HAM徒然話
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K1FUP への思い
1977年に144MHzのSSB・FMでアマチュア無線を始めてから数年位経った頃、サイクル21の真最中に
HF帯の運用を開始しました。
HF帯の中でも特に28MHzが好きで、TS-520V(10W機)と3エレ八木で全世界のHAMとの交信を楽し
みました。(当時は電話級アマチュア無線技士)
米国の局と交信を重ねて行く内、自分のコールサインから
J を取った
K1FUP が組み合せ上存在する
ことに気付き、その局と交信することが一つの夢となりました。
しかし、サイクル21が終わり、HF帯の運用も7MHzの国内局が中心になるに連れて、その夢はいつしか
忘れてしまいました。
2008年9月、ひょんなことからカリフォルニア州サンディエゴ市に在住する会社の友人とアマチュア無線の
話をしている内に、「住所を貸すからFCCライセンスに挑戦してみたら...」と促され、インターネットで
受験情報を探しているとFCCのライセンスを検索出来るサイトに出会いました。
ふっと昔の夢を思い出して、
K1FUP を調べてみるとデータ・ベースに登録がありませんでした。
前後の局の登録状況から、1990年頃迄にアマチュア無線を止めてしまったものと思われます。
なら、FCCライセンスを取って自分が
K1FUP になろうと思い、今回の受験の大きなモチベーションにも
なりました。
でもよく考えてみると、これで
K1FUP と交信する夢を叶えることが出来なくなってしまいました。
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測地系の話(「日本測地系」と「世界測地系」)
2001年6月に測量法が改正・公布され、2002年4月1日から緯度・経度の基準が「世界測地系」に
従うことになりました。
今まで信じて疑わずに使っていたゼンリンの地図が現在(2008年)でも「日本測地系」のままであること
が判明しました。
「世界測地系」で再測地した結果、
JK1FUP の設置場所(藤が丘)のGLが「PM95SM」ではなく、
「PM95SN」であることが分かりました。
2009年より発行するQSLカードから「PM95SN」にします。
ちなみにQRZ.COMが使っているGoogleマップ(一部ゼンリンの地図)は「世界測地系」です。
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ARRL/VECとW5YI-VEC
FCCライセンスを見ていて気になっていたことに、名前と住所が大文字だけで記載されているもの(例: MI
SAWA)と、大文字と小文字とで記載されているもの(例: Misawa)とがあります。
その違いを私が調べて見た範囲では、W5YI-VECの試験合格者は前者でARRL/VECの試験合格者は
後者になっていることに気付きました。
私はW5YI-VECでGeneral Classに合格しましたが、Form605記入時にVEの方から大文字だけを使う
様にと指示を受けたことを思い出しました。 全世界共通の指示なのでしょうか?
Amateur Extra ClassはARRL/VECの試験に合格しましたが、特に大文字/小文字の指示が無かった
ので大文字だけで記入したらそのまま大文字だけでライセンスがGrantされました。
(大文字と小文字とを使っていたらどうなったかは分かりませんが...)
反対にARRL/VECの試験合格後にW5YI-VECの試験に合格した人のライセンスが大文字と小文字から
大文字だけに変わった例を見つけました。
ちなみに、米国には14のVECがありますが日本で活動しているのはARRL/VECとW5YI-VECだけです。