範馬牙刃
第146話「反射神経」
今週はついにピクルの闘争法の謎が明かされます
果たしてピクルはどのようなトリックを用いてジャックの攻撃をかわしたのか!!?
そして砂埃と巨大な音の謎とはなんなのか? ジャックはピクルに勝てるのか?
それらの謎が一気に解き明かされる事になるのでしょう
ならばここはやはり、主人公のバキ君が探偵役となって全ての謎を明かすべきでしょうね
多分、そのためにペイン博士がそろそろ注射器型麻酔銃を準備しているはずです
徳川のじっちゃんが妙な事言ったら「バーローwww」ってツッコミ入れてくれるんでしょう
身体はジジイ、頭脳はノーベル、その名は名探偵ペイン!!
〜OPテーマ・『運命のルーレット廻して』〜
与太はともかくとして、ジャック兄さんもついに気づいたピクル脅威の闘争法の正体
視界に入った壊れた柵を見て、ジャックの灰色の脳細胞(クスリ漬け的な意味で)が高速稼働します
うん、ホームズもコカインやってましたし、ドーピングぐらい探偵なら誰でもやる事ですよ
コナン君も、子供になる薬をキメちゃったり、大人に戻るために酒飲んだりしてますからね!!
(青山先生に土下座で謝れ。むしろ犬神家スタイルで頭下げろ)
そして、ジャック兄さんの導き出した事実とは・・・・・・
「(そうか・・・・・・そういうことか・・・・・・
フフ・・・・・・なんと滑稽な・・・・・・
俺が打ち込んだ最強最速の打撃――
奴は何一つ反応できず一歩も動けなかったと値踏みした
バカを言うなッッ 一歩も動けぬ――どころではないッッ
ピクルは俺の放つ渾身の一撃を
十分な余力を持って躱し――
あまつさえ10メートルほども後方にある柵をバネとし―――
何食わぬ顔で元の位置へ立った
それを俺は――視界に捕らえることすらできなかったのだッッ)」
なんと、ピクルの回避法とはジャック兄さんも気づかない超スピードで移動し、
壁で三角飛びをしながらまた元の位置に戻ってくる事だった!!
それ柔軟性関係なくね?
先週のタイトルがネタバレだなんだと言いましたが、
どっちかと言ったら今週のタイトルの方が回答だったみたいです
だとしたら先週のタイトルの『柔軟性』にはどんな意味があったのでしょうか
壁を蹴ってバネのように戻ってくるのに柔軟な筋肉が必要だったという意味でしょうか?
それとも、「タイトルに囚われない柔軟な発想をしろというヒントだった」という教訓なのでしょうか?
だとしたら、耳を食われたピクル並に憎悪を燃やせそうなんですけど
畜生! 先週変な予想したせいで大恥かいたよ!
なんだピクルバウアーって!!
(お前先週は単にジャック・バウアーって言いたかっただけだろ?)
「(いつか聞いたことがある・・・・・・
仮に・・・・・・人類と猫が檻の中で闘ったなら・・・
実戦空手の父――大山倍達 答えて曰く
”ヒトは日本刀を持って初めて対等と言えるだろう”
爪――牙――反射神経――
ヒトが持ち得ぬ様々な武器を有する猫だが
とりわけ運動神経 そしてスピード
この2点においてヒトは猫を大きく下回り
武器なしではその差は到底埋められぬ
たとえ何十倍もの体重があろうが・・・ッッ)」
なるほど、猫とヒトは日本刀という武器があってようやく対等になるわけですか
つまり、日本刀持った波平とタマが対等なんですね
バットで立ち向かおうとして敗北したカツオのために父親が闘う・・・・・
そんなドラマを連想してしまうエピソードですね(そんな妄想に堕ちるのはお前だけだよ)
いや、実際サイズ的な問題で家猫ぐらいならなんとかなりそうですけど、
ネコ科の猛獣に人間が素手で勝つのは不可能だと言われてますからね
そう言えば、『MASTERキートン』という漫画では
「人間は訓練された犬には勝てない」っていうのがありましたが、
ネコ科とイヌ科でどちらが強いかって言うのは考えると中々ロマンのある話ですね(そうか?)
「(群雄割拠の恐竜紀
恐竜達の武器と比べたなら
丸腰に等しいピクルが――捕食者として生き残る
恐らくは恐竜達の反射神経では
決して追いつかぬほどのスピードで動いていたということだッッ
そういうことなのだ・・・・・・
ピクルと闘うということは――
恐竜達に全勝するということなのだ・・・・・・)」
まぁ、発想はともかく内容は凄まじいです
バキ君の0,5秒理論どころの話ではなさそうですね
ピクルの圧倒的スピードの前に、ジャック兄さんはたじたじです
そういえば、このピクルの超スピードを示すエピソードは以前ありましたね
そう、アレはピクルが登場して間もない頃でしたが・・・・・・あの時もピクルは早かった
女性レポーターに覆いかぶさってから離れるまでがあまりに早かった・・・・・・
そのスピードは、恐ろしい事にバキ君を凌駕していたかもしれません
この超早打ち原人に勝ち目はあるのか、バキ!!!(その勝負に負けたら男としては勝ちじゃん)
ともかく、これでピクルには超タフネス、超スピード、
そしてその超スピードとバネが生み出す四足アタックを代表する超パワーと、
言うなればはぐれメタルのスピードと防御力を持ったゴーレムのような性能が証明されました
このチート性能原人に、ジャック兄さんはどう対抗するのか!!?
「(神さま・・・・・・初めて貴方にお懇願いいたします
どうか・・・・・・どうかわたしに勝―――)」
ジャック兄さんがついに神頼みの領域に入ってしまいました
兄さんらめぇぇぇぇ! 真剣勝負を売りにした漫画で、神頼みとかで勝てるわけがないのおおおおお!!
ってか、むしろ貴方はドーピングで神様に喧嘩売り続けてきた人でしょうが!
もっと陸奥のように千年ぐらい神様に喧嘩を売り続ける勢いじゃないとダメでしょ!!
男だったら、神様にしていいお願いなんて一つだけですよ
「君のような女神にずっとそばにいてほしい」ならお願いしてもいい
(プロシュートのアニキみたいなツラをしながら)
兄さんはスクルド信者っぽいツラしてるから、
私と同じ神について信仰を説き明かせるはずです(決めつけんな)
しかし、そんな祈りも空しく、
私のところに女神様は舞い降りず、ジャック兄さんの顎にもピクルのアッパーが叩き込まれました
ピクルもジャック兄さんの攻撃を受け、ベストヒットパンチをラーニングしてしまったようです
心・技・体のうち、技と体を極められてしまっては、主人公でも勝てなくなってしまいそうですね
いや、普通は『技』と『体』で上を行かれても残りの『心』で打ち勝つものですけど、
こっちの主人公はその『心』が大抵のケースで負けてるから・・・・・・
主人公はともかく、ジャック兄さんがピンチです
果たして祈りが神に通じ、ジャック兄さんはこの窮地から再び逆転できるのか?
そして私にスクルドから電話がかかってくるのか!!?
来週の展開が不安半分期待半分ですね。いや、電話は多分一生待っても来ないんですけど(ついに現実を見た)
しかしジャック兄さんがここから逆転できる秘策はあるのでしょうか?
いっそ神よりも背中に宿る範馬様に頼ってみるのがいいかもしれません
神通力では髪の毛一本動かす事はできませんが、範馬パワーならバキ君がオリバに殴り合いで勝てる世界です
・・・・・・何か神様の存在以上に理不尽なものを感じてなりませんが、ジャック兄さんの安否が心配です
それ以上に心配なのは、兄が負けた場合バキ君がどういうリアクションとるかなんですけど
どんなリアクションを取れば現状の不人気ぶりから、さらに株を下げずに収められるかが私には想像できません
そう言えば、板垣先生が目次コメントで
『悪役の魅力=作品の魅力。大相撲初場所にて再認識。』
と仰ってたので、
ここはいっそ主人公キャラから悪役キャラにキャラチェンジしてみてはどうか!!?
(何の解決にもならねぇだろそれ)