◆ 性行為感染症って・・・
性行為感染症のなかでも、尿道炎でくるタイプをお話します。
約3分の1が
「淋病性」
で、約3分の1が
「クラミヂア性」
です。
その他は、
「非淋病性」・「非クラミヂア性尿道炎」
です。
この中でも厄介なのが、
「淋病性」
です。ここ数年で耐性淋菌が増加し、約半数を超えました。従来のニュウキノロンでは効かなくなったのです。と同時に、その他の抗生物質も効きにくく、当院では
AMPC
を使用していますが、
70%〜80%の奏効率
です。
「淋菌性尿道炎」と 「クラミヂア性尿道炎」
では、20%程度合併することがあり、従来はニュウキノロンが両者に有効でしたが、耐性淋菌の問題があるので、このような場合は別々に検査・治療が必要になってきました。
その他の性行為感染症として、
「梅毒」、「陰部ヘルペス」、「カンジタ亀頭炎」、「毛ジラミ」、「尖圭コンジローマ」、「AIDS」
などがあります。
いいがやクリニック
東京都目黒区緑が丘3−2−3
TEL:03-5729-0220 FAX:03-5729-0221