メインに戻る

TOP

[あ行]

●あうとらん【アウトサイドランデイング】

指定されたL/D以外に着陸すること

●あくせる【アクセル】

キャノピーの迎角を小さくすることで機体を加速させる機構のこと。一般的な構造としては、フットバーを踏むことによりフロントライザーを引き迎角を調整する。

●あげいんすと【アゲインスト】

向かい風のこと。(=飛べる可能性大) ⇔フォロー

●あすぺくと比【アスペクトレシオ】

翼の幅と長さの比のこと。数値が大きいほど横に細長い翼になる。=翼幅の2乗/翼弦長×翼幅

●あて舵【アテカジ】

旋回方向と反対側のブレークコードを操作すること。旋回半径やスピードを変えるテクニックの一つで、より長時間滞空できるようになったりする。

●あふのーる【アフノール】

フランスの認定検査制度のこと。グライダーなどの性能を一定の項目ごとに評価しており、フライヤーはこのクラス分けを参考に自分の機体を選択する。類義語:DHV

●あーべんと【アーベントテルミック】

夕方に発生する穏やかなサーマルのこと。夕方になるにつれ大気が冷えてきた時に、森林などの昼間暖められた空気がサーマルとなる。日中のサーマルに比べ穏やかなのでのんびり飛べる。

●あるちめーたー【アルチメーター】

高度計のこと。気圧から高度を求めるセンサが入っている。類義語:バリオメーター

●ういんぐおーばー【ウイングオーバー】

パイロットが翼よりも高い位置になるようにグライダーを操作すること。一般的には左右に連続した深いターンを繰り返すことで、翼を斜め下に見るような形になる。

●ういんどぐらじぇんと【ウインドグラジェント】

上空に比べ、地上付近の風速が急に弱くなること。ランデイングアプローチの際に起こると対地速度が上がったり、思ったより飛距離が伸びたりするので注意が必要。

●ういんどそっく【ウインドソック】

吹流しのこと。風向きや風速を判断する為に用いる。

●えあいんてーく【エアインテーク】

キャノピーの前縁にある開口部のこと。ここから空気を取り入れ、その空気圧で翼形を保つ。

●えあばっく【エアバックハーネス】

衝撃吸収装置の一つ。ハーネスの背中からお尻の辺りが空気で膨らむ構造になっており、墜落の際の衝撃を和らげてくれる。類義語:ムース

●A級【エーキュウ】

パラグライダーを始めて最初に取得するライセンスのこと。機材の取り扱い等を学ぶ。

●えりあ【フライトエリア】

T/OとL/Dがありその空域で飛ぶ事が地域社会から認められている場所のこと。フライトをする際にはエリアの管理者の許可を得て、注意事項を確認した上でフライトする。

●えるばいでぃー【エルバイディー】

揚抗比のこと。L/D(揚力/抗力)

●おーばーこんとろーる【オーバーコントロール】

ブレークコードなどを必要以上に大きく操作すること。急旋回にはいるなどグライダーが不安定になる。

  ▲TOP▲

[か行]

●かっくうひ【滑空比】

沈下に対し進んだ距離割合のこと。進んだ距離/沈下高度=滑空比

●かっくうそくど【滑空速度】

グライダーの飛んでいるスピードのこと。対気速度や対地速度で表される。

●からびな【カラビナ】

キャノピーとハーネスをつなぐ金具のこと。ネジ式やオートマチックタイプなどがある。

●ぎのうしょう【技能証】

JHFの発行するライセンス。検定試験のレベルに応じてA級・B級・NP証・P証・XCP証・タンデム証などがあり、フリーで飛べるようになるのはP証からです。

●きゃのぴー【キャノピー】

パラグライダーの翼にあたる部分のこと。

●きんぱら【緊急パラシュート】

グライダーでのフライトが困難になった際の補助パラシュートのこと。普段からハーネスに備え付けておいて、トグルを引くことにより開散する。

●ぐらいだー【グライダー】

機体のこと。キャノピー・ライン・ライザーをまとめて呼ぶ。

●ぐらはん【グランドハンドリング】

地上でグライダーを使って行う練習のこと。

●くろす【クロス】

1.キャノピーの生地のこと。 2.クロスハンドの略

●くろーず【クローズ】

フライトを中止している状態のこと。エリアクローズはエリア全体のフライトを、テイクオフクローズはテイクオフを中止することで、ランディングクローズは競技の際の最終時間のこと。

●くろかん【クロスカントリー】

テイクオフから5Km以上の長距離フライトをすること。通常XCP証を持つパイロットが、事前に届け出て行うことになっている。

●くろすかんとりーぱいろっとしょう【XCP証】

クロカンをする事を認められている技能証のこと。エリア外に着陸する可能性が高くなる為、飛行知識・技術の他に社会的なモラルが求められる。

●くろすはんど【クロスハンドライズアップ】

ライザーをクロスさせてキャノピーに正対しながら機体を立ち上げること。主に風が強いときに用いられる。

●げいん【ゲイン】

高度を獲得すること。

●こーど【コードライン】

キャノピーの前縁部から後縁部を結んだ直線のこと。翼弦線ともいい、その長さのことを翼弦長という。

●こあ【コア】

サーマルの中心の上昇力の強い部分のこと。

●こうえん【後縁】

キャノピーの後の縁のこと。トレーリングエッジともいう。

●こうどしょり【高度処理】

ランディングする為に高度を下げること。安全な着陸のために重要な動作の一つである。

●こうりょく【抗力】

空気抵抗のこと。

●こらっぷす【コラップス】

キャノピーの「つぶれ」のこと。機体の揚力を抑える為に意図的にキャノピーをつぶしたりする。→翼端潰し

●こんぺ【コンペティション】

競技会のこと。

  ▲TOP▲

[さ行]

●さいど【サイド】

横風のこと。

●さいどべんとふぉーる【サイドベントホール】

リブに開けた空気穴のこと。キャノピー内のラム圧を均一にし、翼形を保持するようになっている。

●らいん【サスペンションライン】

キャノピーとライザーの間のラインのこと。ケブラーやダイニーマなどの材質が多い。

●さーまる【サーマル】

熱上昇気流のこと。日射などによって暖められた地表付近の空気が膨張し、周囲の空気に比べ軽くなることで上昇する。パラグライダーが飛び続ける(ソアリング)為に必要な要素の一つでもある。

●JHF【ジェーエッチエフ】

財団法人日本ハンググライディング連盟のこと。

●しーりんぐ【シーリング】

雲低のこと。基本的に雲中飛行は禁止されているので、その気象条件下での最高高度となる。

●しんく【シンク】

下降気流のこと。空気の対流現象の一つなので、サーマルとセットでシンクも存在する。

●すたちん【スタ沈】

テイクオフに失敗すること。

●すとーる【ストール】

失速のこと。滑空速度が機体のMINスピード以下になることによって揚力を失う為に起こる。

●すぱいらる【スパイラル】

らせん状に急速に降下すること。深いバンクで一定方向に旋回し続けることで行う。

●すぱん【スパン】

翼幅のこと。翼端から翼端までの長さである。

●すぴーどらん【スピードラン】

指定されたコースをより短時間で飛ぶこと。競技種目の一つ。

●せっとたいむ【セットタイム】

あらかじめ設定したフライト時間に出来る限り近い時間飛ぶこと。長く飛ぶよりも、設定した時間により近いほうが得点が高くなる。

●せーるぷれーん【セールプレーン】

固定翼の滑空機のこと。

●せる【セル】

キャノピー内のリブによって分割された空間のこと。セル数が多いほど翼形がなめらかになる。

●せんたりんぐ【センタリング】

360度旋回をしながら、サーマルのコアに合わせていくこと。

●そありんぐ【ソアリング】

上昇気流を利用して滞空すること。サーマルソアリングやリッジソアリングなどがある。

  ▲TOP▲

[わ行]


  ▲TOP▲