シネマ大全 さ行・シ

 シュレック・2    2004年 アメリカ

シュレックとフィオナ姫がハネムーンから戻ってみると、家の外が騒がしい。“遠い遠い国”のお城に住むハロルド国王とリリアン王妃から「結婚を祝う舞踏会にご出席ください」という招待状を届けにやってきた「お城の使者」だ。おしゃべりロバのドンキーを道連れに、“遠い遠い国”へと向かう新婚カップル。行く手には恐ろしいワナが待ち構えているとも知らずに…。


登場人物はこの他にも、ピノッキオ、ヘンゼルとグレーデル、眠り姫、ピーターパン、クッキーマンにケーキマン…。オールスターで楽しませてくれる。アンパンマンが出て来ないのが不思議なくらいだ。
“妖精のゴッド・マザー”は、「千と千尋の神隠し」の湯婆婆に通じるものがあるが、中年女性独特の色気がビミョーだ。
あの役者は一体、何処の事務所や?

菊池寛の短編小説「形」を思い出すようなセオリーがストーリーの奥にはあるが、最近のこの手のアニメは、昔と違って説教臭くないなぁ、って思った。

日本語吹き替え版での浜ちゃんの関西弁は賛否両論だろうが、私には少々違和感があった。だって、シュレックは、本当は、二枚目なんだもーん!

2004.8.6)