範馬刃牙
第116話「克己心」

今週はお久しぶりの刃牙ン肉ハウスからのスタートです

そういえば、今週のジャンプに読みきりで、
キン肉マンの結婚祝いに超人達がキン肉ハウスで
ガチのスパーリングをやるって内容がありましたが


・・・・・・もし、梢江ちゃんとバキ君の結婚式とかやって、
この家の取り壊しが決定したって噂が流れたとしても、


誰一人集まりそうにないのは何故だろう・・・?



いやでも、私的には結婚式記念なら人は集まりそうだと思うんですよね



アライJrと梢江ちゃんの結婚式記念に取り壊すって言えば


むしろ、アライJrへの結婚祝いに、
アライJrがノーガードで殴り合って勝てるようになるまで、

アイドルグラップラーのみんなでボッコボコにしておくとか


そしてジルベルトスタイルでのルーザールーズも強要すれば完璧ですね


きっと、家に「バキくんは7人目でボコにされました」と書いてあるのはその伏線です(なんでよ)


まぁ、超人ではあるけど友情パワーからは程遠い人の話はともかく、

今週は一発で吹っ飛んで喰われかけてた餌にもならなかった少年の話です


さて、ピクルまたぎ(ピクルも喰わずにまたいで通るの意)のバキ君、

胸に七つの星ならぬチャイニーズシアターみたいな足型をくっきりつけています


こんな屈辱的な痕を刻まれ、さぞや悔しい思いを
しているかと思えば、何故かいきなり「にィ・・・」と笑い出します



「闘う覚悟もなく・・・
無目的のままのこのこ出かけるから
無様な不覚を取るのだ」




ワカってんじゃん



どうやら自己分析はできているようです
しかしなんでいきなり自分の悪口を言い出したんでしょうか?

壊れたのか、あるいは最近誰も構ってくれないから
仕方なくセルフ言葉攻めをしてニヤニヤしてるんでしょうか?

(そんな気持ち悪い主人公はイヤだ)



「我が子ながら虫酸が走るわ
あの甘ったるさにはッッ」



あ、どうやらパパの物真似だったみたいです。うん、似てる似てる






強さはちっとも似ないのにね


(ヤロウ・・・タブー中のタブーに触れやがった・・・)


そして父親に対して誰よりも理解のある少年の予想は当たっていました

今まさに、徳川のじっちゃんに対してパパが息子のふがいなさを語っている最中でした



「そこまで言うこともなかろうに・・・・・・・・・
刃牙なりにガンバった結果じゃろう・・・・・・・・・」
 



ゆっくりした結果がこれだよ


いや、どこがガンバったんですか?



ピクル探してくれたのは花山さんだし、
後楽園地下闘技場まで連れて行ったのはピクル

そこまでお膳立てされて、不意打ちくらって一撃KOされたのがバキ君


これでガンバったって褒めてもらえるなら、


私が貰った今年の夏のボーナスは、

あと桁が一つ違ってもいいんじゃないかと思いますが


正当な評価をされると0が一つ少なくても文句が言えないので黙って受け取ります(駄目社会人)



「徳川財閥の総帥もヤキが回ったか
ガンバる全力を尽くす最善を尽くす
全て負け犬の言葉だ
そんなことではどうにもならぬ世界がある
長い人生でとうに学んだことをぬけぬけと口にする
俺を前に適当な言葉でお茶を濁していると 
爺ィと言えどヒネリ殺すぞ」
 


まぁ、厳しい言い方ですけど勇次郎の言う通りですよご老公

ここはそんなおためごかしの言葉ではなく、むしろ



「努力した者が全て報われるとは限らん
しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!」
 


ぐらいカッコいい事言わないと!(パクリじゃねぇか


でも勇次郎もそこまで酷い事言うのはご老公が可哀想だと思います

だって、自慢の王者が負け続けるわヘタレるわで、


ご老公もヤケクソモードに入ってるでしょうし


もしかしたら、そんなご老公に渇を入れるための勇次郎的ツンデレ殺法かもしれませんけど(ねぇよ)



「イヤ・・・・・・ごめん・・・」


勇次郎の迫力に押され、普通に誤ってしまうご老公
ほんと最近この人いいとこがありませんね

もしかしたら、画面に映らない部分で土下座までさせられてたかもしれません


しかしこういう時に緩衝材になってくれる我らがキャプテン・ストライダムはどこに行ったのでしょうか?


以前、博物館で勇次郎を怒らせたからまだ逃げ回ってるのでしょうか?

またピクルが逃げないように、全裸で語り合って注意をひきつけてたりして


ご老公が謝ると、不機嫌そうだった様子は一転
なんか微妙に嬉しそうな様子で勇次郎は言います



「爺ィよ なんという幸運だ
仮にもあの野生に触れちまったのだ
あの野郎 眠れぬ夜が続くだろうぜ」
 


そんな会話を予想し、バキ君は思います



「(・・・・・・なァんて言ってるんだろうな)
あのフヌケめ・・・・・・って」
 



これでこの勇次郎とご老公の会話が、

ただのバキ君の妄想だったら悲しいですね


本当は二人ともバキ君には興味失ってピクルに熱中してるとか


まぁ、バキ君の微妙にテンション高い一人物真似ショーが、
勇次郎の言う通りピクルの野生に触れて昂ぶってるせいと聞いてちょっと安心しました

またバキ君、ピクルに負けたショックで気が触れちゃったのかと心配しましたよ


よく考えてみればバキ君の妄言なんていつもの事でしたね(酷い言い草)



「(眠れないや・・・・・・当分・・・
教えてくれたんだ・・・話すことさえできない―――
あの雄が・・・あんなに雄弁に
あれで十分・・・・・・十分に堪能した・・・・・・
彼が何者で・・・・・・どれほどのものなのか・・・・・・
たった一パツで親友だ)」
 



たった一パツ、ヤられただけで親友ヅラとはウザい男ですね

(微妙に悪意と性的表現を感じる言い回しをヤメロ)


こういう子が後々ストーカーになったりするんですよ!(黙れ)

そして思い込みの激しいバキ君はさらに妄想を加速させます



「(超えられる・・・? あの領域を・・・・・・
このままでは決して行けぬと予感していたあの領域へ――
アイツとならば 超えられるッッ)」



どうやらバキ君、薄々自分が勇次郎の領域へは行けない事を自覚していたようです



時期がきたんじゃなかったんかテメェ


口では潔い事言ってたようですけど、どうやらバキ君は負けたくは無かったみたいです


もういっそ佐田国刃牙と名乗ったらどうかと思いますが、

諦めかけていたバキ君に、安西先生の差し出したボールの如くピクルと言う救いが現れました


ピクルと二人で互いを高めあってさらなるステージへと向かうのか!?


ピクァルゥェイドスターを目指すのか!!?

(どうやって発音すんだよそれ。クラウザーさんでもなければ言語にできないよ)


今、バキ君によるピクル便りの戦いが、始まる!!!



・・・・・・さ、よくよく考えてみると自分の事しか考えてない共闘体制はさておいて、

正統派協力関係にある、ある意味すでにエンディングを迎えた二人に話を戻しましょう



「たしかこのようなものだったな
通称「マッハ突き」
君が持つ唯一わたしを驚かせた技術だ」



片足でマッハ突きを演じてみせる烈先生
むしろそっちの方が驚きですが、烈先生はこの技を
「克己の持つ、唯一自分を驚かせた技術」として高く評価しているようです

だが夜の技術なら驚くのは唯一で済むかな?


あの時は烈先生、克己に「2000年前に通過」発言をしましたが、
その実、背筋を凍らせながらこの技に驚愕していたようです。当時からツンデレだったんスね先生


最初は、「空手を完成させた」とか言われてるのが気に喰わなくて文句を言った

そして、試合で放った「マッハ突き」を見て、心を奪われたと・・・・・・



なんだこの少女漫画



なんか順調にフラグを立ててたみたいですね

徐々にフラグを折っていって結局寝取られたバキ君とはえらい違いです


そして、さらに烈先生はマッハ突きを褒めちぎります



「わたしにおいてすらが表演(演武)の段階までで
実用体験は皆無 培った戦術にて勝利は拾ったが
あの結果に見るほどわたしと君に実力の差はないッッ
永きに渡る中国武術の歴史 この技を使いこなせるとしたら
おそらくは 唯一人・・・・・・・・・」
 


克己の才気は郭海皇クラスでした


え・・・? エイプリルフールじゃないですよね・・・?

なんだか実は加藤ともあまり実力差が無いんじゃないかとすら思われていた克己は、

烈先生ともそう遠くない程の実力を持った、才能の塊でした


なんだか凄い勢いで持ち上げられてますね克己



あとは落とすだけって感じですね(不吉な事言うな)



「克己さん 研磨いてみないかこの技術を
今以上に速くッ 今以上に迅くッ
君だけが持つ天賦の才に預けたまえッ」
 


烈先生の考えでは、マッハ突きこそ501年目の空手、その答えみたいです

どうやらマッハ突きは私達が思っていた以上にとんでもない技だったようですね


私もすっかり勘違いしていましたよ



最大トーナメント決勝でバキ君があっさりパクってたり


そのバキ君の得意技、マッハ突きと真逆の発想をした剛体術も


オリバ相手にあっさりやられて噛ませ技扱いでしたし


マッハ突きも精々、くにお君(熱血高校生)でも使える程度の技だと思ってました


「弱いと思っていたものが実は強かったんだぜ」と言うのがこの克己編のテーマなんでしょうか?

じゃあ多分、昂昇や栗木拓次が実は強かったって展開もあるかもですね


いや、昂昇は無いか(オイ)


ともかく烈先生プロデュースの下、克己はマッハ突きを進化させるようです

なにせ、海皇クラスの才能で究極進化させる新たな型ですからね
そりゃ克己以外には使えないような武術的にどうなんだそれって型になるはずです


まぁ、独歩も菩薩拳なんてオリジナルの型作っちゃったから文句も言えません


いっそ克己も、以前言ってたみたいに色んな武術をパクリまくって、


消力剛体マッハ鬼哭合気紐切菩薩拳とかにしてみてはどうでしょう?(長いよ)


もしくは、音速拳を超えるんだから光速拳とか

ギリシャで獅子座の黄金聖闘衣を手に入れれば、光速で動けるようになるはずです


まぁ、それでも流星拳には負けるんですけど(なんの話だ)


では、マッハを突き破る衝撃で空気がはじけて音がするわけですし、

その衝撃をさらに高め、一撃撃っただけで自分の衣服も破れてしまうような突き、



通称「全裸(マッパ)突き」なんてどうでしょう?


これなら烈先生と協力して練習する必要もでてきます(ねぇよ)


しかし、これで克己がピクルに勝っちゃったら、


ピクル頼みになったバキ君、ほんとに立場が無いよなぁ



そうなったらそうなったで、克己に
「新しい剛体マッハ突きの型を作ろうZE!」と擦り寄っていくんでしょうか?


・・・主人公って、仲間がいないと何もできないのは基本だけど


ここまで露骨だとヒモにしか見えないなぁ


よし昂昇、頑張ってこの紐を切ってしまえ(切っちゃまずいだろ)