○ストーリーダイジェスト2(5〜8話)

サブタイトル名及びあらすじ

管理人Tabiの余計なコメント    

第5話「モルテンの大ピンチ」 ゲストキャラ紹介

 だいぶガンの群れとの旅に慣れてきたニルスですが、やはりたまには人間らしい食べ物も食べたくなります。キャロットがかぎつけた匂いを頼りにクッキーを盗み出すことに成功しますが、子供達に見つかって追い掛け回されてしまいます。あわやというところでモルテンが子供達の目をひきつけ助けてくれますが、今度はモルテンが捕まってしまいました。
 ニルスとキャロットはモルテンを助ける為に子供達の後をつけ、近くの城に入ったところまで確認するものの、丁度その城の見学に学生の集団がやってきて城に入れなくなってしまいます。それでも何とかその学生の集団にまぎれて城に潜入することに成功。でも今度はその学生達に見つかって追い掛け回されてしまいます。
 城中を逃げ回るうちにモルテンの悲鳴を聞きつけたニルスは、台所で料理される寸前のモルテンを発見。ニルス達を追いかけて台所に飛び込んできた学生との混乱に乗じて脱出に成功するのです。 

 この話もかなり原作に忠実です。ただモルテンを捕まえた子供達のお母さんは、いきなり料理するつもりはなかったようですね。一方アニメ版のお母さんは、絞めるどころか羽も毟らずに熱湯に入れようとしています。豪快ですね。
 印象的なのは学生達を引率している先生。まるで学生達を統率できていません。「学級崩壊」?(笑
第6話「鳥の体力テスト」

 いよいよ明日ラプランドに旅立つという日に、「体力テスト」が開始されます。これはラプランドまでの長い旅に耐えられるかどうかをテストするもので、これに合格すればその能力があると認められるのです。
 ラプランドになんとしても行きたいモルテンは、グスタやラッセの反対にあいましたが、何とかテストへの参加を認めてもらうことができました。いっぽうニルスたちは家に帰りたくて仕方がありません。自分達だけではとても帰れないので、モルテンのテスト合格はニルス達にとっては好ましくない事でした。
 テストではモルテンも勿論ですが、他のガンたちも必死です。やはり人間に飼われていたガチョウ、とても野生のガンにはかないません。そんなモルテンをイングリットは励ましてくれますが、グスタやラッセは散々に馬鹿にします。こうして奮闘するモルテンを見ているうちにニルスの気持ちも変わり、応援するようになったのです。
 全てのテストが終わった時。モルテンの失格は明らかなようでした。モルテンは群れから離れ一人しょんぼりしていました。ところがアッカ隊長はモルテンの熱意を認め合格を宣言。早速ニルスがモルテンにこれを伝えようとしたとき見たのは、イングリットをレックスから守るモルテンの勇ましい姿でした。
 またアッカ隊長は妖精にニルスを元の姿に戻すよう頼んだと教えてくれます。離れ離れになるかもしれないことに、少し寂しさを覚えるニルス達でした。

 この話は完全アニメオリジナルストーリーです。
 この話ではなんと言ってもグスタの名台詞「参加することに意義があるってのは、あれは人間の負け惜しみだぜ」が見所ですね。彼がなぜ「人間の負け惜しみ」を知っていたのかなんてことは、放っておきましょう(笑
 それとラッセのグスタへの追従ぶりも面白いですね。それでもモルテンへの同情の気持ちが少しはあるところを見せるなど、人(ガン?)の良さも見せてくれます。
第7話「ネズミの戦い」 ゲストキャラ紹介

 妖精の返事は当然ながら「否」。呆然とするニルスですがキツツキたちの話から、自分の努力次第で元に戻れることを知り、ガンやモルテン達とともに旅に出る決心をします。ラプランドへの旅が遂に始まったのです。
 第一日目の宿泊地は人間が食料庫にしているお城です。このお城にはアッカの古い友達、黒ネズミのスベンが住んでいました。しかし城に着くや早々スベンがアッカの元に助けを求めてきます。黒ネズミの仲間の留守を狙って灰色ネズミの大群が攻めて来るというのです。
 スベンの話によると、人間にしか吹けない不思議な笛をカラスのバタキが持っていて、それさえあれば灰色ネズミを撃退できるといいます。アッカはいつも世話になっているスベンを助ける為、スイリーとイングリットをバタキの元に遣わすとともにニルスの指揮の元、時間稼ぎの防衛戦を展開します。ニルス達は善戦しますが多勢に無勢、遂にニルスは追い詰められてしまいます。
 丁度そのときバタキの元からスイリーとイングリットが戻ってきて、ニルスは笛を手にすることに成功。しかし、慌てて吹いてはみたもののなかなか音が出ません。そこにイングリットからの「お母さんの子守唄を思い出すんですって」というアドバイスが耳に入ります。なつかしい思い出を胸に優しく笛を吹くと、灰色ネズミたちは踊りだし、ニルスについて城を離れていきます。
 こうして黒ネズミたちの城は守られたのです。

 原作にもあるエピソードです。
 ただキャラクター事典の準レギュラーの紹介のところで述べたように、原作では笛を持っていたのはバタキではなくフランメアというフクロウで、またコウノトリのエメリックはこの城に住んでいることになっていました。
 それともう一つ大きいのは妖精のアッカの頼みに対する対応です。なんと原作では妖精はニルスを元に戻すことを了解してしまうのです。旅を続けたい気持ちになっていたニルスが、その機会を拒絶したので、旅は続くことになるのですがこれはかなり意外です。
 レコードやCDで発売されている「楽しいうたと音楽集」に収録されている「ねずみの行進」の曲に合わせて、ネズミたちは去っていきますが、いい迷惑なのは人間達ですね。あの溢れたマメをどう片付けたら良いのでしょう(笑
第8話「ツルの舞踏会」

 今日は国中の動物達にとって大切な日。年に一度のお祭りの日です。この一日だけはどんな動物達もお互いを傷つけあうことなく仲良くする掟です。
 この日には海岸沿いのある丘の上で動物達の舞踏会が行われます。会場に到着したガンの一行ですが、人間であるニルスの姿を認めたほかの動物達は騒ぎ出しました。その舞踏会には動物のみが参加でき、人間はこれまで一度も参加したことがなかったのです。しかしこれまでのニルスの行いをアッカが説明すると、会場の動物達もニルスの参加に賛成してくれました。
 舞踏会のプログラムはバタキの司会の元どんどん進み、やがてスイリーとイングリットのダンスの番がまわってきます。スイリーの歌にあわせてイングリットが踊り、やがて他の動物達も踊りだしました。しかしそれにまぎれてレックスがイングリットに襲いかかってしまうのです。他の動物達はそれを強く咎めますが、自分には掟など関係ないとレックスは聞く耳を持ちません。そこでニルスはまだ持っていた魔法の笛を吹きます。するとレックスはたちまち、意に反して踊りだし、キツネのボスの体当たりで海に突き落とされてしまいました。
 その騒ぎが終わったところで、舞踏会のハイライト、ツルのダンスが始まります。美しく、不思議なその舞にニルスも動物達もただ見とれるのでした。

 原作にも動物達の運動会としてエピソードのあるお話です。
 ただこのエピソードの途中でエメリックが非常に飛ぶのが上手である事が紹介されていたり、またレックス(原作では「ずる」)はアッカの群れのものではないものの1羽のガンをかみ殺してしまいます。またおきて破りの印として、右耳の端をかみ切られるなどさまざまな違いがあります。
 さて、スイリーの歌ですが、この話の中ではあまり嫌がられていませんね。別の話ではイングリットですら耳を塞ぐシーンもあるのですが。それとこの話の最後でニルスは笛をバタキに返してしまいます。このときバタキが言ったように、どのみちその笛を吹けるのはニルスだけ。だったら頂戴と言ってみればよかったのに・・・などと思ってしまいます(笑

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