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2000
1/19 QUE 2/7 LOFT 3/4 渋谷屋根裏 4/14 NEST
私にとっては初めてのBYG。せまーい。まるでインストアライブみたい。靴脱いで、座敷みたいなところでごはん食べながら、お酒飲みながら見る感じ。でも、まぁ、普通のライブハウスだってお酒くらい飲めるもんね。どっかり座れるっていうのは魅力だけども。こんな明るいところで見るの、なんか慣れない(笑)
特になんの変わったこともなく、静かにメンバー登場。今日はARCHファンより、以前プロデュースでお世話になったという井上さんのファンの人の方が多そう。しかし、あったかく迎えられて、雰囲気はいい感じ。
出てきた中村君、早速カンペを取り出す。
中村君「こんばんは、ARCHです。今日は食事しながら、飲みながらね。楽しんでって下さい」
♪Sweethearts
おー、なんだかリラックスしている。そんなに笑顔で演奏しているのは久しぶりじゃない?ってくらい。音もアコースティックだけど、ゲンショウさんのパーカッションが入ってるからか、全然厚みもあるし気持ちいい。なんか、あったかい感じ。
中村君「今の曲は井上さんと一緒に作った曲で」
と、対バンの井上さんとのつながりを。井上さんと、つながりのあるゲンショウさんにも触れて、
中村君「ゲンショウさん健在です」
とか言って(笑)失礼に当たらないの?(笑)入口でポスターもらったと思うんですけど、と中村君。・・・もらってないんですけど!
♪Ride On
いいです、いいです。永田君、座ってても渾身のプレイに変わり無し。3人の息がぴったり合って、文句なしです。
今回は1曲終わる毎にMC。まぁ、MC好きな私としては楽しいけど。ここでは前回のライブからずいぶん久しぶりって話を。そうだよね。確かに久しぶりだね。
中村君「そもそもこの二人(メンバーのこと)に会ったのが久しぶりで。永田くんは最近biceのサポートとかやってて。永田くんはそれやってなくても大体何やってるか分かるんだけど、君は何やってるの?」
と、べっこうさんに。会場からもくすくす、と笑いが。沸せるトークで飛ばしすぎたのか、のどが渇いたと言ってドリンク飲んでました(笑)
♪夜にかかる虹
これをライブ聞くのもあまりないんじゃ?対バンとかある普通のライブでこれを持ってくるとなると、時間の都合でライブの構成が難しくなっちゃうもんね。こういうライブならではって感じも。中村君の声が細かいビブラートでものすごく効果だしてました。ちょっと永田君側のChoがマイクの音量でかかった気はするけど。
ここでライブ告知。それから、この日の為に作ったというクリスマスソングの紹介。カバーしようと思ったけど、作った方が早いでしょってことで作ったそうです。(細かい言い回しとか、もう忘れちゃったのですいません)
♪(タイトル忘れちゃった)
目をつぶって始まったこの曲。Choの入り方が素敵ってこと以外、実はあんまりよく覚えてなかったり(^_^;) まぁ、あまり奇をてらったようなものではなかったかな。
ここで、目の前に座っていた女性の携帯が鳴って退場。
中村君「トイレですか?ごゆっくり」
なんて見送って、たくさんMCを。なんだかたくさんしゃべってると思ったら、退場した彼女を待っていたらしい(笑)で、帰ってきたら拍手で迎えよう、ということになり、実際のその通りになると、戻ってきた彼女は多少恥ずかしいそぶりを見せながらも、「ありがとう、ありがとう」と、英雄ポーズ。なんか、楽しかった(笑)
♪Brighter
もうね〜、この時どんなに嬉しかったか〜。この曲も通常のライブではあんまりやってくれない。ワンマンとかだとさっきも言ったようにライブの構成がとれるからいいけど、普通の対バンのある短いライブの時はそれはなかなか難しい。この曲の為だけに永田君はアコギを用意しなきゃいけないしね。いや〜、久しぶりにこれが聴けただけで、来た甲斐があったって感じ。大満足です。
はい、またまたMC。今度はラジ@flamin'の話を。次回はARCH のお二人をゲストに迎えるのだそうで。あれ、なかなか聞きにくいんだよね。
♪Boy meets girl
この曲でライブはおしまい。全体的になごやかだったな〜ていう印象。この日はARCHのお仲間の人たちが一番後ろの席でかなり盛り上げていたのもあって、雰囲気は楽しい感じだったと思う。ただ、ここでのライブばっかりだったら、私はきっとそのうち飽きるだろうなって思った。最近はARCH仲間が徐々に減りつつあり、この日のライブを境にライブに行かないことを決心した友だちもいた。メジャーを離れて色々あると思うけど、ファンとしてはARCHがしっかり活動してくれればそれでいいのです。元気な活動を期待します。
nestよりも実はこっちの方が魅力的だったりして。対バンのオリラブのせいでチケットとれなかったらどうしよう?!とか思ってたのに、全然スカスカ。テレビまで入ってたはずだよね?!一体どうしちゃったんでしょうか。
長丁場に疲れないように、とカウンタに座っていたらスタッフがうるさいくらいに前の方に行けと叫びに来る。どこで見ようと勝手じゃないの、カウンタに座っちゃいけないなんて決まってないじゃん。確かに人が少ないし、テレビ入ってるのにこれじゃあさびしいかもしれないけど、こっちだって無料で見てるわけじゃないのにね。でもちゃんとARCHの番になったら前進。全く苦労なしですごい前まで行けました。いいのかな、というほどに。
♪Close your eyes
大方の予想を裏切らずに、オープニングはこの曲。コーラスのリバーブのかかり方がきれいで、気持ちいい。
久しぶりのARCH。ちょっと時間が空いたし、中村君のHPでは新曲や昔の曲も合わせてるっていう話だから、少しだけ期待。その新曲で、ARCHの方向性が分かりそうだしね。
久しぶりだけど、当たり前のようにいつもの感じでARCHが登場。あ、でも中村君はちょっと髪の毛が短くすっきりしていたかな。
♪Summer Clappin'
ちょっとシンバルの音が高いかな、耳にキンってくる。でもやっぱりもうすぐ夏!というこの時期にこの曲が来るのは嬉しい。なんだかちょっと安心する。
♪Sweetheart(新曲)
なるほど。まずは「なるほど」て感想。曲の雰囲気としては”夏っぽい「そして街の中へ」”て感じでしょうか。この曲は中村君の歌い方にすごくクセがある。
ここでMC。今やった「Sweetheart」について。この曲は次に発売になる(9/20発売だそうです)マキシシングルの2曲めの曲になるそう。で、ずっと腕をかざしてしゃべる中村君。その姿がおかしくて、会場からは小さな笑いがクスクスクス、と。すると、
中村君「ちょっとまぶしくてね」
と、普通に答える。それがまた妙に小さな笑いを引き起こしたりして。段々とそんな風に色々話しているうちに、段々と客席との距離が縮まって、いい空気が生まれたきた。と、そこで、
中村君「どうも、ARCHでした!」
スパッ!と言い切る形で会場の爆笑を誘う。はい、つかみはOK!!
♪この瞬間のすべて
うん、この曲も嬉しい。なんだか中村君が嬉しそうにミナガワさんを振り返ってにっこり笑顔を浴びせていた。途中、中村君恒例の”水グビ”もありました。
♪鼓膜
いいですね。この曲をライブで聴くのは。こういうテンポの曲がライブで心地よく聴けるバンドって、実はそんなに多くないような気がする。ちょっとコーラスのバランスが、力入りすぎっていう印象はあったけど。コーラスにももう少し深めのリバーブとかが入ったらいいのに。
♪Traveller's Tale(新曲)
うーん、ここで「やっぱり今日はEGの音がいいな」とうなる。これはミディアムテンポで、まさに”青春ソング”!って感じ。(そんなんじゃわかんないってば(^^;))私的には結構好きかも。
で、ここでべっこうタイム。が・・・スマン、どんなネタだったか忘れてしまった(^^;)べっこうさん、ごめんなさい。で、その後に告知して。例に違わず、中村君はあんまりスケジュールをちゃんと覚えていてくれません(笑)曖昧な発表で、私設管理人としては嘆くしかないのです。こうなったら中村君のHPで発表されるまで待つしかないのだ。アロハのページは最近全然更新してくれないしさ。
で、なんだか永田君の車が壊れた、という話を。前がへこんでバンパーがイッちゃってるそうで。中村君、その助手席に乗っていた時に、バイクの人が親切に前が「あいてる、あいてる」て教えてくれるんだけど、中村君はその人に向かって大きく腕でバツを描きつつ、「あいてない、あいてない!」と返した、とか。この話が爆笑ものでした。おまけに永田君の車に指で「ARCH号」って書いてあった、というエピソードとか、ギアが2速までしか入らないだとか、「ARCH号をAfter me号にかえておいた」とか、ポンポンいい調子で爆笑の渦をつくって。しまいには次のセロファンを紹介(紹介するっつーか、よくイベントの時に最後まで見てってもらう為か、「次は○○さんなんで」とか、「後に○○さんが控えてるんで」とかって言うアレです)する時に、
中村君「今日セロファンのファンの人たくさん来てると思いますけど、僕の方が絶対ファンですから」
と言って爆笑と、妙な好印象を与えてました。
♪Flashback '99
こないだのNESTの時もイントロのアルペジオを中村君かすかにミスったけど、今日も一発スカッてたような(笑)
♪Close your eyes
前曲で中村君がミスったと思ったら、今度はもう少しわかりやすく永田君がやっちゃってました(笑)人間味があって、それはそれでいいんです。個人的には。
ん〜。最後は最近欠かさないこの2曲ですか。派手でいいんだけど、私的には結構飽きの来る曲なんだよな。露出が低ければ、逆にもっと愛してるかも。曲が悪い訳じゃないんだもの、当たり前だけど。それにしても驚くほど2nd Album(「新しい旅」)からの曲がないなぁ。てゆうか、「新しい光」と「on a rainy day」なんてシングルなのに全然登場しないし、どころか最近会場で配られるアンケートにある「やって欲しい曲」に書いた曲は結局登場してなくて。まだまだ欲求不満は続くのだ。
下のライブレポの行間からもにじみ出ているARCHへの愛。その形がなんとなく変わり始めて。色々思うところがあったり、迷うところがあったり、そんなこんなの中でアップできないままでいたらすっかりライブの内容がどういうものだったか記憶が薄れていることに気付きました(^^;)とりあえず、セットリストとおおざっぱなMCの模様を綴ります。
スタンバイするARCHご一行様の中に、なぜかゲンショウさんがいない?! 中村君、マイク通して
中村君「ゲンショウさんがいないんですけど」会場:笑
慌ててゲンショウさん登場。なんでだか、後ろでずっと待ってたんですって。逆に驚いてた(笑)
♪Day light dreamer
-MC-
まずはごあいさつ。回ってきたイベントとか。東京は久しぶり、とか。そんな感じ。
♪RIDE ON
♪ここに二人だけ
パレード列車の紹介の為に、クルーエルレコードの話を絡めたり。で、
中村君「じゃあ、なつかしい曲を」
と言ったんだけど、
永田君「『恥ずかしい曲を』?!」会場:笑
いや、私にもそう聞こえました(笑)
中村君「”恥ずかしい曲”はやらないよ!」会場:笑
♪パレード列車
-MC-
告知。なんか、時事ネタで「孫」の話とかしていたような・・・。それからメンバー紹介。
♪鼓膜
ライブで聴くこの曲はいつもとても耳に心に気持ちいい。
♪Birthday
続くこの空気感も。
-MC-
べっこうタイム。なんか、ものすごく笑った気がするけど、どんな話だったかな(^^;) で、トラブルが発生したとかでちょっとゆったりとMCを。チューブの話とかも出てたかしら。
♪Flashback '99
♪Can you hear me?
-MC-
そろそろ結びの言葉を。またこういう企画をやります、と。
♪そして街の中へ
♪Close your eyes
ライブの雰囲気自体はとても良かったし、演奏も悪くなかった。もちろんMCも楽しかった。でも、ARCHならなんでもいい!という盲目状態から脱した今、”中村君企画”という看板に期待していた私にはこのセットリストはあまりにさみしすぎた。リリースのタイミングもキャンペーンも意識しないカレンダーの中で、しかも”中村君企画”のイベントならば、もっともっと新旧とりまぜて、というか、まんべんなく吸い上げてくれるのではないかという勝手な期待があったからでしょう。期待するのはこちらの勝手だし、いちいちファンの希望を全部吸い上げていたらそれこそほぼ全部の曲をやらなければならなくなるのも分かってる。でも、「なんかやってくれそうな感じ!」という期待値を持ってイベントには参加するものでは?ワンマンにはワンマンの、イベントにはイベントのそれぞれの良さがあって、たとえばそれが「アロハフェス」のようなイベントだったら、ARCHご紹介版セットリストでも納得がいく。でもこのイベントにはもっと違うものを期待していたのに。こうなってくると、もう皆勤賞は望めないなぁ、という少し肩を落とす気持ちになった。
ワンマンですよ、ワンマン!!もう、待ちくたびれたったら!ああ、あんな曲や、こんな曲も聴けちゃうのかな、ドキドキドキ♪期待に胸は高鳴るのだ。整理番号2番!もちろん最前GETです。かぶりつきだぜ、Yeah!! 1年以上も待たされたんだから、たっぷり頼ませてもらうよ〜っ。
あいにくのお天気の渋谷。この日は全国のARCHファンも詰めかけたとのことで、会場はまぁまぁの入り。最近ライブで見かけなくなっていたギャルたちの顔もある。それだけでもうワクワクしちゃったりして。久しぶりのライブ前の喧噪。どの顔もなんだかやわらかい。そして、ちょっと興奮しているかな。
SEはおなじみのもので、それにみんなが反応して歓声があがるとその声を縫ってARCHの登場。初心にかえったって感じで、ネルシャツです。全体的に、髪の毛は伸び気味。そして中村君、恒例の「出てきた瞬間水をクビッ」本日も健在。
♪Close your eyes
中村君ステップ、少〜し変わったかな。足をあげる角度が(笑)←マニアックすぎ??? 大方の予想を裏切らないオープニングで会場はノリノリです。あら。中村君、顔がちょっと太った?
♪午後の舗道
わーい、この曲好き好き〜。まさか2曲めに来るとは思わなかったからなんか嬉しい! ゲンショウさんの力強い低音が気持ちいいんだ! 中村君はまだちょっとカタイ?声が一瞬裏返って、ちっ、ていう表情が一瞬チラリ。悔しいのですね?
中村君「こんばんは、ARCHです」会場:拍手
いつもよりたくさんの拍手の中、中村君は後ろを振り返ったり下を向いたりとなんだか忙しい。静かなこの空気の中を縫って 会場:「中村君、お誕生日おめでとう」 一人が言うと、続いて何人もの人が口々に「おめでとう」「おめでとう」と、あたたかい拍手。しかし、なぜか中村君はべっこうさんと二人向き合って笑っている。笑い声こそあげないものの、結構な勢いで笑っている。・・・なんで笑っているの?なんでなんで? にこにこの会場の拍手の最中、もう一度
中村君「えー、こんばんはARCHです」会場:笑
てっきり「ありがとう」かなんかが返ってくると予想していた客席はちょっとした笑いの渦。
中村君「なんで、笑うとこじゃないよ(笑)」会場:笑
ま、そうだけど(笑)バンド名言って笑うって、確かに違うけどさ(笑)
中村君「えー、今日はツアー最終日」
反応がないと、お約束。
中村君「あんま興味ないですか」会場:笑
やっと東京に戻って来たよ、話を。して終わるかと思ったらチューニングが終わらないご様子。で、加えて渋谷屋根裏も久々、とか。ただいま、とか。ほのぼのトーク。でもちょっと緊張している? なんか、途中で噛んだよ(笑) それでもチューニングが終わらない。ぽつりと
中村君「いや、ちょっとこれ反応悪い」
とぼやくと、すっと反応したべっこうさんが中村君の方を見る。で、気付いた。
べっこうさん「こちらはどうしたんですか?」
べっこうさん、結構真顔で中村君のギターのお尻からぷらん、と垂れ下がったままの(つまり、つながれていなかった)シールドを手に問いかける。一瞬凍り付いたみたいな中村君。会場、大爆笑!!(史上最高の爆笑だったかも)
中村君「ここ!ここです。笑うとこ」
と、強気に場を取り繕っているけど、苦笑いです(笑) 会場の爆笑はいまだ消えず。大にぎわい。ひとしきり笑い、まだまだ余韻の残る中気を取り直して
中村君「さっ、じゃあ小さな笑いをとったところで」
小さくないよ! ←と、このつっこみ、つぶやきを越えてしまったのか届いてしまいました(^^;)
中村君「大きすぎましたか」
とちょっと反応して、しかし急ぎ足で次の曲紹介。
♪RIDE ON
ささ、気を取り直して。小さな失敗を振り切るかのように、熱く歌う中村君。この曲の歌い方、いいよね〜。中村君の声じゃなきゃ嫌だなぁって気分にさせるくらい。
♪鼓膜
一瞬の曲紹介から、この曲へ。冒頭のkeyのキラキラキラ、て音がドキドキ感を誘う。やっぱりCDよりライブの方がいいなぁ。さりげないこの感じが気持ちいい。これなんで普段のライブでもやらないのかなぁ?逆にすごくライブ向きって気がするくらい良かったのに。
♪Birthday
ん〜!!ニクイ演出! 「鼓膜」が終わって静かになったところでタメて、きれいに入る「Birthday」。シビレました。この曲順は鳥肌! そして特別な気持ちでこの曲を聴いてる。きっとここにいる誰もが。私は密かに「to you」をハモッて、勝手にお祝いしている気分を味わったり。ほんとにジ〜ンとしみ入る感じだった。
ここではメンバー紹介を。ミナガワさん・ゲンショウさん(ゲンショウさんを紹介する時によく見えるようにしやがんであげてる中村君の姿がグー)ときて、一瞬それで終わるかのような間をとった後、永田君の紹介。続いてべっこうさん。最後に
中村君「僕です」会場:笑
中村君「ツアー楽しかったですね。・・・まだ終わってないですけど。・・・いえに帰るまでがツアーですからね(笑)」会場:笑
で、なぜかこの日はいつもよりMCがウケなくて。(なんで?)ちょっととまどった表情の中村君。
中村君「いや。あんまりしゃべるとね。ワンマンといえど怒られますから(笑)」には会場:笑
中村君「じゃあ”明日へと”っていう曲を聴いてください」
と、曲紹介がかっこ良く決まったその瞬間、ジャン!と、キーボードの音が! すかさず、
中村君「ミナガワくんです」
と、ご紹介。これには会場大爆笑・大拍手。弱った顔のミナガワさんもキュートっス。しかもものすごく小さな声で
ミナガワさん「またやってしまった」
て言ってたの、みんな聞こえていたかしら???
♪明日へと
冒頭は中村君のボーカルが全面に出る構成のこの曲。私はVoが細かいビブラートを使って歌う感じはあまり好きではないんだけど、この曲の中村君のビブラート具合はなんだかはかなくてせつない感じが曲に合っていて、それはきっと声に広がりがあるから、とかそういう要因もあるんだと思うんだけど、なんだかとってもいい感じだった。その声が聞き手の心を震わすんだね〜。
♪Morning
ここは泣きの構成ですね。けど、力強い。中村君の顔も永田君の顔もイッちゃってました。
♪LIFE
お〜。ここでこれですかっ。最近なんだかとってもこの曲が聴きたかったので嬉しい。ハーモニカの取り出し方もどんどんさりげなくなってます。ハーモニカのプレイも最初の頃より気持ちが伝わる感じでグー。エンディングまでフルに入ってるアレンジ。
べっこうさんと目があった中村君、
中村君「しゃべってみますか?」
会場は拍手で促すけど、べっこうさんは「いや〜」て顔。どうやらべっこうさんのMCの場所は別にあるらしい。
今日はどうも中村君のMCがうまい具合にいかなくて。この時は「屋根裏久しぶり」というような話をしていたと思うんだけど、会場も困ってるっていうか。その言葉にどう反応すればいいのか今いちつかみ切れていなかったかな。で、永田君に助けを求めて。永田君もラジオのみたいな名つっこみが入ればいいんだけど、そういえばステージでしゃべるのは苦手って言ってたっけ。中村君が振って。永田君が相づちを打って。ちょっとマニュアル通りって感じのやりとりにべっこうさんが思わず吹き出してしまって。
べっこうさん「会話の少ない夫婦みたいだな」会場:爆
これはウケたウケタ!(笑)
で、この曲の紹介。
♪Orange Sprite
本当はインディーズ時代の話とかもうちょっとしたかったんだろうか? 寧ろしてくれた方が嬉しかったなぁ。 この曲はピックを口にくわえた永田君がメンバーの方を向いて細かいアルペジオを弾いて始まる。目をつぶってそちらの世界にいってしまった中村君が大事に大事に歌い始めると、あたたかいベースがかぶさって曲が流れる。中村君の意向とは違うかもしれないけれど。やっぱりインディーの時の曲がかかると嬉しいのだ。(この曲CDとは全く違うアレンジに変わってしまったけど、でも好きだ)
♪ここに二人だけ
音が一変するって感じ。違和感は全くないんだけど、やっぱり時代によって曲のカラーが違うね。この曲はこのライブが初のお目見え。CDでは大友さんとダブルボーカルのような形でやっているんだけど、こう言ってしまったら怒られるかもしれないがこのライブバージョンの方が断然良かった。コーラス、べっこうさんでいいじゃんっ、かっこいいじゃん!て。でも本人はキーが高くて大変だったりするのかな?(謎)
さ、やってまいりました、べっこうタイム!
まったりと話し始めるべっこうさん。大阪では大変にことになっていたらしい。
中村君「大阪では酷評でしたからね。『殺せ!殺せ!』みたいなね(笑)」会場:笑
そ、そんなぁー(笑) そんなファン嫌だよ〜(笑)
べっこうさん「4箇所こんな感じでやったんですよ。まさにこの曲間のここで!・・・まず福岡」
中村君「ちょっと待って、全部やんの?!」会場:笑
べっこうさん、結構本気?て感じで、福岡のMCの話を。で、大阪まで行ったところで、中村君STOPが(笑)
中村君「ロフトプラスワンでやればいいじゃないですか(笑)」会場:笑
※ロフトプラスワンはよくトークライブをやっているのです
とうとうべっこうさん、
べっこうさん「すいません、かんべんしてください!」会場:笑
え〜、本当は最後まで聞きたかったのにな(笑)
中村君「べっこうさんです!」会場:拍手
♪夜にかかる虹
この曲もライブでは初登場。今回のツアーでは初登場の曲が結構いい味を出していた気がする。
♪Flash back '99
CDの並びと同じ曲順。ねらいかな? 最近ではライブの最初に聴くことが多かったので結構新鮮な位置だったかも。
♪Can you hear me?
おー。結構疾走感が出るなぁ、という感じ。中村君と永田君が交互にギュ〜ンと鳴らすギターフレーズがかっこ良かった。あと、♪あーあーあーあーあー こんなに近くに の所のギターの音が太くていい感じ。ただ、サビを中村君が一人で歌うのは聴いてる方も忙しくて息が詰まりそう。コーラスさんにお任せしてはダメなの?せっかくのサビなのに。
中村君「えーっとですね」
とMCが始まると、期待を胸に会場の視線が集中する。と、
中村君「そんな毎回おもしろいことばっか言うわけじゃないです(笑)」会場:笑
で、ここで告知。4/14のライブのことを。出演者をつらつらと紹介した後に、
中村君「あとoasis」会場:爆
(ちょうどこの時oasisが来日していた時期でした)
中村君「出ないかもしれないけどね(笑)」会場:笑
中村君「昨日oasis福岡行った人います?いるわけないですかね(笑)昨日なんかボーカルの人4曲歌って帰っちゃったらしいですよ」会場:え〜(驚)
と、このネタで一瞬会場はざわざわざわ・・・。で、チューニングしながらものすごいあいまいな宣伝をしつつ。
中村君「音源もそのうちね」
永田君「”そのうち”・・・(^^;)」
中村君「やー、あんまりはっきり言っちゃうとね。『遅れてる!』とかね」
永田君「あー・・・」
そんな言い方しないと思うんですけど。そりゃあ好きな人のCDですから、当初の予定より遅れたら残念がるけどさ。そんな言い方しないと思うんですけど。ウケちゃったけどさ。ちょっとひどいよね。(て別に自分のこと言われてるってことでもないんだけどさ。なんとなくね)
中村君「ざっと20曲やったんですけどね」
会場は半分笑うって感じで。で、なぜか永田君とべっこうさんまでも妙にひっかかる顔してたりして(笑)
中村君「ちょっと微妙だった?(笑)」
MCを続ける横でべっこうさん曲順表見て数えたりして(笑) で、最後の2曲って紹介して。お約束通り「え〜」て返ってきて。
♪そして街の中へ
最近思うんだけど、この曲聴くとなんかひょうきん族が終わるっていう感じがする(笑)←古いってば 今日はずいぶんテンポが速いなぁ。そんなに焦って終わらせないで〜。
♪交差点(crosstown)
はい、ハネてハネて! 私は最前だったから会場がどんな感じかは分からなかったけど、少なくとも私の周りいったいはノリノリでした。(以前のQUEほどじゃなかったけど)楽しい!
〜アンコール〜
さっくり去っていくメンバー。もちろん拍手は鳴りやまず、アンコールは続く。ここで振り返って、結構密集している会場に安堵の表情。最近ライブでお見かけしなくなっていた人たちも今日は復活しているみたい。良かった。
アンコールで戻って来たメンバー。なんとゲンショウさんが「on a rainy day」の時のキャンペーン用で作ったエプロンをして出てきた。なぜだか異様に似合っているんですけど(笑)思わずポーズまでとってたりして。これが大評判でした。
♪Summer Clappin'
中村君が曲紹介をすると小さく歓喜の声が響いた。やっぱりこの曲のファンは多い。もしかすると「Morning」より多いんじゃないか? ライブにはもってこいだし、やっぱりこの曲が聴けると嬉しい。曲が終わった後も拍手が鳴りやまないくらいの大絶賛。
MCはなんか大爆笑の連続だった気がするんだけど、なんだったっけ??? 昔話に花が咲いていたような。そんな記憶。なぜだか中村君が腰に手をあてて、ちょっとふてくされたような顔をしていたのも、この辺りだった気がする。(その表情がすん・・・ごくかわいかったんだって!)
♪Younger than yesterday
うわー、これで来るか!とドキドキしてドラムのフィルインを聴いて、ココ!と思ったところで永田君が大事な一発めをスカッ。ゲンショウさんとアイコンタクトをして大笑いの顔。いいなぁ、こんな表情。アンコール2曲ともインディーの曲。もちろん今やってる曲も大事だけど、いつまでもこうしてこの頃の曲をやってくれるといいな。その時ARCHに出会ったあの新鮮な感情が呼び戻るから。
曲が終わるとすごくいい顔したメンバーが続々とステージを去っていく。中村君は
中村君「ありがとうございました」
と丁寧に言って手を振る。ファンはまだまだ興奮が冷めず、ダブルアンコール。結構長い間コールして、一度ステージを片づけに来たスタッフさんも思わず楽屋に行ってみたりして。しかし、せっかくのワンマンファイナルでも特別だということはないらしく、ちょっとした期待も見事にくじかれてしまった。手が痛くなるくらい拍手していたので、とても残念。こういう時やってくれるアーチストとそうでないアーチストの間にはどんな違いがあるのでしょうか?(色々大人な理由があるんだと思うんだけどね)
ライブ自体も楽しかったし、一丸となってる空気の会場も良かった。難点は「短い!」ということだけだった。ほんと、まだまだ聴きたい曲がいっぱいあるよー!(>_<)
毎月ARCHに会える幸せ。これって本当に私にとっては大きな幸せでして。ここ最近は毎週土曜日にARCHのラジオチャットで盛り上がってるのもあって、さらにその放送をダビングしたり、昔のライブの音源をダビングしたり、と、本当にARCH漬けの日々を送っていて、だからこそ余計に「早く本物に会いた〜い!」と、禁断症状にも似たため息が繰り返されていたのです。指折り数えてこの日を迎えてしまいました。そのくらい楽しみにしていた人、他にもきっといるよね?
新宿LOFTは実はこれが初めてで、(このライブのチケット買いに寄ったりはしたけど)昔のLOFT(もライブを見に行ったことは実はないんだけど)より広くなったっていう噂を実体験だわ、とか思っていたら、ほんとだ。ちょっと広い感じ。中の雰囲気はさすがに同系列だけあってロフトプラスワンとちょっと似てる。めちゃめちゃ番号が良かった私たちは最前ど真ん中をいただき!(きっとこれでこの日ライブ行ってた人は誰が私だか分かっていることでしょう・・・///)宣言通り、今日は中村君、かぶりつきです(笑) 登場前にえみさんが「セットリスト見えますよ」と言うので身を乗り出して見てみると、私の予想とは違う曲順。おー、いい意味で裏切られた。Bravoくらい時間がないかと思ってたけど、6曲だったらそれよりはちょっと長くやってくれそうだしね。
いつものSEに乗って登場のARCH。一番にべっこうさん。・・・あら、今まであんまり気づかなかったけど、べっこうさんも結構背が高いんだなぁ。一瞬足下ばっか見てたら誰だかわかんなかったよ。今日のお召し物はQUEで中村君が着ていた七部袖のティーシャツの逆の色あわせで、袖丈は長袖でした。で、ゲンショウさんが小走りにやって来る。ちょっとお茶目。charcoalの時は後ろでライブを見ていたミナガワさんはいつもの感じ。永田君はあんず色のシャツ。中村君は久々にポロの淡い青のシャツ。今日は3人ともスニーカーじゃないのは偶然かなぁ? 中村君、髪の毛のびてます。ちょうど「In the cross town」のジャケくらいかしら。(こう、レンズをのぞき込んでる感じの) 全体的に向かって左から風に吹かれたみたいな形になってます。
中村君のあいさつから、
♪Flash back '99
QUEのゲンショウさんがとっても良かったから、今日ももしかしたらど真ん中をいただいておきながら「ちょっと中村君、ゲンショウさんが見えないわ」て言ってしまうかも、なんて冗談で言ってたけど・・・中村君が歌い出したその瞬間からもう中村君にワシッ!!てハート掴まれて、あうーーー、カッコイイ・・・・と、一瞬にしてトリップ状態。なんて今日は力強い歌い方をするの、王子ったら!!(※えっと、分からない人に解説、ですが、その昔雑誌の取材でべっこうさんが中村君のことを彼は王子様タイプなんで」と言っていたのが最近チャットで盛り上がったのです)
♪LIFE
久々にLIFE!! 後ろのポッケから取り出したハーモニカを子供がとうもろこし持つみたいにかわいらしい感じ(←いや、本当はもっとかっこいいです)でマイクに押しあて、目を閉じて力一杯吹く中村君。キーン!と、大きなハウリが響くとちょっと気にした感じだけど、でも力強さは衰えず。ハーモニカを心配していた昔が嘘のよう。そして、考えてみたら一体いつギターをとりかえたのだろう? この曲はAGなんだよね。今日は赤い大きめのAG。そしてそして、エンディングがちょっと変わったのだ。中村君のハーモニカ攻撃のままで終末を迎える感じはより力強さを演出している感じ。悦に入った中村君の顔が、いっそう引き立てるよ!思わず、「そうきたか・・・」と、つぶやいてしまった。
中村君「こんばんはARCHです」会場:笑
中村君「本日はお足下の悪い中・・・(笑)」
で、会場「え?」て。だって、天気良かったし。何の足下がお悪いの?(あ、もしかして開演前に私がウーロン茶ぶちまかしたから?!←知ってるわけないんで)
中村君、なんか2言3言しゃべるが、会場シーーーン。 そう、いつもにも増してお客さんがとーーーくの方で固まっていて、しかも会場とても暗いし、本当にいるんかいな?!て、つっこみたくなるくらいリアクションが薄いのだ。
中村君「えーっと、静かな、感じでね(^^;)」
そしてやはりセロファンの話を。インディーの頃からよく対バンしてたって話で。ここでセロファン ファン(←これくっつけると読みにくいね)のハートをワシッ!とする企み?(だって会場暗いから企みが功を奏したのかどうか分からない!) シーン、としたままなのがバツが悪い感じで、最前のファンがみんなクスクスクス。つられて中村君も
中村君「へへへ(笑) いやいやいや(^^;) まぁそんなね。かたくならずに」会場:笑
んー、でもやっぱりなんかシーンとしてるの。中村君、なんか足下をさわっていたので、おいらがんばりました。「べっこうさん、風邪大丈夫ですか」
べっこうさん「うん、もう大丈夫です。ありがとうございます」
ニタニタって感じのべっこうさん。(まぁ、大体そういう表情なんだけどね)
中村君「知り合いですか(笑)」
べっこうさん「ええ。ちょっと。友達」会場:笑
もちろん、ジョークです(笑)
中村君「(急に元気な声になって)12月に『TRANSIT』っていうアルバムが出まして。良かったら買ってください」
という紹介と共に、
♪RIDE ON
最近ずっと頭の中にこの曲が流れてて。サビのとこが。しかもこの中村君の独特の節回しのままで。それが結構気持ちいいんだな。クセになる曲だったんだね。一番おいしいところ、マイクにエフェクタがかかって深いコーラスが気持ちいい。ほんと、「流されて夢の中へ」そのままの気持ち。ん〜、こんなに気持ち良くさせてもらっちゃっていいのかなぁ。
中村君「えー、『RIDE ON』という曲でした。ありがとうございます」
ちょっと間があって、
中村君「えっと、今日は何曜日でしたっけ?」
と、後ろを振り返ったり。
中村君「月曜日。ありがとうございます」会場:笑
なんで?(笑)
中村君「僕ね、曜日感覚ないんですよ。僕っていうか、僕ら。こういう仕事してると。・・・月曜日ね、ありがとうございます」会場:笑
永田君「話膨らまないの?」会場:笑
中村君「僕別にブルーマンデーとかないんですよ。野球の放送がないからブルーマンデーとか、それくらいで。でもみなさん、アレでしょ。月曜日で。大変なところを」
と、言いながらチューニングしてるし(笑) いや、しかし、ほんと。大変ですわ、月曜日。マジで。と思ったら口に出てまして。かなりのつぶやきだったのに、聞こえちゃったのね。
中村君「ね、『大変だよ』って。言ってますよ。誰か」
と、まだ下向きながら。でもいい笑顔でした。そういえば先生、テレビないんですよね?野球の放送関係あるんですか?(笑)野球そんなにお好きなんでしょうか。ブルーになるほど(笑)(確か神宮球場まで出向いてたこともありましたねぇ、前にMCでそんな話をしてたっけ)
QUEの時と近い紹介の仕方で、
♪Birthday
AGの音が今日はとてもいい感じ。シャカシャカシャカ。気持ちいい。そんで、やっぱりマイクのエフェクタがいい。しかし・・・ちょっとベースがでかくなった気がする。今日はなんか一緒に歌いたい気分。大口あけて歌っちゃった。
中村君がチューニングタイムなのか、べっこうさんの登場。
べっこうさん「ワタクシのMCの時間がやって来ました」
隣の若い女の子たちがすごいウケてる。そういえばメンバーが登場して来た時から、「べっこう!」と言っていたので、べっこうさんのファンなのかな。
べっこうさん「こないだのQUE来てくれた人はご存じの通り。あんましゃべるなと言われました。・・・」会場:最前だけ爆笑。
チューニングを終えた中村君が
中村君「終わり?」会場:笑
中村君「なんかないんですか、新しい話題は」
苦笑いのべっこうさん。そうそう、そのフリで、失敗しちゃったんだもん(笑)
中村君「僕昨日イタ電がありましたよ。多分ね、この中にいるんですよ(笑)」
と、メンバーをぐるりと。会場:笑
中村君「夜中の3時と4時にね。で、留守電も入ってて」
べっこうさん「それは悪意があるなぁ」
永田君は留守電が入ってたっていうところに関心がおありの様子。
中村君「誰だよ、怒らないから」会場:笑
まるで中学校の部活の顧問が説教するみたいな(笑) そんな感じ。結構よくかかってくるから携帯変えようかと思っているとか。
べっこうさん「着信は?」
中村君「出てないスよ」
と、話が世間話になりそうなところで永田君が告知をしようと促す。ツアーの話から、メンバー紹介。ミナガワさんの紹介の時に
中村君「椎名林檎。・・・椎名桔平」
と言うと、ミナガワさんが会場の誰よりも大爆笑! ん〜、あんなに楽しそうな顔は初めて見たかも(笑)
♪Close your eyes
おー、今日はこの位置できましたか。もうこの辺になるとさすがに永田君とか首のところとかがすごい汗で。中村君も段々髪型変わってきてるし。でもピッチは全然安定してるかな。なんか・・・、去年のライブレポも年初一発めは今いちで、2発目はすんごい良かった!とか書いてる気がする。(今年は一発目も良かったけど、ピッチの面ではかなり差がある)
告知関係をもう一度。ワンマンのチケットを売ってるのか、と誰かに返事を求めるものの・・・シーン。メンバーは誰も知らない様子。(先にも書いたけど、会場がめちゃめちゃ暗いので、スタッフさんの表情が見えなかったのでしょう)
中村君「ね。売ってなくても買うくらいの勢いで」会場:笑
帰りがけ、売っている若い男性のスタッフさん、結構ちゃんと営業してました。買いませんか?と、こないだのQUEでも聞かれたけど、私が持っていないわけがないのでね。残りわずか、て言ってたけど、本当かな。だったら嬉しい!
♪そして街の中へ
これがQUEの時はなんかさらっと聞いてたんだけど、すごいいい感じだった。終わってからぷかさんと「この曲で終わるのもいいよね」と語り合ったくらい。終われる曲が増えたのは嬉しい。しかし、途中からべっこうさんが走り気味だった気がする。一人で「速い〜、速い〜」とつぶやいておりました。 あと、チャララララッ チャッチャーの決めのインパクトがもう一声欲しいな、てちょっと思ったんですが、いかがでしょう?
去り際は珍しく会場に手を振ってくれたメンバー。名残惜しい空気をファンと分かち合いつつ(と、勝手にそう思ってるんだけど)ワクワクのままARCHの演奏は終了。すごく、「あー、さっぱりした!」て言いたくなるくらい、堪能させていただきました。それにしても、今日の中村君はマジ、かっこ良かったっス。ハァ〜*
2000年も明けてしまえば普通の年。ミレニアム、ミレニアムと世間は騒がしいけれど、特別な年なの? 特別な年にできるのは自分自身なんじゃないの? と、まるで人生を一度渡りきったかのように偉そうなことを言っているけど、でも結局他力本願では楽しいことなんてないのです。ところが私たちARCHファンにはまさにミレニアムの幕開けにふさわしい(ちょっとおおげさ?)とっても楽しいライブを提供してもらっちゃったという感じ。QUEの夜は今年初のARCHライブに興奮したファンがちょっとだけ恥ずかしそうに肩を並べたのでした。
この日はもちろんカーネーションさんがメインですから、ARCHは先に演奏。開演のずいぶん前から最前でウキウキな私たちは、曲順表をのぞいたり永田君のエフェクタのセッティングやら中村君のセッティングやら(と言っても中村君の足下はボリュームペダルぐらいしかないんだけど)をやんややんやと言いながらチェック。私に至っては、これ幸いとばかりに目を皿のようにして見てしまった。こちらから向かって右からディレイ、フェイザー、トレモロ、ディストーション(なのでしょうか? Marshallのやつ)、ワウ、ボリュームペダルと色とりどりのエフェクタが並んでる。(と、言いつつ間違ってたらごめんなさい。記憶力が、ちょっと怪しい・・・)アンプが私の耳にダイレクトに音をつないでくれるので、ライブの間はギターの音と永田くんの手とエフェクタをじっと観察。・・・とは言ってみるけど、ちゃんと分かってはいないんだよね(^^;)
今日のメンバーのいでたちは 永田君、セーター。そして短髪。私は好きだけどな、永田君の短髪。中村君はいつぞやお召しの七分袖のティーシャツ(PUFFYお得意のやつ)、相変わらずお尻のだぼっとしたジーパン、そして首から黒い紐・・・。この紐ね、本当に余計な想像をかきたてるの(笑) もうそろそろ教えてください>中村君 べっこうさんはチェックの赤いシャツ。かなり似合ってます。
♪Close your eyes
始まったとたんに、中音全部聞こえるこの位置ではどうしたってゲンショウさんのドラムが耳に・・・違うなぁ、心臓にズバッ!て突き刺さって、それだけでもう空気が輝きだすというか、本当にトキメキを感じるくらいのいい音。一気に視線がドラムへと向けられてしまって、決めのシンバルやらスネアやらが決まる度に「はぁ・・・」とため息が生まれる。そう、途中まで私の心臓にはゲンショウさんのドラムしか届いてこなかった。 でもそれは他の演奏がどうこういうわけじゃなくって、ただ単に私にとってゲンショウさんのドラムはすごい好みなんだなーってことで。トライセラのドラムも大好きなんだけど、あれはなんていうか腰にくる感じで、ゲンショウさんのは胸に来る。前者が大きな波動のうねりだとすると、後者は粒が細やかですごくbrightnessな感じ。(あくまでも個人的な印象ですよ、個人的な! 専門的な話は専門家に聞きましょう(^^;)) 1曲終わった段階で、後ろにいたぷかさんに振り向いて「ゲンショウさんかっこええ・・・」とうっとりする私。
♪Flash back '99
1曲目でほとんどゲンショウさんのことしか書いてないけど、実は色々ちゃんと見てました。てゆうか、これだけ近いところで見られるチャンスはめったにないので、演奏してる細部まで全部見ないともったいない! べっこうさんも永田君も、もちろん中村君もたっぷり見てます。もう目をそらさないぜ!(そう、昔はそらしていた) で、どうだったかっていうと、ちょっとコーラスがかたい印象。中村君のピッチも少し心配。
2曲終わったところでMCタイム。Bravoの時ほどせっぱつまった時間割り当てではないらしく、結構余裕でギターチェンジ。そのシーンとした空間で、ちょっと永田君に感想を。「永田君髪型似合ってますね」
永田君「ありがとうございます」
私の声は永田君にだけ届くくらいの大きさだったけど、永田君の声はマイクが拾ったので中村君がちょっと不思議そうな顔をして
中村君「え?」
と永田君の方を見る。まぁ、予定にないことだったから、そうだよね。でも見られてる永田君は別段変わった風もなくチューニングに余念がない感じなので、中村君もすぐさま何もなかったようにMCに入る。
中村君「えー、こんばんはー」
と、ここでいつもならいつものギャルたちが威勢よく「こんばんは」と返すところなのに、なぜか返ってこない?! ワンテンポ遅れて私たちが参加。「こんばんはー」←かなりこっぱずかしい面もちで
中村君「(笑)」
中途半端なレスポンスにちょっと笑ってしまった中村君。急に真面目な口調でカーネーションさんに呼んでいただいた、という話と、インディーズ時代にCDを渡しに行ったことがある、という話を。しかし、口調がかたいせいかイマイチな反応を見てとると、
中村君「えー・・・それのみ、なんですけど(^^;)」
と、ここで小さな笑いGET。アルバム「TRANSIT」に棚谷さんと矢部さんが参加しているという話で、
中村君「今日確か売ってるんでね。カーネーションフアンの方も、棚谷さんが参加してるということで」
永田君「(笑)」
中村君「えへへへへ(笑) 買っていただきたいと(笑)」
永田君「腰低いね(笑)」会場:笑
中村君「かようにですね、思ってます」
なぜだか厳粛な(?)空気。もっと弾けてもいいのにぃぃ! ちょっとした間があって(チューニングしてたのか水飲んでたのか忘れたけども)
中村君「もちろん・・・・・僕らを見に来た方もいらっしゃるかと思いますが・・・」
と、せっかく間をあけてくれたのに、恥ずかしくて名乗りあげることができないっ(>_<) やっぱ、いつものギャルが来てくれないと、なんとなく調子が狂います(^^;) ごめんね、中村君・・・。次回、次回こそは・・・。
中村君「えー・・・(笑) (←中村君も調子狂ったみたい) 今日はアルバムの中から新曲を・・・」会場:拍手
中村君「やりますんで」
ようやく、「いえーい」と拍手で合いの手成功。・・・まだまだっス。修行が足りんっス、我ら。
中村君「じゃ、最後の曲で」会場:爆
でました、中村君の”最後ネタ”!! もちろん大爆笑(笑)
永田君「早いよ(笑)」
つっこみも忘れません(笑)
♪RIDE ON
この曲はきっとライブですぐにやってくれるとは思ってたけど、変則コードを使っているからか、この曲は中村君のピッチがあやしく聞こえるんですよ、CD。ライブ聴いてみたら、これはバランスのせいか分からないけど、CDよりハマッてた。永田君のギターがいい感じ。特にアルペジオが忙しいところが。やっぱライブの方が断然いいね。
♪What I Want
もう、カウントとっただけでこの曲だって分かってしまうね。同じARCHファンの人と顔を見合わせるくらいにね。この曲とFlash back '99はどっちが登場回数が多いでしょう?(こっちかな) この曲に代わる曲はないのかな?(好きですよ、好きなんだけど、たまにはレギュラーじゃない曲も聴きたいなって・・・) この曲は特にベースが好き。なんか存在感がある感じ。
ここで次のライブのお知らせ。セロファンとデイジー、まで言って、”他”。会場が笑うと、
中村君「後忘れちった(笑)」
と、照れ笑い。めちゃめちゃかわいい(笑) ワンマンの紹介の時には「車で参ります」と言うので、隣のまみみさんが「わざわざ『車で』って言わなくていいのに(笑)」と、大爆笑していた。キツイのね、車移動。でもまさか、自分で運転したり・・・しないよね?(そんな、けがしちゃいけないんだから、ミュージシャンは!!)
♪明日へと
この曲は、ありきたりな意見かもしれないけど2番のBメロでタムが忙しく入るところが好き。やっぱりゲンショウさんに視線がいってしまうんだよなぁ、今日は! 大サビに入る前のスネアがパンッ!て入るタイミングも心地良いし。聴いてていちいちうなずいちゃう感じ。そういえばこの曲ぐらいから中村君のピッチがあやしくなってきた。伴って、コーラスもアレ?ていうのが増えてくる。
♪Morining
おー、この曲か。ということは、2/7はSummer Clappin'? とか、勝手に予想。せっかくいい感じで始まったのに、永田君がグリースちょっと失敗。もっとグーーン!とのびる感じが欲しかったなー。いつもはそうなのにね。中村君、どんどんピッチがあやしい。スタミナ切れでしょうか?
とある理由でクスクス笑いの最前組。お気を悪くされたか、
中村君「・・・なんかおかしいですか?」
・・・。そればっかりは言えません・・・。しかし、決して嘲笑していた訳ではないので、お許しを!!
中村君「えーーーっと。なんかフレッシュな話題はないですか?」会場:笑
中村君「誰も知らないような」
べっこうさん「あー、さっきね楽屋で007の話をしていたんですけど、『ドクターノー』っていうの観たことあります?」
と、会場に。しかし、会場からは静かに首を横に振る反応。
べっこうさん「なきゃ話になんねーんだよ!」会場:爆
かーなり力強いつっこみを会場に浴びせるべっこうさん。とりあえずメンバーに宥められて(?)、話は続く。
べっこうさん「邦題が、(本当は)『ノー博士』っていうタイトルだったのに、なんか『医者はいらない』っていう邦題がずっとついてたらしい」会場:クスクス、とか、「へー」、とか、ぽかーん、とか、様々なリアクションで、今いち盛り上がりに欠ける。で、
中村君「それ、MCノー だからね」会場:爆笑
ヤバイ、全部中村君においしいところもってかれちゃってます、べっこうさん!(笑) で、スネ気味なべっこうさん、リラックスモードのゲンショウさんに近づいて何やらボソボソ。ゲンショウさんが「言い方の問題だね」と言ったらしく、
中村君「言い方だって。間が悪いんだよ君は(笑)」
とつないでからメンバー紹介へ。ゲンショウさんとミナガワさんのご紹介。ミナガワさんの紹介では、またしても
中村君「最近ご活躍で。椎名林檎とか。チェキッ娘とか」
永田君「(マイクからちょっと離れたところで)もういねーじゃねーかよ」
中村君「え、チェキッ娘もういないの?」
永田君「いないよ」
中村君「解散したの?!」
永田君「解散したよ」
中村君「そーなの?!」
マジです、中村君(笑) 思わず「遅いよー!」と笑っていると、永田君がそれを拾って(しかもそれまでチューニングしてずっと下を向いてたんだけどここでようやく顔を上げて)
永田君「遅いよ!」会場:笑
中村君「チェックする前に解散したんだ(笑)」会場:笑
うまい!(笑)山田君、座布団一枚!(笑)
♪Birthday
年明けぐらいからずっと気になってたんだけど、サビの「Happy Birthday Happy Birthday〜♪」のうしろのコーラスは「to you」なんじゃないかと思って。だとしたら、すごい感動だ!と思ってよーくべっこうさんの唇の動きを見てみると、やっぱり!! あー、なんかもっともっとこの曲が好きになったよ(*^o^*) それに今日はギターアンプの真ん前だからよく聞こえるんだけど、ギターのアレンジかっこいいなぁ。うん、やっぱいい曲。
チューニングをしながら「Birthday」についてのエピソードを。札幌ではミスチルに続いて第2位だった、とご報告。会場から「おー」と声が漏れると、
中村君「いやいや。・・・なんつって(笑)」
と、照れているご様子。早く全国で2位、の高みまで行きたいね。でも、焦らないでね。
中村君「良かったよね」
と、べっこうさんに振る。突然やって来たかのようにちょっとぎこちない返事のべっこうさんの後ろで、かすかにギターがポーーン、と響いてる。(ハウってる?) 永田君が自分のチューニングをてきぱきとこなしている途中で、すざっ!とキレのあるポーズで中村君のAGの弦を押さえる。と、ピタッとハウりが止まった。おー、ここだったか。と思っていると、ちょっと驚き加減の中村君、素に近い顔で永田君に
中村君「ありがとうございます」
ん〜、文字にするとどってことないけど、なんかちょっと笑いを誘う感じだったの。
で、話は続いて、
中村君「良かったですよね、モンゴルとか行かないで」会場:笑
中村君「つーか途中でやめちゃうもんね、俺ら(笑)」会場:笑
2人「絶対ムリ」
べっこうさん「『すいません!』とかって言ってね」会場:笑
中村君「あ、今小芝居入りましたよ(笑) 最近彼小芝居するんですよ(笑)劇団東俳です、斉藤君」会場:爆笑
あー、それで「劇団東俳」だったのか!(笑)噂には聞いてたけど、そうゆうことだったんだねー、と一人で納得!
一区切りついたところで、中村君、改めてカーネーションさんにお礼を。
中村君「僕らもタダで見れて嬉しいです」会場(特にカーネーションファンの人に):大爆笑
結構中村君的にはさらっと言っていたんだけど、会場にはめちゃめちゃウケてました。ウケがとれると、なぜか私まで嬉しいのだ。
♪そして街の中へ
ライブで聞くのは初めて。でもこれはライブでやりそうだな、と思っていたから違和感は全然ないの。なかなかいい感じ。
♪交差点(crosstown)
そしてそして交差点。やっぱりこの曲は体中でドキドキしちゃう、いい感じ! でもでもでも、たった一つだけリクエストがあるとしたら、jamの終わった後「言葉じゃきっと 伝わらないこと」の直前のドラムは昔ボーさんがやってたドラムロールみたいなやつの方がいいなぁ。こう、ん〜〜〜〜!!って、ためてからパーン!て弾ける雰囲気が。(て、こんなんじゃわかないっつーの(^^;) ) ゲンショウさんのドラムはもちろん好きで、てゆうか、今日はずっとゲンショウさんばっかし見てたんだけど、ここは昔のアレンジの方が個人的には好きかな。
すべての演奏を終えると、さくっと中村君があいさつをしてステージを去って行く。メンバーがはけ終わった後、猛ダッシュでステージの上の曲順表と、何やら手書きの用紙(多分MCネタをメモったもの)をGETしたんだけど・・・家に帰って来たらなくしてました(;_;) あたしってやつぁいつもこうでやんす。取りたかった他のARCHファンの人、本当にごめんなさいm( _ _ )m
いやー、それにしても楽しかった! もちろん今年初、というので待ちこがれてた気持ちが弾けたっていうのもあると思うけど、ステージが近いところでやるのはやっぱり楽しい。(今日は端っこの方だったし、それほど恥ずかしくなかったからね)ブレイク!ブレイク!とか騒いでいるものの、この距離感はやっぱり捨てがたいと思う気持ちも当然あるのでした。追伸。永田君のおズボンの右足の腿のところに白いシミがあったけど、あれは歯磨き粉ですか?