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GM:と,言っても全員登場してることには変わりないんだよな(笑)。じゃあ同じく廃ビルからスタートだ。何かしたいことのある人は? 
晟:うーん,暇(笑)。 
綾:待ちの体制から動けないな。まだこっちは何も進展はないんだが。 
尚也:私は仕事,終わってしまったけどな(笑)。 
GM:ワタシもこれで主要NPCの顔出しは終わったんで,ずいぶん楽になった。まぁ,まだ出てきてないのもいるけどな。 
晟:誰? 
綾:久島二世とか? 
尚也:二世!? おるのかそんなの!? 
GM:娘がいますよ。 
一同:娘っ!? 
GM:え,何? 何かヘン? 
晟:あ,いや。ヘンではないんだけど……あれに,娘? 
綾:久島そっくりの性格だったら,面白いなーという気はするけどね。 
尚也:面白くないわ,そんなもの!(一同爆笑) 
GM:さすがにあのまんまの性格ってことはないだろう。むしろ親を反面教師として育ってるんじゃないか? 
綾:そこをあえて,という説もある。磨亜矢の顔に久島の本性を持つ娘。これでどうだ。 
GM:それ,救いようないし!(笑) 
遙:逆だったら良かったのにねえ。 
ユウキ:いや,逆だってイヤだろう。 
尚也:お父さんの顔にお母さんの本性を持つ娘? 
晟:すでにサイアクって言わんかね。 
綾:そうか,かわいそうな子供は晟だけじゃなかったんだね(笑)。 
晟:あはははは。 
GM:えー,久島ネタはそのくらいにしておこうと思うのだが……。 
尚也:あ,そうだ,忘れていた。私は水上真二にロイスを結びたいのだが。 
晟:即座にタイタスになりそうなロイスですね。 
尚也:……とりあえずポジティブは「同情」,ネガティブは「不安」。ネガティブが表だ。 
GM:不安かい(笑)。 
晟:先行きが不安。 
遙:あの性格が不安。 
綾:あれが同じ人間かと思うと不安。 
晟:全てが不安。……ま,とりあえず久島ネタはそこまでにして,私らどうすればいいんでしたっけ? 
綾:どうするも何も,見張り続行。あとは待ち(笑)。 
GM:うーん,では2日目のお昼になりました。 
遙:シーチキンの缶詰開けてサンドイッチ作るですー。 
綾:俺はカップ麺に魔法瓶のお湯(笑)。それはそうとGM,何か進展は? 
GM:では全員〈知覚〉判定。目標値は15。成功した人は? 
ユウキ:はーい。 
GM:何だ,ユウキが気づいちゃったの? えーと,眼下の通りには人通りがまったくないというわけではない,と昨日も言ったよね? それを眺めていた君は,あることに気づいた。中には2,3人で連れ立って歩く連中もいるのだが,それがある一定方向に集まっていくようなのだ。 
ユウキ:えーと,歩き方に特徴とかあります? 
GM:うむ,注意深く見ているならば気づくのだが,どうも訓練された歩き方のようだ。 
尚也:確認しますが,ある一方向に向けて歩いているのですよね? 
ユウキ:では瀞南寺か上杉に声をかけます。 
晟:……私ら無視ですかい(笑)。 
ユウキ:(きっぱり)そりゃそうだろう。 
晟:ほほーう……。 
尚也:まぁそれはともかく,どうしたユウキくん。 
ユウキ:つまりかくかくしかじかで,そういうことだ。 
尚也:なるほど,確かに何となく歩調がそろっているな。 
遙:ざっざっざ……と行進してるですか? 
ユウキ:んなわけあるかいっ!(一同笑) 
GM:違うから! そんなあからさまにアヤシイ行動とってないから!(笑) 
綾:(気をとりなおして)ストレンジャーズ……今夜何かやらかす気なのか,それとも真昼間から何かやらかす気なのか。さてどうするかな。 
尚也:後をつけてみますか? 
綾:そうだね。またお願いしていいかな? 
GM:えーと,上杉が離脱なんだな? ではシーンを変えます。  |