岡村通信 No.51 「歯とオレ」 | 2004年11月29日 |
お元気ですか? 明後日からは、もう師走ですね。
【 最近観た映画の感想 】
映画 『血と骨』 http://www.chitohone.jp/ 公開中
映画全体に緊張感がみなぎっている。“人間の本質”その一端を描いた映画だ。
主人公の末路は、観客の当初の予想より、遥かに悲惨だ。 それは監督の思惑通り、現在における問題につながっている。 観終わって、映画の奥底で何処かの誰かが、こんな風に唸っているのが聞こえた。 “それで、平成のあんたらは、ワシらとそんなに違うか?今は、そんなに幸せか?” 映画 『ニュースの天才』 http://www.news-tensai.jp/ 公開中 この邦題、素晴らしい。簡単そうでいて、なかなか付けられないタイトルだ。 好漢・ヘイデン・クリステンセンの演じる“一見、真面目な感じがする狂気”に、古今東西、多くの正直者が騙されて来た。近くは1995年の日本。 映画 『マイ・ボディガード』 http://mybodyguard.jp/contents.html 12月18日公開 『レオン』よりも『トラフィック』に近い恐ろしさや、ザラザラ感を持っている。 【 11月2日 火曜日 午前11時15分 曇り 神奈川県・川崎市 】 前日までの痛みに耐え切れず、渋々、嫌々、仕方なく… 歯科医へ行く。
関東に越して来てから、ずっと同じ病院だ。 「いやぁ、久しぶりですねぇ」 私の沈んだ気持ちとは裏腹に、ここの歯医者さんは、すっごく愛想が良い人なのだ。 「どうしました?」 「あ、奥歯の下の左側の…」 とても、プロの喋り手とは思えない語順だ(汗)。 「あ、そうだ!岡本さん」 「いえ、あの、僕は…」
「観ましたョ!マヨネーズのCM」 「あ、あれは、あの…」
「はい、あーーーん」
「あーーーん…」
彼の二つの間違いを指摘しようとしたのも、つかの間、口を開けさせられた。 レントゲンを撮り、削って蓋をし、処方箋を貰う。 ※ この日の感想 ※ 1. 当たり前だが歯科医院という所は、会話においても、お医者さんの方が圧倒的に 主導権を持っている場所だ。「はい、あーんして」で、こちらは幼児に戻らされてしまう。
2. 行く前、あれほどお腹が減っていたのに、すっかり食欲がなくなっている。
ダイエットに最適だ。
3. 昔からの疑問だが、歯医者さんは何故、とりあえず削ってみるのだろう? 痛いがな。
症状は… 今まで面倒がっていたツケで、しばらくは通う事になりそうだ(涙)。 私の好きな川柳で、こういうのがあった。
“恋なんか どうでもいいのよ 歯が痛い”
【 私の最新の出演作品です 是非ご高覧下さい 】 映画 『理由』 12月18日から、新宿武蔵野館及び全国ユナイテッド・シネマチェーン
(大林宣彦監督/岸部一徳、柄本明、古手川祐子、勝野洋、久本雅美、立川談志、永六輔ほか)
宮部みゆきの直木賞受賞作「理由」は、140万部という空前のベストセラーでありながら、その斬新な手法ゆえに映像化は不可能といわれてきた作品。http://www.riyuu.jp/台風の夜、荒川区の超高層マンションで起きた一家惨殺事件。しかし、ほどなく4人は全くの赤の他人であることが判明し、やがて…。出演者は、何と107人! 私は、殺された老婆のバッグを浜松駅前で発見する警察官を演じています。 映画 『URUTRAMAN』 12月18日から、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開予定
(小中和哉監督/別所哲也、草刈正雄、遠山景織子、裕木奈江、大澄賢也ほか)
http://www.ultraman-movie.com/index_flash.html
航空自衛隊のパイロットである主人公・真木舜一が、ウルトラマンとして活躍するまでの“原点”を描く。 私は、事故に遭った主人公を診断する自衛隊基地内の医師を演じています。
NHKテレビ・月曜ドラマシリーズ 『菊亭・八百善の人びと』 原作・宮尾登美子 (出演/夏川結衣、吹越満、 井川遥 、杉浦直樹、星由里子、橋爪功、美保純ほか) 江戸時代から八代も続く、ナンバーワンの江戸料理屋「菊亭・八百善」。戦後間もなく、この家に嫁いだ汀子は九代目の妻として、老舗料理屋を再興させるべく奮闘する。 若い女将の“細腕繁盛記”と愛すべき人びと…。 DVDBOX、発売中 私は、某新聞社の政治部長になったばかりの常連・正木を演じています。 http://www.nhk-sw.co.jp/view/10909.html 映画 『世界の中心で、愛をさけぶ』 http://aiosakebu-dvd.jp/home.html (行定勲監督/大沢たかお、柴咲コウ、長澤まさみ、森山未來、山崎努、天海祐希ほか) テレビCM 『エコナ・クッキングオイル』 ず〜っと健康でいたいから篇 放映中http://www.kao.co.jp/econa/topics/041101_cm/cm08.html このサイトでご覧になれます。
ヘディング・シュートに失敗するゼッケン5番のサッカー選手が、私です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この頃のテレビ番組は、“今年は…”というのが多いですね。
でも、’04年は、あと丸一ヶ月あります。
これからが、本格的な寒さの始まりです。
どうかご自愛下さい。
もしも時間がありましたら、あなたの近況等を教えて下さい。
待っています。
では、また!
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