Program

  ■W. A. Mozart(1756-1791)
ディヴェルティメント変ロ長調 K.439b 第1番
■W. A. Mozart
歌劇「魔笛」より
夜の女王のアリア「わが胸、怒りに燃えて」
パミーナのアリア「あぁ、全て身の幸は」
パパゲーノ、パパゲーナの二重唱「パパパ」  
  ■J. Ibert(1890-1962)
五つの小品
   ■C. Debussy(1862-1918)
   シリンクス(Oboe solo)
   ■J.Fracaix(1912-1997
  ディヴェルティスマン

本日のティータイムは
「アトリ」の 
“特製 ガトー・ショコラ”
「ぐらん・あみ」提供の茶葉によるウバティー。

3本の木管の木のぬくもりをダークチョコレートでイメージしました。
演奏後の記念撮影。
楽器を吹いていない時の彼らは、まだまだ学生時代の仲良し3人組といった楽しげな雰囲気がいっぱい。
お喋りが始まると、女性の三村さんをはさんで3人漫才を聞いているような関西弁トリオでした。
若手実力派3人の力強い演奏は、アンサンブルの息もピッタリであり、また彼らの人柄どおり、あたたかな音色に溢れていました。特に、オーボエの "みやむ〜氏” のテクニック、音色は強く心に訴えるものがあり、ソロで聴いたドビュッシーの『シリンクス』は、聴き応え十分。今後の活躍が一層楽しみです。
Profile
【出演】
宮村和宏(オーボエ)
三木 薫(クラリネット)
三村麻衣子(ファゴット)

〜オーボエ、クラリネット、ファゴットのあたたかな音色〜
木管三重奏の午後
2002年11月17日(日)

本日のティータイムは
「ノイエス」の
“アールグレイの特製ビスキー”
「ぐらん・あみ」提供の茶葉による紅茶。

コルネットをイメージして選びました。
ルネッサンス・ハープを弾く西山さんは、チェンバロが本職。、イタリア留学でハープの腕も磨き上げました。繊細かつ複雑な指使いを要するこの小型のハープは、イタリアの師から譲り受けた貴重な楽器です。

CDの売れ行きもよく、お二人の人柄の温かさを感じるとてもいいコンサートでした。
いつか、濱田さんのコルネットを、八ヶ岳あたりで聴いてみたいと思いました。
コルネットは、先が少し広くなった黒い木製の楽器で、唇の正面ではなく、ちょっと横にくわえて演奏する縦笛のような感じです。演奏するには最も難しい楽器であり、日本におけるプロのコルネット奏者は唯一濱田さんだけです。
リコーダーは誰にでも簡単に吹ける楽器ですが、濱田さんの手にかかると、超絶技巧のテクニックが連続します。まさに神業!
神々しささえ感じられるコルネットの音色と、天使の声のように澄んだリコーダーを駆使して、17世紀のヒットソング(今となっては、古いのですが)を、演奏してもらいました。
Profile
PROGRAM

ヤコブ・ファン・エイク:ダフネ
ヤコブ・ファン・エイク
〜スヴェーリンク原曲:詩篇弟9番
ヤコブ・ファン・エイク:英国のナイチンゲール
フランチェスコ・ロニョーニ
〜パレストリーナ原曲:草原と丘
ジョン・ダウランド:ハープの為の小品
パッサメッツォ・アンティコ
ジョヴァンニ・バッサーノ
〜クレキヨン原曲:元気溌剌
ピエール・アテニャン:ハープの為の小品
ヤコブ・ファン・エイク:戦争
ジョヴァンニ・バッサーノ
〜ラッスス原曲:スザンヌはある日
ジョン・ジョンソン:ハープの為の小品
アンドレア・ファルコニエーリ:おお、美しい髪よ
トーマス・トレット:トレットのグラウンド
【出演】
濱田芳通(コルネット、リコーダー)
西山まりえ(ルネッサンス・ハープ)

〜コルネットとハープの優しい調べ〜
秋のサロンコンサート
2002年10月18日(金)

「ピュア・ミュージック」「ミネラル・ミュージック」という言葉から、澄み切った美しい透明のブルーを連想して・・・のお菓子でした。
アイスティーは、7月同様、青葉台の素敵な喫茶店「ぐらん・あみ」から、ミントティーとスパイスティーを届けてもらい、お店なら500円近くするアイスティーをサロン会場で美味しくいただきました。
本日のティータイムは
「エクラン・ナクレ」の
“ブルーゼリー”
「ぐらん・あみ」の
“アイスティー”


スタッフ勢揃いの記念写真
後半は、水野佐知香さんとのデュオ演奏。
まろやかでふくよかな音色の重なりが殊のほか素晴らしく、「待宵草」「グリーンスリーブス」から「金婚式」「猫ふんじゃった」まで名曲の数々を、調和された演奏でうっとりと聴かせてもらいました。

前半は、純正律のレクチャーを交えた玉木さんの演奏。
左の写真のように、だら〜んと緩んだ特別製の弓の間に、ヴァイオリンをはさんで弾くという驚きの方法で、4弦を同時に鳴らし、純正律のハモリの世界を聴かせてもらいました。
また、ピアノのドミソの音の濁りを純正律のドミソと比較したり・・・。
わかりやすくて、為になるレクチャーに皆聞き入っていました。
Program

◆玉木宏樹の超絶ヴァイオリンコーナー
おしゃべりヴァイオリン
「くまんばちの飛行」


◆玉木宏樹の純正律コーナー
(今流行りの純粋なハモりの世界をヴァイオリンで)

◆玉木宏樹の純正律名曲集

◆水野佐知香&玉木宏樹 デュオ・ヴァイオリン
「ゴセックのガボット」
「金婚式」
「グリーンスリーブス」
「猫ふんじゃった」

Profile
【出演】
玉木宏樹(ヴァイオリン、トーク)
水野佐知香(ヴァイオリン)
〜ヴァイオリン・デュオによるピュア・ミュージック〜
純正律 サロンコンサート
2002年9月8日(日)

【出演】
若林忠宏(ラバーブ、歌)
新井良伸(タブラ)

ゼルバガリ(平原里子)
パーカッション(塩田さやか)
profile
【Program】

我が祖国アフガニスタン:パシュトー語民謡
今日あの娘を見た:パシュトー語民謡
こっちを見ないで:パシュトー語民謡
ラーガ:バイロー(古典音楽)
ラーガ:イマン(古典音楽)
アイシャよ 拗ねないで:ダリ語民謡
マザールへ行きましょう:ダリ語民謡
恋の痛手:ペルシア風抒情詩
黒い瞳:ダリ語民謡
愛しのライラ:ダリ語民謡
別れの花の首飾り:パシュトー語民謡
甘い娘:パシュトー語民謡

〜古弦楽器ラバーブ弾き語り〜
ホワイトボードにユーラシア大陸の地図を書いて、説明を交えながらの演奏は、レクチャーコンサートのような有意義なものでした。
珍しい古弦楽器のラバーブと若林さんの声がとてもよく合っていて、心地よい気分で聴く事ができました。
手拍子を打つ事で、客席と演奏者の距離がさらに近くなり、盛り上がったように思います。
毎年7月の民族音楽シリーズは、今回で5回目でしたが、着実にファンが定着してきて,お顔なじみの方も何人かいらっしゃるのが、うれしいことです。
本日のティータイムは
「アン・プティ・パケ」の
“特製 エピス”
「ぐらん・あみ」の
“アイスティー”

シルクロードをイメージして、スパイス入りクッキーにジャムをはさみ、胡桃をのせたもの。


また、お茶は、はじめての試みとして、青葉台のおしゃれなティ−ルーム「ぐらん・あみ」のアイスティ−をお出ししました。「カルダモン」「スパイス」「ミント」の3種類のアイスティーはシルクロードにちなんで・・・。大好評でした。
2002年7月21日(日)

シルクロードの十字路
アフガニスタンの音楽
終演後、演奏者4人を囲んで記念撮影

2002年12月14日(土)
クリスマス・コンサート
〜アヴェ・マリアとドイツのクリスマス・キャロル〜
【出演】
平松英子(ソプラノ)
小林みゆき(ピアノ)
Profile

Program

〜 Ave Mariaの響き〜
アルカデルト 作曲
グノー 作曲
ルッティ 作曲
シューベルト 作曲
カッチーニ 作曲
マスカーニ 作曲
◆◆◆ ティータイム ◆◆◆

〜ドイツのXマス・キャロル〜
天使がマリアのところへ
マリアはいばらの森を
ばらが一輪咲きました
天国から天使がやってくる
もみの木
いざ敬え、楽しく!
ヨゼフよ、私の愛しいヨゼフよ
ああ楽しいクリスマス

大賀ハスで有名な町田市の 『大賀藕絲館』 製作による、さまざまなクリスマス・グッズの前で熱唱する平松さん。

お姿も美しい歌声も、気品と格調に溢れ、世界を魅了するソプラノ歌手の演奏に、皆うっとりと聴き入っていました。

特に カッチーニとマスカーニによる、それぞれのアヴェ・マリアは、圧巻。涙が出るくらい素晴らしく、サロン中がクリスマスに相応しい静かな感動に包まれました。
本日のティータイムは、
ノイエスの“シュトーレン” 
「ぐらん・あみ」提供の茶葉によるダージリンティー。


ドイツのクリスマスで必ずお祝いに使うお菓子。キリストが生まれたときに使われた“飼い葉桶”の形を模したものとも言われています。
ドイツで修行したノイエスのシュトーレンは絶品の味でした。

お菓子の左は、今月のチラシ。
終演後、CDはたくさん売れ、サイン会も盛況でした。

また、障害を持った方たちによって作られた可愛いクリスマス・グッズも、飛ぶように売れました。多くの皆様のご協力に感謝いたします。

最後に出演者のお二人と記念写真