かっぽれ

甘茶で カッポレ  塩茶で カッポレ
ヨー ヨーイトサ ヨイヨイ
沖の暗いのに 白帆が見ゆる
あれは紀の国 ヤレコノ コレハイサ
みかんぶねがサ       
    
     − 豊年斎梅坊主の唄から

  
  
                −「日本俗曲集」による      電子音で聴く    

ガイスバーグの録音では 元祖と称する豊年斎梅坊主が囃子言葉を入れて威勢よく唄っています。 また 勝栗の唄は「 かっぽれ」から「かっぽれ豊年」へと続きさらに「何でもせーねんねこせー坊やのお守りはどこへ行った」 とそのまま子守唄の文句に移っていきます。 
親しみやすい俗謡を通して楽譜による音楽の伝播を目標とした「日本俗曲集」 は アコーデオンなどの楽器を念頭において記されているためか 旋律のない囃子言葉はしばしば省略されていおり ここでも肝心の「甘茶でかっぽれ、、、、ヨイヨイ」 が略されています。 


 
 
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