こんばんは!パンチョスたんげです。
いきなり、高野悦子さんの【二十歳の原点】をパロディにしてしまって、
申し訳ございません。
昔から僕の愛読書でして、確か初めて読んだのは高校ぐらいの時だと思うんですが、
それ以来、何かあると読み返しましています。
つい最近も改めて読んだのですが、
滲みます。心に。この年になっても彼女の持つ感性に心打たれます。

あまりに有名なので、皆さんご存じだと思いますが、ご存じのない方のために。

【二十歳の原点は高野悦子さんの日記です。もちろんノンフィクションです。
二十歳で鉄道自殺をする直前の半年間の乙女の心を当時の社会情景を背景に綴っています。
多感な乙女の日記です。苦悩な人間の日記です。そして何よりも純粋な独りの人間の日記です】
 

今月7日、40才になる。まぁ、僕にとってはただ単に一つ年を重ねるに過ぎないのだが、とりあえず節目として振り返って今考えてることを少々。

サミュエル・ウルマンの詩『青春』の出だしは【青春とは人生のある期間でなく、心の持ち方を言う】であるが、まったくその通りだと思う。

この年になると自分の性格も、これはおそらく一生変わらないなぁ!と言うところもある程度わかってくる。

僕の短所は飽きっぽいのだ。大学卒業後も三回職種を変えた。しかも、半年間で!!商社>金融。そして三つ目が広告の世界だが。だから、今の若者のフリーターの気持ち[自分の適職探し]も痛いほどよくわかる。わかると言うより「モタモタしてないで自分に合わないと思ったらもっと早く見切りをつけろよ!」と思うほどである。多分、僕も広告業界が10番目だったら、10回は転職していただろう。アルバイトでも何でも世間体など気にせずに!同じ仕事でも好きか嫌いかでは天と地ほどの違いがあると思ってる。僕の仕事観はそれに尽きる。その三つの仕事の中でも広告会社が給料一番は低く残業も多かった。大学の友人からは『馬鹿なヤツ』扱いされたのを今でもはっきり覚えている。それでも、イヤなモノは待遇がいくら良くてもイヤなのだ!そして、人生は思っているほど長くない。

しかし、反面一度のめり込むと、自分で納得するまではやり抜く。納得できないことはイヤなのだ。これも性格。たまたま、それが広告業界であっただけの話だが。
そして、 プロフェッショナルとしては当然のことで、良い作品を仕上げるためには寝食を忘れるほどだ。正直、仕事は楽しいし、好きだ!だから、18年近くこの世界でやっていても僕の好奇心は失われない。そればかりか、わかればわかるほどおもしろい!中からみると、 決して憧れるような仕事ではないのだが、マスコミイメージの力は強い(笑)
まぁ、憧れだけで入った人間は完全に仕事として割り切る以外はこの業界に残っていないのも事実だ!(くせが強い仕事なので合わない人には見ていても気の毒になるほど合わないようだ)

四十の原点(言葉の響きが悪いなぁー!笑)
自分にとっては特別な意味はないのだが、新たな気持ちで初心に戻るには良い節目かも知れない。頂点はまだ遠いのだから!

40代になっても、走り続ける。パンチョスをよろしく!!と言うことでSEE YOU!!


   

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