>>>禁煙宣言!

         

スタバで打ち合わせの時、ちょっと困ることがある。全席禁煙と言うことが、その理由だが。話の途中でたばこが吸いたくなり、イライラしてくるのだ。カフェでシガーをと言うと聞こえが良いが喫茶店というと急に泥臭く聞こえるのも言葉の妙である。嗜好品というものはその組み合わせが、理にかなってるものなのだ。つまり、リラックスするための組み合わせである。せめて、全席禁煙などと言わず全席私語厳禁(昔の名曲喫茶はそうだった)にしてくれれば、はなから打ち合わせには使わず済むのだが。そこで今日の話。 
6月11日。僕は年に一度の人間ドックだけは毎年受けるのだが、今日はその結果がでる日だった。渋谷のいつものクリニックで女医さんから結果を告げられる。持病の胆石は育っているそうだが、これはもし痛んだら、胆嚢を切ると言うことで、前々から女医さんとの約束が出来ているので問題にしてない。その他は2年前までは『異常認めず』の優等生印を貰っていたが、去年から、エックス線【要指導】が加わった。『たばこは早いうちにやめた方がいいですよ』去年と同じセリフだ。ほかはHPにアップしたいほどの健康体だ。胃などはその昔、胃潰瘍を患ったにもかかわらず、標本にしたい程きれいな胃だと、胃カメラの技師に言われた(今標本にされても困るが)ほとんどは基準値内に収まってる(弱冠、血圧と中性脂肪が低いが問題ないとのこと)ここでの人間ドックは3回目だ。つまり3年間のカルテが残っている。3年前はちょうど半年禁煙中の最中だった。今は、最低値のGOT・GPTなども昔、酒を飲んでたころは高かったななどと言うことを思い出す。『それで、たばこは一日何本でしたっけ?』毎回少な目に申告しているのだが、今日に限ってほんとのことを言ってしまった『80本位』女医さんは驚いたような顔をしたが、徹夜の時は100本を越える。それから女医さんのレントゲンを指しての有り難い説教が始まった。心の中で『そんなに長生きしていいことでもあるの?』と言いたいぐらいだったが、父親が、たばこが原因と思われる肺気腫に蝕まれている(実際、酸素ボンベは欠かせない生活を送っている)などをみると痛々しいし、不幸にして健康に恵まれない人に申し訳ない。

【健康は失ったときそのありがたさが初めて解る】その通りだ。仕事が一息ついたら禁煙しよう。有言実行でHPに書いた。一服しながら。

 

 

  

 
 
 
 
         
                           

>>>ワンクールの恋

         
『あっもう別れちやったの?』このような人たちを僕は勝手に【ワンクールの恋】と呼んでいる。ワンクール・イコール三ヶ月だが、このような人たちはなぜかドラマのように展開が早い。まぁ三ヶ月じゃあまり淡々としていると、中途半端な完結になるので、スピィディーの方がいいのだろうが、はっきりいって三ヶ月ぐらいの短期間なら最初からない方が良いんじゃないかと僕などは思う。だいたい男女の付き合いなんてその辺でひとやまあるのが普通なのだ。例えば最初の自分が勝手に持っていたイメージとのギャップが見えてくるのもその辺。相手の過去が見えてくるのもその辺。盲目状態から醒めるのがその三ヶ月なのだ。どうもそのひとやまを経験的に知らない人間が『私は長く続かなくて』などという場合が多い。そして、何度もそのひとやま越えられずに同じような時点で最終回を迎えている。まぁ【ワンクールの恋】も軽いトレンディ・ドラマでいいのだろうが、真実の恋はワンクールでは終わらない。現実は橋田ドラマや時代劇のようなシリーズを重ねなければ解らない。そこにはマンネリと言う倦怠期もあるし、廻りの登場人物も意図せず増えてくる。脚本家すら想定できない不測の事態も起こる。
 
  いくつもの山を越えていく。人生というドラマはそういうものなのだ。
 
 
 
 
         
         
         
         
           

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