展示館

常設展示 F.Ravaisson と la Vénus de Milo


あんだーこんすとらくしょん
内容に少し手を加えました。別の色で示してあります。(020106)

 


なぜ、私がこの本と出会ったか。話せば短いのだが、それにはある哲学教師が絡んでくる。教師曰くミロのヴィーナスの欠けた部分に執心し、彼女を完全なる姿に戻してやろうと情熱を傾けたひとりの男がいるという。その男の名はラヴェッソン。名前の長い男。

Ravaisson-Mollien, Jean-Gaspard-Félix Lacher 1813‐1900

フランスの哲学者,行政官。アリストテレスの影響下に,シェリングらと呼応しつつ,デカルト以来 200 年の機械論的宇宙観に対して生命論的宇宙観を展開。内省と類推の方法によって万象の本質を霊・愛としてとらえ,物質界はその下降的極限,また意志により創出して身体にゆだねる〈習慣〉は自発的受動性として両者の仲介項であり,美は霊・愛の宇宙における発顕とする。著書《習慣論》 (1838) 等。(平凡社世界大百科事典より)

 

la Vénus de Milo

ラヴェッソンとヴィーナス

わたしとヴィーナス

 

小展示

実験的記号論風れぽおと
「異人」という存在とその排除による秩序構築の原理

ふぁんたじー的家族ちっくれぽおと
『ファンタジーとしての家族とその肯定的破壊』

 


周子の森へ