GM:さて,久遠紫音なんだけどさー。
紫音:俺,とりあえずすることないよなあ。
GM:そだね。桂子さんの監視任務は一応続いてるんだけど……。
紫音:今んとこは特に心配もないよな。と,いうことは……やっぱり青春を謳歌してるんじゃないか(笑)。
咲耶榎:またナンパですかい。
GM:そのパターンは前回やったからナシ。では……そうですねえ。ではある夜。自宅。
紫音:あい。
GM:メールが届いています。差出人は知らないヒト。件名は「ごきげんいかかですか?」で。
一同:うわウイルスくさっ!(笑)
紫音:とりあえず厳重にチェッカーかけて,それから開いてみます。
GM:ウイルスメールではなかったようだ(笑)。ではこんなメッセージで(と,紙を渡す)。
紫音:(読む)…………。
GM:それに添付ファイルがついてるね。
紫音:…………。一言マスターに訊きたい。
GM:ん?
紫音:ヤツはロリコンか?
一同:はあ!?
GM:(にやにや)
キルスティン:何? 何の話?
紫音:いや,千葉からのメールなんだが……。
GM:(にやにや)ところで咲耶榎ちゃんっていくつだっけ?
咲耶榎:16ですけど?
GM:大丈夫。ロリコンじゃないじゃん。
一同:…………。
咲耶榎:……えー,今なんかすごく不穏当な発言がありませんでしたか?
ちなみに紫音プレイヤーに渡した紙には,こんな文章が書いてあった。
久遠紫音様
ご機嫌いかがですか?
実は日本を離れることにいたしました。
つきましては,大変お世話になったあなたがたへ,有益な情報を提供いたしましょう。
もっとも,使い方はあなたがた次第。
有意義に使ってくださることを願っております。
では,またいつかお会いしましょう。
K.C
追伸:パスワードは妹君に預けておきました。
追伸A:御礼は別に期待してませんけど。できれば妹君がいいな。私としては。
咲耶榎:(←読んだ)……なんです,これは。
紫音:俺にもわからんけど,だから,ロリコンかって言ったんだ(笑)。
咲耶榎:何で私なんですか。
紫音:だから知らねえってば!(笑)
GM:ちなみに添付ファイルにはプロテクトがかかってる。
紫音:パスワードがどうのって言ってたもんな。じゃあ咲耶榎に連絡つけてみよう。電話してみる。
GM:あー。そうすると紫音のシーンってこれで終わっちゃうんだけど,いい?
紫音:なにー? ホントに短いな(笑)。
GM:何故かっちゅーと,咲耶榎ちゃんは紫音からの電話を受ける前に,千葉とデートだから(笑)。
咲耶榎:……だから,めっちゃ不穏当なんですけど?
GM:(にやにや)というわけでシーンきります。よいかな? |