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アケオメショウガツ
昼を回ったところで目が覚めます。アラブの石油王が豪遊するがごとく睡眠時間をこれでもかと贅沢に使いましたね。

さて今回もやはり行く先は貧者の核爆弾ことピンサロなわけです。前回に引き続いてトミーフェブラリー眼鏡の弦で尿道をグリグリされてしまえばいいのに氏ともう一人、シャトレーゼ山梨氏を伴います。前回トミーとは五反田で手痛い敗北を喫しましたので大塚へ。

トミーは「大塚に3000円で三回転の店がある」という怪情報を引っさげてきました。びっくりの価格破壊。風俗ビックカメラ。これは行くしかない。ただ、僕は知っておくべきでした。トミーとピンサロが合わさるとロクなことにならんということを。

店に到着すると、中は客でいっぱいです。店員から順番札を渡されます。待合席で待つことになりました。とりあえず置いてある床屋漫画こと池上遼一×小池一夫を手にとった記憶があります。

順番としてはシャトレーゼ山梨が一番最後でした。彼はピンサロ初出場でした。気持ちがはやっていた様子でした。そこで順番の若い僕は札を交換したのです。

順繰りに呼ばれ、一番三人の中で最後となった僕は席へと向かいます。ほどなくきたねーちゃん。来た。ナゴヤ球場当時のドラゴンズで七番を打ちそうな奴が。トミーは僕を名スカウトにしようとしています。とにもかくにも作業は始まります。やはりここでも模様を詳細にお伝えしようとすると「顔をミシンで縫うぞ」くらいのことをサーバー様より言われかねませんので、すべて倖田来未に置き換えていきたいと思います。

三十分三回転ですのでひとりあたり十分しか時間はありません。仁村徹選手はさっそく僕の倖田来未を倖田来未しはじめます。機械的に倖田来未を倖田来未してくれますのでかえって仁村選手のツラやら何やらを思い浮かべることなくすみました。僕はそのとき無事倖田来未し、一回目終了。倖田来未レコ大おめでとう。

さて次に来るはまだ見た目まともなねーちゃんです。ただ、様子がどうもおかしい。知的に言うとすればおかすぃのです。なにやら意思が通じない雰囲気を漂わせます。別に外国の方というわけではありません。言葉のイントネーションからそう判断しただけですが、やけに目が虚ろ。やけに肉が無い。というか生ける屍のようなおねーちゃん。見てて痛々しい。それにやってくれることもやたら痛い。これは店を出た後確認しましたが血が出ていました。少し恐怖。当然僕はクリスタル・ケイできません。あ、もう置き換えとか適当です。

このあたりでもはや僕としては限界に達しているのですが三度目の正直という言葉を信じ、最後のおねーちゃんを待ちます。僕の期待通りです。おねーちゃん?来ましたピンサロ界のカル・リプケン。連続試合出場記録を歓迎したくないタイプの。おねがいだから引退して。せめて試合には出ないで。ただ、記録は大いに賞賛する。スタンディングオベーション。あなた自身こそがメジャーリーグであると。

ともかくリプケンこと衣笠幸男とはじめます。ただ僕の亀梨君となんとか君がやってるなんたらとかいうユニットもまったく機能いたしません。それでも執拗に亀梨君となんとか以下略をどうたらしてくるのですが、機能するわけにはいかないのです。するとこともあろうに衣笠こと、めんどくせーのでババアは、「元気ないなあ〜若いのに。ここにくる土方のおっさんの方が元気あるで」とのたまいます。僕の肉体的コンディションの問題すかコーチ?といいかけましたがそこはそれ。やはりエイト方美人な僕としては「あはは、そうすか最近の若者はしゃきっとしてなくて駄目ですね〜」と必死のアジャストを試みます。メジャー一年目の松井秀喜選手のように。あっさりスルー。おい!

散々な三回転で結局一回平井堅できただけでした。終了後三人で反省会をした際にシャトレーゼ山梨からの一言。
「ピンサロいいねー。安いけどかわいい女の子いるもんだなあ」
待て。それじゃあ何か。僕が札を交換しなければ彼についた女の子が来たのに、なる仮定法過去なことがあったわけなのか。親切が仇になったわけなのか。

これ以来誰かと風俗へ行くときは心を鬼にすると決めたのでした。

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