>>>一度、地獄を見た人間は強い!

         

これは私の持論なのだが、私は人間のキャパシティは、さほど差がないと思っている。もちろん、生まれながらに運動神経がいい人もいれば、IQが高い人もいるのは事実だが、そんなものは人間にとって生きてく上で、必要最小限あればいいものであって、その人間の絶対的要素ではない。しかし、希に私から見ると人間のキャパシティを遙かに越えてしまった人と出会うことがある。最近それらの人々に、ある共通項があることが解った。経験や体験はそれぞれ異なるが、過去に地獄に近い体験をした人は、明らかに、平坦に暮らしてきた人と違うと言うことだ。まぁ例えてみれば、今は普通に歩いているが、実は谷底から這い上がってきた人と、ほんとに、ただまっすぐな道を歩いてきた人の違いというところか?もっと言えば、岸壁に這い上がって、いきなり落とされ、また這い上がってきた(ジェットコースターかおまえは)みたいな人は、特にすごい。<ただホントに落ちちゃった人は、ご愁傷様と言うしかないが>

なぜこんな話をするかというと、近頃チャレンジャーが少なくなっているように思う。中高年はリストラをおそれ、『おーい。生きてるか?』と聞きたくなるし、若者も公務員志向・安定志向に陥っている。これじゃデフレスパイラルより怖い、虚勢スパイラルじゃん。エコノミーの低下は何とかなると思うが、マインドの低下は一種致命的じゃ?と、典型的なジェットコースター型の私は思うのだが。

 
 
 
 
         
                           

>>>変貌する秘境の地

         

「やっぱり」というか「お約束」というか【晴海トリトンスクエア】行ってきましたよ。正直言って『期待していた以上にいい』というのが、今回の印象です。晴海という場所は、若い人は知らないと思いますが、かつて[東京国際見本市会場]というものがあって、モーターショーとかビジネスショーとか、ほとんどのメジャー・コンベンションはここで開催されていたのです。
かく言う私も、青春の一ページをここで過ごしました。私の仕事に「展示会のディレクション」というものがありますが、時、折しもバブルの真っ最中、平気でブースの掛け持ちなどをやり(しかも、3つや4つはあたりまえ)頭の中は混乱し、胃には潰瘍を作り、広い会場の各ブースを行ったり来たりで足はぱんぱん。そんな仕事をずっと続けていたので、晴海なら目をつぶっても、歩けるようになりました。今回行った【晴海トリトンスクエア】が、広大な空き地であったのも昨日のことのように、鮮明に覚えています。あの空き地がこんなに変わったのか?と思うと感慨もひときわです。
さて、本題の【晴海トリトンスクエア】ですが、まず「交通の便が良い」ということがあげられます。ちょっと前なら交通手段はバスしかなく、ほんとに不便な場所だったのですが、都営大江戸線の開通により、飛躍的に便利な場所になりました。「勝どき駅」からのアクセスも、動く歩道のトリトンブリッチなるものができ、楽々です。
そして、この場所では当たり前ですが、ウオーターフロントを感じさせてくれるし、花のテラスもなかなかいい感じでした。ショップとレストランは『お台場のビーナスフォートや舞浜のイクスピリア に似てるなぁ』という感じですが、みょうな開放感があり、私はこちらの方が好きです。街の中には、おきまりのマンションもあるのですが、賃貸の値段も結構安いこともあり、恵比寿ガーデンプレイスや代官山アドレスより嫌みのないいい感じでした。
まぁ、一見は百聞に勝るで、まだ、ゴールデンウイーク予定立ってない人や、新しいスポットお捜しの人、デートスポットに丹下、久々の三ツ星です。だまされたと思って、どうぞ。

 

 
 
 
 
         
         
         
         
           

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