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交通事故に遭い、14日後に昏睡から目覚めたカン・ミン。彼が覚えているのは“蜘蛛の森”の別荘で、男女の死体を見たことだけだった。友人のチェ刑事が現場に急行すると、そこにはカン・ミンの恋人と上司の他殺体があった。カン・ミンは、バラバラの記憶をかき集め、知らない男から“蜘蛛の森”へ行くよう指示され、そこで、亡き妻にそっくりの女性、スインに出会ったことを思い出す。
やがて、カン・ミンの記憶は、ある真実へ辿り着くのだが…。
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ああ、惜しい。ああ、解りにくい。あ〜あ、スッキリしない！
もっと、幸せになりたかったな、観終わった後は。
「蜘蛛女の執着」と改題して、Ｂ級映画としてビデオ発売すれば、もっと当るかもしれない。ネタバレを避けて書くと、ある森における一人の男の精神の彷徨を描いたロード・ムービーとみる事も出来る。
とても深い所に到達しそうに見えて、肝心の痒い所には手が届かず仕舞い。
もう少し、隅々まで観客の生理も考えてよ、監督。
オレは、最終的にはノれなかったな。 悪いね、同じ酒をもう一杯…。
（2005.4.25）
 
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