ооо冷たい足ооо

**ただ、知ってもらいたい**


義足というものの存在を。
自分たちにも関係がない訳ではないことを。

いつ
誰が
どんな形で
足を失ってしまうかわからない。

ただ、それだけの意識を持ってほしいだけです。
原因は様々。
病気に怪我に事故。
どれがいつどこで何が起こるかわからないから。
でも、そんなことが起きても
誰も何も責めないでほしい。
生きる気力さえなくなってしまうから。

最後に… みなさんが知らないであろう世界のことについて。 今、日本で義足を利用している方々は平均で三年ごとに 義足を作り直しています。 いらなくなった義足、サイズが合わないなど理由は様々ですが もう捨ててしまうのです。 ですが、そんな日本のいらなくなった義足を 世界の義足を買うことができない人々に渡しに行こうという 運動があることも知っていただきたい。 たとえば、 地雷などで足を失っている子供たちの元へ。 子どもたちは成長に伴って どんどんサイズが変わっていってしまいます。 しかし、彼らは義足なんて高額なものを買うお金なんて あるわけないのです。 そんな状況を見た日本の義足をつけているおじさん… 偶然にも私の父親と同じ年齢、同じように 右足の大腿部から義足だったのです。 その人が、日本の義足を世界に送ろうという 運動をはじめたひとなのです。 自らが義足であるから 義足さえない生活がどれだけつらいか わかるからこそこの運動を始めたのだと思います。 もちろん私はこの運動に大賛成です。 なのでこの文章を読んでいただいたみなさんにも この運動があるということを知っていただきたいのです。 別に運動に参加しろ、募金をしろなんて思ってません。 ただ、もしそんな運動を見かけた時は 気にとめてもらいたいです。 現実的に身近にあるということを。 世界にはひどいもので内戦の影響ででた被害者もいます。 どこかの国の内戦で、反乱軍が罪もない住民の 足や手を切り落とすという行動があった過去もあります。 何が起こるというと… 住民は作物を育てる術をなくし 食べるものがなくなり反乱軍に食糧を頼るようになります。 そうして各地を侵略しはじめたのです。 しかし 内戦が終わった今、 その傷跡はおおきすぎる結果を及ぼしました。 国民が仕事はおろか生きることさえもできない 状況下にあります。 ただ、死をまつだけ… そんな人々に生きる楽しみを活気を与えたい。 義足、義手、いらなくなったものなら存分に使ってほしい。 私はただそうおもいます。 直接関わりはないものを 今笑っている時、そんな苦しい状況下にある人が あることを知っていてください。