大森青べかカヌークラブ

内川に下水が流れる仕組み


馬込西幹線(容量33㎥/秒)から下水が流れてくる



写真左側が堰、右側が内川。 扉を開けた状態、右に扉の枠組みが写っている。

 左奥の馬込西幹線(深さ約2m)の水位がこの床面より高くなると、 扉が水圧で押されて開き、下水が内川に流れる仕組みになっている。また、堰の下部に直径80cmの穴(オリフィス)が開けられて、常時、穴を通過した下水が新大森幹線へ流れている。設計者は、この穴に汚れた初期下水を流すことも考えたように思える。


 馬込西幹線からの下水が、上に示す堰(内川の川底の高さより約1m高い) を越えると、新大森幹線へと流れる。この堰の下に開口穴(オリフィス)があり、常時下水が新大森幹線につながる巨大な穴に流れ落ちている。

新大森幹線に通じる大きな縦穴

堰を越えた下水は、この縦穴を下り新大森幹線へ流れる。
壁面の 流れの跡は、常時オリフィスを通過して来る下水。

内川に下水が流れるしくみ

 馬込西幹線からの下水が堰のオリフィスの通過容量を越えると、堰の手前に下水が溜まりだす。 そして、その水圧で内川に流れることが判った。

しくみ図

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