「ラ・フィエゾン」さんには初めてお世話になりました。
ニューイヤーということで、ケーキに金箔をたっぷりとかけ豪華に仕上げたケーキです。。
アプリコットが沢山入ったケーキは、しっとりとして、とても美味しかったです。
今回は、受け付けを、いつも聴きに来てくださる村田さん(写真左)と鹿子木さんにお手伝いしてもらい、とてもたすかりました。

終演後、CDの売れ行きも良かったそうで、サイン会も終わって、皆で記念撮影。

デュオ演奏は、母娘で2枚のCDを出しているお二人だけに、息ピッタリの調和です。
アンコールの「浜辺の歌」は、しみじみと懐かしく、母を思い出すような、胸に迫る情感がありました。
今年のニューイヤーコンサートは、サロン・コンサートの域を越えた、本格的な演奏を堪能させてもらいました。
荒井章乃さんのメンデルスゾーンの協奏曲は、若さにあふれた力強い素晴らしい演奏。
水野さんいわく「若いって素晴らしいですね。」

お母様の水野佐知香さんのチャイコフスキーは、美しい音色で、温かみのある落ち着いた、これまた素晴らしいコンチェルトでした。

榊原紀保子さんの迫力あるピアノ伴奏で、一層、聴き応えのあるものになっていたと思います。

Profile
【出演】

水野佐知香(ヴァイオリン
荒井章乃
ヴァイオリン
榊原紀保子(ピアノ)
Program

シューベルト:セレナーデ
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
中国地方の子守唄
モンティ:チャールダッシュ

〜母と娘、それぞれの華麗なる協奏曲〜
ニューイヤーコンサート
2004年1月18日(日)

本日のティータイムは

ラ・フィエゾン
横浜市青葉区たちばな台2−1−15   の
 ケーク・アプリコ

  尚、紅茶はぐらん・あみ提供の茶葉を使用しています

2004年2月29日(日)
リコーダー デュオ・コンサート
〜安らぎと優雅さの中で響き合う音色〜
【出演】

篠原理華(リコーダー)
向江昭雅
リコーダー
Profile

Program

G. Ph. テレマン (1681-1767) 
カノン風ソナタ Op.6-1  変ロ長調

J. ファン・エイク(ca1590-1657)
 イギリスのナイチンゲール

O. ギボンズ (1583-1625) 
ファンタジア

W. ホワイト (before1538 - 1574) 
ファンタジア

J. ボールドウィン 
デュオ

M. ブラヴェ(1700-1768)

組曲 ト短調 

J. M. オトテール (1674-1762)
 組曲 0p.6 変ロ長調

広瀬量平 
オード  Ι 

G. Ph. テレマン 
ソナタ ト短調

2本のリコーダーデュオは、驚くほどフローリングの床とレンガのサロンに響きます。
息ぴったりの演奏によってサロン全体が共鳴し、聴き手のからだにも心にも心地よい響きがしっかりと伝わってきました。

ソプラノリコーダーからバスリコーダーまでさまざまな大きさの楽器を持ち替えながらの熱演が続きます。

同じ旋律を1小節ずらし掛け合いながら進むテレマンの「カノン風ソナタ」、小鳥の鳴き声そっくりの「イギリスのナイチンゲール」、日本の現代曲を尺八で吹いているかのような広瀬量平「オードU」など、楽しいお話とともに堪能しました。
毎回恒例の記念写真。
篠原さんは、淡いスカイブルーのドレス、向江氏はワイン色の蝶ネクタイのタキシード姿。

正装のお二人の前にあるのは、山梨の家具工房「みずき工房」さんが1年がかりの構想の末、作り上げたナラ材の譜面台です。

作者の西さんがサロンまで足を運ばれ、プロの演奏家が使ってみた実際の使いごこちを丹念にチェックされていました。
木のぬくもりが嬉しい譜面台、プロの演奏家にも音楽愛好家にも広く普及すればいいなと思っています。

みずき工房
http://www.mizuki-kobo.jp
      本日のティータイムは

メゾングラスアンジュ
横浜市青葉区青葉台2−26−1
  の

 特製キャラメルブラウニー

  尚、紅茶はぐらん・あみ提供の
   茶葉「アッサム」を
使用しています

このお店は、田中耕一さんのノーベル賞受賞記念パーティーでブラウニー(と他の焼き菓子の詰め合わせ)が採用されました。

本日はキャラメル味のブラウニーですが、温かいブラウン色の細長い形から、リコーダーの姿をイメージして選びました。

2004年3月21日(日)
春風を誘うソクソフォーンの音楽紀行
〜クラシックからジャズまで、ピアノと共に〜

Program

◆春風その1(クラシック?のような・・)

・安曇野の朝(オリジナル)

・ふわっとFLYING(オリジナル)

・ピアノ曲〜子供の情景、     
                
ビルマの少女(オリジナル)

・展覧会の絵

・剣の舞い

◆春風その2(ジャズ?のような・・)

・春一番(オリジナル)

・シェルブールの雨傘

・まみの童謡〜浜辺の歌 ほか

・Fly Me To The Moon

・楽園・宮古島(オリジナル)

・What a Wonderful World  

【出演】

苫米地義久(サクソフォーン)
石塚まみ
ピアノ
Profile
             本日のティータイムは

『Patisserie Yukako』
渋谷区広尾1−1−18−102
  の

 桜の葉クッキー

  尚、紅茶はぐらん・あみ提供の
   茶葉「ウバ」を
使用しています

本日のお菓子は、塩漬けの桜の葉っぱにラング・ド・シャのようなクッキー生地をのせて焼いたもの。
さくらもちのような香りが春らしくて美味しく、とても珍しいお菓子でしたので、皆様に喜んでいただけました。

どこか懐かしいような、心にしみ渡る音色とオリジナル曲のすばらしさ・・・。
苫米地さんの楽しいトークと温かなお人柄で、一層素敵なコンサートになりました。

サクソフォーンによる「剣の舞」は初めて聴きましたが、演奏するのに大変なエネルギーが必要だそうで、あまりお聴かせする機会がないとのことでした。

石塚まみさんの「ビルマの少女」を聴き、戦地に赴いたおじいさんからの絵手紙を見ると、命のつながりの神秘と、優しい家族愛、戦争の哀しさを感じ、ジーンと胸に迫るものがありました。


先月に続き、みずき工房、西さん製作の木製譜面台。木の温もりがとても好評です。
みずき工房 
http://www.mizuki-kobo.jp
演奏後の記念写真
スタッフとともに、みずき工房の西さん(左)もご一緒に。

作品を3点、前に並べてみました。
左の譜面台:本日使用したもの
右:2月のリコーダーデュオの時に使用。
中央:スタッフの亀岡さんが昨夏蓼科で西さんの作品を見た時、イメージを伝え、それを元に特注していただいたもの。多くの方に評判でした。


2004年4月25日(日)
パンフルートクラシック春色コンサート
〜ピュアでナチュナルな音色による名曲の数々〜

Program

精霊の踊り
(グルック)

 アベマリア(カッチーニ)

 春の海(宮城道雄)

 バラーダC.ポルムベスク)

 ブリウル〜アナ!夜が明ける(ルーマニア民謡)

 チゴイネルワイゼン(サラサーテ)

                         ピアノソロ 

・3つの小品 作品2より第一曲 エチュード(スクリアービン)

                        ・エオリアンハープ作品25−1(ショパン)

                         パンフルートソロ

   ・ナイチンゲール(エイク)

 ・シャコンヌ(バッハ)

アベマリア(マスカーニ、ツェプラー編)

島唄(宮沢和史)

【出演】

大束 晋(パンフルート)
両角理恵(ピアノ)
Profile
パンフルートは、竹や葦を切って並べただけの単純な楽器、素朴な高原の音色、自然の中の笛の響き・・・といった印象が強いでしたが、「チゴイネルワイゼン」「シャコンヌ」「アベマリア」とクラシックの名曲を沢山聴くうち、難解なクラシックの音楽があふれ出す魔法のような楽器にただただ驚きでいっぱいになりました。
大束さんは、近々ルーマニアに移住されます。
ルーマニア人の奥様との間に生まれたお子さんの学校のためなのですが、日本におられる間に、素晴らしいパンフルートの音色を聴かせていただくことが出来、今回はとてもラッキーで幸せなコンサートでした。
横浜市青葉区には全国で唯一パンフルート愛好会があり、パンフルートを吹く人が大変多いとのこと。
愛好会を作られた大江さん(元大学教授)も一緒に記念撮影です。

沢山売れたCDを並べてあるのは、みずき工房製作の譜面台。
みずき工房
http://www.mizuki-kobo.jp
本日のティータイムは

亀屋万年堂
横浜市青葉区しらとり台1-1


  の

 ずんだ どら焼き

  尚、紅茶はぐらん・あみ提供の
      茶葉をを
使用しています

新緑の季節とパンフルートの素朴さをイメージして選んだお菓子です。

紅茶は、お馴染みの「ぐらん・あみ」さんがちょうどコンサート当日に3周年記念パーティを開かれ、3周年に合わせて売り出された「ストロベリーティー」を提供してくださいました。
和風テイストのお菓子と不思議にマッチした紅茶は、本物のいちごをフリーズドライにして沢山まぜた優れもの。

2004年5月9日(日)
2台のアルパ デュオコンサート
〜母の日に、心に染み入る郷愁のうた〜

Program
1.満月
2.コーヒールンバ
3.サカ島
4.浜辺の歌
5.春風に乗って
6.星の涙
7.鐘つき鳥
8.ふるさと
9.愛しきわが母へ
10.あなたへのメロディー
11.お母さん
12.愛しい女性に捧げる調べ
13.川の流れのように
14.牛乳列車

【出演】

芹澤健一(アルパ)
芹澤良実(アルパノ)
Profile
            本日のティータイムは

アトリ
横浜市青葉区奈良1-18-1

  の

 創作シュークリーム アルパ

 尚、紅茶はぐらん・あみ 提供の
      茶葉をを
使用しています

アルパの形を見事に再現した可愛いシュークリームで、母の日ということでおみやげにもなるように一つずつ箱に入れてもらいました。

実際食べるのがもったいないと言ってお持ち帰りになる方が多く、ぐらんあみさん提供の香り豊かなストロベリーティーのみを味わうティータイムになっていたようです。
健一さんはウィークデーは背広姿のサラリーマンであり、土日休日にアルピストとして活躍中です。

プロも顔負けのお二人の演奏は、ご夫妻ならではの調和のとれた美しいハーモニーと息の合ったアンサンブルです。

後半最後の「川の流れのように」「牛乳列車」は、2台の楽器用の編曲も素晴らしくアルパらしさが大変良く出ており、ダイナミックでそれでいて郷愁を誘うつややかな音色に惜しみない拍手が送られました。

良実さんの美しい衣装は、パラグアイで注文した細かい手作業による素晴らしい作品です。

健一さんの衣装と合わせ、目にも楽しい舞台でした。
花束と一緒に記念撮影です。

また終演後に、ぜひデュオのCDを作ってくださいと、お願いをしておきました。

手前に見えるみずき工房さん作による特注木製譜面台が今日の楽器にぴったり合っています。
http://www.mizuki-kobo.jp

2004年6月19日(土)
金亜軍 中国揚琴の世界
〜揚琴とピアノのコラボレーション〜
Program

揚琴伝来の旅・・・金亜軍
何日君再来〜夜来香・・・劉雪庵/黎錦元
早天雷・・・中国曲
桜花変奏曲・・・・日本古謡
 第三の男・・・.M.Carr,J.Golden,A.Karas
ハンガリー舞曲・・・J.Brahms
在水一方・・・作者不明
浜辺の歌・・・成田為三
剣の舞・・・A.I.Khachaturian
【出演】

金亜軍(揚琴)
村松充昭(ピアノ)
Profile
揚琴とピアノのコラボレーションは、普段、あまり聴く機会のない揚琴をソロ楽器として紹介できたコンサートでした。

本来、伴奏楽器だったという揚琴を、演奏力と感性でソロ演奏の楽器にまで高めた金さんは、素晴らしい才能を持った方です。

ピアノの村松充昭さんとの出会いが、お二人の音楽の世界を広げ、色々なジャンルの音楽に挑戦されています。
「第三の男」「ハンガリー舞曲」「桜花変奏曲」「夜来香」など、どれを聴いても、ぴったりと雰囲気があっているのは、とても不思議な感じがしました。

ゲストにフルートの村松智美さんも加わって、2部は、華やかになりました。

手前の譜面台は、みずき工房製作による木製の逸品。
http://www.mizuki-kobo.jp
コンサートのあとも、たくさんの方が揚琴の周りに集まって、CDの売れ行きも好調でした。

終演後の記念撮影 金さんの奥様も加わって。

            本日のティータイムは

アトリ
横浜市青葉区奈良1-18-1

  の

 フィナンシェ ショコラ
金さんの名前に因んで、
金塊をかたどったフィナンシエです!

 尚、今回は中国茶をお出ししました。
くるくると丸まった状態のジャスミン茶に、
早めにお湯を入れておいたので、
あたりにいい香りが漂っていました。


ビウエラ・コンサート
〜人魚が奏でる幻の楽器〜
2004年7月11日(日)

Program

◆ルイス・ミラン(1500頃-1561頃)
「エル・マエストロ」より
ファンタシーア1番/ファンタシーア8番/ファンタシーア11番/ファンタシーア2番/パヴァーナ6番
◆ルイス・デ・ナルバエス(-1538-)
「デルフィン・デ・ムシカ」より
第4旋法によるファンタシーア/「牝牛を見張っておくれ」によるディファレンシアス/もう一つの「牝牛を見張っておくれ」によるディファレンシアス/皇帝の歌「千々の悲しみ」
◆エンリケス・デ・バルデラバーノ(-1547-)
「人魚の詩歌集」より
ファンタシーアと3つのソネット 
◆ミゲル・デ・フェンリャーナ(-1554-1579)
「オルフェウスの竪琴」より  
モラレスのミサによる2声の2つの作品/ファンタシーア/「花咲く日々に生きる限り」に基づくグローサ
◆ルイス・デ・ナルバエス
第3旋法によるファンタシーア/モーロの王は散策していた/第2旋法によるファンタシーア
◆アロンソ・デ・ムダーラ(1510頃-1580)
「三部のビウエラ曲集」より
ファンタシーア/アレクサンドルのパヴァーナとガリヤルダ
◆ミゲル・デ・フェンリャーナ   
何を使って洗いましょうか/アンテケーラにモーロ人現る/小麦色の肌の娘よ、キスしておくれ

【出演】

永田斉子(ビウエラ)
楽器も曲も、とても珍しいコンサートでした。
先ず、人魚が奏でる楽器というのが、珍しい。
人魚そのものが実在したのかどうかも分からないうえ、その人魚が演奏するというのですから、殊更興味深いものでした。

たおやかな永田斉子さんが、そのビウエラを腕に抱えて演奏を始めると、なんだか納得してしまいました。

ゆったりとした曲を聴いていると、まるで海に抱かれているような穏やかな気持ちになって、うつらうつらしてしまいそうでした。
終演後の記念撮影
ソプラノ歌手のお友達(左から3人目)、青葉台のウィーメンズクラブで活躍中の3人のお友達(右側3人)も一緒に・・・。


みずき工房制作による手作り譜面台の白木の色とやさしいフォルムが、ビウエラにぴったりでした。
            本日のティータイムは

エクラン・ナクレ
横浜市青葉区もえぎ野1-18


  

 青いゼリー
青い海をイメージしました

 尚、今回はアイスティーをご用意しました。
夏らしい爽やかなティータイムだったと思います。

Profile