表紙
案内
日誌
抜道
画廊
帽子
工房
雑貨
MOTHER

un 帽子の豆知識

各部の呼び方

ブリムとクラウン

帽子の話をしているとき、「ブリム」と言ったら、いわゆる「つば」の事を差します。飛び出ていたりすする部分のことですね。

一方、頭を覆う部分の方は「クラウン」と呼ぶのですが、特に左図の右下のもののような形の場合、てっぺんの部分を「トップ・クラウン」、縦の部分を「サイド・クラウン」と呼びます。

この頁の一番上へ

サイズの測り方

帽子にももちろん、サイズの表示がありますね。だいたい、五十八cm前後だと思いますが、正確に頭の大きさを測るときはどこを測るのでしょう。答えは、額と後頭部の一番出っ張っている部分を通して、ぐるりと一周測った長さです。

ただし、指一本分くらいの余裕を持つために、実際は右図のように、一番出っ張ったところより1cmくらい下を通して測った方がいいよう。ですが、買うときにはもちろん、試着をしてしっくりくるかどうか確かめますけどね。

採寸の仕方

この頁の一番上へ

手入れの仕方

帽子は立体的な形を持ったものですから、お手入れは少し大変です。言うまでもないことですが、洗濯機に放り込んで物干し竿で干す、なんて言語道断。

素材によって手入れの仕方は違いますが、例えばフェルト素材なら、ブラシ(帽子専用ブラシもありますが、洋服ブラシでも代用可)でブラッシングが有効です。汚れが付いたときには、食パンを消しゴムのようにつかって落とすこともできます。綿素材の物なら、少し縮むのを覚悟で水洗い、という手もあります。形を崩さないよう気を付けながら手で洗って、風通しの良い日陰で乾かしましょう。日向は乾燥しすぎるので禁物です。

保管するときは、箱に詰めるか袋をかぶせるかしておきます。ブリムの形が複雑なときは、ボール紙を輪にして支えにするとか、クラウンの内側に詰め物をするなどして、できるだけ形が崩れないように気を付けましょう。その際、ビニール袋などを使うのは良くないそうです。

どうしようもなく形が崩れたとか、汚れがついたなどというときには、帽子専門店に相談すると、なんとかなるかもしれません。

【前の見る】【帽子の表紙に戻る】【次の見る