上海・江南(蘇州・同里・周庄・西塘) 撮影旅行

今回の撮影旅行は前回厦門(アモイ)撮影が終わった時、もう一度上海を訪ねたくて、ガイドをしてくれた 
盧さんに相談した所 『蘇州方面へ行って見ると面白い写真風景が見られる』と言われて帰国した。
帰国後色々資料を調べて今回のツアーを企画をした。骨組みを作りいつもの朝日サンツアーズに相談。
8名のお客様が集まり催行出来た 上海・江南撮影旅行です。

蘇州  12月7日無事上海に到着、撮影バスに乗り換え約一時間半かかり18時頃 蘇州に到着 

上海から蘇州へ延々と続く高速道路

第一部 蘇州、同里、周庄

蘇州名物料理    松鼠桂魚(スンシュウグイユィ)

河魚料理は蒸すか揚げる料理でこれは
桂魚の身を格子状に切ってから揚げにして 
甘酢あんかけ風になっている。姿がリスに似ている所からこの名がついた。    7日夕食にて

12月8日 人力車に乗り蘇州の運河の撮影から始まりました。

江南地方とは長江下流一帯に広がる水郷地域で大小数え切れないほどの運河が張り巡らされている。昔より大小の船が行き交いして交易や人々の交流がなされた所です。
マルコポーロや遣唐使などの多くの日本人も足跡を残している。

蘇州は長江の下流に有る最も大きな町で街の中には数多くの運河があります

拙政園 蘇州四大名園のひとつに数えられている。 【世界遺産】

明代の高級官僚であった王献臣が退官後に造営したが賄賂で作ったとも言われている。
いつの時代もどこの国も官僚は同じ気がする。 wairo-houseと呼んでもおかしくない。

太湖石(タイコセキ)の飾り物  色々な庭園で使用されており
中国庭園のシンボルである。
蘇州の西の太湖で産出するが今では採りつくされたそうだ。
しかし 贅を尽くされた見事な庭園である。

昼食風景

豪華な昼食 しかし松鼠桂魚が続くとは・・・ 
そして夕食にも出たのである。
琵琶を持った流しが来ました。一曲40元にはビックリ 
                       1元≒\15  

盤門(バンメン)

外城河の囲まれた蘇州城と唯一残る城門 創建されたのは紀元前514年。 外城河と瑞光寺の楼閣 

留園 明代に創園され蘇州四大名園のひとつ  【世界遺産】

蘇州運河と夜景

3匹目の栗鼠桂魚料理が出たレストランより
 運河に面した街の夜景

運河ナイトクルーズ -1  遊覧船より

運河ナイトクルーズ -2
電飾された橋

12月9日  蘇州 寒山寺 → 同里 → 周庄 → 上海(泊)     

蘇州 寒山寺  6世紀初頭に創建された臨済宗の古刹  張継の漢詩「楓橋夜泊」の舞台

同里  蘇州よりバスで約40分水郷の町

退思園  【世界遺産】
清代皇帝から罷免された任蘭生(これも役人)
が故郷同里に帰り創建した邸宅と庭

周庄  同里からバスに乗り約40分 900年の歴史ある水郷古鎮 ここの建物や
      街並みも明清時代の姿を残している。

どこの古鎮でも運河に架かる橋は独特な形をしている。 何度か修復はされているが大体、
明時代に架けられたのが多い。

左 雙橋(シュアンチャオ)は東西に架かる橋,世徳橋(左側)と直角に架かる永安橋(右側)で
  つながっている橋  
右 富安橋 人気スポットで橋のたもとの4隅は建物が建っており、建物と橋が一体になっている。

商店街 お土産屋さん、食堂、と色々な店が並んでいる。行商のおばさんも居るがカメラを向けると嫌がるので
腰カメラで撮影した。魚や小エビの干物を売っていた。 左の店は『万三蹄 (ワンサンティ)』と言い豚足を醤油で
長時間煮込んだ料理でとても柔らかく美味しい。 杭州料理のトンポーローに似ている。

家々の路地はとっても狭く路地を抜けると大体が運河に面している。 静かな運河もあれば観光船が
出番待ちで込み合った運河もある。

茶館に入り『阿婆茶』を飲みながら 運河を行き交う船を見て写真も撮らず一服した。 
お茶代は40元 お湯は何杯でも煎れてくれる。 作法は茶碗の蓋をかぶせて茶葉が
入らないように隙間を空けてそっとすする。 

水郷の街々と別れて
上海へ向います
上海でお会いしましょう
再見 サイチェン

第二部 上海の街