悲しみをこらえて、気を紛らすために踊るアケミ。

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(2017.09.27)
先の記事、「がんばれ!アケミ」アケミの身の上のお話を致しましたが。今回は、引き続きアケミさんの話です。

右の画像(画像をクリックすると大きな画像が見れます)の場所は、みなとみらい大橋の上です。夕日を浴び、yamaha-TMAXの、ヘッドライトをスポットライトに見立てて、無心に踊ります。

人間こんな時も有ります。運命の悪戯か、思わぬ事件や、出来事に合うことが有ります。

アケミさんは、居ても立っても居られないとき、小さい時に習っていたモダンダンスを踊ります。

この時偶然に、「こうさん」が車で通り架かっています。(「こうさん」に出会うのは未だ先のことです)

この、アニメーションの作成は、Blender-2.79で、行っています。かなりレンダリングが早くなっています。(これでも、約4時間かかりました)

Blender-2.79 では、ogv ファイルが出力出来ませんでした。出力は、mkv ファイルですので、これを Blender-2.78c で、ogv に変換しました。






アニメーションは、bvhを使用しています。
これはアメリカの、"カーネギーメロン大学"で、モーションキャプチャの、研究のデータを公開しています。
そのデータを、bvhに変換した"BVH"を、使わせていただきました。


私の、次男はいつも作成した画像や、動画について、隅々まで良く見て、理解をしてくれます。ちょっとした工夫や、隠しアイテムの話等、色々コメント、アドバイスを呉れます。

彼は、ゲームにかなり精通しています。最近の画像の大変な進歩など、良く話をしてくれます。

************************** Mercedes-Benz SSK について

「こうさん」の乗っている車は、知る人ぞ知る、あの!"Mercedes-Benz SSK"です。


長男が作ったベンツ、エンジンも細かく作って有ります。
スポークなど、苦労したようです。Blenderで製作に何ヶ月か架かっています。
私の長男がBlenderで、作製した、Mercedes-Benz SSK
そのベンツを私が貰いまして、Cyclesを使って
色をつけたり、動画を作成しました。
私の長男がBlenderで、作製した、Mercedes-Benz SSK



勝手に黄金虫色にして登場させています。

アニメーションを作るためにいろいろの設定をしました。

この記事の前記事 「Buncyoの、Blender-2.78で、モータサイクルを走らす。」では、ベジェカーブのパスを使っています。スクータが、右折をしますので、傾きを表現します。

今回の、ベンツは、直線だけですので、NURBSパスを使いました。移動方法は、ベンツの親にエンプティを一つ作り、それに「こうさん」、ランプ等、ベンツ周りのものを関連付けました。

タイヤの回転は、蒸気機関車や、スクータ等で、何回か使っていますが、再度記録しておきます。

まず。

パスの長さは、Editモードで、最初と最後のポイントを計りました。  

パスの長さ = 95.60174m

ベンツのタイヤの直径 = 0.8544 x 3.1416 ----->2.68418304 (円周)

95.60174m / 2.68418304 = 35.61669922 x 360°= 12822.01171° ------> タイヤの総回転数

アニメーションのフレーム数は、アケミさんのダンスのアニメーションが 220フレームですので、先の、パスのフレーム数も同じにしました。

そして、タイヤの回転のアニメーションもそれに合わせます。私の場合、後輪のタイヤに、設定しました。

1フレーム目で、トランスフォームのタイヤの回転軸(私の場合 X軸)に、右クリックで、「キーフレームの挿入」を選択します。(値はゼロになっていると思います)すると回転軸のマスが黄色に変化します。

220フレームに移動します。この時、ベンツが目的どおりの動きをするかどうか確かめておきます。

確認が出来たら、X軸の欄に、上記のタイヤの総回転数を入れます。

そして、そのまま「キーフレームの挿入」をします。

後は、前輪に、後輪をターゲットにした、回転コピーを設定して終わりです。

これで、ベンツのタイヤが回ると思います





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