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MOTHER

MOTHERのだいたい

■おおざっぱ解説
 ■MOTHER
 ■MOTHER2
 ■MOTHER1+2
 ■MOTHER3

■魅力を熱弁
 ■糸井重里の遊び心
 ■鈴木慶一の音楽
 ■サウンド・トラック
 ■初代と2の比較

     おおざっぱ解説

 MOTHER

発売
1989年に任天堂から発売されたRPG。
「ファミリー・コンピューター」、
つまり初代の赤白ファミコンのソフトです。
今でも中古屋で手にはいることもありますが、
電池切れとかが恐いです。
ファミコンだからよく消えますしね、データ。
「エンディングまで、泣くんじゃない」
がキャッチコピーだったらしいです。
舞台
1988年アメリカ(がモデルの架空の場所)が舞台。
現代が舞台というのは珍しいことでした。
物語の背景
1990年代の初め、一組の夫婦が行方不明になりました。
夫の名はジョージ。妻はマリア。
2年ほどして、ジョージだけが帰ってきましたが、
それまでのことは一切語らず、
不思議な超能力の研究に没頭するようになります。
そして、マリアはとうとう帰ってきませんでした。

そして時は流れ、1988年。
ジョージのひ孫にあたる少年(主人公)の家で
突然ポルターガイスト現象が起こりました。
電気製品などの物が突然襲いかかってきます。
一部の動物や人間も凶暴化し始め、
UFO・宇宙人まで飛び交うしまつ。
そんなとき、少年は曾祖父ジョージの日記を見つけ……
主人公たち
主人公たちは、十代の少年・少女。
赤い帽子の主人公「おとこのこ」、
強力な超能力をつかえる「おんなのこ」、
眼鏡の秀才「ともだち」、
ちょっと異色な「もうひとりのともだち」。
他、そのときに応じて仲間になるキャラクターもいます。

なんせ現代が舞台なので、剣や魔法は使いませんが、
バットやフライパンなどの日用品を武器に、
そして超能力を駆使して戦います。

詳しくは、MOTHER御一行紹介のページをご覧下さい。
どうやら主に宇宙人のようですが、
それに影響された一部の動物・人間も襲ってきます。
他、宇宙人のロボットだとか、
電気スタンドとかロープだとか、
おばけやよく分からないものとも戦う羽目になります。
でも、人間や動物を殺したりはしません。
たいてい、「おとなしくなった」などで戦闘が終わります。
おばけだと「かききえた」り、
機械だと「ポンコツになった」りしますけどね。

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 MOTHER2 〜ギーグの逆襲〜

発売
1994年。いやー、5年も待ちましたよ。
木村拓哉が、同行の幼稚園児に喫茶店で
水をひっくり返されて困っているCM
(背後で♪ま〜ざ〜つーーーーー
 ま〜ざつーーーーー というBGM。)
がわりと話題だったのでは。
キャッチコピーは「おとなも こどもも おねーさんも」でした。
記憶におありでしょうか?

今度はスーパー・ファミコンです。
ファミコンよりは消えなくて良いですね。
舞台
199X年、イーグルランド。
今回も、現代アメリカがモデルでしょう。
他、イギリス風のフォギーランドや、
エジプト界隈風の世界など、世界各国に旅します。
主人公たち
今回も、構成は1と同じ。
主人公・女の子・ともだち・もう一人のともだち、です。
ネス、ポーラ、ジェフ、そしてプーの、少年少女4人です。
物語の背景
ある夜、ネス(主人公)の家の裏山に、隕石が落ちました。
かなり最低な隣人、ポーキーと一緒にその場に行くと、
いきなりカブトムシにしか見えない未来人、
ブンブーンから世界を救えと言われます。

なんでも、未来は宇宙人ギーグのせいで滅茶苦茶だとか。
そしてギーグの持つ預言マシーン、知恵のリンゴが、
ネスと彼の出会う仲間4人が、ギーグをやがて倒し
世界を救うと預言したらしいのです……

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 MOTHER1+2

発売
2003年6月20日(金)!
なんと初代MOTHERとMOTHER2が一緒になって、
ゲームボーイアドバンスで登場です。
発売が発表されて、全国のMOTHERファンがうれし泣き。
同時に、MOTHER3が開発中であることも発表されまして、
私はもう……! ずっと好きでいて、あきらめなくて良かった!
キャッチコピーは
「ヘンなゲームなのか? 感動のRPGなのか?!」

発売日には渋谷のTSUTAYAにて記念イベントが行われ、
糸井さんが一つ一つ外箱にサインしたソフトが販売されました。
糸井さんが一人一人に手渡ししてくれ、言葉をかけて、
一緒にポラロイド写真を撮ってくださいました。
同時に記念Tシャツも発売されましたし、
粘土フィギュアや幻のスタジャンなども展示されたり、
スチャダラパーのBOSEさんと対談もされる大盤振る舞い。
最後の抽選では、どせいさんぬいぐるみと
任天堂Tシャツ・フランクリンバッジが10名様に。
うらやましすぎてもだえ死にそうです。

ただ、あまりに多くのファンが詰めかけ、
入れない人がたくさん出てしまいました。
前日の夜から並んでいた人の分で、
全部の整理券がはけてしまったそうです。
スタッフの方々もファンの皆さんも、
悲しい思い出もできてしまいました。
ファミコン版との主な違い(初代MOTHER)
現時点で気づいたモノだけですが、
やっぱり移植にあたり変更点が多少ありました。
  • 当然かもしれませんが、音質が違う。ゲームボーイだもんね……
  • 微妙に難易度が低くなっている気が……しなくもない。
    金の貯まる速度やレベル上がるのが早いような。気のせい?
  • Rボタンでダッシュが出来ます。いぇいスピーディな展開。
  • Lボタンが2と同様の便利ボタン。会話やチェックがらくちん。
  • 何もない場所でチェックすると、
    普段は「もんだいなし。」でしたが、
    敵が出る場所だと「あやしいけはいがする・・・」に。
    敵が出る場所なのか平気な場所なのか分かって便利。
  • グッズのコマンドに「せつめい」が登場。親切&楽しい。
  • 敵をチェックすると、一言コメントが。楽しい。
  • 「そうび」コマンドがなくなりました。
    「グッズ」から「使う」で装備します。
    さらに装備したものはグッズ欄に表示されません。別扱い。
  • ゲームをやめるときの、パパの電話のセリフから、
    「リセットを押しながら」が消えました。
    ゲームボーイにはリセットボタン無いものね。
  • カラスがタバコを吸っていません。
    教育上の理由? ちょっと理解できん。
  • 墓場から十字架が消えました。教会にもないです。
    「宗教=キリスト教」じゃマズいご時世だからでしょうねぇ。
  • メロディ覚える場面で、背景が変わる。ゆらゆら。
  • マジカントの地下大河とかダンカン工場とかのマップが変更。
    ダンカン工場、広すぎ・難しすぎ……
  • 「ドラクエのフォー」が、「あのゲーム」に。時代の流れか。
  • 「ストリップ劇場」が「あの店」に。別にいーじゃん……
  • テレポーテーションの助走速度が、遅い気がする。簡単化?

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 MOTHER3

発売
2006年4月20日(木)。
2から12年の歳月を経て、ついにMOTHER3が発売しました!
感無量。もう、何も言えません。

GBAソフトで、定価は4800円です。
DX版として、ゲームボーイミクロとフランクリンバッヂ同梱版も販売。
18000円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれですよね
(私はちょっと高いと思いました……買ったけど)。
柴咲コウさんがCM出演していましたね〜。
『奇妙で、おもしろい。
 そして、せつない。』
『Welcome to MOTHER3 world
 ようこそ「MOTHER3」の世界へ」』

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      魅力を熱弁

全体的に、カッコイイとかキレイよりも、
楽しい。憎めない。愛さずにはいられない。の感じ。
でも、しっかり感動もさせられてしまいます。泣きました。
ゲーム通にもやってほしいですが、むしろ、
あまりゲームをやったことのない人に、試して欲しいです。

糸井重里の遊び心 炸裂

MOTHERもMOTHER2も、プロデュースしたのは
あの有名なコピーライター糸井重里。
彼のことを知らない人でも、
ジブリのキャッチコピーを一通り彼が書いたといえば、
センス良さそうだと感じていただけるでしょうか?
(「生きろ」とか。「カッコイイとは、こういうことさ。」とか。
 「落ち込むこともあるけれど、私は元気です。」とか。)

もーとにかく、隅々まで「楽しませる魂」が充満なのです。
特にセリフは、彼自身が全て手がけているだけあって、
粋なんですよ。ただの通りすがりのおばさんまでが。
要所要所はもちろん、笑えるほど細かいところまで、
小ネタがガッチリしこまれています。
ずっと昔に通った街でも、あとでもう一度行くと、
ちゃんと変化があったりして飽きません。

人の心をつかむ、職人技を感じます。

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ゲーム史に残るべき音楽

音楽を手がけているのは、鈴木慶一
(ムーンライダーズのリーダーですね)と、
そして田中和宏のお二人。
MOTHERの音楽は、ほんっとに、良い。んですよ。

特に初代MOTHERは、
赤白ファミコンの安っぽい音源にもかかわらず、
どうしてこれほど胸にしみる音楽が奏でられるのか、
というくらい名曲オンパレードです。
中でもイチオシは、クイーン・マリー宮殿の曲。
宮殿に入った瞬間、あまりの切なさに泣きそうになりました。
10歳にもならない、幼い子どもだった当時でさえ。
これ書いていても、思い出して涙がにじみます。

MOTHER2では、
初代MOTHERで使われた曲のアレンジ版なども
あちこちに使われていて、
初代からのファンを喜ばせてくれました。
スーパーファミコンになって、音源も曲数もグレードアップ。
街ごとに流れる音楽が違って、街の特色を際立たせます。
ちょっとした効果音まで、とても好きなりますよ。

MIDIとか探されて聴いてもらうのもいいかもしれませんが、
ぜひ音楽を楽しむ目的も含めて、ゲームをしていただきたい!
と思いますねぇ、強く。

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サウンド・トラック

両作品とも、サントラCDが発売されてます。
特筆すべきは、初代MOTHERのサウンド・トラックです。
ファミコンの音源そのままじゃあ、
CDとして楽しむのは辛いですから、
全曲アレンジされてるのですが、
なんと約半数はヴォーカル入りでアレンジされているのです。
英語歌詞・外国人ヴォーカルです。
これがまた、カッコイイんですわ。
ゲームとはまた違った思い入れが、新たに生まれます。
ゲームを知らない人でも、聴いて楽しいでしょうけれど、
しかしそれでも、ゲームを知って聴いた方が楽しいに違いない!

CDの最後のナンバーは、
ファミコン音源そのままのメドレーとなっています。
ゲームの進行に沿った曲順で、いろんな場面を思い出します。
ゲームファンとしては、これも重要。

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シナリオの初代。遊び心の2。

初代MOTHERとMOTHER2、どっちがより好きか。
というのはよくある話題です。
こういうのは、どちらと先に出会ったかというのも大きいですし、
年齢によっても違うでしょうね。

私がどちらをより好きかはとりあえず置いておいて、
ストーリーや世界観は初代が、
行き届いた遊び心は2が、
それぞれ勝っているんじゃないかと私は思います。

初代は正直、ファミコンのRPGにしばしばあることですが、
攻略難易度がやたら高いです。
私は主人公の自宅から最初の街につくまでに、
何度か倒れました。
子どもが何の助言も無しにクリアできるかは疑問ですが、
ストーリーの質の良さは折り紙付きです。
子どもよりもむしろ、おとなが感動するんじゃないでしょうか。

2の方が、難易度も低くストーリーも分かりやすいです。
でも、エンディングの一部であるかのような最終戦で、
私はやっぱり泣きました。
そして、2の魅力はそれ以上に、無駄な楽しさにあります。
こんなところまで、誰が見るんだ? と言いたくなるほど、
細か〜いネタが満載です。
たぶん、全てのメッセージを見るのは、
ちょっとやそっとじゃ無理じゃありませんかねえ。
ホテルに泊まると新聞を読み上げてくれるんですが、
これがまためちゃめちゃ頻繁に内容変わりますし、
大昔に通った街の人間のセリフもよく変わるのです。
プレイヤーを楽しませるのに、手間を惜しまないんです。
変なキャラクター(人じゃないもの)とか
変な場所がすごく多いですし、
小イベントもぎっしり。
これはもう、やらなきゃ分かりません

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