第二章 西表島より
三日目。
朝早く、ケイスケからのメールが届いた。その内容は、橋本を借りるというものだった。一足先に、動き出す準備を整え橋本は、ケイスケと共に海岸から1kmほど泳いでたどり着く、リーフエッジに潜りに行くのだった。橋本曰く、そこはまるで映画にでてくるような、エメラルドブルーの世界が広がっていたと言う。
橋本がケイスケに連れられて西表の海を堪能している間、キャンプ場に取り残された金魚のフン三人(以下、金糞3)は炎天下でぽっかりしながら朝食を作ることにした。献立は、ご飯、味噌汁(あさげ)、オニオンサラダである。金糞3が最も頑張ったのがこの瞬間だったのは言うまでもない。なんとなくうまい朝飯が食べれた彼らはなんとなく暇になりなんとなく車に乗って西表観光に出掛けることにした。いつだって彼ら金糞3はなんとなくなんだ・・ぜ。
西表の観光スポットは由布島、星砂の浜、ピナイサアラの滝などなど。まずは由布島へ。
由布島を簡単に説明すれば、水牛で海を渡れる島となる。由布島に着いた僕らは、水牛一人1300円の金額設定にブチキレ徒歩で海を渡ることを決断した。干潮時ならば鼻くそをほじりながらでも行けただろう。しかし、僕らが渡った時は満潮時。元来の金糞3なら速攻で根をあげていただが、由布島になんかすげぇモノがあると勝手に思い込んでいた僕らは足に水牛のウンコを付ながらようやくたどり着いた。
ん?由布島に何があったかって?・・・小さな動植物園だよ。。インコとか孔雀とか、上野動物園で見れそうな奴らがいた。着いて3分で金糞3全員が「戻るの億劫だな」と思ったのは言うまでもない。