第三部 上海の街と西塘(セイトウ)

12月11日 再度、上海の夜景と水郷の村『西塘』の写真を撮るために
昼食後ツアーのメンバーと別れて上海に延泊しました。

先ず皆と別れてから今夜の宿、外灘(ワイタン)・和平飯店にcheck inをしてから街に飛び出しました。
東台路  この通りは骨董品が色々とあります。本物もあればコピーも沢山あります。

東台路の骨董市場を見て新天地に向いました。

古い住居や建物は撤去立ち退きをされて
新しい街に生まれ変わっていました。
六本木ヒルズのような所でも表通りには洗濯物は
平気で干しています。 これが中国の面白い所です。

新天地には中国の若者や西洋人が沢山いました。
スターバックスや海外の有名ブティックが数多く
軒を並べています。

襄陽(ジョウヨウ)市場  衣料品や装飾品が
沢山売られています。沢山の買い物客がいます。
ほとんどがコピー商品です。  通告書の内容は
理解できませんが、偽物を売ってはいけません。
偽物注意と書いてあると思います。。

 豫園商場夜景

この夜は日曜日にもかかわらず、非常に寒く買い物客や
観光客も少なくてこの一角だけが電飾できらびやかに
照らし出されていました。  

少し遅くなりましたが3人で夕食を取りました。 
ひらめ?の蒸料理 海の魚の方が美味しい。 野菜の入った鍋料理、焼肉を取りました。
厨房に入って写真を撮らせてもらいました。思っていたより中はキレイでしたが床は
油でツルツルでした。コックさん達が皆出てきて大笑いしていました。
中国4000年の食文化歴史の一部を覗かせてもらいました。
料金−魚は重量で料金が決まります。又ビニールに入った紙ナプキンが3元の料金で
サービスの感覚が少し違うのには驚きました。

12月12日(月)  西塘(セイトウ)
朝9時ホテルを出発 上海より南西に90km 高速道路を使って約1時間半  ここも江南地方の
水郷・運河の街 今日は観光客も少なく二人でユックリと写真を撮った。
 

 人々と生活

 この商店街(住居)の裏側が運河が流れています。 商店街には色々なお店があります。上は
ちまきやさん、下のおばさんのところでは甘納豆のような豆の加工品を売っています。
一個試食すると売買契約が成り立つので止めました。 商店では売主と目が会うと半分は
売買成立になりかねないので横目で商品や人々を観察します。
                                一部の人々の生活を紹介します

     廊棚(ロウホウ) 西塘の銀座通り

運河沿いの住居の前にはレンガと木で
出来た1km以上ある長い庇の通りが
続いています。 そこには色々、小さな
商店があり、洗濯物と肉が一緒に干して
あったり、ヒナタボッコをしながら運河を
眺めている老人達や井戸端会議を
している人々ががいます。        右は庇のあっち側とこっち側です
                        案内板には『烟雨長廊』と書いてあった
                          Misty Rain Long Corridor

おバーさんの昼食 目玉焼きを作っていました。
編み物をする人、ザーサイのようなお漬物を売っている人

子供にお昼ご飯を食べさせている人

色々な所で見かけるのですが、特にお昼
 玄関先や表通りで茶碗をもって立ってご飯を
食べている人を良く見かけます。
そのお茶碗を横の運河や池の水で洗っています。

扇子に絵を描いてる民芸品屋さん

橋の袂の喫茶店 下ではおバーさんが
洗濯をやってました。
まさしく運河の水は生活の水、命の水です

薬屋さんです。大きく積んであるのは
漢方薬だと思います。  下はお昼を食べた
中華料理屋さん お客も居なく熱中していました。

土産物屋さん

家々の間にくねくねとした路地が入り組んでいます。
宅弄(タクロウ)と言うそうで薄い石板が敷いてあります。
幅はは60センチ位しか有りません。30センチ位の所も
あるそうです。自転車はどうやってすれ違うのだろう?

遊覧船の船着場 と 迷子センター

運河巡りの遊覧船

王不 秀橋(Huanxlu-bridge) 
              *オウヘンに不

【ようこそ水郷の村 西塘へ】      永チョ橋(Yongning-bridge)より  

Memo ウカンムリに丁の字を書きます  読み方は「チョ」「たたずむ」
    日本語の「たたずむ」−佇む 人偏が付きます

橋の名の意味を考えると中国人は素晴らしい感性があると思うのと
確かに帰りがたく思える村でした。

約4時間あまりの西塘を楽しみました。再び上海に戻って撮影開始します。

西塘の人々 生活編はおしまいです。


これから紹介するのは西塘の村と運河の風景です。

南京東路 繁華街  夕食は右のビルに有った、水餃子のお店へ入った。
メニューは漢字 上から順に3式と春雨の鍋料理を頼んだ。 美味しかった。

租界時代のノスタルジーを奏でる
老年爵士楽隊

このホテル北楼のバーで演奏している。
平均年齢が70歳を過ぎドラマーは
82歳とか・・・トランペットも80歳過ぎとか
沢山の客が演奏を楽しんでいたが
一曲終わるたびにいつ倒れるかと
心配であった。 一曲終わると
ジッと次の曲までうつむいているのです。

テーブルチャージは 50元
予約席は 80元

上海 外灘(ワイタン)

浦東地区の夜景(下) と 江海関(コウカイカン)
現在 上海税関

和平飯店北楼(右) 
1929年建設され外壁は大理石で
典型的な上海アールデコ様式建築            延泊したホテル

ホテル内部 ロビーと客室通路

中国語講座
爵士楽(シャクシガク)--- JAZZ。  In the mood − 『情緒中』 
                     Sentimental Journey − 『多情的旅行』

囲炉裏部屋

第一部 蘇州、同里、周庄

第二部 上海、江南(西塘) 

これで上海、江南のご案内を終わりにします。 もっと中国の地名の由来や歴史等が理解
できると更に楽しい旅になると思います。 水郷の村々も建物は古かったのですが思っていた
より水もきれいで驚きでした。 駆け足でしたがじっくり見る機会をまた作りたいです。
いつもの事ながら今回の旅仲間にはお世話に成り有難う御座いました。