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今年も恒例の農家訪問が始まりました。消費者の方の御意見・お叱り・お褒めの言葉を農家の人たちにお伝えをしたり、秋の収穫の事や去年の反省点を話し合いながら、契約田圃の中に入り稲の状況を見てきました。
平成20年8月福島県と山形県の米農家訪問記
福島県自然乾燥(はざかけ)米農家柳田さん
山形県で『さわのはな』を作っている牧野さん
今、名前を募集している新品種『山形97号』
新幹線で郡山駅まで、レンタカーに乗り換えて本宮の農家にここは自然乾燥のお米を作ってもらっています、そして山越えをして山形に、『さわのはな』という品種のお米を作っている牧野さんのところに、『山形97号』という新品種を見せてもらいました。そして蔵王の硫黄の温泉に入ってきました。『山形97号』は平成22年度産米から『つや姫』として名前を変え販売されます。
7月宮城県『雁の田んぼ』農家訪問記 田圃の生き物調査
実際に田圃に入って生き物調査
田圃で取れた生き物が何か見ているところ(勉強会です。)
小野寺さんと無農薬の田圃の前で
先日、朝4時半に起きて東北新幹線を使い日帰りでに宮城の農家に行ってきました。駅に着いて『とれん太君』でレンタカーに乗り換え農家にお伺いいたしました。 農家に着くともうすでに近所の多くの農家が集っており、早速
『田圃の生き物調査』をしました。
この農家は減農薬米や無農薬米を作っています。
『田圃の生き物調査』とは定期的に田圃の中やあぜ道いる虫、昆虫など生き物や植物を調べて今この田圃がだんな健康状態か?をみていきます。
その結果でただ闇雲に農薬を散布するのではなく害虫や益虫の生態の様子をみながら何時も田圃の状状態を見つめていく勉強です。
今回の調査1時間位でヒメガムシ・コオイムシ・マツモムシ・ヒメアメンボウ・マルタニシ・アキアカネ・キクゾキコモリグモ・カラドジョウ・カイエビ・トウキョウダルマガエル・ニホンアマガエル等が取れました。
あくまで調査なので数の競争ではありませんがこんな事東京では経験できません。いつの間にか夢中になって子供のようにはしゃぎながら沢山の種類を捕獲しました。 自然はやっぱり素晴らしいですね。調査の後、この農家のお嫁さんが先生になり先ほど捕獲した生き物を農家のおじさん達と共に1つ1つ見ながら生態や対処法をわかりやすく説明をしてくれました。
このような勉強会を何度も繰り返しながら農家のおじさんたちも生き物の生態を観て感心しながら農薬をあまり使わなくなったそうです。
米を作る農家がこのように勉強をしています、自分達も頑張らなくてはと思いながら童心に帰り貴重な体験をして帰ってきました。