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2005-05-01
バイト終わった後、高校時代からの友人であるバカ野球から神宮球場に集合との誘いをうけたので観戦。実にバカ野球としては恥ずかしいことなんですが、今シーズン、プロ野球開幕してから、野球をまともにみておらんのです。テレビ、ラジオを含めて試合開始から試合終了まで完全にゲームと向き合うことがなかったのです。一体どうしてしまったのか。ぼくのソウルプレイスであるところのバッティングセンターにあまり顔を出さなくなったこととも関係してるのではなかろうかと色々心配していた矢先だっただけに誘いに助けられた。しかし神宮球場。ここにはいろんな思い入れがあります。授業そっちのけで大学野球を見に行ったり、暇をもてあましてつい自然に足が向いてしまうのがここであったりと。そしてなによりぼくは学部生だったころそこで係員としてバイトしていたことがありました。そこはなんやかんや割と長めに勤め、けれどもやめるときはほぼバックレという非常にセンシティブな問題を抱えた場所になってしまったのです。知った顔の係員がいたらどうしよう。まあ一年もたってるしよかろう。もしかしたら知り合いになった連中とかもういなくなってほぼバイトたちは入れ替わってるに違いない。社員だけには見つからねばよい。でもいるいる。しかも球場の外でもばったり。あわてて目があわないように、人のかげにかくれるようにすれ違う。ああ、野球の神様。すいませんでした。神宮球場から逃げて。まあでもゲームが始まっちまえばそんな感情のしこりも関係なくおおいにはしゃぐのですが。ただまだナイトゲーム観戦には寒い。ビールでも頼もうものなら冷えてくるし、確実に風邪を引く。そんな時にはうどん。これに七味をあらんかぎりぶっかけて、アツアツをごぉっとかきこむ。うどんの熱で体温を戻し、カプサイシンでとにかく保温。逆に熱くなりすぎる。一気にテンションをあげ、野球を楽しむ。ともかくいい年したおっさんもやっきになってひいきのチームを応援したりすんのがたまらない。バカ野球どうし、どうでもいい野球ウンチクやらをだらだら語ったり、試合展開をスポーツライター気取りで寸評しあうのがたまらない。本当に自分の中で忘れていたものがよみがえります。やっぱ野球だ野球。十月のペナント争いん時とか是非神宮へ足を運ぼう。大学野球も秋季大会やら全国大会やらありますしね。学会発表とか修論作成などよからぬものをぶっとばすためにも。いやぶっとばされんのは僕ですけれども。


2005-05-02
最近はそうでもなくなったのですが、ちょっと前まで一日に五件以上はウィルス付きのメールが届いておりました。メールチェックするたびに、ノートンが反応し、単にチェックするだけなのに時間がかかって腹立たしいこと限りなしでした。家を十日ほどあけたときは最悪。ウィルスメールが百件近く入っていて、そのたびにノートンが反応。もうまったく他の作業ができないって感じでした。しかしノートンはえらい。お前の仕事ぶりは完璧だよ。職人を思わせる。

他にもスパムメールやらなんやらが届くとむかつきますね。ぼくのメールボックスにはウィルスの襲来がおさまった後も、日々セクシャルな件名を冠したメールがもりもり届きます。さすがに中は確認しませんが、件名だけ追っていると、工夫したもの、やる気ねーものとあって面白い。女を装ってどーのこーのというメールにはピクリとしませんが、「ハメっていいとも! ★ハモリ司会の夜番組★」であるとかは、きちんと仕事に対する熱意が感じられてよい。おざなりじゃないぞ、ちょっとでも考えて送ってるんだぞという業者側の態度が好感持てる。こういう形じゃなければディスプレイの向こう側のお前とも敵としてではなく、酒をくみかわせたかもしれないな、などと思えます。

そんな迷惑メールの類なのでしょうが、あまりにも内容が内容なんで、ここにかくことに。

[送信者] ××××@(フリーメールのドメイン).ne.jp

[件名] 電話しました?

というのがありました。まあフリーメアドな時点であやしさ大爆発。件名もそれっぽいし。でもなんとなく開いてみちゃったんですよ。どーせエロサイトかビデオの販売系のURLが貼ってあるんだろうなー。どれどれと。思いながら。えぇよせばいいのに。

[本文] お久しぶりです。アドレス変わりました。さっき貴方の家の近くに

これで全部です。はぁ?なんだよ!家の近くに?なんだ、家の近くになんなんだ!やっべー血の気がサーッっとひく。まじこわい。家の近くに来たのか?それとも家の近くに ポリス帽をかぶって半裸サスペンダーの体毛もじゃもじゃホットパンツ男がいるけど、鼻炎でこまっているらしく「アー!イエア!マイノーズ、ソーホット!ノー!ノー!スパンクミー!ナウ!」とかうるさいから早くティッシュを渡すかいい感じにくしゃくしゃにしたチラシでもぶつけてあげて!か?しるか!そいつはぼくの友達だ!

いやいや。とにかく気になります。なんか貴方とかの書き方から女っぽさを連想させますが、ぜってーこの女、ボサボサワンレングスで白いボロボロのロングブラウスきて目とか血走ってる奴にちがいません。今にもこのディスプレイからニュルンと身体を滑らせ這出かねないタイプの。まじこわい。久々にホラーな体験をしました。

このメールみてふっとディスプレイに映ったなにかは気にしないことにしておきましょう。返信もとうぜんしませんし、誰かに転送しないと一週間以内に死ぬなんていうことも信じません。えーと、とりあえず後ろふりかえってみま



2005-05-04
ゴールデンウィークに入ったというのに、まったくゴールデンじゃない。スズ亜鉛合金かということをして過ごした一日の話。

静岡県は伊東にある個人宅を宿にして研究室の仲間でバカ合宿をしてきたわけです。その家というのが、八十過ぎのじーさんが一人で住んでるとこで、まあ簡単にいうと非常にダストネス。汚いのです。しょうがないっすけどね。男手一人だし高齢だし。男やもめにウジがわくとはよく言ったものですが、夏などはウジどころではなく、でっけークモが靴の中に入ってたり、流し横のジメジメしてるとこにはミニ地球が出来ていたり、布団は一年間干さないんで不思議な重さがあったりとまことにファンタスティックなレジデンス。ここに備蓄されてる食料品が特にデンジャラスで、ぼくが生れる前に賞味期限ががっつり切れてる醤油が現役バリバリ伝説で使用されようとしたこともある、と申せば少しは伝わるでしょうか。

足裏は館に踏み入れた時から外を歩くのと変わんないような感じで黒ずんでゆく。それでもなぜか行ってしまう。この二年ほど、東京からほど近い観光スポットである伊東がぼくらの遊び場となってるわけです。夏なんかは悔しいことにここが最高の花火大会のビューポイント。

そう、毎年夏に行ってたのですが、今年は何故かゴールデンウィークもここで過ごすことにしたという先輩からのお達しで一泊だけしていくことになりました。毎年くるたんびに「これでここに来るのも生涯で最後」と思いながらも行ってしまう。単純にここが面白いからでしょうな。つーか非日常体験なんですよ。海が近いのに、なぜかその家は山の上。海の町に来た意味が無ぇ。風呂はいりに行っても、上がってくる頃には汗びっしょり。という素敵な環境。

ぼくの所属していたうんこサークルの合宿がその家で毎年三月に行われていて、問答無用でこの状況に慣れさせられる。もう六年目かここに来るのも。やたらとこのじーさんが合宿以外の日にも遊びにこいこいとうるさい。いや、実はこのじーさんは民俗学中ではめちゃくちゃすげー人なんです。一方でそれを感じさせない強烈なキャラクター。少々何やったところで何をやっても大丈夫だろう的なノリ。一時は頭を蜂に刺されたかなんかしてお日様ヘッドにツノ生えてたみたいになったしな。よくショック症状起こさないもんです。強すぎ。だからぼくらは悪乗りして、ファミレスに連れてって、ドリンクバーの全種類を制覇させてみようとしてわんこ状態で持ってゆき、キレさせてみたり、先輩は足が汚れるのがいやで部屋の中にもかかわらずビーサンをはこうとしようとする、とかできるわけです。ほんと舐めてる。

まったく勉強しないバカ合宿。なので、今回も先輩と待ち合わせた川崎駅の地下にて昼飯にまずビール中ジョッキ。乗った東海道線でワンカップ。んで伊東駅着いて、じーさんの家行く前に「天気いいなあ。海見ながら一杯のまねぇ?」の一言で岸壁に腰を下ろして発泡酒。さんざんいい心持となり、着くなり、じーさんから勧められる謎の徳利に入った日本酒。本当にこの日本酒、飲むと変なにおいがする。徳利の中でヌシが発生してて、その体液を飲まされてるんじゃなかろうかなどという正常な思考はとうに飛んでいる。でも女豪傑な後輩は臆することなく飲む。つかそんなこと考えてたらここにいられない。晩飯食うときだけお茶を飲み、温泉行った後、そく焼酎、サワー、日本酒・・・うーわーひさびさに飲んだ飲んだ。痛飲です。ほんとやばい。痛い。頭もお腹も。気づいたら麻雀の牌を握っていた。んで夜明けまで麻雀麻雀。酒酒。これで本当に修論かけるのだろうかというくらい遊んでるし、発表準備なんもできていない。やべーよこれ。

オ負ケ画像:最近の携帯のカメラまじですげーっす。


伊東の海がめちゃくちゃ綺麗で、雲ひとつ無い。唯一よどんでるのは先輩とぼくの心の中のみ。


宿舎からの景色。山の上にあるから伊東の市内から海まで全部見渡せる。ほんと景色だけは最高。景色だけは。


日の出が早い。やはり夏が近づいてるなあ・・・ボロボロなココロが洗われる光景。泣きたくなった。自分の駄目さに。あ、それロンで。



2005-05-05
うわ、やっちまった。電車に乗ってたぼくがつぶやいたのがそれ。(都合により削除)への出勤時間は九時。電車が終点に着いたのも九時。寝過ごしました。がっつり。開き直ってとりあえず遅刻の旨をメール。折り返し運転なので座ったまんままた寝る。あやうく二度目の寝過ごしをやらかしかけたところで奇跡の降車。そこでキップを落としてるというファッキンなことに気づき、金を無駄にする。まあ遅刻の罰みたいなものですか。とにかく集中力にかける一日。そんなこんなでさっそく仕事に入ります。(都合により削除)の記録のための(都合により削除)を(都合により削除)地下の(都合により削除)で行う。上司である先輩Dがのたまう「・・・そういうわけでどんどん撮っていってくれ」了解です。遅刻しちゃって本当にごめんちゃれ。「オレは奥の方で寝てるから。徹夜なんだよオレ。こういう時間じゃないと寝れないわ。忙しい忙しい」はぁ?だから遅刻を怒らなかったのか。「昼飯前に起こしてくれ」はいはい。んで(都合により削除)は(都合により削除)の(都合により削除)以外を落として真っ暗。静寂。(都合により削除)る音と、かすかに聞こえてくる先輩Dのいびきのみ。他の職員なんてまったくこない。やりきれず照明を落とし、まったくの暗闇にして横になる。何しに来てるんだろうと思う。五月五日。こども以下の責任感ゼロな一日を過ごすぼくと先輩D。昼飯食った後、(都合により削除)一本分(都合により削除)ったところで業務終了。まだ全然(都合により削除)は残っているですけどね。やる気はもう残っていないから。あとは本当にすることがなくなり二人で(都合により削除)の(都合により削除)でラーメン特集の雑誌を読むなどして過ごす。そこにラベルメークができるテプラが置いてあったので、「チンポ」と書いたラベルを打ち出し、先輩Dの持ち物に貼っておく。それが職場の上司の目に留まることを祈りながら。

以下の写真は(都合により削除)の(都合により削除)の一コマ。ぼくらがいかに一生懸命働いておるのかがご承知いただけたかと思います。このように(都合により削除)という(都合により削除)の場に携わることができるよろこびを・・・うるせーよ。ちゃんと元に戻しとけ!



2005-05-08
この金土日三日間の出来事。

本来こなさねばならぬこと。

金曜は五限の授業。土曜は二限の授業と夕方から始まる研究室のオフィシャル飲み会。日曜は他大学で行われる学会の月例会。

ぼくがその三日間で実際にとった行動。

金曜日、五限目の授業はちゃんとでる。大学院生としての模範的な振る舞い。パーフェクトデイ。そのまま家に帰ってれば、だけどな。なぜか金曜から三日間がラミレートパックされてひと続き。あれ?一日って70時間もあったっけ?

麻雀麻雀。酒酒。んで背中が散々煤けた後、マイホームに二時間ほど滞在で風呂。ダッシュで学校。無論二限の授業などはブッチぎり。でも学校に向かわねばならぬ。すると電車が事故ってたらしくマイ駅に足止め。このまま学校に行くのブッちぎれるかと思ったら普通に動いてやんの。ボロった感じに学校着いて、そのまま研究室の飲み会。「いや、今日はウーロン茶でいいですから」なんて話が通用するわけはなく、琥珀色の液体がドバドバぼくの胃袋に。無論最強モードになり、ピンチコックが開いちゃってアルコール臭い脳汁がドバドバ。そのままオール。酒酒。サウナ。やや仮眠。その足で学会。爆睡爆睡。研究発表とかまったく聞けてない。なんのためにぼくはそこにいるのか。単なる人間型の汚物汚物。

背中がやけに重い。何をしょってるのやら・・・もはや取り戻せない貴重な時間の重み?そうですかそうですか。20時間ほど寝よう。ぼくにはそれだけの資格がある。



2005-05-09
どーもチキンな平和主義者です。どれくらいチキンな平和主義者かというと、たとえ殴られようとも、後々の泥沼状態を怖れて殴り返すこともできません。それに人殴ったところでぼくからのダメージなど毛ほどもない。最近あったチキナーなことといえば、三人ばかしで飲みにいって、さあ夜をこのまま明かそうかということになり、カラオケ行こうつー時に、同じく酔って調子よくなっちゃったリーマンに頭をパシリとはたかれた一人がマジギレして食って掛かろうとしてる。ともかく彼はケンカ早いので有名。必死で止める止める。めんどくさいことになったらいやだ。んでそいつだけ止めりゃいいかと思ってたら一緒にいたもう一人までもヒートアップ。おい頼む。あんたも止める側に回ってくれよ。なんて考えてたら、メンチ切ってる。わー初めて見たなぁ。さすが埼玉出身だけあるわ。いやいや、まいった。こっちを静止しつつとめねば。とりあえず抑えてる一人をぐるんと回してすこし場から遠ざけ、埼玉県民を止めねば。間に割ってはいるピクニックフェイスこと僕。すんませんすんませんだけを繰り返し、とりあえず埼玉をはがす。埼玉氏がのたまう。「あいつはたかれたんやぞ。黙っとれるか。はなしてくれ。これだけは黙っとるわけにいかんのじゃ」埼玉出身なのに西日本風にしゃべる。筋が通ってる。確かにことの発端に関して非はこちらにないし、やられたらやり返すのはごもっとも。でも誇り高きチキン民族の僕としてはそれこそ黙っていられない。首をフクロウよろしくまわし、リーマンに謝っておく。うわ。よく見ると元体育会系っぽくてこえぇ。とにかく埼玉氏のリーチが向こうに届かぬ距離へ持っていかねば。そこで目に入るのはさっき遠ざけたばっかのもう一人が猛然とタックルする姿。うわ、まった。一人で二人を押さえ込むなんて出来ぬ!絶望しかけた時でる不思議な馬鹿力。暴れはっちゃく二人を北の鉄人、新日鉄釜石ラグビー部かというくらいにがっちりタックルガード。ともかくこの嵐が過ぎ去っていくのを待つ。もう汗だらだら。ともかく僕のキモイほどのチキンっぷりにリーマンたちもヒいたのか「いやあこっちも本当にすいませんでした」と言ってその場を退散してくれる。助かった。怒り収まらぬ埼玉は言う。「なんでとめた。とめたらあかんときもあんねや」本当にまともなこと言ってる。でも殴ってしまっても問題の解決にならんとゆーか、新たな問題を生むんやで。ぼくもにせ関西弁。心の中でな。ともかく酔って暴れる人を止めるのは大変体力がいる。翌日バイトがあったけれども筋肉痛になってたし、静止した時に脛をガンガン蹴られてたのか痣ができていた。チキンな平和主義を貫くのも大変なものです。いやしかし、仲間の面子のための暴力は果たして善として称揚されるべきか、それとも暴力そのものを悪とすべきなのか。考えちまうこの頃です。ぼくの取った行動?言うまでもないですよ。ハッハッハ。自己保身に他なりません。えぇ。


2005-05-10
いやはや、ともかく今回は研究室にて教授のおっしゃった言葉に限りますな。

「(色々なことを中途で)リタイアする気分はどうかね。身を切られる思いだろ。やっぱり逃げ出したらダメなんだよねぇ。苦しんだら苦しんだ分だけ・・・後々それを乗り切る体力がつくというかさぁ〜。このままだと逃げ癖がついたまんまだからねえ。」

以前書いた、学会の月例会における懇親会の挨拶にて、これは先輩からのメールをそのままのせておきましょう。要するにぼくはその場にいなかったわけです。速攻で帰りました。

「最近の大学院生は女性の学生が多く、すごく元気があるんですね。それに対して、男は全く元気がなく、不甲斐ないというのが実情です。現に、こういう懇親会にも男は誰一人として顔をださない」

さぁエスケープ・シンドロームがバリ高い数値をたたき出してる。そんな話を教授が述べられたちょい後くらいに、同期の奴がアッツイ研究指導を受けにやってきた。繰り広げられるハイレベルな言語のやりとり。いたたまれなくなり、速攻で喫煙所にエスケープ。まるで足自身が思考回路を持ってるかのようだった。ああこういうのが逃げ癖って奴ですね。身をもって知りました。しかし、こんな後ろ足でサンドかけ放題な院生でも研究室に置いてくれて、フォローを忘れぬ恩師にマジ感謝。やべぇくらいだぜリスペクト。ぼく、しょべぇCRYだせぇミスキャスト。そんなわけでもう一つ気になる情報を。

我らが大学の硬式野球部は現在東都大学リーグの二部にいるわけですが、この春季リーグにて勝ち点を順調に伸ばして、現在優勝への王手がほぼかかっている状態。もう東都大学リーグ一部昇格がすぐそこ。おいおい。これで燃えなきゃ男じゃない。来週はおそらくぼくは気づけば神宮にいるはずです。気がかりなのは、最近やたら大学エスケープに対して過剰なビクビクさんになってる性根。これを叩きなおすだけです。優勝したら、高らかに校歌と応援歌を歌い上げてキャンパス内の噴水にダイブしよう。んで一部リーグの最下位チームとの入れ替え戦に勝利し、十数年ぶりの昇格を果たしたら、秋季リーグの時期に間違いなく神宮ボールパーク・キャンパスに登校できるわけです。がんばれうんこ大!



2005-05-13
午前三時。酒に酔って日をまたいで帰ってきた親父が寝言で「ヘロゥ」とか叫んでる。まじでびびる。それ以外何もかくことがない。


2005-05-14
2003年の手帳がふと目に入ったので、パラパラめくってみた。結構面白い。目に付くのは「神宮球場15:00」だの「味の素スタジアム14:30」だの「東京ドーム13:30」だのの文字が書かれている。要はバイトの予定帳と化している。うわ。こんなにバイト入れまくってるのかと当時の自分を心配する。2003年といえば、学部四年。シュウカツ真っ盛りであるべき年。しかしやたらバイトばかりの予定しかなくうんざりする。たまにあってもサークルの合宿だとか、研究発表の予定だとか。なんか枯れに枯れている。

ふと巻末のメモ欄に目をやると、びっしりと文字が書いてあった。卒業論文のメモだった。これを書いてたときの情景が鮮やかによみがえる。書いてたのは、忘れもしない、神宮球場でのバイト先の係員の詰め所でだ。その日は神宮球場で何も興行が組まれて無い日で、バイトが一人だけ呼び出されて清掃のオッサンと一緒に球場を見回るという仕事。特に何があるわけでもなくて、休憩のやたら多い一日だった。その間に、携帯できるようにしてあった卒論用の資料をつらつら眺めていた。何か一つの論理の筋を見出してやろうと。頭にに浮かんだ内容を取るものもとりあえず手帳のメモ欄に書き留めた。自分なりの発見があったからだった。消えてしまわぬうちに何かに書いておかねば。結構充実した瞬間だったと思う。一つのことに打ち込んでいるんだという実感があった。詰め所に丸めてある仮眠用のくっせー布団の横にねそべって、うんうんうなりながら資料を眺めていたあの頃。なんだかんだで生涯の中で一番勉強していたあの頃。バイトの翌日に岐阜県の山奥にまで調査に行けてたあの頃。んで疲労した身体で炎天下の中、林道をひたすら歩いて、頭くらくらになって山ん中で一人途方にくれてたあの頃。卒論をだせた時を友人と喜びあったあの頃・・・

ああ、ちょっとがんばろう。

と少しいい話でおわらない。軽くパンチドランカーな感じになってしまったのは、当時の友人とピンサロにいく予定を入れていたのを見た時だった。七月七日の予定を見ると「学校→大塚」と書いてある。何書いてんだ僕は。ああ、思い出したくも無い。大塚、大塚な。いまだに忘れねー。三千円三回転。激安。詳しく書く気にもなれないが、ブス、ガリ、ババアの三回転とだけいっておこう。そんで友人にはわりとかわいいのがついていたという、山手線で車窓に映るボロッボロッな自分を死んだ目で見ながら、人生とは何かを考えた一日だったということもつけくわえておこう。つかそいつと行った五反田でもひどい目にあった。絶対に奴はぼくを貶めようとしている。そんなあの頃。