表紙
案内
日誌
抜道
画廊
帽子
工房
雑貨
MOTHER

dewx ぐるりとツバ 〜Chapeau〜

キャプリーヌ capline

ブリムが広い帽子のことを、「キャプリーヌ」と呼びます。日よけにはもってこいなので、比較的夏の帽子に多いようですが、フェルト素材などを使った冬用のものも少なくありません。

キャプリーヌの中でも代表的な者は、ブリムを波打たせて華やかさを増したもの。また、そのブリムを活かすために、大きくコサージュやリボンをあしらえたものが多くあります。

キャプリーヌ キャプリーヌ(ビーズ)  

この頁の一番上へ

クローシュ 〜Closhe〜

クラウンが丸くてブリムが下向き加減な、このタイプの帽子のことを、フランス語で「釣鐘」を意味するこの名で呼びます。たいてい、ブリムも比較的狭めで、リボンが巻いてあることが多い型。

他に比べて装飾が簡素で、短い髪によく似合います。服やドレスは細身のものがいいでしょう。

またジブリの話になりますが、確か紅の豚でマダム・ジーナが、最後の方で被っていた記憶がありますね。彼女はキャプリーヌも被ったりいろいろですが。

クローシュ(麦わら帽子)    

この頁の一番上へ

キャノチエ 〜Canotier〜

トップもクラウンも平らな帽子のことを、「キャノチエ」と呼びます。これはフランス語で、「ボートを漕ぐ人」する単語。というのも、かつて彼らが、この手の帽子を好んだからです。英語なら「ボーター」と呼ばれ、意味は同じ。麦わらに黒いリボンのキャノチエが、夏の正式な男性の帽子だったこともあります。日本でも、カンカン帽の名で親しまれていました。

そして個人的に思い出すのは、数年前にスタジオジブリが映画化した、「耳をすませば」。原作のマンガで、主人公、雫がいつも水平な麦わら帽子をかぶっていたのが、印象的でした。

キャノチエ    

この頁の一番上へ

ブルトン 〜Breton〜

クラウンの形に関わらず、ブリムが持ち上がった形のものをこう呼びます。フランスのブルターニュ地方の農民が、よく被っていたから、というのがその由来。

ブリムも適度な大きさで、いろいろな服に合わせやすい形です。フェルト地で単純な形のものなどは、クラウンをへこませたりして、自分独自の味を出すのも楽しい帽子です。

ブルトン ブルトン(赤)  

この頁の一番上へ

前の見る】【帽子の表紙に戻る】【次の見る