、全ての必要書類を整えて持参したのですが、一回で通ることは至難のことのようです。

要修正箇所が相当にありました。そして驚いたことには、次回相談日が、2月13日と言うことで更に、約2ヶ月先になったことです。NPO法人として 認証されてスタートするは、申請書が受理されてから約4ヶ月先ですから、2004年6月になってしまいます。

 
4

2.

地域のITリテラシー向上支援 3

(1)

街のホームページ「つくし野ふれあいネット」のこと1
 
@ 定年後、趣味であるITを活用して地域に貢献したいとの思いを持ち続けておったのですが、2002年8月、絶好の機会が到来しました。「つくし野ふれあい基金」運営委員会が「ふれあい基金」の有効活用のための企画案を募集したのです。
 
A かねてから、つくし野の「街づくり」のテーマであった『コミュニティのある街』を再び取り戻せればとの思いで、ホームページを「ふれあい」を広げるためのツールとして、また、高齢化社会を迎えて街の情報発信基地として活用してゆきたいとの構想を持っておりましたので、迷わずに応募をいたしました
 

 

B 幸いにも、企画案が入賞し、勧めがあって「ふれあい副委員長」での活動の場を与えられました。自治会音痴の私でしたが、皆さんから教えをいただいて何とか務めています。
C 「ふれあい委員会」では、街の皆さんに呼びかけ三つのWG「ふれあいコミュニティ」「ふれあいイベント」「ふれあいネット」を立ち上げました。2003年11月、「つくし野ふれあいネット」WGはつくし野センター祭りで、このホームページを試行的に公開いたしました。

このような活動を通じて、現役時代は町を歩いても挨拶も出来なかったー知っている人がいなかったーのですが、挨拶できる機会が多くなってきました。

(2) 「ここが知りたい!パソコン相談室」の開設
@ 「アクティブSITA」の活動理念である「住民の皆さんのITリテラシー(使いこなす能力)向上支援」の具現が「つくし野相談室」です。東京海上様のご支援で、2003年1月13日より開設 することが出来ました。
 


相談者は、年間約150名にものぼります。


 

(3)

コミュニティビジネスのこと
@ 少子高齢化社会の中では、いろいろな知識や技術・経験を持つシニアの活躍が要請されます。私たちアクティブSITAの設立目的が、これらの要請にこたえるための事業型NPOです。事業型である以上、営業 活動を積極化し、売り上げの拡大する必要があります。
 
A 努力が実り、M市商工会議所のPC講座を担当することになりました。
11月は「年賀状作成」。2月3月は「デジカメ入門」でした。かなりの盛況でした。

今後、コミュニティビジネスを担う人たちが求められてまいります。これから回帰する団塊の世代の方たちの、社会参加と活性化に繋がってゆくことと思っています。

 

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