○ストーリーダイジェスト3(9〜12話)
サブタイトル名及びあらすじ |
管理人Tabiの余計なコメント |
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第9話「はらぺこニルス」 ゲストキャラ紹介 ある日、強い雨に遭遇したガンの群れは、少し早めに休息をとることにしました。ニルスとキャロットもいつも通りモルテンの羽の間にくるまって休んでいましたが、モルテンの寝相の悪さに辟易し、空腹であった事もあり食べ物を探しに行くことにします。 |
原作にも雨の日にニルスが町を訪れるエピソードがあります。もっとも子供達に追いかけられたりする話はありません。ただ、魔法を解くにはモルテンと旅を続ければ良いという話を聞く場面は、原作ではこのエピソードに入っています。 それにしてもニルスもキャロットも良く食べますねぇ。どうみても自分の体積以上のものを口に入れているように見えます。魔法をかけられて小さくされても、食物消化とカロリー消費はそれほど小さくなっていないのかもしれません(笑 それと矛盾を感じたのが、ハンスの家で飼われている犬。ニルスは動物と話せる筈なのに、言葉が通じません。もしかしたら外国からの輸入犬だったのかもしれませんね(笑 |
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第10話「レックスの悪だくみ」 ゲストキャラ紹介 ツルの舞踏会の一件で仲間から追放されたレックス。しかしそれにもめげずニルス憎しと、執念深くアッカの群れを追い掛け回していました。そしてその甲斐あってついに待ち伏せに成功します。しかし様々な障害の為、やはりガンの群れを捕らえることはできません。 |
原作でもロンネビイ川の一件として、存在するエピソードです。ただ原作ではレックス(原作では「ずる」)は偶然アッカの群れと遭遇したようです。 さて、ガンの群れの宿営地は崖の途中にある岩棚でしたが、カワウソの提案した上流から川を伝ってくるという案はどう考えてもうまくいきそうにありませんね。あの崖を上って岩棚にたどり着く前に気付かれるのが落ちでしょう。まだ上から再攻撃をかける方が成功の確率があるというものです。 それと単身戦いに向かうニルス。あの崖をナイフ1本で登っていきましたが、命綱もなにもつけない、完全なフリークライミング。ニルスの身長からすれば、100メートル以上の崖を登りきったようなものです。彼はおそらく世界的なロッククライマーになれるでしょう(笑 |
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第11話「あるく銅像」 ゲストキャラ紹介 アッカの一行はとある港町に泊まることになりました。港に停泊する船をもっと見たくなったニルスは群れから離れ、キャロットと一緒に出かけます。 |
この話も原作にかなり忠実です。もっとも後半のカルル11世が見せてくれた冒険の夢の話はテレビオリジナルで、原作ではカルル11世たちと一緒に船の博物館で船の勉強をすることになっています。 それにしてもニルスの運動能力は本当にすごいですね、ガンの群れが眠っていた建物の屋根から降りる手並みも勿論ですが、あの模型の船はガラスの水槽に浮かんでいました。周りに高い場所はありませんでしたからガラスをよじ登っていったのでしょう。スパ○ダーマンのようです(笑 ニルスの妙な知識も指摘すべきでしょう。「面舵」が右に舵を切るという意味であることを知っている人は世の中にどのくらいいるでしょうか? あとカルル11世が追いかけてくるシーン。地響きがしていたりしていなかったりしますが、これはカルル11世の方で必要に応じて地響きを立てていたことにしましょう(笑 ところでこの話で舞台になった「カールスクローナ」の町ですが普通の学校用の世界地図には出ていません。日本の呉や横須賀の様な町なのではないかと思っています。 |
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第12話「モルテンの初恋」 しつこいレックスを引き離す為、ガンの群れは本土沿いに北上するのではなく、一旦海を渡って島にわたり、それから北上することにしました。しかしその海を渡る途中、人間に銃で狙われてしまいます。危うくイングリットが犠牲になりそうになりますが、グンナーの勇敢な行動で助かります。しかしこれを見てニルスは悩みます。どうして人間は動物の命を奪うのだろう?落ち込んでいるニルスをアッカは、それは命の大切さを理解したのだからその気持ちを忘れないようにと優しく諭すのです。 |
エーランド島でのエピソードとして原作にもあるお話です。ダンフィンとの出会いもほぼ原作どおりです。 さて、この話は突込みどころが多くて何処から突っ込みを入れればよいのか困ってしまいます(笑 まずセリフから。話の冒頭でアッカが相談を持ちかけたギザギザ眉毛のガンがいましたが、「今私達がいるところをここだとします」。「だとします」もなにもここにいるんじゃないですか!(笑 あとニルスが風車小屋の上でダンフィンを見つけたときの「君は今朝の」。一夜明けてます、昨日です(笑 あげあし取りはこのくらいにして、次。 アッカから命の大切さを知ったことを大事にしなさいといわれた直後にニルス、貝をぶち砕いています(笑。食べる為なら問題ないということなのでしょうが、この他のストーリーを見ても全体にアニメ版ニルスでは「生命」として扱われているのは肺呼吸をしている動物だけのような気がします。ついでに言うなら、アッカの「どんな場合でも、他のものの命を奪うことは決して許されることではありません」というセリフ。大変な名ゼリフだとは思いますが、「飢えを満たす為の場合を別として」といった保留が欲しかったと思います。 それにしても貝の身を入れていた網袋、随分とよくできていました。ニルスがそのあたりに転がっていたもので作ったのでしょうが、器用ですね(笑 そしてこの話最大のツッコミどころ。モルテンにダンフィンのことを詰め寄られたときのニルスの対応。とっさに近場にいたレックスに責任転嫁をしてしまいますが、これは文字通り「濡れ衣を着せた」のではないでしょうか?(笑 それとダンフィンの脱臼をニルスが治していますが・・・彼は接骨士にもなれそうですね。家で家畜の脱臼を治したことがあったのかもしれませんが。 ところでダンフィンはなぜ怪我をしていたのでしょうか?実は原作ではこれがきちんと語られています。もう少し後の話に絡んでくるので、これはそのときにお話します。 |