○ストーリーダイジェスト12(45〜48話)

サブタイトル名及びあらすじ

管理人Tabiの余計なコメント    

第45話「満月のゆうれい屋敷」 ゲストキャラ紹介

 嵐の中をどうにか避難場所を見つけやり過した晩のことです。
 雲の間から満月が見えていますが、みんなびしょぬれ。中でもニルスはみんなと違って毛皮や羽を持っていないため、寒さもひとしおです。そのとき、ニルスはここに来る途中で大きな屋敷を見たことを思い出します。キャロットを誘い、アッカ隊長が止めるのも聞かずニルスは屋敷に忍び込みました。
 屋敷についてみると、庭は荒れ果てどうも人が住んでいるようには思えません。ところが様子をうかがっていると、どこか陰気な感じのする男が現れ小さなニルスたちの姿に驚きもせず、門を開けて声をかけ、中に招き入れるのです。男に誘われるまま屋敷の敷地に入ったニルスは不思議な光景を目にしました。先ほどまで荒れ放題だったはずの庭が綺麗に手入れが行き届いた姿になっていたのです。おびえるキャロットをなだめつつ、ニルスは不審に思いながらも男に続いて足を進めました。そのうちキャロットが、男に影が無い事に気付きます。キャロットの指摘をうけてニルスもそれに気付き、思わず逃げ出しそうになりますが男に先回りされ、逃げるタイミングを失ってしまいました。
 やがて男はシャベルを持ち出し、庭の手入れを手伝って欲しいと言い出します。ニルスはシャベルが大きすぎる事などを理由にその場をごまかし、男が小さなシャベルを持ってくるまでの間、屋敷の中に入ることにしました。
 屋敷の中ではニルスが突然消えたり、白いお化けが現れたり、無気味な歌声が聞こえたり・・・実はどれも心霊現象でもなんでもないものだったのですが、ニルスたちの恐怖心はどんどん強まっていきます。どうにか耐えていたニルスも、歌の練習をしていたフクロウを幽霊と勘違いし、とうとう逃げ出してしまいました。
 ところが屋敷を出たところで先ほどの男がニルスたちの前を塞ぎます。男は小さなシャベルを持ち出し、強引にニルスに庭の手伝いをさせようとしました。ニルスは時間を稼ごうと、庭にある作業小屋の見学を申し出て、どうにかその場をしのぎます。
 作業小屋の中は色々な工作機械が置かれていて、好奇心の強いニルスにとっては興味をそそられるものばかり。そんな工作機械の一つで遊び始めたニルスですが、調子に乗りすぎて機械に挟まれそうになってしまいました。キャロットのお蔭でどうにか助かったニルスはさすがに嫌気が差し、屋敷からの脱出を決意。辺りに男がいないのを確認して門に向かいます。
 ところがもう少しで出られるというところで門は男に閉じられてしまいました。男は再びニルスに庭仕事の手伝いを頼みます。しかしさすがのニルスももううんざり、門の隙間から逃げ出してしまいました。すると男は「ひどいじゃないか、どうして庭の手入れを手伝ってくれなかったんだ!」と怒りと悲しみの声をあげます。実は男はこの屋敷の呪いで捕らわれの身になってしまっていて、もしニルスが庭仕事を手伝っていれば、男とニルスは入れ替わる事が出来たのです。ちょうどそのとき、月が雲に隠れました。すると男はニルスたちの目の前で消えてしまったのです。恐ろしさのあまりニルスたちは群のところに逃げ帰りました。
 群で昨夜の屋敷のことをニルスは仲間達に話しましたが、なかなか信じてもらえません。やがて出発となり、群は屋敷の上空に差し掛かりました。なかなか信じてくれないモルテンにニルスは腹をたてながらも南下の旅は続きます。

 第45話は、原作第23章「美しい庭園」が元になっていますが、やはり原作とは色々な違いがあります。
 まずこのイベントの発生が、19話20話の元になった「カルルと<灰毛>の話」と21話の元になった「ネルケで」の間であり、時系列が全く異なっています。この辺りの事情は44話と同じでしょう。原作のままではラプランドからの帰路が短くなりすぎるのです。
 さてお話の内容ですが、原作でもやはりカールという幽霊に綺麗な庭園を案内されるというものです。ところが案内してくれる幽霊のカールは実はこの地方の昔の領主。この領主は自分の領地セルムランドの美しさに感じ入りすぎたあまり、そばにいた雇い人が「年がら年中ここの土を掘り返していなければならない」と嘆くのを聞きとがめ、「自分なら一生セルムランドの土地を掘っていても満足じゃ」と言ってしまったのです。その結果死んでからも土を掘らなければならなくなったのでした。
 案内される庭園の方も原作と異なります。アニメでは単なる綺麗な庭園のようでしたが、原作の方ではスウェーデンの各地の地理を紹介するような庭園になっているようです。そして庭園の各所には小さな模型の建物が建てられていて、ニルスはそのうちのいくつかを見学する事が出来ました。ただ、それらの建物の中の一つに工場のようなものがあります。もしかしたらこの工場がアニメで見学した作業小屋のモデルかもしれません。
 また、呪いのうつし方(?)も原作とは異なっています。原作では庭仕事を手伝わせるという話は出てきません。原作では最後にニルスが屋敷の敷地から出るときに、門を開ける間スコップを持たせようとします。おそらくここでニルスがスコップを持てば呪いがうつったのでしょうが、ニルスは門を開けるには及ばない、と門の隙間から外に出てしまうのです。門の隙間から脱出するというのはアニメと原作で同じということになりますね。
 アニメニルスとしてはかなり恐怖度の高い、珍しい話です。
 そんな45話のツッコミどころは3つ。
 1つ目は幽霊の「帰ってはいけません」というセリフ、いくら幽霊とはいえ、ここまで言われる筋合いはありません。2、3つ目は影の問題です。1つはキャロットが怪物と勘違いしたカマキリの影。明り一つない屋敷でしたので、影の光源はおそらく月だと思われますが、光源が非常に遠い場合影の大きさは・・・。もう一つは作業小屋で歯車の上で遊ぶニルスの影。ニルスを眺めているキャロットのそばにニルスの影が映っているのですがどう考えても、キャロットの反対側に光源はありません。これも心霊現象だったのでしょうか(笑
第46話「銀いろに光る海」

作成中

 
第47話「村まつりのよびもの」

作成中

 
第48話「レックスの新しい旅立ち」

作成中

 

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