| 山へのいざない | |
| 八ヶ岳 (本沢温泉 − 硫黄岳 ー 天狗岳) | 2002.4.27-28 |
| 4.27-28 | JAWSの山好きの同僚と八ヶ岳に一泊二日で出かけた。 新緑や紅葉の季節には野山の自然に触れたくてじっとしていられなくなることが時にあるが、子供づれでは行動範囲も限られていた。 何よりも家族を置いて自分だけで泊まりがけで出かけるのは本当に何年ぶりかである。 仕事を除けばほとんど皆無といってよい。 今回は、南八ヶ岳のアプローチにある本沢温泉に一泊して翌日天狗岳を目指すというルートを山ベテランのB氏が設定。 ゴルフ打ちのH氏と三人での山行となった。 5時半過ぎに藤が丘をH氏のべクトラでスタート、新百合のB氏宅でLegacy Grand wagonに乗り換えて、中央道を須玉で降り、そこから140号線で北上、松原湖の当たりで西に折れて稲子湯方面に進む。 本沢温泉のアプローチの駐車場にクルマを止め、そこから2時間強上ると標高2000mにある本沢温泉に到着したのは、11時を大分回っていた。 昼飯を簡単に済ませて夏沢峠を目指す。 北斜面の沢沿いの道は、50センチからの1メートル近い雪に覆われており、気温が上昇したせいで、時折膝上まですっぽり嵌る悪路(腐れ雪というのだそうだ)。 2時間ちかくかけて夏草峠に到着。 ここから、南に登ると赤岳、横岳、阿弥陀岳といった峻厳な南八ヶ岳の峰峰にいたり、北に行くと今回の当面の目標の天狗岳を経て、森と湖の北八ヶ岳地区を望むことになる。 夏沢峠に着いたのは既に2時半であったが、硫黄岳山頂を目指して登坂を開始。 2500mを越えているから、急な登りはかなりきつく空気の薄いためかdizzyな感じになる。健脚のB氏はどんどん先に行くが、マイペースで3時半に硫黄岳山頂に至る。 すぐ足元の北側斜面は、爆裂火口に到る絶壁がほっかりと口を開け、思わず足がすくむ。 眼前の雪をいただいた横岳、赤岳、阿弥陀岳の山容は圧倒的である。今立っている硫黄は2780mだが、主峰赤岳は2889mある。 次回は是非赤岳を制覇したい。 硫黄からの下りはこの時期数少ない登山者に朝から踏み固められた雪が適度のクッションになって、ぐんぐん行けるから通常の下りより歴然と早いし、膝への負担も軽い。「この雪の下りは悪くない」とB氏。 5時には基地の本沢温泉宿に到着。 絶妙の温度の内湯で疲れをとって6時から夕食。 温泉といってもほとんど山小屋といっていいこの宿は50人ちかい登山客で満員である。 1人一泊二食で9000円ちょっとだから安くはないが、イワナのフライやほうとうなどオカズは盛りだくさんで、食事の満足度は高い。 夕食後談話室に、ワインを持ち込んで一本あけてると間もなく8時の消灯時間である。 3人の部屋に戻って2時間ほどしゃべってから就寝したのは10時ごろであった。 翌朝は、6時半に朝食。 天気がよさそうなのでB氏と天狗岳を目指すことにする。 歯痛の悪化したH氏は先に下山する。 昨日同様夏沢峠から根石岳を経て、西天狗山頂に9時頃到着。頂上からは、日本アルプスが見渡せる好天となった。 初めて見る穂高や槍ヶ岳などの北アルプスや中央アルプスの眺めは爽快の一言であった。 帰りは往路を逆にたどるだけ。夏沢峠からは本沢までは都合4回目になるから、小走りで降りる形になった。 11時過ぎには本沢に到着、日本最高地の露天風呂にさっと浸かって、クルマの駐車地点までひたすらアプローチを下る。これが思ったより長くて駐車地点についたのは、12時50分くらいになっていた。 さすがにぐったり疲れた。 帰りの運転は午前中に驚くほど周辺地理に詳しくなったH氏のお願いする。 これまで自力で登った2000m前後の山といえば、15年くらい前に四国の石鎚山に行ったのと、小学生時に親に連れられて九州の九重山にのぼったくらいだが、深い山林の静けさや尾根歩きで刻々と姿を変えていく山の稜線の美しさを体感できた。 これから山にはまりそうだと直感する。 |
![]() 夏沢峠にて。 前方は硫黄岳 |
![]() 硫黄岳北斜面 ![]() 硫黄岳山頂(2780m) 後ろに写っているのは赤岳。 ![]() 西天狗岳山頂。 後ろに北アルプスが見えた。 |
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