○準レギュラー

キャラクター名及び解説 Tabiの余計なコメント キャスト(敬称略)      
ニルスの両親

 主人公ニルスの両親。
 夫妻とも働き者で、信心深い真面目な農民。ニルスが乱暴もので怠け者なのを気に病んでいるが、いつか分かってくれると信じている。
 ニルスがいなくなってから、ずっとニルスの身を案じていた。

 非常に理想的な両親に見えるにもかかわらず、どうしてニルスのような少年を育ててしまったのか分からない。甘やかしすぎたのか?
 ちなみに原作によるとお父さんは「ホルゲル・ニルソン」という名前らしい。お母さんの方は不明。
お父さん
津嘉山 正種

お母さん
池田 昌子

妖精

 ニルスの家に昔から住んでいた妖精。この妖精のおかげでニルスの家は貧しいながらもそれなりの生活ができていたらしい。
 無邪気で陽気だが、気難しい。動物達と会話する能力もある。
 ニルスに見つかってしまい、掟に従い家を出たのでニルスの家はその後不幸が続く。ニルスを小さくしたのは約束を破ったためで、見つけられたこととは別のようだ。

 原作では物語冒頭に出てきたきり出てこないキャラ。だがテレビアニメ版ニルスでは、その後たびたび登場する。  槐 柳ニ
エメリック

 ニルスの家の使われていない煙突の上に住んでいたコウノトリ。妖精と親しく、妖精とニルスの間を取り持つ役目を担っている。
 温和で親切。のんびりした性格をしているが、おっちょこちょいなところもある。
 飛ぶのがひどく苦手で、ニルスや妖精を載せて飛ぶことが多いがよく落っことしそうになる。

 原作にも「エルメンリク」という名で設定のあるコウノトリ。ただ原作ではグリミンゲ城に夏の間の巣を持っていることになっている。
 またアニメでは飛ぶのが苦手という設定だが、原作では非常に飛ぶのがうまいということになっている。
はせ さん治
バタキ

 ワタリガラス。その名前だけあって特に住む場所は決まっていないらしい。
 好奇心が旺盛で、スウェーデン中を飛んで周っているようだ。アッカ隊長と親しく、妖精とも接触がある。

 原作にも出てくるキャラクター。ただ出現頻度はテレビアニメ版ニルスよりもやや高い。だがアニメでバタキが初めて登場する、第7話「ネズミの戦い」で笛を貸してくれるのは、原作ではフランメアというフクロウである。
 なお、ワタリガラスは北欧神話を含め、世界各地の神話に登場する頻度の高い鳥である。
八代 駿
オーサ マッツ

 ニルスの村に住んでいた姉弟。ニルスが小さくされるのと前後して、行方不明になった父親を探す旅に出る。道中偶然出会ったニルスに助けられる。
 ラプランドでもニルスと出会い、遂に父親を探し当てることに成功する。

 原作にも登場する人物。ただし原作のほうはかなり不幸。
 原作ではまず住んでいたのがニルスの村ではなく、近くの別の村ということになっています。結核で母や6人いた兄弟のうち4人もが(生き残った2人がオーサとマッツ)が亡くなったことをきっかけに蒸発した父親を探して旅に出ますが、その旅の途中で弟のマッツの方が事故で亡くなってしまうのです。
 関連本の紹介にも載せた「アニメ大百科」には、この二人の暗い話についてはあえて省いた事が記されています。
オーサ
中野 聖子

マッツ
横沢 啓子

オンドリ

 ニルスの家で飼われているオスのニワトリ。ニルスにひどくいじめられていた為、ニルスを非常に恨んでいる。

 ニルスがいなくなったあと、不幸が続くニルスの家で結局売られずに残ったニワトリ。卵を産まないので、買い手がつかなかったのだろう。ニルスが帰ってくるのがもう少し遅ければ確実にフライドチキンにでもされていただろう(笑
 なお第3話にも水鳥さんの演じるオンドリが登場するが、これはニルスの家のニワトリではない。
水鳥 鉄夫
メイローズ

 ニルスの家で飼われているウシ。他の動物と同じようにニルスにいじめられていた為、ニルスへの恨みは深い。

 原作でも「マイルース」という名前の牛が出てくる。「五月のバラ」という意味で、「メイローズ」はそのまま英語に直しただけのようだ。 増岡 弘
イヌ

 ニルスの家で飼われているイヌ。以下省略(笑

 原作ではイヌは出てこない。
 第36話「鳥たちの恋」の回想シーンでかなりの大きさで登場することから、相当の年数飼われているようだ。ニルスが帰ってきたときに「体にガタがきた」というのにもうなずける。
はせ さん治

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