トップ / アバウトログリンク


2005-06-01
結局出せました。まあ十時に学校へバイトに行かねばならんので、ぼくは十時に起きました。正確には、ぼくをたたき起こすモーニングコールを九時に関係各位に頼んでおいたのですが、それからまた一時間寝ました。起きた後、これほどまでに緊張感に満ちたスペクタクルあふるる目覚めはあるだろうかというくらい。というかこの期におよんで 正午の締め切りまで一時間のところで学校着。清書用の用紙をとり、カラオケボックスで半分ゲロりそうになりながら書いた要旨の下書きを元に・・・できねー。ほんといますぐこれ書いてたときの自分を殴りたい。残り三十分切ったところでとりあえずでっち上げた日本語とは思えぬ言葉の羅列先生に持っていく。題目をどうつければいいか皆目見当もつきません。 さんざん先生の頭ひねらせてなんとか題目決定。ともかく事務課へダッシュ。あれ、なんか履修登録しなきゃいけないときも徹夜で飲んで慌ててやったけか。成長してください自分。


2005-06-03
しばらく旅に出ることにいたします。四国の山村に。なのでトリゴシショウガツはしばらくお休み。昨日の今日で夜行バスのチケットを手配し出発当日に旅行準備、宿すらとってないような準備万端さで向かいます。なぜ旅のために地下足袋までバックに入れてるか自分でも理解できません。何しにいくのだろう。ああ、やっつけ修論のためのやっつけ調査と、しばらく学校バックレてのんびりすごそうって思っただけなのでした。民俗学やっててよかったのは、サボりにも一応「がんばってるんだぞ」というエクスキューズがつくことです。そう思ってるのはぼくだけです。それにしても気になるのは梅雨入りはいいにしても、南太平洋上の台風。なんかがっつり四国地方に向かってきてるような感じ。もうワクワク。どんなスペクタクルなのやら。それではまた来世。ごきげんよう。


2005-06-10
どーも伊予柑です。帰ってきました。六月三日の金曜に出て、六月十日の金曜に帰京。まるまる一週間。いい梅雨休みとなりました。本当なら金曜のうちに更新しやがれってなもんですが、ここ現代2005年のニッポン、依然偽善がまかりとおり腐る一方とばかりにキングギドラってる弥次さん弥次さんことお伊勢参ラーなぼくですので精進落としもせにゃならんし、五限にさっそく授業は待ってるし、何か飲まずにはいられないしなテンションで、ごめんちゃれって感じです。実のところ帰って旅の余韻もクソもないままにクソまみれな便所サイトを更新する気になれなかったのです。

それはそうとして、ぼくがどういった旅路をつづってきたのか。お送りしたいと思います。

伊予国現実逃避旅行録



2005-06-12
土日とバイト2連荘。バイト先である(都合により削除)で響くノコギリの音やらトンカチの音やら。ぼくは一体ナニをやってるのだろう。学園祭準備かという感じ。何故か頭の中でヘビーローテーションでかかる学園天国。気づくと声に出して歌っている。その背後に職員の人がいるのも気づかずに。(都合により削除)が始まるとやらで、(都合により削除)とかに借り出され。

六月の一番末日にゼミの発表。現在ぼくの大嫌いワードのオスカー最有力候補ことゼミ発表。んで(都合により削除)であり上司である先輩Dより、発表の前日に最終設営に入れと命ぜられる。当然夜まで。あー死ぬのかな。つかさすがに旅疲れ。ゆっくり寝たい。朝、電車乗って座ればきづきゃ即寝。お蔭で二度目の乗り過ごし。なんとか一駅ぶんで済んだので、駅からダッシュ。寝た分チャージした体力を無駄に消費してる。

唯一の休日は月曜のみ。その月曜をゼミ発表準備にあてるしかない。

項目羅列的に今頭の中グルグルしてることをつらつらと。あー一貫してもの考えられる感じに脳が働かない。バッセンでも行こう。四六時中眠い。



2005-06-13
参りました。もう降参。日々仏滅。前回書きましたとおり、ゼミ発表の準備にあたろうと都立中央図書館に向かいました。見事休館。ハイ終了。ベンチ。天気がよすぎるのがうらめしい。即効で汗メンと化す。暑い。今すぐここで全裸になってしまっても誰もが許すのではなかろうかというくらい太陽が調子にのっている。ドイツ大使館がすぐ傍。なんだかそこに突入したくてしょうがない。ノートパソコンをケツ間に挟みつつ、ヘソ部分に「ここをクリック」とマジック書きし、亡命を申請してみてはいかがでしょうか。 結局取り合ってもらえなかったので、平成三年はどちらでしょうか?と今一番気になってる質問してみるも、眉間に鈎十次の焼印を押されそうになったので早々に退散いたしました。本当に暑い。頭からグツグツという音が聞こえてきそうです。聞こえています。

大学に向かい、同期から「学会発表の題目、事務局に送った?」というパルプンテな言葉をかけられる。そうですね。送付期限は15日ですね。今すぐ教授のもとに相談行ってみますよと行くも先生は出張中だと知る。とりあえず題目は仮題でやっつけで送付することがすぐさま決定。別の同期はきちんと教授に相談し、研究発表の方向性を詰めているわけですが、それはそれ。よそはよそ。うちはうち。我慢しなさい。ケーキじゃなくうまい棒にしときなさい。そういうことです。でもまだ書いてません。帰りがけビール飲んでやけに頭を痛める。帰宅後もぜってーかかねーですね。14日の午前中書いてポストに投函すればいいんです。

帰ってみればうちのバイオさまがウイルスにやられていやがります。しかもノートン様が対処しきれてない。なんで削除できないんだこのウイルス様。ゼミ発表の準備に関しては最悪の事態を想定せねばなりません。もうなんなんだこの一日。暑い。



2005-06-14
バイトであっても、気分がリフレッシュするという話。

自分の研究室に詰めておれば時給という名の物が何でも手に入る物質が発生する現象の中に身をおいてるわけですが、監督役の教授がいるために、とりあえずは八時間ばかし研究室をほぼ出ることなく苦しく拘束さるるわけです。ただ、今日は教授が出張に出かけまったくいない日。完全フリー。解き放たれたプロメテウス。なので、普段なら研究室でそそくさと買って来た弁当をつつましやかにかっこむところ、大手を振って先輩や研究室を訪ねてきた同期と飯を『外』に食いにゆける。別にそんな小さな自由に対し、自分らは民主化される前の東欧圏よろしく、謳歌せねばいいのですけれども、なんとなくテンション上がる。冷静になってみれば瑣末な話をここに書かなくていいわけだけれども書かずにはおれぬ。とりあえず同期はそこでオサラバだというので先輩とぼく残った二人。さて魅力的な『外』なる世界にほうりだされた我々が行き着く結論は一つ。「バイト中にもかかわらず、喫茶店に行ってサボってみよう」という最近のマジメ中学生ですら「当たり前じゃん。ナニをそんなにドキってんの?」ばりのドキドキエスケープなる魅力に取り付かれた先輩とぼくは迷うことなく、遠出して気になるカフェに。またここが居心地のいいの何の。気づいたら研究室を正午きっかりに出て、それから三時過ぎても帰らぬ始末。どんなダメリーマンとOLなのだという画。タイムカードを押した自分、今すぐギザギザ状の石の上にお座りなさいという、倫理的なもう一人の自分を麻縄でグルグル巻きにして、そこからだべるだべる。結局まったく作業せずに一日終了。タイムカードを打刻しておしまい。

しかしまだぼくの一日はおわらない。家に帰り、電話が鳴る。車でお前の家に来た。頭のおかしい奴らそろえたからお前も当然来い的な連絡をうけ鍋開始。酒をちまちまたのむものの、めんどくなり焼酎のボトルを一瓶いれ、酔っ払っう。もはやナニを言ったのかまったく記憶からすごいスピードで過ぎ去っているけれども、ただ一つだけ覚えているのは、その場にいたねーちゃんが病院に勤めてるものだからいい精神科医を紹介してあげるなどという話が飛び出したこと。神様、その直前の記憶をプレイバックしていただけませんか。何でそういうドぎついのだけ記憶残しておきますか。とりあえず酔っ払ったらやることは一つ。ボウリング。身体がバラバラになりそうなまま、投げる。投げる。結局場内最終時刻のアナウンスがなったところで解散。ゼミ発表がせまっている、なる言葉を今頭の中で反芻しながら、まったく回転せぬ頭で駄文垂れ流しをしてるというわけでございやす、と。おあとがよろしいようで。



2005-06-15
ファッションリーダーなぼくは雨に合わせたコーディネートを怠りません。無論学校ことバイト先へはビニール傘をアイテムにTシャツ、ハーパン、サンダルのビッグスリー・ユニット。しかもそのサンダルは百円単位のセレブすぎるビーサン。ピーコ先生が、割ったオレンジグラサンのレンズでぼくの喉笛を正確に真一文字に切り裂くのではなかろうかというくらいパーフェクツ・チョイス。ともかく会う人間といえば、バイト先の人くらいだからどうでもいいのです。道すがら、窓などに映る自分の姿を見て、どこの仕事明けアニメーターかと思った。相変わらず、自分の姿をふと見てしまうのはつらいものがあります。光の反射とかいう現象がなければそういうことで悩まずともよいというのに。ポルナレフの妹も殺されることがなかったというのに。どうでもいいです。えーと世間で言う24歳らしい格好とはどのようにすればいいのですか。