高い山

高い山から 谷底見れば 瓜やなすびの 花盛り 花盛り

− 「小学唱歌」(明治25) による
         唄ってみよう

高い山から 谷底見ればナ 瓜やなすびの 花盛りナ 
あれはどんどんどん これはどんどんどん
   


−「日本俗曲集」(明治26年第4) による   唄ってみよう

   

ギッチョンチョン

高い山から 谷底見れば ギッチョンチョン ギッチョンチョン
瓜やなすびの 花盛り イヤ オヤマカ ドッコイドッコイ ヨーイヤナ 
ギッチョンチョン ギッチョンチョン



−「洋楽の栞」 百足登 (明27年) 明27年) による
Youtube から土取利行さんの演奏、それに昭和7〜9年発売という漫才仕立てのトンボレコードを聴いてみましょう。
を聴いてみましょう。

樋口一葉は「たけくらべ」の冒頭に、吉原周辺の子供たちの様子を次のように描いています。
       秋は九月にわかの頃の大路を見給へ、さりとはよくも学びし露八が物真似、栄喜が所作、孟子の母や
       驚かん上達の速さ、うまいと褒められて今宵も一廻りと生意気は七つ八つよりつのりて、やがては肩に
       置手ぬぐひ、鼻歌のそそり節、十五の少年がませかた恐ろし、学校の唱歌にも ぎっちょんちょん と拍子
       を取りて、運動会に木やり音頭もなしかねまじき風情、、、
他にも、正太が
       それじゃあおれも一廻りして来ようや、又後に来るよと捨て台詞して門に出で、十六七の頃までは蝶よ
       花よと育てられ、と怪しきふるへ声に此頃此処の流行りぶしを言って、今では勤めが身にしみてと口の
       内にくり返し、、、
と、また別の興味ぶかいはやり唄の文句がでてきます。 (これはどんな唄か?ー宿題)


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