| 釣りバカ日誌・１５〜ハマちゃんに明日はない！？ |
２００４年 日本
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鈴木建設にも時代の波が押し寄せ、ついに人事制度改革に着手する事に。
経営コンサルタントの薫らの提案を聞いた社長のスーさんは、改革の結論が安易なリストラに繋がらないかと不安を覚える。その頃、ハマちゃんはそんな事はつゆ知らず、新課長就任のスキを見事についてリフレッシュ休暇を取り、秋田への釣り旅行へと旅立つのだが…。
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あり得ない設定が楽しい大人のメルヘンの人気シリーズ。
しかし、遂にスーさんは、ハマちゃんに対して、“公私混同”の禁じ手を使い、ルビコン川を渡ってしまう。 今回が、いつかは終わるこのシリーズの分かれ目となるのは、間違いないだろう。
“日本全国何処へ行っても好かれるハマちゃん”のキャラクターは、益々後期の寅さんに似て来た。
小津安二郎監督の「麦秋」がいきなり出て来て驚くが、これには伏線があるのだ。
例の年金騒動の後のせいか、江角マキコに何となく元気がないのが気になったが、“お約束”のギャグも随所にあり、いつも通り、なかなか楽しめた。
それにしても、“一本立て・１０００円興行”をもっと広めればいいのになぁ。
（２００４．８．１２）
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