丹巴 女王谷   第四部

4月14日   巴旺 10:40am  学校に着きました。

巴旺郷中央小学校』  学校に近づくに連れ軽快な音楽が聞こえ、沢山の人が居ました。
12日 学校訪問お願いの件が村中に漏れたのでしょう。

ヒョットするとあの 石塔で狼煙が上がり村中に『日本人が来るぞー』 と 広まったのかも知れません。  

子供達が民族衣装でダンスをして出迎えてくれました。
12日お願いに来た時、薄々李さんがリークしてくれて知っていたのですが
こんなに歓迎してくれるとは思っても見ませんでした。
沢山のご父兄の方々も来ておられました。 

ダンスを見ていた時、大変な事になったとおもいました。
先生方、ご父兄にどうお礼をしたら良いのかと・・・・
この後、歓迎式が行われ我々全員に子供達から
  首に白いスカーフをかけてくれ
        我々の旅の安全を祈ってくれました。

おりづる交換会

歓迎会が終わって教室に移動して折鶴交換会
原田さんの講師で通訳は斑瑪  ウマクいくかな?

一生懸命見つめて折っています。

段々 出来上がっています。           
チョット 古巣の宣伝もやってます。

子供達にお手本と手助けをする山本さん
この辺では「折り紙」や「折鶴」はあるのかな?    

沢山出来ました。 みんなで記念撮影をしました。
 我々が帰ってもチャレンジする子はいるかな・・・
日本にこんな文化があることを知ってもらえたでしょうか。
学校の先生方 突然の訪問有難うございました。
                                12:00pm

松 安 寺   壁画

交換会も無事終わり、学校の裏手に松安寺があり立ち寄りました。
このお寺も丹巴の街に入る前に立ち寄った「曲登沙寺」と同じ宗派 ゲルク派チベット仏教の
お寺です。 建立年代もほぼ同じ600年前だそうです。

本 堂

壁 画

丹巴の街  昼食

正面が大金川 この川左手遡って行くと     
巴底、巴旺の村がありこの崖を上った
高台の高原に甲居、邛山があります。
右手が小金川になります。

午前中の撮影を終えて丹巴へ昼食に
戻りました。
丹巴の街は4つの川が合流して来る所にあり
急峻な崖が迫った所に位置します。

丹巴県人民政府と
共産党丹巴委員会の建物
窓ガラスには背後の山が写って
います。谷に挟まれた街です。

小金川 下流方面  ホテルも川に面していました。   

丹巴の銀座四丁目通り                           新宿 歌舞伎町通り


                        昼食はラーメン屋さんで 「刀削麺」 を注文
                         塩出しスープで麺はツルツル 美味でした。
                         スープは全部飲みました。
                        帰国して写真を見てどれも背後には山が写ってます
。 
                                       四谷三丁目の住宅街

少し遅めの昼食でしたが 体調を整えて 中路(チュウロ)村
へ行きました。

バスから降りて15分ほど登るとすり鉢状の大きな斜面に
出ました。そこには一基の石塔が建っていました。
斜面のあちらこちらに10基以上建っていました。
中路では 「歩ける組」と「歩かない組」の二班に
分かれて撮影しました。
「歩かない組」の撮影記録です。

中 路 鎮

農道は無くあぜ道を適当に歩いて麦畑を散策
多くの農婦が畑仕事に精を出していました。
畑は女性ばかり働いています。
灌漑用の水路を作っていました。 
行きは水が無い所も帰りは用水が流れて遠回り
麦畑に赤い帽子が良く目立ちます。

4月15日 曇り/雨   一路 成都

今日は丹巴(ダンパ)を出発(08:20)  大渡河にそって 一路成都へ約10時間のバス移動します。 

朝 起きた時からお天気が悪く、11日丹巴に来た時見た梭披(ソポ)とは全く違う光景です
展望台に付いた時見た光景は村の上部は雪で真っ白になっていました。2千mを越える高地は
まだ冬があるのです。

はるか下には小金川と街が見えます。

チベット・ギャロン族の村々とはお別れです。

キツーイ10時間のバス移動でした。道は舗装されていますが、山の斜面がずり落ち、
車道を動かしているのです。道ははドッタンバッタン 休憩するたびに腰をいたわっていました。
成都のホテルに到着したのは19時を過ぎていました。

慌ただしく夕食を済ませて成都一番の大きなスーパーへみんなで行きお土産を買いに行きました。
時間が無いので買い物時間も約20分 ホテルに帰ってから いつもの勉強会


                                     明日は帰国日 勉強会が終わって
                                     土産物や荷造り整理、風呂 寝たのが
                                     1時を過ぎてました。
                                     明朝のモーニングコールは 07:00  

4月16日  帰国日   晴

飛行機は13時発  出発までの時間を利用して 
三国志で有名な武候詞へ  08:30 もう沢山の人々が訪れていた。

劉備が眠る恵陵

三国志資料館

武候詞の隣にある錦里街
食堂、観光案内所、土産物ヤが沢山ある

成都はいつも慌ただしく通り過ぎてしまう   
沢山見るところがあるので一度
じっくり回って見たい所です。

空港でスーツケース等の超過手荷物
超過料金を請求される。 49k 92千円
支払い手続きで出発時間も過ぎてしまい
危機一髪で機上の人となった。

お疲れ様でした。

第一部  巴郎山峠 双橋溝

第二部  女王谷 甲居 斑瑪妹妹

第三部  女王谷 邛山 巴旺石塔 

休憩室  女王谷のはなばな

囲炉裏部屋

Top Page 興静彩庵   

今回は女王谷を忙しく飛び回りました。
再度来る事があったらじっくりと
撮影してみたい。

お知らせとご案内
2006・09・25~10・03  第一部に登場しました日隆から北側にある
「長坪溝」の渓谷や「四姑娘山」の山々の撮影旅行を計画しています。
興味のある方は HP興静彩庵 Top 井戸端会議からご連絡下さい。
お詫び---今年度は中止になりました。来年春に催行予定になります。
       改めてご案内いたします。