○本(写真掲載はしばらくお待ち下さい(汗)

本の正式名称 出版社 定価 等 内容                            Tabiの余計なコメント
ニルスのふしぎな旅
1〜4巻
偕成社 各巻¥700
出版年月
1・2 1982年11月
3・4 1982年12月
 原作の日本唯一の完訳書。「ニルスのふしぎな旅」の翻訳書は数多いが「原作について」でも書いたように殆んどが前半のみの翻訳で終わってしまっています。
 また出版年月を見れば分かるように、この本が出たのはアニメの放映終了後。したがってアニメ製作にあたってはドイツ語訳の本を取り寄せて、日本語に訳して参考にしていたそうです。なお、4巻目の解説では一言だけアニメ版ニルスに触れています。
 「原作」なくしてアニメなし(笑
 あとからこの本についての記事を付け足すなど冷や汗ものです。すっかり盲点になっていました。そういうわけで一番上に持ってきています。
 絶版される様子はありませんし、また殆んどの公共図書館に所蔵があるようなので是非手にとってみて下さい。
アニメ大百科/ニルスのふしぎな旅 1・2
学習研究社 1・2とも¥860
出版日 1 1980年10月 1日
      2 1981年 2月27日
 いわゆるムック本。全話の内容紹介や、若干の設定資料、放送日、声優の紹介などが書かれています。
 1が1話から18話まで、2が19話以降を取り扱っています。
 アニメ版「ニルスのふしぎな旅」のファンなら是非とも持っておきたい本。今でも稀に古書店などで手に入る。
学研のアニメ絵本
ニルスのふしぎな旅1〜8
学習研究社 各巻¥260
出版年 
1巻1979年
2巻〜8巻1980年
出版日は不明
 子供向けの絵本だが後述する「テレビ絵本」よりも小さくページ数が多い。幼稚園児程度を対象にした絵本と思われます。
 内容は前後したり、省かれている話が多いながらも、かなりアニメに忠実。
 このシリーズの第4巻がN氏の最初に所有したニルスグッズらしい。絵もアニメの絵に非常に近い為イラスト作成の時には大いに活用できる。
 ってかとっととイラスト描けよ(汗
学研のテレビ絵本
ニルスのふしぎな旅1〜8
学習研究社 各巻¥300
出版年
1巻1979年
2巻〜8巻1980年
出版日不明
 B5サイズの絵本。上記の「アニメ絵本」よりも大きく、ページ数が少ない。幼稚園にあがる前くらいの子供を対象にしていると思われます。
 内容は「アニメ絵本」と同じように、比較的アニメに忠実。ただし小さな子向けの為、かなり話が単純化されているエピソードも多い。
 当時学研で作っていたニルスの絵葉書と同じ柄が各所に使われている。
学研のテレビ絵本
ニルスうたのえほん1・2
学習研究社 各巻¥330
出版年
1・2巻とも1980年
出版日不明
 「テレビ絵本」のシリーズで、こちらはアニメ「ニルスのふしぎな旅」で使われている歌を取り扱っています。
 1巻に「ニルスのふしぎな旅」「ぼくはキャロット」「腹ペコ・レックス」「わたしは歌おう」、2巻に「ワンダフル・アドベンチャー」「わんぱくニルス」「いつまでも友だち」が収録されています。
 楽譜とコードが付いているので、何度も演奏してみようとしたが・・・意欲に技術が伴わない(笑
アサヒソノラマ
ニルスのふしぎな旅1〜?
アサヒソノラマ社
1・2巻¥350
3・4巻¥380
出版年 不明
 朝日新聞社の系列の会社から出ている絵本。
 巻数を1〜?としているのは何巻まであるかわからない為。とりあえず4巻までは内容を確認しており、また5巻については存在のみ確認しています。
 「テレビ絵本」と同じ大きさで、対象年齢も同じくらいと思われます。内容についても「テレビ絵本」と同じような感じですが、こちらは進行速度がかなり速く、4巻の段階で既にラプランドに到着しています。(学研「テレビ絵本」では6巻で到着)
 最大の違いは各巻に「ソノシート」が付録としてついていることでしょう。
 全巻そろえるどころか何巻まであるのか分からないという悲しい状態。ソノシートのつき方からいって8巻まであってもおかしくはないが、ストーリー展開からすると6巻くらいまでが限界?
 ちなみに絵は学研の絵本よりはアニメとの雰囲気の違いに差がある。
NHK完全放映版
ニルスのふしぎな旅
1〜3巻
立風書房
各巻¥680
出版日
1巻1980年4月15日
2巻1980年8月15日
3巻1981年3月15日
 学習研究社の子会社、立風書房からでている本。
 小学生くらいの子供を対象とした読み物の本として構成されており、本の中ではアニメの絵が各所で使われています。
 内容は非常にアニメに忠実で、話が前後していたりするところもありますが殆んどそのまま本になっています。対象年齢が高いせいか上記の絵本群とは内容の濃さやストーリー展開の再現性等において比較になりません。
 さらに、この本にあってアニメにはないセリフの中には、かなり良いものもあるなど非常に価値の高い本だと考えます。
 「これが入手できたときは、本当に小躍りした」とはN氏の談。
 古本屋などでの遭遇率は非常に低く、事実上入手不可能と見てよいでしょう。稀に公共図書館などで所蔵しているようなので、地元の図書館をあたってみると見つかるかもしれません。
 ただし非常に古い本なので、状態には期待しないこと。
 
学研のテレビ世界名作物語
スプーンおばさん
ニルスのふしぎな旅
学習研究社
¥1950
1986年12月26日
 学習研究社の「学研のテレビ世界名作物語」というシリーズと思われる本の1冊。他にどんな本があるのかは不明です。
 内容は「スプーンおばさん」と半分ずつのページ構成で、アニメのニルスのお話を抄録したもの。アニメや絵本で使われたイラストが多く転用されています。
 注目したいのは、本の最後にある関連グッズの紹介コーナー。貴重なグッズ群が写真入で紹介されています。
 最近まで存在すら知らなかった本。上記の本以上に貴重な本でしょう。一部の公共図書館と国際こども図書館に所蔵があるようです。
 なお、左で触れたグッズの紹介コーナーに並んでいる商品のうち、1/3はN氏のコレクションとしても存在しているそうです。いずれ紹介したいとおもっています。
学研まんが名作シリーズ
ニルスのふしぎな旅
学習研究社
\680
1980年1月7日
 学習研究社の学習まんが「名作シリーズ」の一冊。他に「西遊記」「赤毛のアン」などがありました。
 表紙にはアニメの絵が使われていますが、本の中のマンガは掘江卓という漫画家が描いており、アニメの絵とはかなり違います。また内容もアニメよりは原作を漫画化したという感じで、キャロットも出てきませんし、ゴルゴの性格も原作に近い感じです。
 入手に成功したときはかなり期待していたのに、中を見て・・・ちょっとがっかりという感じの本です。「スプーンおばさん」のコミックはアニメの絵と同じ絵なのですが、やはり無理だったのでしょうか。
 それでもニルスの服装はアニメと同じですし、アッカ隊長の顔も同じようなデザインです。また資料もなかなかよいものが入っています。
以下工事中    

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