GM:えー,では何だかんだで3回目となりましたが,ここらで始めさせていただこうと……。
真琴:あー,お腹すいたっ。ご飯食べよう。
一同:…………。
GM:……何でいまさらご飯か。
晟:今までの昼食タイムに何をやっていたのだね君わ。
真琴:キャラ作ってた。あと鳥越のキャラ作りも手伝ってた。
晟:…………。
GM:…………。
真琴:あ,話聞きながら食べてるから,進めていいよ?
ユウキ:……と,いうことなので始めましょう,GM。
GM:さいですか……では前回までのお話なんですけど,ちゃんと覚えてる? 俺は覚えてるけど。
ユウキ:俺はリプレイ読みました。
鵬也:あ,一応俺も。
真琴:あたしも読んだけど,ウロ覚えだなァ。
一同:…………。
晟:……貴様……わざわざプリントアウトまでしてやったとゆーのに……。
真琴:だってパソコン持ってないし。
晟:覚えてこいよ! 覚えて!
GM:……まぁ,それはともかく前回までのお話。えーと市外で「黒衣の男」を捜しにいった一同だが,その男の正体は某楓さんにクリソツな人だった。その男,通称モドキちゃんが遙をさらい,松山家に乱入。そこで光が死んでしまったのだが……。
晟:死んでないだろーが!
GM:え?
晟:だから死んでない! マスターが覚えてないじゃないかっ!(一同笑)
GM:覚えてるよ。一度死んでるじゃないか。
晟:「死んでしまった」じゃないでしょーが!
ユウキ:えーと,大谷が助けたんですよね?(笑)
真:(隣の卓から)あの,すいません。ちょっと訊いてもいいですかね?
GM:何?
真:何で俺は毎回あんな気色悪い行動に走ってるんですか?
GM:気色悪い行動?
綾:(←隣の卓のGM)さわさわ,さわさわ……とかいうヤツっしょ(笑)。
GM:あれは触診というもので。
真:激しく納得いきません。
GM:悪意はないよ?
真:嘘だ!
GM:ないってば。
真琴:男は細かいことを気にしない……。
晟:この件は細かいことに分類される。
真:されねえ!
真琴:(あっさりと無視)それでさぁ,ユウキが遙に必殺パンチを撃ちこんだ時に……。
ユウキ:遙には撃ちこんでねえよ。
真琴:そーだっけ?
ユウキ:あれはモドキを狙おうとして,ただ巻き込んだだけ(笑)。
晟:モノは言いようですねユウキさん。
GM:でも相殺されたけどな。遙に。
ユウキ:ちっ(笑)。
真琴:……よしよし,だいぶ思い出してきたぞ。んで結局モドキも千葉も逃がしておしまいだったんだな。
GM:そうだな。では,そんなこんなで2週間ばかり過ぎたある日のことですが……。
晟:あ,GM。今回はキャラが3人増えてるんで,自己紹介を。
GM:うい。では沖さんから。
鵬也:えーと,沖鵬也です。
真琴:おっきー?
鵬也:おっきーとか言うな。
清人:おっきー♪
鵬也:おっきーって言うな! 俺はおまえらより年上なんだぞ! 渋いお兄ちゃんなんだぞ!?
晟:おいくつ?
鵬也:26歳っす。シンドロームはブラックドッグ/モルフェウス。コードネームは“ブルーゲイル”です。
晟:ぶるーげいる♪ なみだはらってー♪
ユウキ:ぶるーげいる♪ ひらめくちかーらー♪
GM:なるほど,常にゴーグル着用だと?
鵬也:つけてません。
晟:そもそも何でサ○ン○ル?
鵬也:私,元暗殺者で,今は非合法の運び屋やってるんです。市外と市内で物資のやり取りしてるみたいな感じ? 金さえ出せばUGNでもファルスハーツでも仕事は受けます。
晟:うん。それで?
鵬也:ボクにできることは車の運転です。それとロボットも作れます。そのロボットで体当たりするのが主な攻撃方法です。
真琴:……ロボット?
鵬也:そうです。ボクの〈運転〉技能では車とバイクとロボットを動かせます。
真琴:え? 〈運転〉技能でロボットって動かせるの?
ユウキ:……なるほど,それで○ブング○か。
鵬也:そうなんだ。ハンドルで動くロボットってアレしかないんだ。
一同:(爆笑)
真琴:(まだ首をかしげている)どうしてハンドルでロボットが動くの?
鵬也:動くんです。ハンドルを回すと腕や脚が動いて,銃を撃てたりもします。
真琴:だからどうして?
GM:ダメだ! その辺の理屈を考えちゃダメなんだ!(笑)
真琴:……よくわかんないけど,ハンドルで動くガ○ダムって考えればいいの?
鵬也:まぁそんなもんだね。
真琴:ふーん。変なの。
鵬也:「変」で片付けられたしー!?
GM:(あっさり)じゃ,次。
真琴:名前は君嶋真琴。気づくと大谷と同じ名前ですが,女です。16歳です。
晟:(ぼそっと)君島?
ユウキ:君島?
鵬也:君島?
GM:君島?
真琴:だーっ! 言われると思ったけどーっ!(←すみません,またスクラ○ドネタです……)
清人:……死んだな。
一同:(爆笑)
真琴:だー! 生き残ってやる! 絶対生き残ってやるーっ!
GM:はいはい,いいから続き。
真琴:(ぶつぶつ)えーとシンドロームはエンジェルハイロゥ/ノイマン。UGNチルドレンです。コードネームは“魔弾の射手”。二丁拳銃使いです。デモンズシティができた時に家族を亡くし,さらにファルスハーツに攫われて色々な実験を受け,オーヴァードとして覚醒しました。
ユウキ:なるほど,脳改造される前に脱出したんだな。
真琴:んにゃ。子供思いの大谷さんに助けてもらったの。
GM:そう。大谷ライダーが(笑)。
真琴:子供たちに何をするかぁ!と。
ユウキ:なるほど,力の2号なわけか……。
鵬也:ぶいすりゃーじゃないんだな。
気がつかないうちに,どんどんキャラが作られていく大谷。
遭われ。じゃなかった哀れ。
真琴:話を戻しますと,その後私はUGNで教育され,射撃を教え込まれました。その時の銃の師匠が腕利きだったのですが,今使っている拳銃はその師匠の形見です。シルバーのデザートイーグルなんだよん。
ユウキ:なるほど。……死んだな。
真琴:なぜにっ!?
一同:(爆笑)
ユウキ:安心しろ,おまえの形見の拳銃はちゃんと俺が再構築してやる(笑)。
晟:君島ァ! これが,俺と,おまえの!
鵬也:輝きだあああああー!(笑)
GM:やっぱり死んだな。
真琴:イヤだー!(泣)
清人:……えーと……最後いきます(笑)。鳥越清人です。年は18歳。シンドロームはブラックドッグ/ノイマン。性別は男。
ユウキ:今回って女2人?
鵬也:いや? 女は1人だけだろ?
ユウキ:……ん? あれ?
晟:あの,ちなみに僕も男なんですが。
ユウキ:ああそうか。あまりに女々しいんで忘れてたぜ。
一同:(爆笑)
晟:……何てことを。
真琴:だいたい「あきら」って名前も女の子みたいだしね。
晟:そうかぁ?
ユウキ:それに,こいつの場合は名前云々じゃなくて性格の問題だ。
晟:むー!?
清人:……えー……続けます(笑)。俺は生まれた時からオーヴァードで,しかも覚醒が早かったもので,両親から疎まれて育ってきました。虐待されたというよりは,腫れ物に触るような感じですね。それが嫌だったので早めに自立しようとして色々やってます。
真琴:色々?
清人:こないだまで相棒と組んでスイーパーやってました。でも今はその相棒が死んじゃったんで……ちなみにワークスはスナイパーです(笑)。
真琴:……実は暗いの?
清人:いや,このキャラは「力」を使うのがあまりに当たり前だったので,そのへん深く考えません。仕事が楽になっていいや,らっきー♪ぐらいの感じで。
真琴:決めセリフはラッキー♪で。
清人:まあ,そんな感じです。
GM:では,そんなところで3話目,始めさせていただきたいと思います。
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