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●9月26日

(23日分の記事を元にしています。)

ニュース

 「狙われたサクセスストーリー」

Yahoo!Japanの「モーニング娘。」カテゴリ下に新しく掲載されたサイトがあるのですが、このサイト、後藤真希ファンサイトである上に、23日開設・24日掲載となんともアレな感じなのです。掲載されてしまえば、それだけでサイト運営が成立してしまうというYahoo!の存在の大きさと影響力にただただ驚くばかりです。

なお、卒業したメンバーは「モーニング娘。」カテゴリから「芸能人・タレント」カテゴリの直下へ移動するのが通例なのですが、「後藤真希」カテゴリはまだ移動していません(26日午前0時当時。午後には「芸能人・タレント」カテゴリ直下へ移動した模様)。「タンポポ」カテゴリでは、メンバーの入れ替えに伴ってメンバーのカテゴリへのリンクの変更が行われているのですが、「後藤真希」カテゴリが移動していないということは(午前0時当時)、「モーニング娘。」で検索した一般のファンへの配慮なのかもしれません(考えすぎか)。「プッチモニ」カテゴリはまだ更新されていません。

 「リリースラッシュとニュースラッシュ」

22日に、とあるサイトで伝えられたリリースラッシュ情報が、いろいろなサイトに伝わっています。それだけだったら別に何とも無い話なのですが、ちょうど「更新理由を調べちゃうんだぴょ〜んキャンペーン」を1人で展開していたものですから、情報の伝わり方を調べることが出来ました。

それらを端的にまとめてみますと、「22日・大手情報サイトに情報が広がる→23日・多くの管理人さんが情報を見る→24日・中堅や中小のファンサイトが情報を載せる」という流れになっているようです。その辺を数字的に表しているのが下の表です。多くのサイトに情報が伝わった24日に、数値が大きくアップしているのが分かるかと思います。

「ニュースに占める割合」は、リリース・コンサート情報がモーニング娘。関連のニュースに占める割合、「すべての更新に占める割合」は、リリース・コンサート情報が全ての更新に占める割合です。コンサート情報は、ここ数日は新たなものはないので、実質的にはリリース・コンサート情報はリリース情報と同じと考えてください。

図1

今回のリリースラッシュとは、その喜劇的(本音を言えば悲劇的だよね。お金!お金!)とも言える驚きによって、多くのファンサイトに普段より早く伝わったのでしょう。中小ファンサイトにおいての情報の伝達には、「受け手側に対しての優位的状況を作り出すための好意」によって支えられている部分が少なからずあるのであって、このデータはそんな部分をも表してくれているのではないでしょうか。

ピックアップ

9月23日が過ぎ去っていきました。卒業に対する思いなどは他のサイトに任せることとして、ここではサイトの動きを見ていくことに致しましょう。毎度の事ながら中途半端なまとめ方と見難さはご承知おきを。

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数日前のLycos50によると、サーチランキングでは「後藤真希」が259位だったのですが、やはり当日になると事情は変わってくるもので、ごっちんファンサイトは24日にかけて大きくアクセス数を伸ばしました。25日には落ち着きが戻り始めています。モーニング娘。や他のメンバーのファンサイトのアクセス数はほとんど変化が無いことから、やはりこれらは一般の人のアクセスであると考えられるでしょう。ちなみに、検索サイトのディレクトリに登録されていないサイトもあまり変化が無いようであります。

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では、各ファンサイトの更新状況をチェックしていきます。今回は特別に更新理由も調べてみました。対象サイトの数は200強です。「更新したサイトの割合」は「更新したサイト数/対象サイト数」で算出、「メディア出演情報」以下の割合は「該当するサイト数/更新したサイト数」で算出しています。

図2

これらの結果を見て、まず注目すべき点が22日に更新したしたサイトの比率であります。普段の日曜日ならば、28.0%前後のサイトが更新しているはずなのに、22日に限っては20.4%のサイトしか更新していません。また、午後6時過ぎから9時半過ぎまではほとんどのサイトが更新を行っていません。このような空白の時間があるということは、早朝ならいざ知らず、日曜日の夕方という時間帯においては、未だかつて無かったと思います。テレビを見ていた・コンサート会場に行っていた、とは予測できますけれども本当のところはよく分かりません(テキストサイトは順調?に更新されているようです)。

17日(火)から21日(日)にかけては、ファンサイトの更新数は低いレベルで推移しました。今回の卒業にショックを受けているがために更新しなかったのであれば、その心中を察すると共に、一抹の寂しさを感じずにはいられません。ただし、23・24日には多くのサイト(普段はあまり更新しないサイトも)が更新していますので、区切り的な更新をほとんどのサイトがやったんじゃないかなと思います。ちなみに、29.1%は9月最高値です。

項目別に見ていくと、24日にディスコグラフィーを更新しているサイトが7.1%ありますが、これは卒業に伴っていろいろと書き加えたりしたものと予測できます。その他、23日にリニューアルしたサイトは少ないということ、日記は土曜日に多く更新されているということ、壁紙や動画はその時の状況に関係なく作られている、といった点が特徴的であるといえます。あと、23日に閉鎖したサイトが1.5%あるということが切ないです。

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現在、ファンサイトで話題になっていること(もしくは、なったこと)を集めてみますと、「ごっちんありがとう」「すごくさみしい!」「テレビで本人のコメントが最後まで聞けなくて残念(続きはハロモニで見れるんだそう)」「23日だけはコンサートの音飛びはしないで欲しい」「黄色のサイリウムはすごくよかった」「メディアでのタンポポの扱いが悪い」などなどが中心となっております。特番での市井ちゃんの登場場面での他メンバーの反応についての言及がとても多かったのが印象的でした。ねぇ、そんなに冷たかった?

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「8月1日」においては事実がストーリー性を持っていたのに対し、「9月23日」はファンサイト・テキストサイトの表現するものや内面がストーリー性を持っているといえます。ですから、それぞれが感じたものが集約されることが無ければ、「横浜アリーナ」という場で終結する一連の動きをまとめることができないのであって、それぞれが分散していては意味がないと言えます。そんな訳で、今こそ「後藤さん卒業文集企画 はじまりのおわり」をプッシュしたいと思ったりしてます。ファンサイトにもこういった動きが広まったりすると面白いのですが。

さて、閉鎖したファンサイトがいくつか見受けられます。それに対して、新たに開設されたサイトも大きく増えています。そういった人たちは新しいファンサイト感覚を持ち合わせているはずなので、その辺にも期待したいです。

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